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デスク周りに"見せ場"をつくり、お部屋をおしゃれに見せるコツ
リビングやダイニングでテレワークをしていると、仕事の資料でごちゃつくことも。デスクの壁の一部に視線を集める「フォーカルポイント」を作り、お部屋をすっきり見せましょう。
ブラッキン・ヘザー
2022年9月2日
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
著書「ふつうの住まいでかなえる外国スタイルの部屋づくり(文藝春秋)
Interior decoration and storage space planning in Tokyo, Japan. English/Japanese bilingual, with interior design and decoration experience in Europe and Japan.
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「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
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リビングやダイニングのような生活空間の中で、意外と目立つデスク周り。片付けたつもりでもパソコンやプリンター、書類のファイルなどがオフの時間でもついつい視線に入り、気になりませんか?
そんな目立つデスク周りから視線を引き離すには「フォーカルポイント」を設けてみましょう。フォーカルポイントとは、お部屋の中で人の視線が集中する"見せ場"を指していう言葉です。テレワークのスペースがなかなかインテリアと馴染みにくい、と気になっている方も、壁のフォーカルポイントを意識して、デスク周りを生活空間と素敵に馴染ませてみましょう。
そんな目立つデスク周りから視線を引き離すには「フォーカルポイント」を設けてみましょう。フォーカルポイントとは、お部屋の中で人の視線が集中する"見せ場"を指していう言葉です。テレワークのスペースがなかなかインテリアと馴染みにくい、と気になっている方も、壁のフォーカルポイントを意識して、デスク周りを生活空間と素敵に馴染ませてみましょう。
“PCより上"の位置にフォーカルポイントを
デスクのレイアウトでもっとも多いのが壁に向けての配置です。ある程度のプライベート空間が得られ、集中しやすいと言われています。
その壁を活用してフォーカルポイントをつくってみましょう。壁の中で、フォーカルポイントとして狙うべき場所は「パソコンのモニターより高い位置」です。
デスクの上にちょっとした置物や植物など、好きなものを飾っていらっしゃる方も少なくありません。座っている時に見えて気持ちの良い仕事空間につながります。
ただ、いざ離れるとパソコンより背の低いものは目立たなくなることも。デスク上で楽しむアイテムと、離れて見えるアイテムを上手に組み合わせるのが理想といえるでしょう。
デスクのレイアウトでもっとも多いのが壁に向けての配置です。ある程度のプライベート空間が得られ、集中しやすいと言われています。
その壁を活用してフォーカルポイントをつくってみましょう。壁の中で、フォーカルポイントとして狙うべき場所は「パソコンのモニターより高い位置」です。
デスクの上にちょっとした置物や植物など、好きなものを飾っていらっしゃる方も少なくありません。座っている時に見えて気持ちの良い仕事空間につながります。
ただ、いざ離れるとパソコンより背の低いものは目立たなくなることも。デスク上で楽しむアイテムと、離れて見えるアイテムを上手に組み合わせるのが理想といえるでしょう。
フォーカルポイントは、パソコンのモニターよりも高い位置に設けるのが効果的です。この位置だと、部屋に入った時、キッチンに立って作業をしている時、ソファでくつろいでいる時など、デスクから離れた場所からでも自然と目に入ります。
位置の目安としては、立っている時の目線ぐらいの高さが良いでしょう。目線の高さといえば、通常でも壁にアートを飾るおすすめの高さです。
書斎・仕事部屋の記事を読む
位置の目安としては、立っている時の目線ぐらいの高さが良いでしょう。目線の高さといえば、通常でも壁にアートを飾るおすすめの高さです。
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では、どのようなものが素敵なフォーカルポイントになるのでしょうか。いくつかみていきましょう。
モノトーンのプリントはシンプルでありながら、グレーの壁からまるで飛び出るような力強いアイキャッチになっています。
アートやフレームを選ぶ際には壁の色も考慮すると良いでしょう。白い壁に淡い色のアートや白いフレームですと遠くからはっきりと見えない場合もあり、パソコンのモニターやプリンターのような黒の多いデスク上のものに負けてしまう可能性もあります。白など、淡い色の壁の場合ははっきりした色合いのアートを飾るのをおすすめします。
- アートを飾る
モノトーンのプリントはシンプルでありながら、グレーの壁からまるで飛び出るような力強いアイキャッチになっています。
アートやフレームを選ぶ際には壁の色も考慮すると良いでしょう。白い壁に淡い色のアートや白いフレームですと遠くからはっきりと見えない場合もあり、パソコンのモニターやプリンターのような黒の多いデスク上のものに負けてしまう可能性もあります。白など、淡い色の壁の場合ははっきりした色合いのアートを飾るのをおすすめします。
鮮やかな色のアートも目を惹きます。インテリアに合わせて選んでみましょう。小さめのものは1点だけではなく、似たような色合いやフレームのものを複数まとめて飾るとより目立ちます。
こちらでは、デスクの天板やテーブルスタンドのアームの部分と似た色の白木のフレームでデスク周りとも統一感を出しながら、遠くからもはっきりと見える色合いのアートでフォーカルポイントをつくり出しています。
アートで手軽におしゃれな家
こちらでは、デスクの天板やテーブルスタンドのアームの部分と似た色の白木のフレームでデスク周りとも統一感を出しながら、遠くからもはっきりと見える色合いのアートでフォーカルポイントをつくり出しています。
アートで手軽におしゃれな家
- インパクトのある形のものポイントに
デスクの中心に合わせるのではなく、少しずらすことでアシンメトリー独特の「崩し」や動きが見られ、より柔らかい印象が受けられます。
ポイント的に黒をリピートしたり、丸みのあるフォルムが繰り返されている完成度の高い素敵なデスクコーナーです。ここにパソコンを置いても自然と溶け込むことでしょう。
- 個性あふれるピンナップウォール
だいたいの枠を決め、その中に収めるようにし、色のトーンを揃えたり、軽くテーマを決めるときれいにまとまります。
- グリーンを置く
デスクの上にはついつい低めや小さめのものを置きがちですが、少し背の高めのグリーンを置くことで遠くからも見えるフォーカルポイントになります。長めの葉物や花を大きめな花瓶に生けたり、背のある鉢植えを置くと効果的です。
ミレニアル世代はなぜ観葉植物を好むのか?
植物があまり大きいと小さなデスクでは邪魔になるかもしれません。細長のものが理想ですが、小さめでも高さを出すために、積んだ本や雑誌の上に置くような、インテリアのプロがよく使う技を真似してみてはいかがでしょう。
また、アートを壁に取り付けられない場合でも、大きめのポスターを立てかけておくだけで似たような効果が得られます。
こちらのデスク周りの工夫、パリのアパルトマンのようなエレガントでありながらカジュアルなインテリアのヒントにもなります。
また、アートを壁に取り付けられない場合でも、大きめのポスターを立てかけておくだけで似たような効果が得られます。
こちらのデスク周りの工夫、パリのアパルトマンのようなエレガントでありながらカジュアルなインテリアのヒントにもなります。
- 棚を設置すれば一石二鳥
そのような際にはデスクの上に棚を取り付けることもご検討してみませんか? 収納としてはもちろん、好きなものを飾るディスプレイとなり、離れた位置からも楽しめます。
棚のデザインにもぜひこだわってみましょう。北欧スタイルのこちらのシェルフは、棚そのものが注目されそうなぐらいスタイリッシュです。
- デスク上の壁全体をフォーカルポイントに
デスクまわりをクリエイティブにする12のアイデア
- 壁の色を変える
壁全体を変えなくても、一部分だけ、アイキャッチになるように色を取り入れてみても素敵です。こちらのピンクのスクエアも可愛らしいアクセントになっています。
- 家にあるもの、百均グッズからもできる簡単フォーカルポイント
賃貸にお住まいの方、頻繁にちょっとした模様替えを楽しみたい方にはぜひおすすめです。
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