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建築家兼インテリアデザイナーが教える、曲線と色を使いこなす方法
ストライプ、薄紫の天井、そしてアーチが溢れる内装。伝統ある家を改装するにあたって、デザイナーが使った効果的なアクセントをご紹介します。

Georgia Madden
2022年12月16日
オーストラリア・メルボルンにある、このスパニッシュ・ミッション様式の家には、アーチ、装飾的な暖炉、リードライト窓など、建設当時の魅力的な要素がたくさん残っていました。しかし、不格好な間取り、1990年代に行われた見当違いな改装、また採光不足などの問題も山積みでした。そこでいよいよ改装が必要となり、建築家兼インテリアデザイナーでHindley & Co.の代表を務めるAnne Hindley(アン・ヒンドリー)さんが呼ばれることとなったのです。
ヒンドリーさんが注力したのは、間取りを整理することと、わくわくするようなカラーパレットや装飾を取り入れ、大胆に現代的な雰囲気を足しながらも、家の歴史を尊重したデザインをすることでした。彼女のアイデアを参考にして、色や曲線の取り入れ方を学べば、ご自身のリノベーションにも応用できるヒントを得られるでしょう。
ヒンドリーさんが注力したのは、間取りを整理することと、わくわくするようなカラーパレットや装飾を取り入れ、大胆に現代的な雰囲気を足しながらも、家の歴史を尊重したデザインをすることでした。彼女のアイデアを参考にして、色や曲線の取り入れ方を学べば、ご自身のリノベーションにも応用できるヒントを得られるでしょう。
どんなHouzz?
住まい手: 夫妻+10代の息子
所在地:バルウィン、ヴィクトリア州、オーストラリア
建築様式:1930年代のスパニッシュ・ミッション様式(アールデコ建築)
予算: 約800,000豪ドル(約7,300万円)
建築・インテリア・デザイン:Hindley & Co(Anne Hindley)
工務店: Baker Building Group
建具:JFJ Joinery
写真:Tatjana Plitt
Hindley & Co.の建築家兼インテリアデザイナー兼代表アン・ヒンドリーさんに、今回のリノベーションのポイントを伺いました。
住まい手: 夫妻+10代の息子
所在地:バルウィン、ヴィクトリア州、オーストラリア
建築様式:1930年代のスパニッシュ・ミッション様式(アールデコ建築)
予算: 約800,000豪ドル(約7,300万円)
建築・インテリア・デザイン:Hindley & Co(Anne Hindley)
工務店: Baker Building Group
建具:JFJ Joinery
写真:Tatjana Plitt
Hindley & Co.の建築家兼インテリアデザイナー兼代表アン・ヒンドリーさんに、今回のリノベーションのポイントを伺いました。
設計範囲はどのようなものでしたか?
歴史ある家のインテリアデザインと改装です。
どこに注力しましたか?
まずは間取りです。以前のキッチン兼ファミリールームのあたりが、家全体を小さく感じさせるような配置でした。そこで、建物の面積は増やすことなく、空間を広くしてほしい、という依頼を受けました。
すぐに建物自体の広さは十分だということに気づいたのですが、それぞれの部屋が分断されていることで動線が不自然になっていて、ダイニングとキッチンを行き来するのに設備置き場を通らなければならないのも好ましくないと思いました。無駄になっているスペースや、使われていない部屋もたくさんありました。
歴史ある家のインテリアデザインと改装です。
どこに注力しましたか?
まずは間取りです。以前のキッチン兼ファミリールームのあたりが、家全体を小さく感じさせるような配置でした。そこで、建物の面積は増やすことなく、空間を広くしてほしい、という依頼を受けました。
すぐに建物自体の広さは十分だということに気づいたのですが、それぞれの部屋が分断されていることで動線が不自然になっていて、ダイニングとキッチンを行き来するのに設備置き場を通らなければならないのも好ましくないと思いました。無駄になっているスペースや、使われていない部屋もたくさんありました。
デザイン要件はどのようなものでしたか?
オーナーは、キッチン兼ファミリールームを広げることも含め、既存建物のリフォームをご希望でした。
オーナーにとって「ここだけは譲れない」という点はありましたか?
高級感があり、かつ現代的な仕上がりで、既存建物のアール・デコ的な華やかさを取り入れながら、予算内に収めたいとおっしゃっていました。
Houzz スタイル事典:アールデコ
オーナーは、キッチン兼ファミリールームを広げることも含め、既存建物のリフォームをご希望でした。
オーナーにとって「ここだけは譲れない」という点はありましたか?
高級感があり、かつ現代的な仕上がりで、既存建物のアール・デコ的な華やかさを取り入れながら、予算内に収めたいとおっしゃっていました。
Houzz スタイル事典:アールデコ
既存建物の平面図
見た目や雰囲気に関して、オーナーから何か要望がありましたか?
オーナーは、もともとのアール・デコ様式を現代的に解釈した華やかさを求めていました。空間や収納をよりスマートに使いこなしながら、自然光をたくさん取り入れて、壮麗さも持ち合わせた新しいデザインをご希望だったのです。
また、ヴィンテージ風とクラシックコンテンポラリー風の要素をミックスさせて取り入れたようなデザインにしたいとも考えられていました。
見た目や雰囲気に関して、オーナーから何か要望がありましたか?
オーナーは、もともとのアール・デコ様式を現代的に解釈した華やかさを求めていました。空間や収納をよりスマートに使いこなしながら、自然光をたくさん取り入れて、壮麗さも持ち合わせた新しいデザインをご希望だったのです。
また、ヴィンテージ風とクラシックコンテンポラリー風の要素をミックスさせて取り入れたようなデザインにしたいとも考えられていました。
頻度リーさんが提案した1階平面図
80万豪ドル(約7350万円)の予算が、最も多く充てられた場所はどこでしょうか?
新しいキッチン、ウォークインパントリー、ガラス窓、そしてバスルームです。
パントリーで大切な「奥行き」について考えてみよう
80万豪ドル(約7350万円)の予算が、最も多く充てられた場所はどこでしょうか?
新しいキッチン、ウォークインパントリー、ガラス窓、そしてバスルームです。
パントリーで大切な「奥行き」について考えてみよう
既存建物の2階平面図
なぜデザインの中に、たくさんのアーチを目立つように取り込んだのでしょうか?
もともとの建物のもつ、建築的言語に通じるものがあったからです。この家は1990年代に改装工事が行われていて、その時に長方形の窓が設置されていたのですが、この空間を尊重してもいないし、より良くしてくれるものでもありませんでした。
なぜデザインの中に、たくさんのアーチを目立つように取り込んだのでしょうか?
もともとの建物のもつ、建築的言語に通じるものがあったからです。この家は1990年代に改装工事が行われていて、その時に長方形の窓が設置されていたのですが、この空間を尊重してもいないし、より良くしてくれるものでもありませんでした。
提案した2階平面図
アーチはどこに取り入れましたか?
サンルームからライブラリーにつくりかえた部屋には、もとからアーチが3つあり、そこからインスピレーションを得て、家の至る所にアーチを使うことにしたんです。
空間を開放して、自然光や部屋間の見通し、庭の景色をたくさん取り入れたい場所にアーチをつくりました。フォーマルリビングには2つ、プールに面したキッチン兼ダイニングスペースには3つのアーチを加えました。廊下にも曲線を使った装飾壁を設置しています。
アーチはどこに取り入れましたか?
サンルームからライブラリーにつくりかえた部屋には、もとからアーチが3つあり、そこからインスピレーションを得て、家の至る所にアーチを使うことにしたんです。
空間を開放して、自然光や部屋間の見通し、庭の景色をたくさん取り入れたい場所にアーチをつくりました。フォーマルリビングには2つ、プールに面したキッチン兼ダイニングスペースには3つのアーチを加えました。廊下にも曲線を使った装飾壁を設置しています。
天井の塗装:Duluxの『Madame Mauve』、チェア:Castelliの『Alkyチェア』
アーチがあることによって、景色が縁取られ、家の中を移動するのが楽しくなります。また、現代的なデザインのアーチを通して、空間・景色・光が周囲から取り込まれます。
家具にも曲線を使うことで柔らかい雰囲気をつくり、部屋から部屋へスムーズに移動できるようにもしました。
アーチがあることによって、景色が縁取られ、家の中を移動するのが楽しくなります。また、現代的なデザインのアーチを通して、空間・景色・光が周囲から取り込まれます。
家具にも曲線を使うことで柔らかい雰囲気をつくり、部屋から部屋へスムーズに移動できるようにもしました。
エントランスホールの床タイル:Periniから購入したBisazzaの『Atlantic』、ランナーカーペット:Tsar Carpets
エントランスホールについて教えてください
もとの玄関は、とても暗い家の入り口といった感じで、あまりな魅力的なものではありませんでした。それでも、紫色の小さなアルコーブは気に入ったので、フォーマルリビングの天井をはじめとしたインテリアの至る所でこの色を使うことにして、家全体に物語性をもたせました。
デザイン要件はどのようなものでしたか?
家の歴史的側面を尊重しつつ、エントランスはより高貴かつ軽快な雰囲気にすることです。
そこで私たちは、アール・デコ時代のムード溢れる豪華さを演出し、家全体の格調を高めてくれるような場所をつくりたいと思いました。
どのようなことを行ったのですか?
新たにチェッカー柄のコンクリート製床タイルを張りました。階段にはストライプ柄のランナーカーペットを敷き、屋外の庇とマッチさせました。
エントランスホールについて教えてください
もとの玄関は、とても暗い家の入り口といった感じで、あまりな魅力的なものではありませんでした。それでも、紫色の小さなアルコーブは気に入ったので、フォーマルリビングの天井をはじめとしたインテリアの至る所でこの色を使うことにして、家全体に物語性をもたせました。
デザイン要件はどのようなものでしたか?
家の歴史的側面を尊重しつつ、エントランスはより高貴かつ軽快な雰囲気にすることです。
そこで私たちは、アール・デコ時代のムード溢れる豪華さを演出し、家全体の格調を高めてくれるような場所をつくりたいと思いました。
どのようなことを行ったのですか?
新たにチェッカー柄のコンクリート製床タイルを張りました。階段にはストライプ柄のランナーカーペットを敷き、屋外の庇とマッチさせました。
ダイニングチェア:Cultの『Beetle』、ダイニングテーブル:『Moon』
ダイニングルームについて教えてください
ダイニングルームは、家の奥にあり、プールに面して配置されていています、1990年代に改装されたときに大きくて重いアルミ製の引き戸が設置されていたのですが、この建物の歴史的な面とまったく呼応していませんでした。さらに天井が低いせいで、北向きの大窓があるにも関わらず、部屋全体が狭く暗く感じられるようになっていました。
デザイン要件はどのようなものでしたか?
自然光をもっと取り入れて、部屋を広く感じさせることでした。
どのようなことを行ったのですか?
ダイニングルームについて教えてください
ダイニングルームは、家の奥にあり、プールに面して配置されていています、1990年代に改装されたときに大きくて重いアルミ製の引き戸が設置されていたのですが、この建物の歴史的な面とまったく呼応していませんでした。さらに天井が低いせいで、北向きの大窓があるにも関わらず、部屋全体が狭く暗く感じられるようになっていました。
デザイン要件はどのようなものでしたか?
自然光をもっと取り入れて、部屋を広く感じさせることでした。
どのようなことを行ったのですか?
- アルミ引き戸を撤去し、3つの大きなスチール製アーチ窓を設置
- 天井を高くした
- 濃い色の木製フローリングを撤去し張り替え
- 部屋の中心的な要素となるように新しい暖炉床を設置
造作:George Fethers & Coの合板『Vibrant Oak Cool White』を使ったもの、ベンチトップ:Corianの『シルバーバーチ』、オーク材の床板:Havwoodsの『Ryde Herringbone』
改装前のキッチンはどのようなものでしたか?
ほかの部屋同様、暗くて古臭いものでした。間取りや動線が悪かったために、楽しく料理できるような空間ではなく、収納も不足していました。
デザイン要件はどのようなものでしたか?
より明るく、より広く、そして収納を増やすこと。
そこで私たちは、現代的なキッチンをつくることによって、必要なときにはおもてなしもでき、日常的には家族のニーズに応えられることを目指しました。
改装前のキッチンはどのようなものでしたか?
ほかの部屋同様、暗くて古臭いものでした。間取りや動線が悪かったために、楽しく料理できるような空間ではなく、収納も不足していました。
デザイン要件はどのようなものでしたか?
より明るく、より広く、そして収納を増やすこと。
そこで私たちは、現代的なキッチンをつくることによって、必要なときにはおもてなしもでき、日常的には家族のニーズに応えられることを目指しました。
ウォークインパントリー
どのようなことを行ったのですか?
1階の間取りを整理したことで、キッチンにウォークインパントリーを追加し、収納を増やすことができました。
アイランドカウンターの脚として木材仕上げの丸材を使うなど、彫刻的なフォルムは廊下から継承され、キッチンにも続きます。アイランドの天板には人工大理石の“コーリアン”を使用し、両端を丸めています。
Houzzで見つけた世界の素敵なパントリー9選
どのようなことを行ったのですか?
1階の間取りを整理したことで、キッチンにウォークインパントリーを追加し、収納を増やすことができました。
アイランドカウンターの脚として木材仕上げの丸材を使うなど、彫刻的なフォルムは廊下から継承され、キッチンにも続きます。アイランドの天板には人工大理石の“コーリアン”を使用し、両端を丸めています。
Houzzで見つけた世界の素敵なパントリー9選
遊び心に溢れた色使いについても教えてください。
この歴史ある2階建ての住宅の壮大さを蘇らせるために、同じ色でも異なる彩度のものを合わせたり重ねたりするテクニックを多用しました。
この住宅のもとからある要素を活かしながら、現代的な改装を行いました。ライブラリーにもともとあったアーチや、既存バスルームのイエロー、ピンク、グリーンのテラゾーなどを、デザインの主題として家中で繰り返し使用しています。
この歴史ある2階建ての住宅の壮大さを蘇らせるために、同じ色でも異なる彩度のものを合わせたり重ねたりするテクニックを多用しました。
この住宅のもとからある要素を活かしながら、現代的な改装を行いました。ライブラリーにもともとあったアーチや、既存バスルームのイエロー、ピンク、グリーンのテラゾーなどを、デザインの主題として家中で繰り返し使用しています。
壁の塗装:Duluxの『Natural White』
以前のフォーマルリビングはどのようなものだったのでしょうか?
南向きの部屋で、深い色の木の梁が、部屋全体を暗い雰囲気にしていました。
デザイン要件はどのようなものでしたか?
明るく開放的な部屋とし、キッチンやダイニングルームと繋げること。そこで、広々とした趣のあるリビングをつくり、オーナーが楽しめるような空間を提供することを目指しました。
どのようなことをしましたか?
なぜ天井を薄紫色に塗装したのでしょうか?
既存の露出した梁の見た目はあまりよくなかったのですが、塗装することによって陰影のある表情をつくれると思ったからです。
以前のフォーマルリビングはどのようなものだったのでしょうか?
南向きの部屋で、深い色の木の梁が、部屋全体を暗い雰囲気にしていました。
デザイン要件はどのようなものでしたか?
明るく開放的な部屋とし、キッチンやダイニングルームと繋げること。そこで、広々とした趣のあるリビングをつくり、オーナーが楽しめるような空間を提供することを目指しました。
どのようなことをしましたか?
- キッチンから光を取り込むと同時に、キッチンを見通して広さを感じられるようにアーチを追加
- 暗い色の梁を淡紫色(エントランスホールのアルコーブに同じく)に塗装し、天井と一体化
- アール・デコ調の暖炉はそのままに
- ほかの部屋と繋がりを感じられるような色の家具を導入
なぜ天井を薄紫色に塗装したのでしょうか?
既存の露出した梁の見た目はあまりよくなかったのですが、塗装することによって陰影のある表情をつくれると思ったからです。
書斎とライブラリーの壁と造作の塗装:Duluxの『Coriole』、アームチェア:Jardanの『Joy』
もともとのライブラリーはどのようなものでしたか?
もともとは、アーチがある屋外のベランダだったのですが、暗い木梁と昔っぽいカーペットの部屋に転用されていました。
それでも、もとからあったアーチ型の窓が庭の景色を見事に切り取っていました。ここからインスピレーションを受けて、家全体にアーチを取り入れることになったんです。
本好きにおすすめ。本棚がデザインに溶け込む家13選
もともとのライブラリーはどのようなものでしたか?
もともとは、アーチがある屋外のベランダだったのですが、暗い木梁と昔っぽいカーペットの部屋に転用されていました。
それでも、もとからあったアーチ型の窓が庭の景色を見事に切り取っていました。ここからインスピレーションを受けて、家全体にアーチを取り入れることになったんです。
本好きにおすすめ。本棚がデザインに溶け込む家13選
ライブラリーのアーチ型の窓と、アーチ型にくり抜かれた壁が、空間に統一感をもたらしている
書斎はどなたが使う目的でデザインしたのですか?
ご夫妻お二人がホームオフィスとして使われています。
以前の部屋の印象は?
暗くて、庭も見えませんでした。
それを、どのように変えましたか?
光をふんだんに取り入れることで、快適なホームオフィスを目指しました。そして、ここから美しい庭を眺められるようにすることを特に重視しました。
具体的にはどのようなことをしましたか?
ご夫妻お二人がホームオフィスとして使われています。
以前の部屋の印象は?
暗くて、庭も見えませんでした。
それを、どのように変えましたか?
光をふんだんに取り入れることで、快適なホームオフィスを目指しました。そして、ここから美しい庭を眺められるようにすることを特に重視しました。
具体的にはどのようなことをしましたか?
- 庭の緑を意識して、同系色相で濃淡を出した配色に
- 建具とフローリングを刷新
- シンプルでありながら、エレガントな家具に置き換え
- 出窓部分に造りつけのシートを設け、緑のクッションで、庭からの連続性を高める
以前のゲスト用バスルームはどんなでしたか?
1990年代に一度改修されていたものの、どうしても薄暗く、古っぽさがありました。部屋の大部分をシャワー室が占領していました。
それを、どのように変えましたか?
明るくして浴槽を加えました。この家のテーマでもある曲線のあるものを選びました。
具体的にはどのようなことをしましたか?
1990年代に一度改修されていたものの、どうしても薄暗く、古っぽさがありました。部屋の大部分をシャワー室が占領していました。
それを、どのように変えましたか?
明るくして浴槽を加えました。この家のテーマでもある曲線のあるものを選びました。
具体的にはどのようなことをしましたか?
- 暗い色調のタイルを除去
- 家の他の場所にあるアーチ型をモチーフにした、ピンクのアール・デコ風のフロアタイルを設置
- カーブがついた浴槽を設置
以前のバスルームはどんなでしたか?
薄暗く、キャビネットのデザインが古臭かったです。
それを、どのように変えましたか?
アールデコ調は残しながら、シャワーやカーテン、1990年代の洗面台を新しくしました。天窓をつけて、より多くの光を取り込めるようにしました。
また、階下のキッチンで採用した曲線を参考にして、木製のヘッドボードをつくりました。
薄暗く、キャビネットのデザインが古臭かったです。
それを、どのように変えましたか?
アールデコ調は残しながら、シャワーやカーテン、1990年代の洗面台を新しくしました。天窓をつけて、より多くの光を取り込めるようにしました。
また、階下のキッチンで採用した曲線を参考にして、木製のヘッドボードをつくりました。
以前の主寝室の問題点はなんでしたか?
大きく、あまり機能的でない造作家具が陣取っていました。
それを、どのように変えましたか?
もっと機能的で、オープンなスペースにして、明るい色を使うようにここがけました。まずは巨大な造作キャビネットを取り壊し、使いやすいものに交換し、明るい色の家具を入れました。
造作家具と置き家具、どちらを選ぶ?それぞれのメリット・デメリットとは
大きく、あまり機能的でない造作家具が陣取っていました。
それを、どのように変えましたか?
もっと機能的で、オープンなスペースにして、明るい色を使うようにここがけました。まずは巨大な造作キャビネットを取り壊し、使いやすいものに交換し、明るい色の家具を入れました。
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