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バスルームで観葉植物を育てるポイント
一日の始まりや終わりにリラックスするバスルーム。浴室の環境でも育てやすい観葉植物を取り入れて、より充実したバスタイムを楽しんでみましょう。

お部屋にインテリアとして観葉植物を取り入れている方は多いかと思います。瑞々しいグリーンがあると、インテリアの雰囲気がぐっと格上げされますね。観葉植物をお部屋に取り入れる楽しみを知った方におすすめなのが、バスルームのグリーンです。お部屋とは環境が違うので、どうやって育てたらいいんだろう?と戸惑う声も聞かれますが、いくつかの条件をクリアしていれば大丈夫!バスルームでグリーンを育てるポイントをご説明します。
バスルーム環境の特徴とは?
日本で観葉植物として室内に取り入れられている植物の多くは、熱帯原産のものです。日本とは環境が大きく異なる地域に適応している観葉植物を元気に育てるには、なるべく原産地の環境を再現してあげることが大事です。
ではバスルームの環境はどのような特徴があるのでしょうか。
日本で観葉植物として室内に取り入れられている植物の多くは、熱帯原産のものです。日本とは環境が大きく異なる地域に適応している観葉植物を元気に育てるには、なるべく原産地の環境を再現してあげることが大事です。
ではバスルームの環境はどのような特徴があるのでしょうか。
- 使用直後は湿度が急に高まり、換気をしている状態では部屋よりも空気の流れがあり意外と乾燥している。
- 窓があってもあまり明るくない多い。
バスルームの特徴を踏まえ、
どんな植物が当てはまるかというと、熱帯雨林で大きな木の足元に育つような植物ということになります。一般的に背が高くなる植物はより日光を求める傾向にあるので、あまり背が高くならないものが良いでしょう。
サボテン等の多肉植物は砂漠や海岸地域等の乾燥した場所を好むため、バスルームには不向きです。
バスルームの写真をみる
- 高い湿度に耐える
- 耐陰性のある植物
どんな植物が当てはまるかというと、熱帯雨林で大きな木の足元に育つような植物ということになります。一般的に背が高くなる植物はより日光を求める傾向にあるので、あまり背が高くならないものが良いでしょう。
サボテン等の多肉植物は砂漠や海岸地域等の乾燥した場所を好むため、バスルームには不向きです。
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窓があることは必須条件
耐陰性のある植物とはいえ、一日中暗い場所に置いていると枯れてしまいます。直射日光が入らなくても良いので、窓は必須となります。
また高い湿度を好むとはいえ、換気も大事です。窓を開けたり換気扇を利用して、きちんと換気するようにしましょう。
耐陰性のある植物とはいえ、一日中暗い場所に置いていると枯れてしまいます。直射日光が入らなくても良いので、窓は必須となります。
また高い湿度を好むとはいえ、換気も大事です。窓を開けたり換気扇を利用して、きちんと換気するようにしましょう。
おすすめの植物①
アスプレニウム
大きな葉を持つシダ植物です。明るい日陰を好み、直射日光は嫌います。インパクトのある大きな葉が浴室のアクセントとなります。
大きな葉に埃がたまりやすいので、水やりの際は豪快に葉全体を流しながらたっぷりと与えましょう。葉に埃や汚れが溜まると見た目が悪いだけでなく、光合成の効率が落ちて生育が鈍くなります。
アスプレニウム
大きな葉を持つシダ植物です。明るい日陰を好み、直射日光は嫌います。インパクトのある大きな葉が浴室のアクセントとなります。
大きな葉に埃がたまりやすいので、水やりの際は豪快に葉全体を流しながらたっぷりと与えましょう。葉に埃や汚れが溜まると見た目が悪いだけでなく、光合成の効率が落ちて生育が鈍くなります。
おすすめの植物②
アジアンタム
こちらは柔らかく繊細な印象の葉を持つシダ植物です。透けるような薄い葉が涼しげな、人気の観葉植物です。
乾燥に弱いので、こまめに霧吹きで葉水を与えます。水切れを起こしてしまうと、すぐに葉がチリチリになってしまいます。葉の様子がおかしい場合は水の管理を見直してみてください。一度チリチリになってしまった葉は元に戻らないので、根本から切り取ります。
アジアンタム
こちらは柔らかく繊細な印象の葉を持つシダ植物です。透けるような薄い葉が涼しげな、人気の観葉植物です。
乾燥に弱いので、こまめに霧吹きで葉水を与えます。水切れを起こしてしまうと、すぐに葉がチリチリになってしまいます。葉の様子がおかしい場合は水の管理を見直してみてください。一度チリチリになってしまった葉は元に戻らないので、根本から切り取ります。
おすすめの植物③
モンステラ
切れ込みのある大きな葉が特徴のモンステラは、リゾートの雰囲気づくりにぴったり。
自生地では大きな木にからみつくように大きくなるつる性(半つる性)の植物です。からみつくための気根が茎から伸びてきますが、それもモンステラの魅力の一つ。湿度が高い方が気根の伸びが良いので、バスルームはモンステラにぴったりですね。
大きな葉に汚れや埃がたまりやすいので、シャワーで定期的に流してあげましょう。
モンステラ
切れ込みのある大きな葉が特徴のモンステラは、リゾートの雰囲気づくりにぴったり。
自生地では大きな木にからみつくように大きくなるつる性(半つる性)の植物です。からみつくための気根が茎から伸びてきますが、それもモンステラの魅力の一つ。湿度が高い方が気根の伸びが良いので、バスルームはモンステラにぴったりですね。
大きな葉に汚れや埃がたまりやすいので、シャワーで定期的に流してあげましょう。
おすすめの植物④
オリヅルラン
ランナーの先にできる子株が折り鶴に似て見えることから、オリヅルランと呼ばれています。吊り鉢として仕立てると、この特徴的なランナーが枝垂れる様子が楽しめます。鉢を置く場所が無い場合は吊るして楽しめる植物だとスペースの問題が解決されます。
他の植物よりも日光を必要とするので、明るめのバスルームにおすすめです。
オリヅルラン
ランナーの先にできる子株が折り鶴に似て見えることから、オリヅルランと呼ばれています。吊り鉢として仕立てると、この特徴的なランナーが枝垂れる様子が楽しめます。鉢を置く場所が無い場合は吊るして楽しめる植物だとスペースの問題が解決されます。
他の植物よりも日光を必要とするので、明るめのバスルームにおすすめです。
おすすめの植物⑤
ポトス
丈夫で育てやすい、おなじみの観葉植物です。環境によく適応してくれるので、初心者にもおすすめです。
自生地ではほかの木に張り付いて生育するつる性の植物です。オリヅルランのように吊り鉢にしたり、高い位置に飾るとつるが垂れ下がる様子を楽しめます。
斑の入ったものや、葉色の明るいものなど様々な品種があるので、お気に入りの鉢が見つけてください。
植物の記事を読む
ポトス
丈夫で育てやすい、おなじみの観葉植物です。環境によく適応してくれるので、初心者にもおすすめです。
自生地ではほかの木に張り付いて生育するつる性の植物です。オリヅルランのように吊り鉢にしたり、高い位置に飾るとつるが垂れ下がる様子を楽しめます。
斑の入ったものや、葉色の明るいものなど様々な品種があるので、お気に入りの鉢が見つけてください。
植物の記事を読む
管理のポイント
<水やり>
基本的に春から秋は、水は乾いたらたっぷりあげるようにして、冬場は水やりの回数を減らして乾かし気味に管理します。冬は生育がゆっくりになるので、水を多く必要としません。水のやりすぎは根腐れの原因になるので注意しましょう。
<日当たり>
光が足りないと茎が徒長したり、葉の色が悪くなるので、そのような場合はたまに直射日光を避けた明るい場所に移動させてあげましょう。
<水やり>
基本的に春から秋は、水は乾いたらたっぷりあげるようにして、冬場は水やりの回数を減らして乾かし気味に管理します。冬は生育がゆっくりになるので、水を多く必要としません。水のやりすぎは根腐れの原因になるので注意しましょう。
<日当たり>
光が足りないと茎が徒長したり、葉の色が悪くなるので、そのような場合はたまに直射日光を避けた明るい場所に移動させてあげましょう。
<土の処理>
バスルームに置く植物は、土よりも水ゴケに植えるのがおすすめです。土に植えていると水やりの際に少しずつ土が流れてしまい、バスルームを汚してしまいます。水ゴケは肥料分を含んでいないため、定期的に液体肥料等を与えてください。
<気温>
観葉植物は寒さに弱いものがほとんどです。バスルームの冬の冷え込みには注意してください。気温によっては冬の間は暖かい部屋への移動が必要となります。
バスルームに置く植物は、土よりも水ゴケに植えるのがおすすめです。土に植えていると水やりの際に少しずつ土が流れてしまい、バスルームを汚してしまいます。水ゴケは肥料分を含んでいないため、定期的に液体肥料等を与えてください。
<気温>
観葉植物は寒さに弱いものがほとんどです。バスルームの冬の冷え込みには注意してください。気温によっては冬の間は暖かい部屋への移動が必要となります。
一日の始まりや終わりにリラックスできるバスルームは、生活に欠かせないものです。そんなバスルームに瑞々しいグリーンを置いて、よりバスタイムを充実させましょう!ぜひバスルームで観葉植物を楽しんでみてください。
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