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5人の子どもたちも大興奮! 地下室付きのアスレチックのような住まい
育ち盛りの5人のお子さんと一緒に、家の中でも思いっきり体を動かして楽しめるお宅です。
Miki Anzai
2022年4月6日
会社を経営するオーナーと国家公務員の奥さまは、お2人とも体育大学のご出身で、ご趣味はご家族みんなでスポーツをすること。一番下のお子さんは乳児、一番上のお子さんは小学生と、育ち盛りの男女が総勢5人!そこで、文京区に約30坪の土地を購入し、屋内でも毎日、思いっきり運動も仕事もできるような家を建てることにしました。
家づくりは、インターネットで見つけた株式会社僕らの家に依頼。限られた予算ながら、地下にキャッチボールもできるトレーニングルーム、2階にも広い遊び部屋のある住まいを手に入れました。さっそく、アクティブなご一家がにぎやかに暮らすお宅を拝見してみましょう!
家づくりは、インターネットで見つけた株式会社僕らの家に依頼。限られた予算ながら、地下にキャッチボールもできるトレーニングルーム、2階にも広い遊び部屋のある住まいを手に入れました。さっそく、アクティブなご一家がにぎやかに暮らすお宅を拝見してみましょう!
どんなHouzz?
住まい手:夫婦+子ども5人
所在地:東京都文京区
延床面積:171.85㎡
敷地面積:97.68㎡
構造:木造在来軸組工法一部RC造(地下室+2階建て)
設計・デザイン:yu design(游佐清文)× 株式会社僕らの家
インテリアコーディネート:IN CO.,LTD(伊吹 絵理)
建築費:6,000~6,500万円(設計料を含む)
竣工年:2021年8月
住まい手:夫婦+子ども5人
所在地:東京都文京区
延床面積:171.85㎡
敷地面積:97.68㎡
構造:木造在来軸組工法一部RC造(地下室+2階建て)
設計・デザイン:yu design(游佐清文)× 株式会社僕らの家
インテリアコーディネート:IN CO.,LTD(伊吹 絵理)
建築費:6,000~6,500万円(設計料を含む)
竣工年:2021年8月
地下室の西側の一角に設けたキャッチボールエリア
バッティングやピッチングの練習ができる練習場は、天井高が2.4メートル。床には人工芝マットを敷き、カーテン式の野球ネットをはりめぐらしました。ネットは、天井に取り付けた専用レールにそって開閉できるので、野球の練習をしない時は、開けっ放しにしています。
バッティングやピッチングの練習ができる練習場は、天井高が2.4メートル。床には人工芝マットを敷き、カーテン式の野球ネットをはりめぐらしました。ネットは、天井に取り付けた専用レールにそって開閉できるので、野球の練習をしない時は、開けっ放しにしています。
キャッチボールエリアの隣、北側の一角は書斎コーナー
当初は造作の本棚を検討したものの、予算削減のため、組み立て式のマルゲリータの本棚を採用。高さを天井に合わせて、壁面いっぱいに調整できるので、たくさんの蔵書や書類を収納できます。
この壁面にロールスクリーンをおろして、家族全員、芝マットに寝ころびながら、プロジェクターで映画を楽しむこともあるそうです。
当初は造作の本棚を検討したものの、予算削減のため、組み立て式のマルゲリータの本棚を採用。高さを天井に合わせて、壁面いっぱいに調整できるので、たくさんの蔵書や書類を収納できます。
この壁面にロールスクリーンをおろして、家族全員、芝マットに寝ころびながら、プロジェクターで映画を楽しむこともあるそうです。
地下室の東側の一角はトレーニングスペース&収納
月に一度はキャンプにでかけているというご一家。たくさんのキャンプ用品やウェア類を収納できるスペースも用意しました。
地下室の外、ちょうどトレーニング中のご主人の左側の空間が、ドライエリア(空堀り)です。地上からここに光が落ちてくるので、閉塞感が全くありません。
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地下に広がる驚きの空間、「地下室」の可能性
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ご一家のために、アニメーション作家の山田遼志さんが描いた外壁アート
僕らの家のスタッフの提案で、オーナーご一家のために、オリジナル壁画の製作を、多彩でエッジのあるアート作品を手がける山田遼志さんに依頼。「オーナーの生い立ちや価値観、家族のカタチをどのように表現するか、試行錯誤を繰り返ながら描いていただいた作品です」(僕らの家の代表・田中祥子さん)
壁画の下の一段上がっているエリアには、透過性と強度を併せ持つFRPグレーチングがはめ込まれています。ここから地下のドライエリアに光が送り込まれています。
僕らの家のスタッフの提案で、オーナーご一家のために、オリジナル壁画の製作を、多彩でエッジのあるアート作品を手がける山田遼志さんに依頼。「オーナーの生い立ちや価値観、家族のカタチをどのように表現するか、試行錯誤を繰り返ながら描いていただいた作品です」(僕らの家の代表・田中祥子さん)
壁画の下の一段上がっているエリアには、透過性と強度を併せ持つFRPグレーチングがはめ込まれています。ここから地下のドライエリアに光が送り込まれています。
子どもの成長に合わせて、仕切れるように計画された、約17畳ある2階の子ども部屋
勾配天井を利用して雲梯(うんてい)を設置。天井からの下がり30cm、ピッチ30cmのバーが7本ありますが、かなりハードに見えます。
また、比較的安価ながら体を鍛えることができる、登りロープも導入。いつのまにかロフトを支える柱も、トレーニング器具と化しています。床は転んでもケガをしにくい、クッション性のあるコルクタイルです。
勾配天井を利用して雲梯(うんてい)を設置。天井からの下がり30cm、ピッチ30cmのバーが7本ありますが、かなりハードに見えます。
また、比較的安価ながら体を鍛えることができる、登りロープも導入。いつのまにかロフトを支える柱も、トレーニング器具と化しています。床は転んでもケガをしにくい、クッション性のあるコルクタイルです。
正面のハイサイドの窓から優しい自然光を取り入れた、白と木を基調とした玄関
玄関スペースは、すっきりと見せるために、扉を押して開くタイプの靴箱を造作しました。メルバウの無垢フローリングに合わせて塗装しているので、統一感もあります。「ここは家に入って最初に目につく場所なので、既製品よりも造作をおすすめしました」(田中さん)
白いロールスクリーンの奥がシューズクロークです。
玄関スペースは、すっきりと見せるために、扉を押して開くタイプの靴箱を造作しました。メルバウの無垢フローリングに合わせて塗装しているので、統一感もあります。「ここは家に入って最初に目につく場所なので、既製品よりも造作をおすすめしました」(田中さん)
白いロールスクリーンの奥がシューズクロークです。
玄関からつながるLDK
西側に位置する一番奥のキッチンまでのびる無垢フローリングが、空間に奥行きを持たせてくれています。
2階への続くストリップ階段と地下への階段は、上階からの光を取り込むだけでなく、廊下を広く見せる効果もあり、1階全体が明るく、広々としたスペースになっています。
西側に位置する一番奥のキッチンまでのびる無垢フローリングが、空間に奥行きを持たせてくれています。
2階への続くストリップ階段と地下への階段は、上階からの光を取り込むだけでなく、廊下を広く見せる効果もあり、1階全体が明るく、広々としたスペースになっています。
キッチン上の天窓から光が差し込む明るいLDK
キッチンエリアは、既製品のキッチンや収納棚を採用していますが、白い腰壁と、その周りにダイニングテーブルを造りつけることで、まるでオーダーしたかのような雰囲気です。
無垢のフローリングに合わせてデザインした可動式カウンターターブルは、キッチンを囲んで家族で食事をしたいという奥さまのご希望でした。「走りまわるお子さまが、角にぶつかってもケガをしにくいようにカーブをつけています」(田中さん)
Yチェアはご友人から譲り受けたものですが、家全体のインテリアコーディネートは、僕らの家と提携しているIN CO., LTDの伊吹 絵理さんが担当しました。
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北欧の名作家具「Yチェア」の楽しみ方
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LDKの中に溶け込むワーキングスペース
ご主人たってのリクエストで、USMモジュラーファニチャー社のモジュラー式収納システム「USMハラー」をコーディネート。常に仕事に追われているご主人のために、ワーキングスペースは、この1階と地下の2箇所に設けています。
リビングのソファの右手にある開口からは、外壁アートのある外室に出られます。
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USMハラーの新作を含む、2021年のデザイントレンド
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2階の主寝室と脱衣所の両側からバルコニーに出られます
オーナーご一家が、家づくりの相談に初めて僕らの家のオフィスを訪ねた時は、お子さんはまだ4人でした。「駆けずり回るお子さんたちを見て、絶対この子たちに喜んでもらえるような家をつくろう」と思ったという田中さん。
無事に家が完成して、遊びに行くと、新しい家族が増えて、さらに賑やかになっていました。「お子さんたちが生き生きと、元気に遊んだり、走り回っている姿を見て、頑張った甲斐があったと嬉しく思いました」と語ってくれました。
Houzzで住まいの専門家を探す
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