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在宅勤務にメリハリがつく照明の使い方
在宅勤務だとオフィスのように集中できない?それは照明が影響しているかもしれません。光と体内時計の関係を知って、在宅ワーク時も上手にオンオフを切り替えましょう。

sayaka_sumiyoshi
2020年5月25日
朝日を浴びると体内時計がリセットされる。そんな話を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。私たちの体内時計は、照明器具が登場する遥か昔から、太陽の動きと密接に関わっているのです。
太陽の位置と光の色を照明で再現すると、体内時計が整う
日中の時間帯は、太陽が高い位置で照り輝くので、体や頭がシャキッとしてオンの状態になります。逆に夕方は、太陽が低い位置に来て赤くなるため、リラックスしてオフの状態になります。太陽の位置と光の色を照明で再現すれば、体内時計を整えやすくなります。
日中の時間帯は、太陽が高い位置で照り輝くので、体や頭がシャキッとしてオンの状態になります。逆に夕方は、太陽が低い位置に来て赤くなるため、リラックスしてオフの状態になります。太陽の位置と光の色を照明で再現すれば、体内時計を整えやすくなります。
夜中まで煌々と明るいオフィスで仕事をして帰宅すると、ベッドに入っても目が冴えて眠れなかったり、ランチで入った地下のお店の照明が夜のようにムーディで眠くなってしまった……なんて経験が、みなさんにもあるかもしれません。
住まいの照明は、オフの場所であることを想定した、温かい色が中心になっていることが多いでしょう。在宅勤務の場合、LEDの調光調色機能などで活動にあわせて照明を切り替えるのが、メリハリをつけて過ごすための一つのコツです。
インテリアコーディネーターを探す
住まいの照明は、オフの場所であることを想定した、温かい色が中心になっていることが多いでしょう。在宅勤務の場合、LEDの調光調色機能などで活動にあわせて照明を切り替えるのが、メリハリをつけて過ごすための一つのコツです。
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太陽光を浴びてスイッチON
もし日中、外からの自然光だけで十分に明るい場所にワークスペースを確保できれば、それは最高の環境です。明るい場所と言えば南向きだと思いがちですが、書斎であれば北向きに大きな窓を設けるのもオススメです。
北向きの窓は直射日光が入らないので眩しくなく、明るさも安定しているので、アトリエなどにも向いています。
もし日中、外からの自然光だけで十分に明るい場所にワークスペースを確保できれば、それは最高の環境です。明るい場所と言えば南向きだと思いがちですが、書斎であれば北向きに大きな窓を設けるのもオススメです。
北向きの窓は直射日光が入らないので眩しくなく、明るさも安定しているので、アトリエなどにも向いています。
照明計画は一室多灯で
在宅ワークの場合も、照明計画は一室多灯で考えましょう。必要なところに必要な明かりを足していくことで、オンの時もオフの時も快適な明るさを作り出せます。
日中は、一般的には蛍光色や昼白色と呼ばれる(専門的には色温度5000K)の光をプラスしましょう。太陽が真上にある時と同じ色で、気分がシャキッとして集中力が高まるONの光です。文字もくっきり見やすいので、仕事や勉強がはかどります。
在宅ワークの場合も、照明計画は一室多灯で考えましょう。必要なところに必要な明かりを足していくことで、オンの時もオフの時も快適な明るさを作り出せます。
日中は、一般的には蛍光色や昼白色と呼ばれる(専門的には色温度5000K)の光をプラスしましょう。太陽が真上にある時と同じ色で、気分がシャキッとして集中力が高まるONの光です。文字もくっきり見やすいので、仕事や勉強がはかどります。
タスクライトが1台あると便利
書斎のデスクやダイニングテーブルで使い勝手が良いのが、手元を照らしてくれるタスクライトです。LEDのタスクライトは、光の色や明るさが変えられて、広い範囲を照らしてくれます。
壁に向かうデスクなどの場合はとくに、主照明だけでば手元が暗くなりやすいので、タスクライトが一つあると便利ですね。
書斎のデスクやダイニングテーブルで使い勝手が良いのが、手元を照らしてくれるタスクライトです。LEDのタスクライトは、光の色や明るさが変えられて、広い範囲を照らしてくれます。
壁に向かうデスクなどの場合はとくに、主照明だけでば手元が暗くなりやすいので、タスクライトが一つあると便利ですね。
あらかじめデスクの位置が決まっている場合は、壁に照明器具をつけてもよいでしょう。デスクの上がスッキリして広々使えます。
向きが変えられるスポットライトタイプや、ランプが直接見えない間接照明タイプなど、いろいろな選択肢があるので、デスクの場所が決まったら、照明計画も一緒にプランするとよいでしょう。
向きが変えられるスポットライトタイプや、ランプが直接見えない間接照明タイプなど、いろいろな選択肢があるので、デスクの場所が決まったら、照明計画も一緒にプランするとよいでしょう。
マルチに使えるのはフロアライト
一室多灯と言っても、それぞれの場所ごとに照明器具を用意するのはちょっと……という場合、一つだけ取り入れるならフロアライト をオススメします。写真のようなフロアライトは簡単に持ち運べるので、ひとつあればデスクの横に置いて仕事用に使ったり、ソファやラウンジチェアの横に置いてリラックスタイムに使ったりできます。
これだけは手を抜きたくない!インテリア3つのポイント
一室多灯と言っても、それぞれの場所ごとに照明器具を用意するのはちょっと……という場合、一つだけ取り入れるならフロアライト をオススメします。写真のようなフロアライトは簡単に持ち運べるので、ひとつあればデスクの横に置いて仕事用に使ったり、ソファやラウンジチェアの横に置いてリラックスタイムに使ったりできます。
これだけは手を抜きたくない!インテリア3つのポイント
色が変わるLED電球がおすすめ
フロアライトをマルチに使う場合、色温度を変えられるLED電球に交換することをオススメします。スイッチで切り替えるものや、リモコン付きのものなど、いくつか種類があるので、使いやすそうなものを選ぶとよいでしょう。
フロアライトをベッドサイドに置けば、ナイトテーブル無しでも手元の明かりが作れるので、ライフスタイルが変化しても長く使えますよ。
フロアライトをマルチに使う場合、色温度を変えられるLED電球に交換することをオススメします。スイッチで切り替えるものや、リモコン付きのものなど、いくつか種類があるので、使いやすそうなものを選ぶとよいでしょう。
フロアライトをベッドサイドに置けば、ナイトテーブル無しでも手元の明かりが作れるので、ライフスタイルが変化しても長く使えますよ。
低めのオレンジ光でスイッチOFF
仕事や勉強が終わったら、デスクの明かりを消して温かみのあるオレンジ光を点けましょう。低めにさげたペンダントライトや、床を照らすフロアライトがオススメです。
低いオレンジ色の光は、夕陽や焚き火を連想させ、シャキッとしていた心と体がオフにしてくれます。気持ちをリラックスさせてくれるので、睡眠が深くなり、翌朝スッキリ起きられます。
安らげる住まいをつくる照明計画のコツ
仕事や勉強が終わったら、デスクの明かりを消して温かみのあるオレンジ光を点けましょう。低めにさげたペンダントライトや、床を照らすフロアライトがオススメです。
低いオレンジ色の光は、夕陽や焚き火を連想させ、シャキッとしていた心と体がオフにしてくれます。気持ちをリラックスさせてくれるので、睡眠が深くなり、翌朝スッキリ起きられます。
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