インテリアコーディネートをプロに依頼するには? 知っておきたい12のQ&A
空間づくりを知り尽くしたプロにインテリアコーディネートを依頼すれば、快適な家ができるのは間違いありません。プロジェクトをスムーズに進めるために知っておきたいことを、Q&Aでまとめてみました。
快適な住まいをつくるためには、レイアウトや動線、収納、照明など、さまざまな要素をあわせて考える必要があります。自分で考えるのも楽しいですが、何もかも自分でやろうとすると、仕事や家事が忙しくて進まなかったり、どんなコーディネートがよいのかわからなかったりして、悩むものです。
そんなときは、プロの手を借りるのもひとつの方法です。プロは、専門知識と経験を活用して、その人の暮らしのパターンやスタイルと空間にあった、快適な家づくりをサポートする存在です。欧米では、賃貸、購入にかかわらず、引っ越しに際してインテリアコーディネーター(デコレーター)を雇うのは珍しいことではありませんし、日本でもだんだん増えてきています。Houzzにもたくさんのインテリアコーディネーターの登録があります。そこで、この記事では、インテリアコーディネートを依頼するときに知っておきたいことを、Q&Aでご紹介します。
そんなときは、プロの手を借りるのもひとつの方法です。プロは、専門知識と経験を活用して、その人の暮らしのパターンやスタイルと空間にあった、快適な家づくりをサポートする存在です。欧米では、賃貸、購入にかかわらず、引っ越しに際してインテリアコーディネーター(デコレーター)を雇うのは珍しいことではありませんし、日本でもだんだん増えてきています。Houzzにもたくさんのインテリアコーディネーターの登録があります。そこで、この記事では、インテリアコーディネートを依頼するときに知っておきたいことを、Q&Aでご紹介します。
Q. 賃貸でもコーディネーターに頼んでいい?
A. もちろんです。分譲マンションと比較すると制約がありますが、賃貸マンションでも家具、カーテン、照明や小物のコーディネートで快適な住まいづくりは可能です。
まずは、気軽に相談してください。
A. もちろんです。分譲マンションと比較すると制約がありますが、賃貸マンションでも家具、カーテン、照明や小物のコーディネートで快適な住まいづくりは可能です。
まずは、気軽に相談してください。
Q. インテリアコーディネーターの依頼の仕方、探し方は?
A. Houzzユーザーの方でしたら、「専門家を探す」で検索し、インテリアコーディネーターや本人のウェブサイトに掲載されている作品事例を見て共感したから依頼する、というケースが多いでしょう。
そこでひとつ心に留めていただきたいのは、作品事例の見方についてです。コーディネーターの仕事は、お客様のご要望のスタイルをプロのセンスと技術で提案実現した空間です。個人のテイストを反映しているものではありません。プロは、幅広いスタイルに対応し、作品事例以外のスタイルやグレードのコーディネートにも対応できます。
まずは、電話やメールで連絡をして、フィーリングがあったら面談してみてください。
インテリアデザイナー・コーディネーターを探す
A. Houzzユーザーの方でしたら、「専門家を探す」で検索し、インテリアコーディネーターや本人のウェブサイトに掲載されている作品事例を見て共感したから依頼する、というケースが多いでしょう。
そこでひとつ心に留めていただきたいのは、作品事例の見方についてです。コーディネーターの仕事は、お客様のご要望のスタイルをプロのセンスと技術で提案実現した空間です。個人のテイストを反映しているものではありません。プロは、幅広いスタイルに対応し、作品事例以外のスタイルやグレードのコーディネートにも対応できます。
まずは、電話やメールで連絡をして、フィーリングがあったら面談してみてください。
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Q. 面談の前に整理しておきたいことは?
A. お問い合わせの次のステップとして、まずは、一度面談をしましょう。特にはじめて依頼する場合には、依頼可能範囲や期間そして、もっとも大事な費用のことが気になると思います。以下のようなポイントをまとめておくと面談の際に業務範囲や期間・費用の概要を正確に把握しやすくなります。
A. お問い合わせの次のステップとして、まずは、一度面談をしましょう。特にはじめて依頼する場合には、依頼可能範囲や期間そして、もっとも大事な費用のことが気になると思います。以下のようなポイントをまとめておくと面談の際に業務範囲や期間・費用の概要を正確に把握しやすくなります。
- 新築か、リフォームか?
- 戸建か、マンションか?
- 図面があるか、ないか?
- コーディネートするお部屋と広さは?
- 家具・カーテン・照明などを選んでほしいのか、それとも空間全体(内装材等)までか?
- 既存の家具をそのまま使いたいのか、それとも買い替えか?
- 小物・アートまで選ぶのか?
Q. 予算はどのくらい必要ですか?
A. プロジェクトの規模や内容によって予算は千差万別です。予算を考えるときには、全体費用を3つにわけて考えるとわかりやすいです。
1.インテリアコーディネーターの業務費用
2. 家具やカーテンなどの備品関連費用
3.工事費など
(なお、デベロッパーやハウスメーカーの開発した物件では、インテリアコーディネート業務を提携していることもあり、上記を一部またはすべてを含むパッケージ料金が提示されている場合もあります。)
上記を踏まえ、予算を組んでご相談ください。優先順位なども伝えていただけると、コーディネーターはご要望と照らし、見合ったご提案をご提示しやすくなります。
A. プロジェクトの規模や内容によって予算は千差万別です。予算を考えるときには、全体費用を3つにわけて考えるとわかりやすいです。
1.インテリアコーディネーターの業務費用
2. 家具やカーテンなどの備品関連費用
3.工事費など
(なお、デベロッパーやハウスメーカーの開発した物件では、インテリアコーディネート業務を提携していることもあり、上記を一部またはすべてを含むパッケージ料金が提示されている場合もあります。)
上記を踏まえ、予算を組んでご相談ください。優先順位なども伝えていただけると、コーディネーターはご要望と照らし、見合ったご提案をご提示しやすくなります。
Q. 打ち合わせ(コンサルティング)は何回くらい行いますか?
A. 業務範囲にもよりますが、3回程度になります。新築や大型の物件では、打ち合わせの回数がもう少し増える場合もあります。打ち合わせは1回ごとに料金をいただくので、お客様の負担が増えないように、できるだけすみやかに内容をまとめています。
打ち合わせは、お互いに貴重な時間を使って行うものです。Houzzのアイデアブックを使って写真を共有することも効率的にプロジェクトを進められるポイントになります。
A. 業務範囲にもよりますが、3回程度になります。新築や大型の物件では、打ち合わせの回数がもう少し増える場合もあります。打ち合わせは1回ごとに料金をいただくので、お客様の負担が増えないように、できるだけすみやかに内容をまとめています。
打ち合わせは、お互いに貴重な時間を使って行うものです。Houzzのアイデアブックを使って写真を共有することも効率的にプロジェクトを進められるポイントになります。
Q. コンサルティングではどんなことを伝えればいい?
A. 普段、どんな暮らしを送っているのかを教えてください。例えば、平日はこんな生活で、週末はこんな生活で、と生活パターンやライフスタイルを教えていただけると、その生活に合ったレイアウトやコーディネートの提案がしやすくなります。
また、引っ越しをきっかけにコーディネートをご依頼くださる場合は、今の住まいと次の住まいの写真や図面(間取り)をご用意ください。新しい住まいへ期待していることや以前の住まいで困ったこと(例えば、前の家が暗かった、寒かった、収納が足りなかった、など)も教えてください。新しい家で同じ問題が起こらないように考えることができます。
A. 普段、どんな暮らしを送っているのかを教えてください。例えば、平日はこんな生活で、週末はこんな生活で、と生活パターンやライフスタイルを教えていただけると、その生活に合ったレイアウトやコーディネートの提案がしやすくなります。
また、引っ越しをきっかけにコーディネートをご依頼くださる場合は、今の住まいと次の住まいの写真や図面(間取り)をご用意ください。新しい住まいへ期待していることや以前の住まいで困ったこと(例えば、前の家が暗かった、寒かった、収納が足りなかった、など)も教えてください。新しい家で同じ問題が起こらないように考えることができます。
Q. 理想の空間のイメージを上手に伝えるには?
A. Houzzで好きな空間写真を探し、アイデアブックに入れておいてください。集める写真は、一貫性がなく、テイスト違いでバラバラになっていても構いません。
よく「集めてみたら、めちゃくちゃな取り合わせになってしまって……」とおっしゃる方がいますが、どれも好きだという写真には変わりありません。写真をもとに「どこが気に入っているのですか」とヒヤリングしながら、新しい住まいがその方の暮らしにふさわしい空間になるように、一緒に発展的に考えることができます。
もちろん、窓や設備など、お客さまの望みどおりには取り替えられない部分もありますが、理想のイメージがわかれば、可能な範囲でご提案します。是非、アイデアブックに、日頃から理想のイメージ、好きなイメージをどんどん入れて、活用してください。
お気に入りの写真をアイデアブックに保存する方法
A. Houzzで好きな空間写真を探し、アイデアブックに入れておいてください。集める写真は、一貫性がなく、テイスト違いでバラバラになっていても構いません。
よく「集めてみたら、めちゃくちゃな取り合わせになってしまって……」とおっしゃる方がいますが、どれも好きだという写真には変わりありません。写真をもとに「どこが気に入っているのですか」とヒヤリングしながら、新しい住まいがその方の暮らしにふさわしい空間になるように、一緒に発展的に考えることができます。
もちろん、窓や設備など、お客さまの望みどおりには取り替えられない部分もありますが、理想のイメージがわかれば、可能な範囲でご提案します。是非、アイデアブックに、日頃から理想のイメージ、好きなイメージをどんどん入れて、活用してください。
お気に入りの写真をアイデアブックに保存する方法
Q. 散らからない家にしたいのですが、収納のことも相談できますか?
A. もちろんです。その場合は、是非ご自身で、持ち物の調査をしてみてください。といっても、一つひとつ数えるのは大変なので、おおよその分量を把握すればOKです。その方法をご紹介しましょう。
例えば、リビングとクローゼットを整理したいなら、まず、現在お持ちの家電の種類、CDや本、洋服の量などを調べてみてください。枚数を数えるのは大変なので、現在収納している棚のサイズの幅、高さ、奥行きで体積を計算することで必要な収納量がわかります。ラックにかけている洋服については、長いものの幅と短いものをかけている幅を測り、畳んでしまっているものは引き出しや衣装ケースに何杯分ほどになるかを確認してみてください。そこから、今後も持ち続けたい物の量を決めていただければ、必要な収納をご一緒に考えていきます。
収納計画やデザインについても、Houzzのアイデアブックに、理想の収納の写真を集めておくと相談がスムーズに進みます。Houzzの写真を参考に必要なところに必要な収納を配置、インテリアコーディネートに合わせた提案が可能になります。収納は、見やすさ(どこに何があるかわかる)と機能(出し入れのしやすさ)が決め手になります。
A. もちろんです。その場合は、是非ご自身で、持ち物の調査をしてみてください。といっても、一つひとつ数えるのは大変なので、おおよその分量を把握すればOKです。その方法をご紹介しましょう。
例えば、リビングとクローゼットを整理したいなら、まず、現在お持ちの家電の種類、CDや本、洋服の量などを調べてみてください。枚数を数えるのは大変なので、現在収納している棚のサイズの幅、高さ、奥行きで体積を計算することで必要な収納量がわかります。ラックにかけている洋服については、長いものの幅と短いものをかけている幅を測り、畳んでしまっているものは引き出しや衣装ケースに何杯分ほどになるかを確認してみてください。そこから、今後も持ち続けたい物の量を決めていただければ、必要な収納をご一緒に考えていきます。
収納計画やデザインについても、Houzzのアイデアブックに、理想の収納の写真を集めておくと相談がスムーズに進みます。Houzzの写真を参考に必要なところに必要な収納を配置、インテリアコーディネートに合わせた提案が可能になります。収納は、見やすさ(どこに何があるかわかる)と機能(出し入れのしやすさ)が決め手になります。
Q. 家具のコーディネートを依頼するとき、どんなことを伝えたらいい?
A. 最初に、手持ちの家具の中で使い続けるものはどれかを教えてください。新居に引っ越す場合も、例えば「主寝室とリビングのカーテンは新調し、ゲストルームは手持ちのもので工夫する」という方針にすれば、購入コストを節約できます。
新規家具の購入については、コーディネートのご提案内容にしたがって、価格や詳細をリスト化してご提示します。購入については、お客さまがご自身で手配することもできますが、コーディネーターが依頼いただいた場合は、納品の手配や管理まで行います。配送日に自宅の鍵をお預かりし、設置まで担当しますので、お客さまにとっては時間的にも作業的にも楽になると思います。特に、購入する物品が多かったり、大型の家具がある場合には、発注も煩雑ですし、設置に際しても留意事項が多くなりますので、できる限り業務として担当させていただくようにしています。
A. 最初に、手持ちの家具の中で使い続けるものはどれかを教えてください。新居に引っ越す場合も、例えば「主寝室とリビングのカーテンは新調し、ゲストルームは手持ちのもので工夫する」という方針にすれば、購入コストを節約できます。
新規家具の購入については、コーディネートのご提案内容にしたがって、価格や詳細をリスト化してご提示します。購入については、お客さまがご自身で手配することもできますが、コーディネーターが依頼いただいた場合は、納品の手配や管理まで行います。配送日に自宅の鍵をお預かりし、設置まで担当しますので、お客さまにとっては時間的にも作業的にも楽になると思います。特に、購入する物品が多かったり、大型の家具がある場合には、発注も煩雑ですし、設置に際しても留意事項が多くなりますので、できる限り業務として担当させていただくようにしています。
Q. 家具は自分で選べますか?
A. これは絶対にほしい、というものがあれば教えてください。それを取り入れてコーディネートしたり、家具のイメージを伝えていただいて、こちらからご提案することもあります。
プロジェクトの予算や規模によっては、お客さまと一緒に家具屋さんを巡って決めていくこともあります。特にベッド、ソファなど、使い心地を確認しなければいけないものは、同行させていただき、アドバイスさせていただくようにしています。
弊社もそうですが、コーディネーターの中には、造作家具を得意としている専門家もいます。お客さまの暮らしにあった家具について、素材やデザインを提案して発注します。造作家具は、雰囲気的にもサイズ的にも、空間にぴったりと収まりますので、おすすめです。
みなさんも家づくりのサポートをぜひインテリアコーディネーターに依頼してみませんか?
新築やリノベーションでインテリアデザイナーを雇うべき理由とは?
狭くても賃貸でもOK ! インテリアコーディネーターと理想のお部屋づくりを始めよう
A. これは絶対にほしい、というものがあれば教えてください。それを取り入れてコーディネートしたり、家具のイメージを伝えていただいて、こちらからご提案することもあります。
プロジェクトの予算や規模によっては、お客さまと一緒に家具屋さんを巡って決めていくこともあります。特にベッド、ソファなど、使い心地を確認しなければいけないものは、同行させていただき、アドバイスさせていただくようにしています。
弊社もそうですが、コーディネーターの中には、造作家具を得意としている専門家もいます。お客さまの暮らしにあった家具について、素材やデザインを提案して発注します。造作家具は、雰囲気的にもサイズ的にも、空間にぴったりと収まりますので、おすすめです。
みなさんも家づくりのサポートをぜひインテリアコーディネーターに依頼してみませんか?
新築やリノベーションでインテリアデザイナーを雇うべき理由とは?
狭くても賃貸でもOK ! インテリアコーディネーターと理想のお部屋づくりを始めよう
A. 「空間を変えたいと思ったときが、いつでもそのタイミング!」と言いたいところですが、新築・引っ越しや水回りの設備機器が故障して入れ替えることになったときが多いです。もちろん、模様替えをしたくなり、せっかくだからと言って、快適で住みやすい空間をつくってほしい!という依頼もあります。依頼内容としては、各居室やLDKなどのコーディネートで、コーディネートするのは床・壁・天井材など内装材の素材や色選び。そしてお客様の生活や空間に合う家具レイアウトや家具(造作家具)、照明、窓廻りなどです。
リフォームなども仕事の対象に入りますが、工事業者さんと組んで業務を行うことになり、経験が必要です。確認してからご依頼ください。