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元気がみなぎってくる、ポジティブでパワフルな配色とその使い方
元気を出したいとき、ポジティブな気分になりたいとき、こんな配色の部屋が役に立ちます。パワフルな色の使い方のコツをご紹介!
カツウラアキツ
2020年10月28日
落ち着いたシックな色合いもきれいですが、鮮やかでパワーのある配色は魅力的ですです。いまひとつ元気が出てこないときは、元気になれる配色の視覚効果を上手に利用して、テンションが上がりポジティブになれる環境をつくってみませんか。パワフルな空間を演出する配色をいくつか紹介しながら、合わせ方のポイントを解説します。
暖色系のグラデーション、原色に近い色
やる気や前向きな気持ちを起こささせてくれるのは、何といっても赤〜黄色の暖色系の色。なかでも、色味として最もインパクトのある、中くらいの明度の鮮やかなトーンに高い効果があります。ちなみに、同じ鮮やかな色味でもさらに明るめ(白が多め)だと「幸福感を感じる印象」に近づきますが、パワフルで力がみなぎるトーンはより原色に近く、強い印象を与えるのが特徴です。
オレンジやレモンイエロー、ライムグリーンなど、ビタミンが多く含まれる食物を思わせる、いわゆる「ビタミンカラー」は、まさにこのグループ。強さがあり、元気をくれる色とされています。
楽しくて心が弾む、ハッピーなインテリアの配色とその使い方とは?
やる気や前向きな気持ちを起こささせてくれるのは、何といっても赤〜黄色の暖色系の色。なかでも、色味として最もインパクトのある、中くらいの明度の鮮やかなトーンに高い効果があります。ちなみに、同じ鮮やかな色味でもさらに明るめ(白が多め)だと「幸福感を感じる印象」に近づきますが、パワフルで力がみなぎるトーンはより原色に近く、強い印象を与えるのが特徴です。
オレンジやレモンイエロー、ライムグリーンなど、ビタミンが多く含まれる食物を思わせる、いわゆる「ビタミンカラー」は、まさにこのグループ。強さがあり、元気をくれる色とされています。
楽しくて心が弾む、ハッピーなインテリアの配色とその使い方とは?
元気な色は「ちりばめる」
パワフルな色はひとつひとつの色の存在感がとても強いので、インテリア空間で広い範囲に取り入れるのはやや難しいのも事実。でもこちらの写真のように、カーペットの柄、家具、アクセントとなるブックカバーやカラフルなマグネット、インテリアの中にちりばめると、元気をくれる色の印象はそのままに、その表情は和らぎます。
パワフルな色はひとつひとつの色の存在感がとても強いので、インテリア空間で広い範囲に取り入れるのはやや難しいのも事実。でもこちらの写真のように、カーペットの柄、家具、アクセントとなるブックカバーやカラフルなマグネット、インテリアの中にちりばめると、元気をくれる色の印象はそのままに、その表情は和らぎます。
一段ダークな色を背景にする
これらの色は、スポーツグッズにも多用されます。特に、鮮やかで元気なトーンの色が多色配色で使われることが多く、暖色系以外に青、緑、紫なども入ることで、さらににぎやかでアクティブなイメージに。写真は、ボルダリングを取り入れた壁ですが、背景の壁の色に暗いネイビーを使っていることで、カラフルなパーツがより際立ち、元気いっぱいな印象に。同時に、特別な目的がある空間であることもさりげなく伝えています。これも、パワフルな配色の上手な使い方です。
色の使い方の基本:バランスのよいマルチカラー配色の法則
これらの色は、スポーツグッズにも多用されます。特に、鮮やかで元気なトーンの色が多色配色で使われることが多く、暖色系以外に青、緑、紫なども入ることで、さらににぎやかでアクティブなイメージに。写真は、ボルダリングを取り入れた壁ですが、背景の壁の色に暗いネイビーを使っていることで、カラフルなパーツがより際立ち、元気いっぱいな印象に。同時に、特別な目的がある空間であることもさりげなく伝えています。これも、パワフルな配色の上手な使い方です。
色の使い方の基本:バランスのよいマルチカラー配色の法則
「一点集中」で象徴的に使う
日本の住宅で使われる建材は、穏やかな色のナチュラルな素材が多く、たいてい彩度が低いものです。その中で1色でも非常に彩度の高いパワフルな色を使うと、インテリアの主役的な存在感を発揮します。
ホワイトの壁や木材の床、天井、机、ベンチのある写真の部屋では、アクティブな印象のオレンジをドアに使用。目を惹くアクセントとなり、空間を引き締める効果を上げています。パワフルな色を活かすコツは、このように集中させて取り入れることです。
日本の住宅で使われる建材は、穏やかな色のナチュラルな素材が多く、たいてい彩度が低いものです。その中で1色でも非常に彩度の高いパワフルな色を使うと、インテリアの主役的な存在感を発揮します。
ホワイトの壁や木材の床、天井、机、ベンチのある写真の部屋では、アクティブな印象のオレンジをドアに使用。目を惹くアクセントとなり、空間を引き締める効果を上げています。パワフルな色を活かすコツは、このように集中させて取り入れることです。
元気な一日のスタートを応援する場所に
ポジティブなパワーで応援してくれる色を使うなら、家のどこがいちばん効果的でしょうか。暮らしのどんな場面で「よし、がんばろう!」と思うかを考えてみると、答えが出るのではないかと思います。
たとえば朝、玄関を出る直前。たとえちょっと元気のない朝でも、一日前向きに過ごしていきたいなら、写真のように玄関ドアに鮮やかな暖色系の色を使うのもよいでしょう。気持ちがシャキッとして、元気に楽しく外に出ていけそうです。
ポジティブなパワーで応援してくれる色を使うなら、家のどこがいちばん効果的でしょうか。暮らしのどんな場面で「よし、がんばろう!」と思うかを考えてみると、答えが出るのではないかと思います。
たとえば朝、玄関を出る直前。たとえちょっと元気のない朝でも、一日前向きに過ごしていきたいなら、写真のように玄関ドアに鮮やかな暖色系の色を使うのもよいでしょう。気持ちがシャキッとして、元気に楽しく外に出ていけそうです。
反対色のコントラストでパワフルな印象に
色自体の個性の他に、色どうしのコントラストも、部屋にダイナミックでパワフルな印象を与えます。青やグリーンが多い空間に、反対色にあたるオレンジや赤を組み合わせると、大胆で元気な空間に。ただしこの場合は、色の分量を調節しましょう。同じような鮮やかさの反対色を同じくらいの量で取り入れると、ハレーションを起こして目が疲れてしまうので、写真のように、どちらかをアクセント程度にとどめるとよいでしょう。
色の使い方の基本:隣り合う色で印象が変わる色の対比効果
色自体の個性の他に、色どうしのコントラストも、部屋にダイナミックでパワフルな印象を与えます。青やグリーンが多い空間に、反対色にあたるオレンジや赤を組み合わせると、大胆で元気な空間に。ただしこの場合は、色の分量を調節しましょう。同じような鮮やかさの反対色を同じくらいの量で取り入れると、ハレーションを起こして目が疲れてしまうので、写真のように、どちらかをアクセント程度にとどめるとよいでしょう。
色の使い方の基本:隣り合う色で印象が変わる色の対比効果
ニュアンスのある質感で強烈な色を和らげる
先に述べたようにやや難易度は高いですが、壁のような広い面に強い色を取り入れることも、決してタブーではありません。自分らしい色で個性的な空間を表現することは、心地よい家づくりの第一歩です。
色の印象が強烈で、空間を支配しすぎるのが気になる場合は、ダイレクトに伝わるベタ塗りの壁を避けるのもひとつの方法。たとえば写真のようにブリックタイルの上にペイントすると、少し印象が変わります。目地とタイルの凹凸部分が自然な陰影をつくり、なじんだ感じが出て、色の強烈さを和らげてくれます。
色のインテリア効果:黄色で空間を明るくポジティブに
先に述べたようにやや難易度は高いですが、壁のような広い面に強い色を取り入れることも、決してタブーではありません。自分らしい色で個性的な空間を表現することは、心地よい家づくりの第一歩です。
色の印象が強烈で、空間を支配しすぎるのが気になる場合は、ダイレクトに伝わるベタ塗りの壁を避けるのもひとつの方法。たとえば写真のようにブリックタイルの上にペイントすると、少し印象が変わります。目地とタイルの凹凸部分が自然な陰影をつくり、なじんだ感じが出て、色の強烈さを和らげてくれます。
色のインテリア効果:黄色で空間を明るくポジティブに
小さな部分にパンチを効かせる
壁やドアが大変なら、パワフルな色のインテリア小物を取り入れましょう。最も簡単なのはクッションカバーやテーブルクロスなどのファブリック類。または、写真のようなインパクトのあるデザインの照明もおすすめ。パワフルな色の光が強烈な印象を与えてくれます。ペンダントライトなどのシェードが色ガラスのタイプなら、同じような効果が楽しめます。
インテリアコーディネーターに相談する
暮らしに癒しをもたらす、リラックス効果のある配色とその使い方
優しさと幸福感あふれる愛情の色、ピンクのインテリア効果
壁やドアが大変なら、パワフルな色のインテリア小物を取り入れましょう。最も簡単なのはクッションカバーやテーブルクロスなどのファブリック類。または、写真のようなインパクトのあるデザインの照明もおすすめ。パワフルな色の光が強烈な印象を与えてくれます。ペンダントライトなどのシェードが色ガラスのタイプなら、同じような効果が楽しめます。
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