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カラーマイスターが教えるインテリアのつくり方!部屋別記事まとめ
住宅や店舗、職場環境のカラープランニングなどを手がけるカラーマイスターが、インテリアの色使いについてアドバイスしてきたシリーズ。これまでご紹介した記事を、部屋別にまとめてお届けします。
Houzz Japan
2023年10月9日
Houzz Japan 公式アカウント
なんとなく住まいの空間に統一感や居心地のよさを感じられないのなら、その理由はインテリアの色使いにあるかもしれません。自分の好みを反映させながらも、心地よい空間をつくるにはどのようなことに注意すればいいのでしょうか?
Houzzウェブマガジンでは、住宅や店舗などのカラープランニングを手がけるカツウラアキツさんによる、空間に適した色の記事をご紹介してきました。今回は、カツウラさんの記事を部屋別にまとめてお届けします。
Houzzウェブマガジンでは、住宅や店舗などのカラープランニングを手がけるカツウラアキツさんによる、空間に適した色の記事をご紹介してきました。今回は、カツウラさんの記事を部屋別にまとめてお届けします。
リビングには、誰にとっても心地よい色を
住まいの中心であり、家族みんなが集まるだけでなく、ゲストが訪れる部屋でもあるリビングルーム。人が集うパブリックスペースという性質上、誰にとっても心地よく感じられる色合いが求められます。
定番といえるのは、白やベージュといったホワイト系の色。写真のようなウォームホワイト、穏やかなベージュなどの暖色系のホワイトは、長い時間滞在してもストレスを感じにくいことが特長です。
住まいの中心であり、家族みんなが集まるだけでなく、ゲストが訪れる部屋でもあるリビングルーム。人が集うパブリックスペースという性質上、誰にとっても心地よく感じられる色合いが求められます。
定番といえるのは、白やベージュといったホワイト系の色。写真のようなウォームホワイト、穏やかなベージュなどの暖色系のホワイトは、長い時間滞在してもストレスを感じにくいことが特長です。
同じくリラックス効果が期待できるのは、グリーンやブルーなどの自然由来の色。ブルーと補色の関係にあるオレンジ色は、彩度を落としてくすませるとブラウン系の色になるため、木の素材とブルーは相性抜群です。写真のように組み合わせると、爽やかで落ち着ける空間をつくります。
こちらの記事ではほかにも、リビングに適した色選びや、相性のいい色の使い方について解説されています。
詳しい記事はこちらから:リビングに適した色とは?
こちらの記事ではほかにも、リビングに適した色選びや、相性のいい色の使い方について解説されています。
詳しい記事はこちらから:リビングに適した色とは?
良質な睡眠と目覚めを誘う寝室の色
寝室には、良質な睡眠を誘うリラックス効果のあるカラーが求められます。副交感神経を刺激して血圧を下げ、心身ともにリラックスした状態に導いてくれるブルーは、寝室にはぴったりの色。
全体をブルーに統一するだけでなく、写真のように、就寝時に見上げる天井の色に取り入れるだけでも効果があるとカツウラさんは解説します。
寝室には、良質な睡眠を誘うリラックス効果のあるカラーが求められます。副交感神経を刺激して血圧を下げ、心身ともにリラックスした状態に導いてくれるブルーは、寝室にはぴったりの色。
全体をブルーに統一するだけでなく、写真のように、就寝時に見上げる天井の色に取り入れるだけでも効果があるとカツウラさんは解説します。
ピンク色はアクティブな気分にさせる興奮色でもありますが、写真のような穏やかでくすんだトーンなら、寝室にもぴったりです。ピンク色には心身をリラックスさせてくれる効果もあり、安らぎに満ちた気分から、心地よい眠りに誘ってくれるはず。
また、寝つきがよく寝起きの悪い人には、イエローやレッドなどのポジティブカラーもおすすめなのだそう。記事の中では、意外な色の使い方も紹介されています。
詳しい記事はこちらから:寝室の色選び:ベッドルームで快適に過ごすための色とは?
また、寝つきがよく寝起きの悪い人には、イエローやレッドなどのポジティブカラーもおすすめなのだそう。記事の中では、意外な色の使い方も紹介されています。
詳しい記事はこちらから:寝室の色選び:ベッドルームで快適に過ごすための色とは?
成長を促す子ども部屋の色使い
こちらの記事では、「子ども部屋の配色を“理由のある色”で整えることで、心身の健やかな成長を助けるヒントになる」と解説されています。
視覚が未熟なベビー期から、色彩感覚が育っていく幼少期までは、はっきりした色を取り入れるのが効果的。新生児はモノトーンしか識別できないものの、3ヶ月ごろから青・黄色・オレンジなどのわかりやすい色を認識できるようになるそう。この大切な時期に鮮やかな色を身近に置くことで、感受性を養うことにつながります。
こちらの記事では、「子ども部屋の配色を“理由のある色”で整えることで、心身の健やかな成長を助けるヒントになる」と解説されています。
視覚が未熟なベビー期から、色彩感覚が育っていく幼少期までは、はっきりした色を取り入れるのが効果的。新生児はモノトーンしか識別できないものの、3ヶ月ごろから青・黄色・オレンジなどのわかりやすい色を認識できるようになるそう。この大切な時期に鮮やかな色を身近に置くことで、感受性を養うことにつながります。
成長に伴い、自立を促す部屋づくりも重要な課題となってきます。幼少期からお片づけを習慣づけるためには、赤・青・黄・緑など、わかりやすくはっきりした色でお片づけボックスを分けるのが有効です。
色の名前は親子の共通言語であり、語彙の少ない幼児にコミュニケーションを促します。部屋にある色をきっかけに、親子の交流も盛んになるのではないでしょうか。
詳しい記事はこちらから:子供部屋の色選び:幼少期の健やかな成長を促す色とは?
色の名前は親子の共通言語であり、語彙の少ない幼児にコミュニケーションを促します。部屋にある色をきっかけに、親子の交流も盛んになるのではないでしょうか。
詳しい記事はこちらから:子供部屋の色選び:幼少期の健やかな成長を促す色とは?
住まいのイメージを表す玄関の色
玄関ドアやエントランス空間は、訪れた人が最初に目にする場所であり、その家の印象を左右します。記事の中でカツウラさんは、「適切な視覚効果をもつ色をテーマカラーとして扱うことで、好ましい家のイメージを印象づけられる」と解説しています。
来客の多い家なら、玄関を通った瞬間に気持ちを明るくしてくれるイエローがおすすめ。イエローは“コミュニケーションカラー”ともいわれており、楽しさや歓迎の気持ちを伝えてくれます。
玄関ドアやエントランス空間は、訪れた人が最初に目にする場所であり、その家の印象を左右します。記事の中でカツウラさんは、「適切な視覚効果をもつ色をテーマカラーとして扱うことで、好ましい家のイメージを印象づけられる」と解説しています。
来客の多い家なら、玄関を通った瞬間に気持ちを明るくしてくれるイエローがおすすめ。イエローは“コミュニケーションカラー”ともいわれており、楽しさや歓迎の気持ちを伝えてくれます。
記事の中では、メリハリをつけ、すっきりと見せてくれるモノトーンカラーについても紹介されています。
玄関はあまり明るくないことも多いので、少しの光で明るく見せるなら、ホワイト系が適しているそう。真っ白すぎると味気ない空間になってしまうため、床・壁・天井と、わずかな色差でグラデーションをつけると、統一感と安定感が生まれます。
詳しい記事はこちらから:家でいちばんパブリックな場所、玄関の色づかいのポイントは?
玄関はあまり明るくないことも多いので、少しの光で明るく見せるなら、ホワイト系が適しているそう。真っ白すぎると味気ない空間になってしまうため、床・壁・天井と、わずかな色差でグラデーションをつけると、統一感と安定感が生まれます。
詳しい記事はこちらから:家でいちばんパブリックな場所、玄関の色づかいのポイントは?
トイレは色使いで冒険を!
コンパクトであり、必要設備も限定されているトイレは、インテリアの構成要素も限定されてしまいます。だからこそ、色使いで冒険できるのがおもしろいスペース。ほかの空間では使わない色にも挑戦してみてはいかがでしょうか?
リラックスできるトイレにしたいなら、壁全体をグリーンにするのがおすすめ。写真のようなこっくりとした黄みがかったグリーンは、メタル素材や木素材と相性がよく、穏やかで癒やされる空間に仕上げてくれます。
コンパクトであり、必要設備も限定されているトイレは、インテリアの構成要素も限定されてしまいます。だからこそ、色使いで冒険できるのがおもしろいスペース。ほかの空間では使わない色にも挑戦してみてはいかがでしょうか?
リラックスできるトイレにしたいなら、壁全体をグリーンにするのがおすすめ。写真のようなこっくりとした黄みがかったグリーンは、メタル素材や木素材と相性がよく、穏やかで癒やされる空間に仕上げてくれます。
ミディアムからダークトーンのグレーは、合わせる素材によって表情を変える不思議な色。黒や渋めの鉄素材と合わせればインダストリアルな印象に、モノトーンで揃えればモダンな印象に変わります。
写真のように鮮やかな原色アイテムを加えれば、スマートかつポップな印象に早変わり。トイレのようなコンパクトなスペースではインテリアを楽しめないと諦めず、ぜひ色の組み合わせを楽しんでみてください。
詳しい記事はこちらから:トイレの壁の色の選び方、上手な使い方
Houzzで住まいの専門家を探す
写真のように鮮やかな原色アイテムを加えれば、スマートかつポップな印象に早変わり。トイレのようなコンパクトなスペースではインテリアを楽しめないと諦めず、ぜひ色の組み合わせを楽しんでみてください。
詳しい記事はこちらから:トイレの壁の色の選び方、上手な使い方
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