家具を一新!バルセロナのマンションを仲間と集える空間にリフォーム
Houzzでインテリアデザイナーを見つけたオーナーカップルが求めたのは、2人のライフスタイルに合った家でした。
Bea González
2022年9月3日
スペインのバルセロナにあるこのマンションの持ち主であるカップルは、落ち着いたライフスタイルと、ゲストをもてなせるような家を求めていました。それと同時に、都市の中心部で職場にも近い生活環境は手放したくなかったため、活気あふれるバルセロナのエルラバル地区に留まりたいとも考えていました。
近場にいる住まいの専門家をHouzzで探すことにしたお2人は、すぐに自分たちにぴったりのデザイナー、クラウディア・デ・ソウザ(Claudia de Sousa)さんを見つけました。「自分たちの新しいマンションを一から改修したいと考えていました」と、持ち主のアナ・O・イダルゴ(Ana O. Hidalgo)さんは言います。「最良の専門家を見つけるのにHouzzを使ったのは、過去の事例を見たり、おおよその価格を知ることができるからです。家をリフォームしたり、模様替えをしたいと考えているすべての人におすすめできるプラットフォームです」
「プロジェクトが完成して以降、オーナーカップルが友人を招く機会は増え、より多くの時間を家で過ごすようになりました」とデ・ソウザさんは語ります。「以前は、家具や空間のスタイルが『自分たちらしさ』を反映していなかったため、しっくりきておらず、そのことが人を招くことの妨げになっていました。また、全体的に片付いておらず、クローゼットもなかったため洋服が散らばっていたんです。それが今では、毎週新鮮な花を買ったりと、以前より幸せを感じているそうですよ」
近場にいる住まいの専門家をHouzzで探すことにしたお2人は、すぐに自分たちにぴったりのデザイナー、クラウディア・デ・ソウザ(Claudia de Sousa)さんを見つけました。「自分たちの新しいマンションを一から改修したいと考えていました」と、持ち主のアナ・O・イダルゴ(Ana O. Hidalgo)さんは言います。「最良の専門家を見つけるのにHouzzを使ったのは、過去の事例を見たり、おおよその価格を知ることができるからです。家をリフォームしたり、模様替えをしたいと考えているすべての人におすすめできるプラットフォームです」
「プロジェクトが完成して以降、オーナーカップルが友人を招く機会は増え、より多くの時間を家で過ごすようになりました」とデ・ソウザさんは語ります。「以前は、家具や空間のスタイルが『自分たちらしさ』を反映していなかったため、しっくりきておらず、そのことが人を招くことの妨げになっていました。また、全体的に片付いておらず、クローゼットもなかったため洋服が散らばっていたんです。それが今では、毎週新鮮な花を買ったりと、以前より幸せを感じているそうですよ」
どんなHouzz?
住まい手:カップル
所在地:スペイン、バルセロナ
面積: 50平方メートル
デザイン: Claudia de Sousa - Interior Design
写真: inBiaco Photo
デザイナーのクラウディア・デ・ソウザが目指したのは、空間を有効に使い、オーナーカップルの好みやライフスタイルを叶えたマンションをつくりあげることでした。
「オーナーは、自宅を改修し、デザインを一新したいと考えていました。家具は残しませんでした」とデ・ソウザさん。一方で、この住宅のつくり自体は優れていたといいます。「もとの床はオークですし、窓枠はすでに美しいものが入っていました。また、こうしたプロジェクトではもとの建具が良いものではない場合に交換するコストがかさむのですが、今回はラッキーでしたね」
住まい手:カップル
所在地:スペイン、バルセロナ
面積: 50平方メートル
デザイン: Claudia de Sousa - Interior Design
写真: inBiaco Photo
デザイナーのクラウディア・デ・ソウザが目指したのは、空間を有効に使い、オーナーカップルの好みやライフスタイルを叶えたマンションをつくりあげることでした。
「オーナーは、自宅を改修し、デザインを一新したいと考えていました。家具は残しませんでした」とデ・ソウザさん。一方で、この住宅のつくり自体は優れていたといいます。「もとの床はオークですし、窓枠はすでに美しいものが入っていました。また、こうしたプロジェクトではもとの建具が良いものではない場合に交換するコストがかさむのですが、今回はラッキーでしたね」
ダイニングの後方には新たにクローゼットが追加されています。取っ手は真鍮製です。ダイニングチェアはデ・ソウザさんが信頼する職人が製作した特注品です。「お金をかける価値はあったと思います。ファブリックは慎重に選んでいて、ナチュラルな見た目ですが洗濯可能です。ダイニングは毎日使いますから、重要なことです」とデ・ソウザさんは言います。
先述のとおり、オークの床は最初からあったものです。デ・ソウザさんはラグを使って空間を飾ったり、区切ったりすることに重きを置きました。「リビングについては天然繊維を使ったラグを選ぶことが多いです。ベッドルームにはより柔らかいものが向いています」
先述のとおり、オークの床は最初からあったものです。デ・ソウザさんはラグを使って空間を飾ったり、区切ったりすることに重きを置きました。「リビングについては天然繊維を使ったラグを選ぶことが多いです。ベッドルームにはより柔らかいものが向いています」
「インテリアデザインのプロジェクトに取り掛かる際には、まずオーナーのニーズや好みを理解します。それからアイデアを出して、洗練させていくのです」とデ・ソウザさん。
「今回のリビング・ダイニングについては、まず全体について考えたときに、木、光、自然素材、そして真鍮を取り入れたいと思いました。最初に選んだ家具はソファです。オーナーカップルと一緒に何軒も店を訪れ、やっと彼らに合ったソファを見つけました」
「今回のリビング・ダイニングについては、まず全体について考えたときに、木、光、自然素材、そして真鍮を取り入れたいと思いました。最初に選んだ家具はソファです。オーナーカップルと一緒に何軒も店を訪れ、やっと彼らに合ったソファを見つけました」
バルコニーのひとつには、素敵な植物スタンドが2つ置かれています。「リラックスしたバカンスのような雰囲気をもたらすトロピカルなアクセントが欲しかったので、ココヤシを選びました。
この植物スタンドは、高さで遊ぶことができるうえに、さりげなく空間を満たせるので、私のプロジェクトではよく使います」とデ・ソウザさんは言います。
バルコニーの写真をもっと見る
この植物スタンドは、高さで遊ぶことができるうえに、さりげなく空間を満たせるので、私のプロジェクトではよく使います」とデ・ソウザさんは言います。
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照明器具も、インテリアの中で重要な役割を担っています。小さな空間ではあらゆるものが重要となるため、デ・ソウザさんは照明やランプシェードを入念に選びました。
「籐や綿、ビロードといったさまざまなテクスチャをもったシェードのフロアランプやテーブルランプを取り入れ、暖かみのある快適な雰囲気をつくり出せるよう、照明で遊んでみました」
「籐や綿、ビロードといったさまざまなテクスチャをもったシェードのフロアランプやテーブルランプを取り入れ、暖かみのある快適な雰囲気をつくり出せるよう、照明で遊んでみました」
レイアウトを見てみると、3つの特注クローゼットが置かれている場所がわかりますが、これらはこのプロジェクトにおいて非常にうまくいった部分です。ホールに1つ、ダイニングに1つ、そしてベッドルームに1つあります。
壁には全体を通してオフホワイトを採用していますが、ベッドルームでは質感のあるラフィア調の壁紙が、ほかの部分に使われているくすんだピンク色やナチュラルウッド、そしてベースである白とのコントラストを生み出しています。
「ニュートラルな色調を、つまらなくならないよう住宅の装飾に使うコツは、複数のテクスチャを混在させたり、真鍮製のアイテムなど金属系のアクセントを取り入れたりすることです。
また、質感のある壁紙で壁を飾り、照明を丁寧に扱うことで、さまざまな雰囲気をつくれます」とデ・ソウザさんは言います。
また、質感のある壁紙で壁を飾り、照明を丁寧に扱うことで、さまざまな雰囲気をつくれます」とデ・ソウザさんは言います。
オーナーのお2人は、近隣のレストランにて異なるシフトで勤務しているため、ベッドルームのドアが日光を完全に遮断して、部屋を真っ暗にできることが重要でした。
「くすんだピンク色のサテン地のカーテン(下写真)を使うことで、部屋にエレガントなアクセントを加え、遮光を可能にしています。窓には真っ暗にするためのブラインドも取り付けています」とデ・ソウザさんは語ります。
「この家で私が一番気に入っているのは、ベッドルームにある、アームチェア、フロアランプ、女性を描いた絵画、そしてビロードと自然素材を組み合わせたコーナーです」とデ・ソウザさん。オーナーカップルもこの場所がお気に入りですが、全体の暖かみのある上品な雰囲気も気に入っています。
「くすんだピンク色のサテン地のカーテン(下写真)を使うことで、部屋にエレガントなアクセントを加え、遮光を可能にしています。窓には真っ暗にするためのブラインドも取り付けています」とデ・ソウザさんは語ります。
「この家で私が一番気に入っているのは、ベッドルームにある、アームチェア、フロアランプ、女性を描いた絵画、そしてビロードと自然素材を組み合わせたコーナーです」とデ・ソウザさん。オーナーカップルもこの場所がお気に入りですが、全体の暖かみのある上品な雰囲気も気に入っています。
「私が一緒に仕事をしたいと思うのは、デザイン性を求めていて、自分が好きなもののサンプルを調べていて、インテリアデザイナーの仕事を尊重してくれるオーナーです」とデ・ソウザさん。「それこそが、Houzzを通して依頼されるプロジェクトの醍醐味なんです」
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