暖炉は室内でなく庭に置く。冬の焚き火を楽しむ
心も体も暖まる、庭での焚き火はいかがですか?

寒い季節は庭で過ごす時間が少なくなってしまいます。けれど、冬だからこその庭の楽しみ方として、焚き火はいかがでしょうか。大人だけでお酒を片手に、お子さんとの思い出に、炎はさまざまなシーンを演出してくれます。心も体も暖まる、冬の庭を満喫するアイデアをご紹介します。
ファイヤープレイスとは
北欧やカナダなどの寒い国や、日本の寒い地域では、暖炉がある家も珍しくありません。ファイアープレイスとは “暖炉” を指します。また、庭で焚き火をしたり、暖を取ったりするための場所もファイアープレイスと呼びます。
炎は体を芯から暖めてくれる特別なものです。炎の暖かさを感じながら、炎を眺めながら、親しい人と過ごす時間は、寒い季節だからこそ味わえるものです。
現在日本では、家庭ごみを個人が焼却することは認められていませんが、十分な注意を払って行う軽微な焚き火は認められています。しかし、自治体によっては完全に禁止されている地域もあるので、よく確認して行うようにしてください。火は恐ろしいものだということを忘れず、延焼の危険の確認や消火の準備、火の始末を確実に行い、煙等で近隣の迷惑にならないよう注意を払うことを忘れなければ、楽しい思い出をつくれるはずです。
北欧やカナダなどの寒い国や、日本の寒い地域では、暖炉がある家も珍しくありません。ファイアープレイスとは “暖炉” を指します。また、庭で焚き火をしたり、暖を取ったりするための場所もファイアープレイスと呼びます。
炎は体を芯から暖めてくれる特別なものです。炎の暖かさを感じながら、炎を眺めながら、親しい人と過ごす時間は、寒い季節だからこそ味わえるものです。
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正統派の暖炉
これぞまさにファイヤープレイス。煙突まであるしっかりとした暖炉を庭に造った庭です。住宅に暖炉を付けようと思ったら、設計段階から考えていかなくてはいけませんが、庭にはスペースがあれば後からでも造ることができます。耐火性のレンガや石で、憧れの暖炉にチャレンジしてみませんか? のんびりできそうなガーデンファニチャーがあれば、冬の庭でのディナーも快適に過ごせそうですね。
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石で造る焚き火台
耐火性の石を使って、焚き火台を造った庭。火を使わないときは、カウンター代わりにも使えそうです。しっかりとした大きさのある焚き火台は延焼の危険も少なく、安全に使えます。庭仕事を終えて、火を囲みながら焼き芋づくり、などという童謡のような暮らしができそうです。冬は焚き火、夏はBBQと、たくさん遊べる贅沢な焚き火台です。
焚き火台の写真を見る
耐火性の石を使って、焚き火台を造った庭。火を使わないときは、カウンター代わりにも使えそうです。しっかりとした大きさのある焚き火台は延焼の危険も少なく、安全に使えます。庭仕事を終えて、火を囲みながら焼き芋づくり、などという童謡のような暮らしができそうです。冬は焚き火、夏はBBQと、たくさん遊べる贅沢な焚き火台です。
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ピザ窯
日本でも庭にピザ窯を取り入れる方が多くいるでしょう。夏のBBQは楽しいですが、調理中は汗だくで大変。寒い季節ならば、調理中も不快にならずに料理ができます。ピザ窯で焼いたピザは、オーブンで焼いたものよりも生地が香ばしく、本格的な味わいに。
ピザ窯に火を入れていると、周囲はぽかぽかと暖かくなります。ピザ窯を暖炉代わりに、暖かさを感じながら調理と食事を楽しめます。
ピザ窯の写真を見る
日本でも庭にピザ窯を取り入れる方が多くいるでしょう。夏のBBQは楽しいですが、調理中は汗だくで大変。寒い季節ならば、調理中も不快にならずに料理ができます。ピザ窯で焼いたピザは、オーブンで焼いたものよりも生地が香ばしく、本格的な味わいに。
ピザ窯に火を入れていると、周囲はぽかぽかと暖かくなります。ピザ窯を暖炉代わりに、暖かさを感じながら調理と食事を楽しめます。
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ファイヤーボウル
ボウル状の器を焚き火台にしたものをファイヤーボウルと呼びます。みんなで炎を囲むのにぴったりのスタイル。金属製のものや、コンクリート製の器を使うことが多いです。耐火性のあるものを使って、安全に配慮しましょう。素焼き鉢などは、高温になって亀裂が入ってしまうため、危険なので避けましょう。
画像の燃料は薪を使用。薪のいちばんの魅力は炎の揺らめきでしょう。じっと炎を見つめていると、日々の忙しさを忘れさせてくれます。ただ薪は煙が多く出るので、建物から離れた場所や、近隣の迷惑にならない場所を選びましょう。
ファイアーボールの写真を見る
ボウル状の器を焚き火台にしたものをファイヤーボウルと呼びます。みんなで炎を囲むのにぴったりのスタイル。金属製のものや、コンクリート製の器を使うことが多いです。耐火性のあるものを使って、安全に配慮しましょう。素焼き鉢などは、高温になって亀裂が入ってしまうため、危険なので避けましょう。
画像の燃料は薪を使用。薪のいちばんの魅力は炎の揺らめきでしょう。じっと炎を見つめていると、日々の忙しさを忘れさせてくれます。ただ薪は煙が多く出るので、建物から離れた場所や、近隣の迷惑にならない場所を選びましょう。
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炭の魅力
こちらは炭を燃料にしたファイヤーボウル。七輪に似た雰囲気ですね。炭は薪と違ってメラメラとした炎は出ませんが、燃焼時間が長く煙も少ないという特徴があります。一度燃え始めた炭は消えにくく、簡単に安定した火力を保てます。炎は出ませんが、炭が赤く燃えている様子は、他にはない美しさです。
じんわりとした暖かさは、焚き火よりも人の輪が小さくなり、もっと親密な関係を築いてくれそうです。
こちらは炭を燃料にしたファイヤーボウル。七輪に似た雰囲気ですね。炭は薪と違ってメラメラとした炎は出ませんが、燃焼時間が長く煙も少ないという特徴があります。一度燃え始めた炭は消えにくく、簡単に安定した火力を保てます。炎は出ませんが、炭が赤く燃えている様子は、他にはない美しさです。
じんわりとした暖かさは、焚き火よりも人の輪が小さくなり、もっと親密な関係を築いてくれそうです。
固形燃料を使ってひと工夫
砂利が燃えているようにも見えるこちらのファイヤーボウル。幻想的に見えるこの炎を、アウトドア用の缶に入った固形燃料で再現することができます。
ボウルの中に燃料を置き、ボウルの大きさにあった金網を燃料の上載せ、さらにその上に砂利を載せます。金網の上から燃料に着火すると、画像のようなファイヤーボウルとなります。
固形燃料にはそれぞれ注意事項が記載されていますので、充分注意して使用すれば扱いやすい燃料です。煙も少なく、後片付けも簡単です。
砂利が燃えているようにも見えるこちらのファイヤーボウル。幻想的に見えるこの炎を、アウトドア用の缶に入った固形燃料で再現することができます。
ボウルの中に燃料を置き、ボウルの大きさにあった金網を燃料の上載せ、さらにその上に砂利を載せます。金網の上から燃料に着火すると、画像のようなファイヤーボウルとなります。
固形燃料にはそれぞれ注意事項が記載されていますので、充分注意して使用すれば扱いやすい燃料です。煙も少なく、後片付けも簡単です。
アウトドアオーブン
うちの庭は広くないから、暖炉や焚き火台は断念……という方には、簡単に動かせるアウトドアオーブンはいかがでしょうか。ピザ窯としても、ストーブとしても使えるアウトドア用品です。強い火力を作り出すとともに、安全に使えるよう設計されています。コンパクトながらも本格的に楽しめます。
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こちらのかわいいテーブルも実は焚き火台になるアウトドア用品。a+designのリボルバーという商品です。天板を外せば、中で火が起こせる構造になっています。普段はサイドテーブルとして利用し、焚き火を楽しみたいときは焚き火台として。お値段も4万円代と、コストパフォーマンスもよさそうなところに惹かれました。
付属のグリル網や鉄板を使えばBBQも。BBQは夏だけのものではありません。冬だからこそ、暖かさと調理の楽しさの両方を味わえます。
庭で炎を楽しむアイデアをご紹介しました。大人だけでワイン片手にしっとりとした時間を楽しんだり、子どもと一緒に焼き芋を焼いてみたり、シチュエーションによってたくさんの豊かな時間が見つかりそうです。火は楽しく、そして怖いもの。そんなことを子どもに教える機会にもなります。火の始末はきちんと行い、楽しい冬の庭時間を過ごしてください。
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化石燃料の消費と違い、焚火はカーボンニュートラルなので世界的にみてもwillさんの考えは一般的ではありません。 むしろ観賞用であろうとも薪を消費することで経済活動が生まれ、山林の手当てが進むと考えられています。Co2の排出で問題なのは焚火ではないのです。
家で「焚火」を楽しむなんて秋の夜長などには最高ですね。ただ消防法上「小さな焚火」しかできないのが残念です。