ミッドセンチュリー 家の画像・アイデア

    デザイン性と機能性を兼ね備えたスタイル、ミッドセンチュリー。建築やインテリアに詳しくない人でも、きっとどこかで耳にしたことがあるはず。日本でも根強い人気を誇るスタイルの詳細を、まずは「ミッドセンチュリーって何?」というところから、紐解いていきましょう。

    ミッドセンチュリーの時代背景


    直訳すると「世紀の半ば」という意味のあるミッドセンチュリー。デザイン史においてミッドセンチュリーとは、1950年を中心に主にアメリカの近代主義から生まれたデザインコンセプトで、一般的には1940~1960年代に作られたデザインを指します。モダニズムの中核として多大なる影響力を誇ったドイツのデザイン学校「バウハウス」が、ヒトラーにより頽廃的と弾圧されたため、デザイナーとしても有能であった講師陣がアメリカへの亡命を余儀なくされ、その流れでデザインの本拠地がアメリカへと移動しました。

    ミッドセンチュリースタイルの特徴


    第二次世界大戦中、軍事用に新しい技術や材料が開発されたことや、工業化の発達により大量生産が可能になったことを受け、成形合板やプラスチックなど新しい素材を取り入れた、ポップで斬新なインテリアが数多く作り出されました。円形や直線を前面に打ち出したシンプルで合理的なデザインと、カラフルで大胆な色使いは、新しいのに懐かしい「レトロフューチャー」な雰囲気を演出します。

    ミッドセンチュリースタイルのデザイナー


    「ミッドセンチュリースタイル」を代表するデザイナーと言えば「チャールズ&レイ・イームズ」と「ジョージ・ネルソン」でしょう。また、コーヒーテーブルでその名を知らしめた日系アメリカ人「イサム・ノグチ」も有名なデザイナーの1人です。さらに、「スワンチェア」の作者である、北欧(デンマーク)出身の「アルネ・ヤコブセン」や、同じくデンマーク出身の「ウィッシュボーンチェア」の作者「ハンス・J・ウェグナー」も、ミッドセンチュリーを彩るデザイナーです。