コメント
狭い寝室のためのベッドとベッドまわりのアイデア
寝室をリラックスできる空間にし、ぐっすり眠るのは重要です。狭い寝室を快適にするための、インテリアのアイデアをチェックしてみましょう。

ブラッキン・ヘザー
2023年10月30日
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
著書「ふつうの住まいでかなえる外国スタイルの部屋づくり(文藝春秋)
Interior decoration and storage space planning in Tokyo, Japan. English/Japanese bilingual, with interior design and decoration experience in Europe and Japan.
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
... もっと見る
寝室では、寝心地のよさは妥協できないもの。でも「寝室が小さいとベッドの存在もそれだけ大きくなってしまうのでは?」という不安なお声も。
実は、物理的にベッドが入りさえすれば、ベッドが主張しすぎないようにするための、様々な視覚的な工夫ができます。部屋がベッドでパンパンになっても素敵な事例とともに、狭くても快適な寝室づくりのコツをご紹介しましょう。
実は、物理的にベッドが入りさえすれば、ベッドが主張しすぎないようにするための、様々な視覚的な工夫ができます。部屋がベッドでパンパンになっても素敵な事例とともに、狭くても快適な寝室づくりのコツをご紹介しましょう。
寝心地の良いサイズのベッドを選ぶ
部屋が狭いからベッドも小さめに、と思いがちですが寝室でまず重要なのが睡眠の質です。寝心地のよいサイズのベッドを優先して検討することが大切です。
部屋を広く見せたいとの思いで、無理して大人2でセミダブルを使うよりも、部屋そのものが狭く見えても、少しでもスペースがあればダブル以上のサイズがおすすめです。
部屋が狭いからベッドも小さめに、と思いがちですが寝室でまず重要なのが睡眠の質です。寝心地のよいサイズのベッドを優先して検討することが大切です。
部屋を広く見せたいとの思いで、無理して大人2でセミダブルを使うよりも、部屋そのものが狭く見えても、少しでもスペースがあればダブル以上のサイズがおすすめです。
ベッドのサイズと合わせて動線、レイアウトを確かめる
2人で寝る場合は、ベッドの両サイドには50cmほどのスペースがあれば十分と言われています。出入りだけではなく、テーブルを置く場合も考慮した広さです。難しい場合は、せめて片側でもなるべく広めに確保しておきましょう。
ベッドを片側に壁につけるか、離すか、どちらもメリット、デメリットはあります。両側にスペースを空けておくこのはどちら側からも出入りが楽になるのと、空間にゆとりがあるように見えるのがメリットです。
2人で寝る場合は、ベッドの両サイドには50cmほどのスペースがあれば十分と言われています。出入りだけではなく、テーブルを置く場合も考慮した広さです。難しい場合は、せめて片側でもなるべく広めに確保しておきましょう。
ベッドを片側に壁につけるか、離すか、どちらもメリット、デメリットはあります。両側にスペースを空けておくこのはどちら側からも出入りが楽になるのと、空間にゆとりがあるように見えるのがメリットです。
ただ、小さな部屋ですとあまり選択肢がないことも。無理して両側に歩き辛い中途半端なスペースを空けておくと逆に部屋が狭く見えてしまうこともあります。ベッドを片側に寄せる場合、見える床面積が増え、より広く感じられるのがメリットでもあります。
その場合、ベッドメーキングがしやすいように、壁から10cmほど離すのをおすすめです。
収納やドア、窓の位置もレイアウトに影響をするため、ベッドを選ぶ際には動線、建具の開け閉めのスペースの確認しながら大きさや配置を決めましょう。
その場合、ベッドメーキングがしやすいように、壁から10cmほど離すのをおすすめです。
収納やドア、窓の位置もレイアウトに影響をするため、ベッドを選ぶ際には動線、建具の開け閉めのスペースの確認しながら大きさや配置を決めましょう。
ヘッドレスベッドで省スペース
小さな部屋のベッドはヘッドボードやフットボードがないタイプを選ぶのがベストです。フレームが大きなベッドはどうしてもその分場所をとってしまいます。
ベッドの頭部分の壁をペイントしたり、別の色や柄の壁紙を貼ってヘッドボード風にアクセントをつけてみてはいかがでしょう。まとまり感が出て、印象も大きく変わります。
ベッドの幅に合わせずに、壁いっぱいの幅を使うことで横のラインが強調され、空間の広がりも感じられます。
小さな部屋のベッドはヘッドボードやフットボードがないタイプを選ぶのがベストです。フレームが大きなベッドはどうしてもその分場所をとってしまいます。
ベッドの頭部分の壁をペイントしたり、別の色や柄の壁紙を貼ってヘッドボード風にアクセントをつけてみてはいかがでしょう。まとまり感が出て、印象も大きく変わります。
ベッドの幅に合わせずに、壁いっぱいの幅を使うことで横のラインが強調され、空間の広がりも感じられます。
ベッド上のアレンジで見た目も変わる
ただ、白は膨張色であるため、白いベッドリネンを掛けるただけではベッドの平坦で大きな面積が逆に目立ってしまうと同時に、部屋が更に小さく見えてしまうことも。ベッドリネンの使い方や選び方、ベッドの上のスタイリングにもこだわることで印象が大きく変わります。
例えば、クッションをたくさん置いて立体感や躍動感を出したり、淡い色でも、グラデーションや質感のバリーエーションを加えることで全体が緩やかに引き締まります。寝室の主役となるベッドの演出をぜひ、楽しみましょう。
ベッドにクッションをたくさん置くのはなぜ? 寝室を素敵にするピローの飾り方ルール
- 淡い色は広さを強調
ただ、白は膨張色であるため、白いベッドリネンを掛けるただけではベッドの平坦で大きな面積が逆に目立ってしまうと同時に、部屋が更に小さく見えてしまうことも。ベッドリネンの使い方や選び方、ベッドの上のスタイリングにもこだわることで印象が大きく変わります。
例えば、クッションをたくさん置いて立体感や躍動感を出したり、淡い色でも、グラデーションや質感のバリーエーションを加えることで全体が緩やかに引き締まります。寝室の主役となるベッドの演出をぜひ、楽しみましょう。
ベッドにクッションをたくさん置くのはなぜ? 寝室を素敵にするピローの飾り方ルール
- アクセントカラーで引き締め
濃淡のコントラストがシャープなイメージを与え、部屋全体をすっきり見せてくれます。ストライプのクッションが、さらにスパイスを効かせる、素敵なアイキャッチになっています。
小さな寝室でのベッドまわり
- サイドテーブルの置くスペースがなければ…
- スタンドが置けない場合…
リフォームや新築を計画されている場合は1つ前の写真のように、壁付のブラケットや、ベッドの天井からベッドの脇に小さなペンダントライトを吊せるような計画をするのも良いかもしれません。
寝室の雰囲気が新鮮に変わる、ベッドサイドのペンダント照明に注目!
窓まわりは、なるべくシンプルに
小さな寝室では窓周りはなるべくフラットにすることで見た目もすっきり、そして少しでも省スペースになります。ヒダの多いカーテンはどうしてもボリュームが出て、その分圧迫感も出てしまうことも。とくにレースとドレープとダブルにする分、厚みが出ます。
カーテンであれば、なるべくヒダが少なめのフラットタイプにしてみては。さらにすっきり見えるのがシェードやブラインドです。自然光の入り具合が調整でき、部屋が明るくなり、開放的に感じられます。どちらでも、壁と馴染む色ですより部屋を広く見せることができます。
小さな寝室では窓周りはなるべくフラットにすることで見た目もすっきり、そして少しでも省スペースになります。ヒダの多いカーテンはどうしてもボリュームが出て、その分圧迫感も出てしまうことも。とくにレースとドレープとダブルにする分、厚みが出ます。
カーテンであれば、なるべくヒダが少なめのフラットタイプにしてみては。さらにすっきり見えるのがシェードやブラインドです。自然光の入り具合が調整でき、部屋が明るくなり、開放的に感じられます。どちらでも、壁と馴染む色ですより部屋を広く見せることができます。
壁にフォーカルポイントをつくる
目線を床から引き離すために壁や、少し高い位置の棚にフォーカルポイントを設けましょう。
海外ではベッドの上にアートを飾る家も少なくありませんが、地震の多い日本では若干不安かもしれません。軽めのファブリック、または好きな写真のコラージュなど、壁にアクセントをプラスすることで部屋の表情が大きく深まります。
Houzzでインテリアの専門家を探す
目線を床から引き離すために壁や、少し高い位置の棚にフォーカルポイントを設けましょう。
海外ではベッドの上にアートを飾る家も少なくありませんが、地震の多い日本では若干不安かもしれません。軽めのファブリック、または好きな写真のコラージュなど、壁にアクセントをプラスすることで部屋の表情が大きく深まります。
Houzzでインテリアの専門家を探す
おすすめの記事
専門家とのやりとり
プロと一緒に部屋づくりをして、素敵なインテリアを手に入れよう
部屋づくりをインテリアの専門家に依頼すると、自分では思いつかない提案がもらえることも。プロに依頼するメリットや探し方などをご紹介します。
続きを読む
コーディネート・スタイリング
おしゃれな室内インテリアにする、クッションの上手な選び方
文/片岸千代子
クッションはインテリアとしても優秀。春夏のクッションから、秋冬仕様に“衣替え”してみませんか?
続きを読む
暮らしのヒント
テレビのあり方を考えよう。テレビを主役にしないインテリアのススメ
「かっこいいリビングには大きなテレビが必要」と思い込んでいませんか? ライフスタイルが変化している今、テレビのあり方やリビングでの過ごし方について考えてみましょう。
続きを読む
名作デザイン
現代に生きる、ウィリアム・モリスのテキスタイルデザイン
アーツ&クラフツ運動に影響を与えた近代デザインの父、ウィリアム・モリス。多彩なデザイン活動の中で最もよく知られるのはそのテキスタイル。美しい植物文様が現代のインテリアにも盛んに取り入れられています。
続きを読む
名作デザイン
ウィリアム・モリスのものづくり精神とテキスタイルデザイン
イギリスの文化芸術、特に室内装飾の分野で大きな功績を残したモリスのものづくりについて、テキスタイルデザインを中心にご紹介します。
続きを読む
コーディネート・スタイリング
ブランケット、クッション、ファブリックパネルで秋冬のインテリアにチェンジ!
インテリアに季節感を取り入れるのに、最も気軽に使えるのはファブリック。なかでもすぐに試せるブランケット、クッション、ファブリックパネルで小さな模様替えをしてみませんか?
続きを読む
コーディネート・スタイリング
ソファはなきゃダメ?ソファのない暮らしを選ぶ理由
リビングにはソファを置くのが当たり前、と思っていませんか?ライフスタイルによっては、ソファを置かないという選択肢もあります。
続きを読む
リビングの記事
ソファのサイズ選びの基本とバランスのよいレイアウトとは?
壁に寄せる? 部屋の真ん中に置く? 2人掛けと3人掛けのどちらがいいの? 1人掛けやアームチェア、オットマンとの組み合わせは? ソファのベストな配置について考えてみましょう。
続きを読む