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秋ならではの草花を楽しみ、来春の準備も【9月のガーデニング】
暑さが和らぐ秋の庭仕事が始まります。来年への準備も始まり、忙しい9月の作業を確認しましょう!
舩村佳織
2023年9月1日
造園会社にて個人邸外構・庭の設計施工を行うプランナーとして勤務後、ニュージーランドにて現地の植物ナーセリー勤務及び園芸関係のボランティアを1年間経験。現在は静岡県富士市を中心に自然素材を使った庭づくりを行っています。
二児の子育て中でもあり、家族みんなが楽しめる庭造りが得意です。設計者として、主婦としての目線から、暮らしやすさに寄り添います。
造園会社にて個人邸外構・庭の設計施工を行うプランナーとして勤務後、ニュージーランドにて現地の植物ナーセリー勤務及び園芸関係のボランティアを1年間経験。現在は静岡県富士市を中心に自然素材を使った庭づくりを行っています... もっと見る
9月前半はまだまだ暑い日も続きますが、後半に入ると一日ごとに秋が深まっていきます。厳しい夏を越え、人も植物も楽に過ごせる時期です。夏の庭仕事は厳しい夏を乗り切るための、いわば「守り」の作業が多いですが、秋は楽しい「攻め」の作業が増えます。秋は春に次いで花の多い時期ですので、秋ならではの草花を存分に楽しみたいですね。合わせて来春の仕込みを始める時期でもあります。忙しい9月の庭仕事をおおいに楽しみましょう!
水やり
9月前半はまだまだ暑い日が続くので、8月同様水切れに注意して水やりを行います。9月後半には気温も下がりはじめ、植物の水分要求量が徐々に減ってきます。秋雨や台風によって、土が乾きにくい日もあるので、状態を確認しながら水やりを行いましょう。
9月前半はまだまだ暑い日が続くので、8月同様水切れに注意して水やりを行います。9月後半には気温も下がりはじめ、植物の水分要求量が徐々に減ってきます。秋雨や台風によって、土が乾きにくい日もあるので、状態を確認しながら水やりを行いましょう。
肥料
真夏は気温が高すぎて生育を止めている植物も多いので、夏の間は施肥を控えますが、暑さが和らぐと少しずつ生育を始めます。秋に花を咲かせるもの、夏の間花を咲かせていたものは追肥をしましょう。
Houzzで造園・ガーデニングの専門家を探す
真夏は気温が高すぎて生育を止めている植物も多いので、夏の間は施肥を控えますが、暑さが和らぐと少しずつ生育を始めます。秋に花を咲かせるもの、夏の間花を咲かせていたものは追肥をしましょう。
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畑
夏野菜はまだ収穫が続くものもありますが、実つきが悪くなってきたものから片付けていき、秋冬野菜の準備を始めます。秋冬野菜は冬越しまでにある程度生育させておくことがポイントです。スタートが遅れると思うように収穫できなくなってしまうため、早めに始めましょう。
夏野菜を片付けた後の土づくりは2週間ほど時間がかかるので、9月上旬には土づくりを始めましょう。
夏野菜はまだ収穫が続くものもありますが、実つきが悪くなってきたものから片付けていき、秋冬野菜の準備を始めます。秋冬野菜は冬越しまでにある程度生育させておくことがポイントです。スタートが遅れると思うように収穫できなくなってしまうため、早めに始めましょう。
夏野菜を片付けた後の土づくりは2週間ほど時間がかかるので、9月上旬には土づくりを始めましょう。
9月は秋冬野菜の種まき適期です。畑に直播するものはダイコンやカブなどの移植が難しい根菜類やコマツナなど短期間で収穫できる葉野菜です。レタス、ハクサイなどはポットに種まきをし、本葉が5枚程度の頃に畑へ植えつけます。畑への植え付けまでを9月中に行うのが望ましいので、畑の準備が出来ていなくても、ポットへの種まきを早いうちに始めるとよいでしょう。
9月はまだ気温も高く、害虫が発生しやすいため、害虫がつきやすいコマツナやカブ、ハクサイなどは防虫ネットをかけると安心です。寒さが本格化してくる頃には害虫も発生しなくなるので、10月いっぱいは防虫ネットをかけておきましょう。
9月はまだ気温も高く、害虫が発生しやすいため、害虫がつきやすいコマツナやカブ、ハクサイなどは防虫ネットをかけると安心です。寒さが本格化してくる頃には害虫も発生しなくなるので、10月いっぱいは防虫ネットをかけておきましょう。
この時期の一年草
夏が終わり、また花が増えてくる時期です。夏の間楽しませてくれたニチニチソウやインパチェンス等の一年草は10月頃まで花を咲かせます。咲き終わった花がらをこまめに摘むと、よりたくさん花を楽しめます。
9月から園芸店には秋を感じさせる植物が増えてきます。春の華やかさには無い、秋らしい落ち着きをお庭に与えてくれるのがグラス(イネ科)です。特に美しくおすすめなのがパープルファウンテングラス。銅葉の葉と赤みがかった穂が秋らしい色合いで、一株植えるだけでお庭が秋の風情になります。耐寒性が無いので、一年草として扱うか、室内で越冬させることになります。屋外で冬越しできないとわかっていても植えたくなる魅力のある植物です。
夏が終わり、また花が増えてくる時期です。夏の間楽しませてくれたニチニチソウやインパチェンス等の一年草は10月頃まで花を咲かせます。咲き終わった花がらをこまめに摘むと、よりたくさん花を楽しめます。
9月から園芸店には秋を感じさせる植物が増えてきます。春の華やかさには無い、秋らしい落ち着きをお庭に与えてくれるのがグラス(イネ科)です。特に美しくおすすめなのがパープルファウンテングラス。銅葉の葉と赤みがかった穂が秋らしい色合いで、一株植えるだけでお庭が秋の風情になります。耐寒性が無いので、一年草として扱うか、室内で越冬させることになります。屋外で冬越しできないとわかっていても植えたくなる魅力のある植物です。
植木
9月前半は8月と同じく日差し対策を継続させます。後半は日が和らいでくるので、日よけを取って日に当ててあげましょう。
9月後半から常緑樹は植え替え適期です。新しく植えたいものがある場合は今から10月頃までに植え付けましょう。落葉樹は落葉する時期まで待つのがベストです。
9月は台風が頻発する時期です。植え付けたばかりの植木や、枝葉が茂りすぎた植木などは倒木の危険があります。倒木の危険がありそうなものは支柱を直したり、枯れ枝による落枝の危険が無いか確認したり、台風に備えておくと安心です。
9月前半は8月と同じく日差し対策を継続させます。後半は日が和らいでくるので、日よけを取って日に当ててあげましょう。
9月後半から常緑樹は植え替え適期です。新しく植えたいものがある場合は今から10月頃までに植え付けましょう。落葉樹は落葉する時期まで待つのがベストです。
9月は台風が頻発する時期です。植え付けたばかりの植木や、枝葉が茂りすぎた植木などは倒木の危険があります。倒木の危険がありそうなものは支柱を直したり、枯れ枝による落枝の危険が無いか確認したり、台風に備えておくと安心です。
多年草
植木同様、日差しに弱く遮光していたものは9月後半から日差しに慣らしていきましょう。
暑さが過ぎる9月後半からは、植え付け、植え替えの適期になります。常緑のものは株分けも出来ます。宿根するタイプのものは株分けや移植は地上部(葉や茎)が枯れてから行います。
この時期美しい多年草といえばキクです。キクというと和風の花というイメージがありますが、様々な色・形の華やかでかわいらしいキクがたくさんあります。キクが咲くと庭が一気に秋らしい雰囲気に変わるので、秋におすすめの花です。
植木同様、日差しに弱く遮光していたものは9月後半から日差しに慣らしていきましょう。
暑さが過ぎる9月後半からは、植え付け、植え替えの適期になります。常緑のものは株分けも出来ます。宿根するタイプのものは株分けや移植は地上部(葉や茎)が枯れてから行います。
この時期美しい多年草といえばキクです。キクというと和風の花というイメージがありますが、様々な色・形の華やかでかわいらしいキクがたくさんあります。キクが咲くと庭が一気に秋らしい雰囲気に変わるので、秋におすすめの花です。
観葉植物
8月に引き続き、植え替えや株分けなどの作業が可能です。気温が高い9月中旬頃までに行いましょう。
9月後半は徐々に生育が衰えていきますが、まだ生育している時期です。水分要求量はまだ多いので、土の表面が乾いたら下から流れでるまで水をたっぷりと与えます。
8月に引き続き、植え替えや株分けなどの作業が可能です。気温が高い9月中旬頃までに行いましょう。
9月後半は徐々に生育が衰えていきますが、まだ生育している時期です。水分要求量はまだ多いので、土の表面が乾いたら下から流れでるまで水をたっぷりと与えます。
芝生
真夏に比べると生育が鈍くなってきますが、まだ芝刈りは必要な時期。伸びすぎないように1週間~10日に一度程度芝刈りを継続します。雨が降らない日が続くようなら、水やりも行います。合わせて施肥もしっかり行いましょう。秋に栄養を蓄えることで、来春の生育が良くなります。
9月は芝張りの適期です。本格的な冬の前にある程度根を伸ばしておくと、霜が降りても問題なく冬を越せます。根付くまではしっかり水やりを行いましょう。
真夏に比べると生育が鈍くなってきますが、まだ芝刈りは必要な時期。伸びすぎないように1週間~10日に一度程度芝刈りを継続します。雨が降らない日が続くようなら、水やりも行います。合わせて施肥もしっかり行いましょう。秋に栄養を蓄えることで、来春の生育が良くなります。
9月は芝張りの適期です。本格的な冬の前にある程度根を伸ばしておくと、霜が降りても問題なく冬を越せます。根付くまではしっかり水やりを行いましょう。
春に咲く花の種まき
9~10月は春に咲く花の種まきの時期です。花壇に直接種をまく「直播」で、春には優しい花畑のような景色が楽しめます。種をまいてから数日で発芽し、ある程度成長した状態で冬越しをします。耐寒性のあるものを選べば防寒資材も必要ないので、袋をよく見て選びましょう。
種から育てるというと、難しそうなイメージがありますが、そんなことはありません。ヤグルマギクやポピーなど、移植に弱く直播の方が楽しみやすい花もあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
庭づくりの記事を読む
9~10月は春に咲く花の種まきの時期です。花壇に直接種をまく「直播」で、春には優しい花畑のような景色が楽しめます。種をまいてから数日で発芽し、ある程度成長した状態で冬越しをします。耐寒性のあるものを選べば防寒資材も必要ないので、袋をよく見て選びましょう。
種から育てるというと、難しそうなイメージがありますが、そんなことはありません。ヤグルマギクやポピーなど、移植に弱く直播の方が楽しみやすい花もあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
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