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収納にも活躍! 置いただけで絵になる、トランクのあるインテリア
デザインのよいアンティーク&ヴィンテージのトランクは、ぜひインテリアに活かしましょう。リメイク術も含めた、楽しい使い方アイデアをどうぞ!
Motoko Sasaki
2016年10月4日
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni booksの編集も担当。
Houzz contributor, Editor and Writer of Books and Magazine in JAPAN.Specialty is Interior,Lifestyle,Cooking,Handmade,Travel,Fasion.....and more.and,I'm staying in Netherlands and Belgium every year.I published the Netherlands and Belgium guide book.
【Book】2015/『Holland Short Trip オランダ・ショート・トリップ』(スペースシャワーブックス) 2011 /『Belgium Bruxelles Promnade Classique ベルギー・ブリュッセル クラシックな街歩き』(産業編集センター) 2009 /『Holland Travel Book オランダ・トラベル・ブック』(現マイナビ、元東京地図出版)
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni... もっと見る
旅する人のために、頑丈かつ機能的につくられたトランク&スーツケースは収納力抜群。そのうえ、古くてレトロなデザインのもの、木や籐などの天然素材でできたもの、貨物用の大容量のものなど、タイプもいろいろあります。こんなに便利で見た目もかわいいトランクを、インテリアに使わない手はありません。アンティークから現行品までさまざまなタイプが売られているので、手に入れやすいのもうれしい。もしかしたら、実家の押し入れからおじいちゃんが若い頃に使っていたトランクが見つかるかもしれません。日本に古くからあるトランク「行李」も、とても味がありますよね。
ただ置いておくだけでもおしゃれなトランクですが、「こんな使い方が!」という参考になるアイデアをご紹介。私もさっそく、使っていない古いトランクをひっぱり出そうかと思っています。
ただ置いておくだけでもおしゃれなトランクですが、「こんな使い方が!」という参考になるアイデアをご紹介。私もさっそく、使っていない古いトランクをひっぱり出そうかと思っています。
味わいのあるディスプレイ棚として
もともとトランクは、船旅など長距離・長時間の移動のためにつくられたもの。昔の旅行者はお金持ちが多かったため、アンティークやヴィンテージ品はサイズが大きくて重いものが多いのが特徴です。そんな古いトランクは、重厚感や風格もたっぷり。家具感覚で部屋に置いて、上にインテリア雑貨を並べれば、味のあるコーナーができます。
もともとトランクは、船旅など長距離・長時間の移動のためにつくられたもの。昔の旅行者はお金持ちが多かったため、アンティークやヴィンテージ品はサイズが大きくて重いものが多いのが特徴です。そんな古いトランクは、重厚感や風格もたっぷり。家具感覚で部屋に置いて、上にインテリア雑貨を並べれば、味のあるコーナーができます。
収納を兼ねたディスプレイ棚になるのがトランクの利点。収納が少ない部屋こそ、トランクを置いてみるのをおすすめします。重ねたトランクの上に、ぬいぐるみを置いたディスプレイは、インテリアにユーモアをプラス。籐とメタリックという異素材を組み合わせたトランクも、同系色なのでしっくりなじんでいます。
さまざまな雑貨が並ぶディスプレイコーナーの中で、主役級に目立っているのが、重ね置きされたアンティークトランク。この古びた味わいのあるトランクが、全体をノスタルジックな雰囲気にまとめ上げています。
珍しい木製のトランクは、大きさ違いで重ねて置くとさらに素敵。持ち運んで使うというより、ディスプレイ家具として使うのがいいですね。フラワーベースやグリーンなどの植物との相性も抜群です。
大きいものから順に重ねればチェスト代わりに
家具を買わなくても、トランクを収納家具代わりに使っても◎。トランクは、洋服や本、CDなどを入れるのにぴったりです。集めたトランクを重ね置きするときは、大きいものから重ねていくと見た目もよく安心。また、いちばん下に本などの重いものを収納して、上には軽いものを入れるとさらに安定します。
家具を買わなくても、トランクを収納家具代わりに使っても◎。トランクは、洋服や本、CDなどを入れるのにぴったりです。集めたトランクを重ね置きするときは、大きいものから重ねていくと見た目もよく安心。また、いちばん下に本などの重いものを収納して、上には軽いものを入れるとさらに安定します。
色やデザインがバラバラでも、集まるとなんとなくしっくりなじんでしまうのがトランクの魅力。重ねて置いてあっても、トランクなら簡単に持ち運んで移動できるので、下の方に入っているものを取り出すのも、それほどおっくうにはなりません。
ホワイト~ベージュのトーンで揃えただけで、こんなにおしゃれ! インテリアのテーマカラーで統一したり、1個だけ差し色を入れたり、下からグラデーションになるようにしたりと、置き方のアレンジもできそうです。
大きなトランクはローテーブルに
どっしりと大きく、かたい素材のトランクは、ローテーブルとしても使えます。グラスなどが置けるように天板がフラットなものにするのがポイントです。中は、DVDやゲーム機など、リビングで使うけれどあまり出しっぱなしにしたくないものを入れておくのにうってつけ。
どっしりと大きく、かたい素材のトランクは、ローテーブルとしても使えます。グラスなどが置けるように天板がフラットなものにするのがポイントです。中は、DVDやゲーム機など、リビングで使うけれどあまり出しっぱなしにしたくないものを入れておくのにうってつけ。
籐製のヴィンテージトランクは、ナチュラル&エレガントなインテリアにぴったり。自然素材の質感が、リビングに温もりのあるゆったりとした空気を運んでくれます。
テラスやベランダでティータイムを楽しむとき、部屋に置いていたトランクをさっと運んで重ねて使えば、気軽なイメージのアウトドアテーブルに。外で使うキャンドルやブランケットなど「アウトドアでリラックスするときのセット」を入れておけば、わざわざ用意する手間も省けます。
旅気分になれるベッドサイドテーブル
木の枠にリネンが張られたアンティークのトランク。このタイプは高さがあるので、ベッドサイドに置いてナイトテーブルにしてもぴったりです。ベッドサイドテーブルとして使う場合は、高さをベッドに合わせるのが使いやすくするコツ。寝かせて重ねたり、立てて使ったり、ちょうどいい高さになるように工夫しましょう。
木の枠にリネンが張られたアンティークのトランク。このタイプは高さがあるので、ベッドサイドに置いてナイトテーブルにしてもぴったりです。ベッドサイドテーブルとして使う場合は、高さをベッドに合わせるのが使いやすくするコツ。寝かせて重ねたり、立てて使ったり、ちょうどいい高さになるように工夫しましょう。
トランクを立てて置けば、高さがちょうどよくなります。なるべく四角く、上になる部分が平らなトランクを選べば、照明と読みかけの本、時計を置くのに充分なスペースがとれます。
ベッドのそばに置いて、ブランケットやシーツのスペアの収納に使うのも便利。重ね置きして、上にはオンシーズンもの、下にはオフシーズンものを入れれば、衣替えも簡単にできます。
トランク+オープンシェルフで、引き出し式チェストが完成
トランクを引き出しに見立てて使う楽しいアイデア。似たサイズ感のトランクを集めて、サイズに合わせた棚をつくればぴたりと納まるものができます。CDや漫画など、見た目がごちゃごちゃしてしまうものをまとめて入れるのに便利かもしれません。
トランクを引き出しに見立てて使う楽しいアイデア。似たサイズ感のトランクを集めて、サイズに合わせた棚をつくればぴたりと納まるものができます。CDや漫画など、見た目がごちゃごちゃしてしまうものをまとめて入れるのに便利かもしれません。
色もデザインもばらばらのトランクなのに、高さと幅がちょうどぴたりとはまっています。まさに “シンデレラ” 的出会いのチェスト。子供のおもちゃなどを収納しておけば、遊ぶときにトランクごとリビングに運ぶことができ、片づけもスムーズにできそうです。
+αのリメイクで、トランク使いの魅力がアップ
トランクに少し手を加えて、オリジナリティのある家具にリメイクするのもいいアイデアです。テーブル用の脚を取り付ければ、ちょうどいい高さのテーブルになります。
トランクに少し手を加えて、オリジナリティのある家具にリメイクするのもいいアイデアです。テーブル用の脚を取り付ければ、ちょうどいい高さのテーブルになります。
キャスターをつければ、移動がラクちんな可動式に。ふだんは壁に寄せておけるので、部屋が広く使えて便利です。
蓋の裏に鏡とライトを取り付けて、“女優ドレッサー” のようにリメイクするアイデアに脱帽。サイズの合ったコンソールやミニデスクの上に置けば、椅子に座って使うこともできます。
白で統一されたインテリアでは、トランクも白にペイントするとしっくりきます。白くなっても、トランクの形やデザインはそのままインテリアに生かせます。汚れがひどいものや、色が部屋に合わないものは、思い切ってペイントするのも手かもしれませんね。
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