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現代の名作デザイン:インゴ・マウラーの照明
浮遊感、ミニマルなデザイン、遊び心…… 驚きにあふれるインゴ・マウラーの照明は、世界中で人気を集めています。
Becky Harris
2016年7月12日
インゴ・マウラーの照明の代表的なスタイルを一言で正確に言い表すことは不可能です。電球を使って小鳥たちが木の上で羽根を休めているような華やかなデザインのライトや、和紙を使った優美なライトなど、幅広いスタイルの照明をつくりだしてきました。すべての作品に共通するのは、どれも考え抜かれた、すぐれたデザインであるということです。
インゴ・マウラーはグラフィックデザイナーとしてドイツでキャリアをスタートさせました。1963年に照明デザインを手がけ始め、自身の会社を設立。電球の形そのものに魅せられたマウラーは、しばしば電球そのものを活かした照明をデザインしています。発明家でもあり、よりよい電球の開発にも取り組んでいます。彼の名を冠した会社には、ほかにもデザイナーが属しており、インゴ・マウラー・アンド・チームとして、センスにあふれる作品を数多く生み出しています。
インゴ・マウラーはグラフィックデザイナーとしてドイツでキャリアをスタートさせました。1963年に照明デザインを手がけ始め、自身の会社を設立。電球の形そのものに魅せられたマウラーは、しばしば電球そのものを活かした照明をデザインしています。発明家でもあり、よりよい電球の開発にも取り組んでいます。彼の名を冠した会社には、ほかにもデザイナーが属しており、インゴ・マウラー・アンド・チームとして、センスにあふれる作品を数多く生み出しています。
商品名:《バーディー》シャンデリア
デザイナー:インゴ・マウラー
制作年:2002年
注目素材:グースの羽
おすすめの設置場所:ダイニングテーブルの上に設置すれば場が華やぐでしょう。素敵なものはなんでもそうですが、こまめなメンテナンスが必要です。電球についているグースの羽は、掃除するときは乾いたペイントブラシで埃を優しく払い落としてください。
ベッドルームや玄関ホール、リビングルームの場合、照明の下の空間がすっきりとしていると、この照明が映えます。
デザイナー:インゴ・マウラー
制作年:2002年
注目素材:グースの羽
おすすめの設置場所:ダイニングテーブルの上に設置すれば場が華やぐでしょう。素敵なものはなんでもそうですが、こまめなメンテナンスが必要です。電球についているグースの羽は、掃除するときは乾いたペイントブラシで埃を優しく払い落としてください。
ベッドルームや玄関ホール、リビングルームの場合、照明の下の空間がすっきりとしていると、この照明が映えます。
商品名:《バーズ・バーズ・バーズ》シャンデリア
おすすめの設置場所:《バーディー》よりサイズは大きめです。この施工例ではアンディー・ウォーホルによるモンローのポートレートや《パントンチェア》ともよくマッチしています。
おすすめの設置場所:《バーディー》よりサイズは大きめです。この施工例ではアンディー・ウォーホルによるモンローのポートレートや《パントンチェア》ともよくマッチしています。
商品名:《カンド・ライト》
デザイナー:クリストフ・マティアス、ハーベン・スチェック
制作年:2003年
注目素材:キャンベルのスープ缶
おすすめの設置場所:キッチンアイランドやキッチンシンクの上、それに、楽しさや意外性がほしい場所ならどこでもOKです。例えばバスルームの明かり、ギャラリー的なスペースにも似合いますし、ナイトスタンドにも使えます。スープ=心温まる食べ物というイメージに加え、ウォーホル的ポップアートとしての魅力が際立っているプロダクトです。
デザイナー:クリストフ・マティアス、ハーベン・スチェック
制作年:2003年
注目素材:キャンベルのスープ缶
おすすめの設置場所:キッチンアイランドやキッチンシンクの上、それに、楽しさや意外性がほしい場所ならどこでもOKです。例えばバスルームの明かり、ギャラリー的なスペースにも似合いますし、ナイトスタンドにも使えます。スープ=心温まる食べ物というイメージに加え、ウォーホル的ポップアートとしての魅力が際立っているプロダクトです。
商品名:《カンパリ・ライト》サスペンションライト
デザイナー:ラファエレ・セレンターノ
制作年:2002年
注目素材:イタリアのカンパリのボトル
おすすめの設置場所:ポップで強い赤を目にしたい場所ならどこでも。特にキッチンやバスルーム、バーカウンターにぴったり。
デザイナー:ラファエレ・セレンターノ
制作年:2002年
注目素材:イタリアのカンパリのボトル
おすすめの設置場所:ポップで強い赤を目にしたい場所ならどこでも。特にキッチンやバスルーム、バーカウンターにぴったり。
商品名:《ツェッツル》サスペンションライト
デザイナー:インゴ・マウラー
制作年:1997年
注目素材:いくつかの国の言葉が記された日本和紙
おすすめの設置場所:モビールのようでもあり明かりでもある個性的なライトですが、実はどこにでも似合ってしまう逸品です。この写真を見てはじめて、「ああ、バスタブの上でも似合うんだ」と驚きましたが、空間に実によくマッチしています。
さまざまな言葉が記された日本和紙をシャンデリアのクリスタルのように使っており、玄関やオフィスに設置しても印象深い照明になります。ロマンティックなメッセージもありますので、ベッドの上に設置しても素敵です。「ツェッツル」はドイツ語で「紙切れ」という意味です。
デザイナー:インゴ・マウラー
制作年:1997年
注目素材:いくつかの国の言葉が記された日本和紙
おすすめの設置場所:モビールのようでもあり明かりでもある個性的なライトですが、実はどこにでも似合ってしまう逸品です。この写真を見てはじめて、「ああ、バスタブの上でも似合うんだ」と驚きましたが、空間に実によくマッチしています。
さまざまな言葉が記された日本和紙をシャンデリアのクリスタルのように使っており、玄関やオフィスに設置しても印象深い照明になります。ロマンティックなメッセージもありますので、ベッドの上に設置しても素敵です。「ツェッツル」はドイツ語で「紙切れ」という意味です。
商品名:《フローテーション》サスペンションライト
デザイナー:インゴ・マウラー
制作年:1980年
注目素材:日本和紙を使った手作りシェード
おすすめの設置場所:中に浮かぶかのように見える、ミニマルで素敵なライト。3層に重ねた和紙の三角錐が光を発する姿は、彫刻的でありながら柔らかな灯籠のようです。
デザイナー:インゴ・マウラー
制作年:1980年
注目素材:日本和紙を使った手作りシェード
おすすめの設置場所:中に浮かぶかのように見える、ミニマルで素敵なライト。3層に重ねた和紙の三角錐が光を発する姿は、彫刻的でありながら柔らかな灯籠のようです。
商品名:《オウメイマ・カビル・ホワイト》
デザイナー:インゴ・マウラー・アンド・チーム
制作年:1997年
注目素材:アルミニウムシート
おすすめの設置場所:いつも新鮮な気分になれる空間に。下から見える姿と横から見た姿は、まったく異なる趣があります。
デザイナー:インゴ・マウラー・アンド・チーム
制作年:1997年
注目素材:アルミニウムシート
おすすめの設置場所:いつも新鮮な気分になれる空間に。下から見える姿と横から見た姿は、まったく異なる趣があります。
例えば、2階を歩いているときにふとライトに目を向けると、リビングルームから見たときとはまったく違った印象です。
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