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テレワーク用に家をリフォームするなら知っておきたい6つのポイント
ホームオフィス環境を整えるために自宅をリフォームする際、押さえておきたいことをチェックしてみましょう。
Rie Horiguchi
2021年2月14日
在宅勤務をはじめたものの、テレワーク環境が整わずストレスを抱えながら業務をしている方も多いはずです。今回は快適なテレワークを実現するため、自宅をリフォームする際に知っておきたい6つのコツとアイデアをお届けいたします。
1.コンセントやLAN配線を増設する
テレワーク用のリフォームは、大規模にするより部屋の一角や空いたクローゼットを活用する方が多いようです。
ですが、スペースを確保できても必要数のコンセントやLAN配線がないことも多いはず。電源を必要する機器の数やインターネット環境(有線または無線)が整っているかをチェックしておきましょう。
テレワーク用のリフォームは、大規模にするより部屋の一角や空いたクローゼットを活用する方が多いようです。
ですが、スペースを確保できても必要数のコンセントやLAN配線がないことも多いはず。電源を必要する機器の数やインターネット環境(有線または無線)が整っているかをチェックしておきましょう。
コンセント類を増設する際は、外壁側の壁に設置するのが難しいことが多いです。リフォーム工事でのコンセント類の増設は、建物内部の壁に設置するイメージをもっておくとよいでしょう。
また、希望の場所の裏側の壁にコンセントがある場合は増設しやすいですから合わせて、確認しておきましょう。
自宅で快適なテレワーク環境をつくるコツと4つのインテリアテクニック
また、希望の場所の裏側の壁にコンセントがある場合は増設しやすいですから合わせて、確認しておきましょう。
自宅で快適なテレワーク環境をつくるコツと4つのインテリアテクニック
2.採光をチェックする
テレワーク中のビデオ会議を行う際は、表情が明るく見えるよう自然光が顔に当たる場所がおすすめ。
窓の近くにデスクの設置が難しい場合ときには、性能の良いウェブカメラを採用したり、会議のときだけ移動する場所を決めておくのもよいアイデアです。
テレワーク中のビデオ会議を行う際は、表情が明るく見えるよう自然光が顔に当たる場所がおすすめ。
窓の近くにデスクの設置が難しい場合ときには、性能の良いウェブカメラを採用したり、会議のときだけ移動する場所を決めておくのもよいアイデアです。
3.背景を意識する
ビデオ会議をする際のもう1つのポイントは、デスクの背景。
テレワークと言えど、生活感の漂う背景が画面越しに映るのは相手に良い印象を与えません。
余計なものが映らない場所を見極めるのも大切ですが、難しい場合には可動式のパーテーションを採用意するとよいでしょう。
可動式のパーテーションは、デスクの脇の間仕切りや、メモを貼ったりと多機能に使えますから仕事に集中するための環境作りにも役立ちます。
ウェブ会議で、お部屋と自分をスッキリ見せるコツ
ビデオ会議をする際のもう1つのポイントは、デスクの背景。
テレワークと言えど、生活感の漂う背景が画面越しに映るのは相手に良い印象を与えません。
余計なものが映らない場所を見極めるのも大切ですが、難しい場合には可動式のパーテーションを採用意するとよいでしょう。
可動式のパーテーションは、デスクの脇の間仕切りや、メモを貼ったりと多機能に使えますから仕事に集中するための環境作りにも役立ちます。
ウェブ会議で、お部屋と自分をスッキリ見せるコツ
4.照明の位置と光色に配慮する
部屋の一角や収納内にデスクを置く場合は、部屋の照明を背負う形になるため、手元灯が必要になります。
手元灯は、手元に影ができにくい位置に照明を置くとストレスがありません。オレンジ色(2800K)の光よりも温白色から昼白色(3500~5000K)の光色が作業に向いています。タスクライトには調色機能付きのものや、影が出にくい工夫がされているものもありますから、自分に必要な機能や場面をイメージしながら選ぶとよいでしょう。
在宅勤務にメリハリがつく照明の使い方
部屋の一角や収納内にデスクを置く場合は、部屋の照明を背負う形になるため、手元灯が必要になります。
手元灯は、手元に影ができにくい位置に照明を置くとストレスがありません。オレンジ色(2800K)の光よりも温白色から昼白色(3500~5000K)の光色が作業に向いています。タスクライトには調色機能付きのものや、影が出にくい工夫がされているものもありますから、自分に必要な機能や場面をイメージしながら選ぶとよいでしょう。
在宅勤務にメリハリがつく照明の使い方
5.デスクと椅子選びのポイント
通勤や取引先に行く機会が少ないテレワークが続くと、同じ姿勢で長時間座り続けたり、運動不足になりがちです。
デスクや椅子選び1つで、体にかかる負担が変わります。
通勤や取引先に行く機会が少ないテレワークが続くと、同じ姿勢で長時間座り続けたり、運動不足になりがちです。
デスクや椅子選び1つで、体にかかる負担が変わります。
- デスクと椅子の高さ(差尺)があっているか確認する
- 長く座っても疲れない、座り心地の良い椅子を選ぶ
- 立って作業ができるよう昇降式のデスクを採用する
6.床材選びのポイント
キャスター付きの椅子を選ぶ場合には、キャスターで床がへこむこともありますから、床材選びに気を付けましょう。
無垢材の床を用いる場合にはナラやウォールナットなどの堅木がおすすめ。合板を採用するときには、耐キャスタータイプの床材を選ぶとよいでしょう。
床のリフォームが工事をしない場合は、毛足の短いラグマットやタイルカーペットを敷くだけで、キャスターの傷をある程度防げます。
リモートワークをストレスフリーに!快適な在宅勤務の環境づくり記事まとめ
キャスター付きの椅子を選ぶ場合には、キャスターで床がへこむこともありますから、床材選びに気を付けましょう。
無垢材の床を用いる場合にはナラやウォールナットなどの堅木がおすすめ。合板を採用するときには、耐キャスタータイプの床材を選ぶとよいでしょう。
床のリフォームが工事をしない場合は、毛足の短いラグマットやタイルカーペットを敷くだけで、キャスターの傷をある程度防げます。
リモートワークをストレスフリーに!快適な在宅勤務の環境づくり記事まとめ
機能的で快適なテレワーク環境は、仕事はもちろん日々の暮らしをより豊かにするツールです。住まいの一角にビジネスに集中できる環境を設け、仕事もプライベートも充実できる空間を実現させてください。
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