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お手入れが楽な庭をつくるには?
忙しいと、ついつい後回しになってしまう庭のお手入れ。育てやすい植物や、水まきのアイテムなど、お手入れを少しでも楽にするためのアイデアをご紹介します。

きれいな花や植物に囲まれた庭にしたい!と思ったとき、気になるのがお手入れのこと。庭仕事は夏は暑く冬は寒く、力仕事も多い重労働です。もちろん庭仕事が好きな方は楽しんで行えるものですが、多忙なご家庭ではあまり時間をかけられないこともあり、お手入れは簡単であるほどありがたいですよね。お手入れの大変さは設計段階から決まってきます。お手入れが少しでも楽になるような、庭づくりのポイントをご紹介します。
ゾーニングをしっかりと
一番大事なことが、ゾーニングをしっかりとすることです。植物を植える場所、歩く場所、駐車する場所、などを舗装で明確に区切ると、植物がどんどん広がって収拾がつかなくなることを避けられます。どんなに雑草が茂っても、植栽スペースの範囲内であれば雑然としすぎることはありません。
手入れの楽さを重視するのであれば、コンクリートの目地にタマリュウなどを植える草目地は避けましょう。雑草が細かく生え、草抜きが大変になります。
一番大事なことが、ゾーニングをしっかりとすることです。植物を植える場所、歩く場所、駐車する場所、などを舗装で明確に区切ると、植物がどんどん広がって収拾がつかなくなることを避けられます。どんなに雑草が茂っても、植栽スペースの範囲内であれば雑然としすぎることはありません。
手入れの楽さを重視するのであれば、コンクリートの目地にタマリュウなどを植える草目地は避けましょう。雑草が細かく生え、草抜きが大変になります。
舗装をする
外構部分だけでなく、庭部分もしっかりゾーニングし、歩く場所を舗装すると良いでしょう。芝生に枕木や飛び石で小路を作るのはとても雰囲気がありステキですが、放っておくと雑草と芝生がまざってしまい、ぐちゃぐちゃになってしまいます。お手入れに自信が無い方は避けるのが無難です。
雑草を避けたいからといって、全体をべたっと砂利敷きや舗装にすると、もう庭とはいえないようなスペースになります。植栽スペースをどのように取り入れるかがデザイナーと腕の見せ所。しっかりと相談して決めましょう。
造園会社・ガーデンデザイナーを探す
外構部分だけでなく、庭部分もしっかりゾーニングし、歩く場所を舗装すると良いでしょう。芝生に枕木や飛び石で小路を作るのはとても雰囲気がありステキですが、放っておくと雑草と芝生がまざってしまい、ぐちゃぐちゃになってしまいます。お手入れに自信が無い方は避けるのが無難です。
雑草を避けたいからといって、全体をべたっと砂利敷きや舗装にすると、もう庭とはいえないようなスペースになります。植栽スペースをどのように取り入れるかがデザイナーと腕の見せ所。しっかりと相談して決めましょう。
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季節の花は鉢で楽しむ
華やかで季節感のある一年草や、耐寒性・耐暑性の無い植物を楽しみたい場合は鉢で取り入れましょう。これらの植物は季節ごとの植え替えが必要なので、花壇にたくさん植えると大変な作業になります。玄関前など目に付く場所に一鉢だけでも置いておくと、ぱっと明るくなり、季節を感じられます。花壇に植える場合でも、ごく一部のみを花のスペースと決めて、そこだけを植え替えれば良いように植栽設計しましょう。
華やかで季節感のある一年草や、耐寒性・耐暑性の無い植物を楽しみたい場合は鉢で取り入れましょう。これらの植物は季節ごとの植え替えが必要なので、花壇にたくさん植えると大変な作業になります。玄関前など目に付く場所に一鉢だけでも置いておくと、ぱっと明るくなり、季節を感じられます。花壇に植える場合でも、ごく一部のみを花のスペースと決めて、そこだけを植え替えれば良いように植栽設計しましょう。
自然樹形がきれいな木を選ぶ
- アオダモ
- ソヨゴ
成長が早い木は避ける
- コニファー
草花は日本原産のものを選ぶ
樹木だけでなく、草花の選び方にもポイントがあります。日本原産のもの、もしくは古くに日本に渡来して帰化植物となっているものを選びましょう。
日本の気候に適応している植物を選べば、あまり手をかけなくてもキレイに成長してくれます。写真のツワブキ、フウチソウ、トクサはいずれも日本に自生する植物です。華やかな園芸品種でなくても、葉の形をうまく生かしてリズムのある植栽がつくれます。
樹木だけでなく、草花の選び方にもポイントがあります。日本原産のもの、もしくは古くに日本に渡来して帰化植物となっているものを選びましょう。
日本の気候に適応している植物を選べば、あまり手をかけなくてもキレイに成長してくれます。写真のツワブキ、フウチソウ、トクサはいずれも日本に自生する植物です。華やかな園芸品種でなくても、葉の形をうまく生かしてリズムのある植栽がつくれます。
- ギボウシ
一度植えると植えっぱなしでどんどん大きくなり、株分けも可能です。斑入りのものや、青みがかった葉、黄みがかった葉など、多くの葉色があります。半日陰でもよく育つので、落葉樹の足元などに植えると素晴らしい景色をつくります。
列植も手入れがしやすい
植え方にも一工夫を。たくさんの種類をばらばらと植えると、雑然としてしまって上手にお手入れしてあげないとキレイな庭に見えません。同じ種類をまとめて植えることで、整った庭に見えます。お手入れの際にも同じ植物がまとまっている方が作業がしやすいです。お手入れを楽にしたい方は植物の種類を限って、まとめて植えると良いです。
植え方にも一工夫を。たくさんの種類をばらばらと植えると、雑然としてしまって上手にお手入れしてあげないとキレイな庭に見えません。同じ種類をまとめて植えることで、整った庭に見えます。お手入れの際にも同じ植物がまとまっている方が作業がしやすいです。お手入れを楽にしたい方は植物の種類を限って、まとめて植えると良いです。
自動散水に頼るスプリンクラー
庭仕事の中でも、日ごろ継続して行わなければならないのが水やりです。春・秋・冬は天候によって数日おきでも問題ありませんが、夏は毎日必要です。小さな庭でも忙しい方には大変な作業となりますね。これはもう、機械に頼ってしまいましょう!スプリンクラーは円状に散水を行うものなので、植物の配置と散水範囲を考えて、計画を立てましょう。
庭仕事の中でも、日ごろ継続して行わなければならないのが水やりです。春・秋・冬は天候によって数日おきでも問題ありませんが、夏は毎日必要です。小さな庭でも忙しい方には大変な作業となりますね。これはもう、機械に頼ってしまいましょう!スプリンクラーは円状に散水を行うものなので、植物の配置と散水範囲を考えて、計画を立てましょう。
ドリップチューブ
植栽スペースに低木や草花が密に植わっている場合は、スプリンクラーよりもドリップ式の自動散水がおすすめです。土に直接水をしみこませるので、しっかりと地面を潤すことができます。
植栽スペースに低木や草花が密に植わっている場合は、スプリンクラーよりもドリップ式の自動散水がおすすめです。土に直接水をしみこませるので、しっかりと地面を潤すことができます。
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