Houzz Japan 東京オフィスへようこそ!
ザ・メイキング・オブ・Houzz東京オフィス。まだまだ未完成のインテリアですが、ようやくお披露目できる形になりました。
Houzz Japan
2015年5月23日
Houzz Japan 公式アカウント
3月に現在の場所に引っ越してきたHouzz Japan東京オフィス。初めは床もむきだしのまま、家具も何もないがらんどうの空間でしたが、4月のローンチをへて、ようやく少しずつインテリアが整ってきました。まだまだこれから手を入れるところもたくさんありますが、ひとまず現在の姿をお目にかけますね。
エントランスでまず誰もが目にするのが、このチョークアートとグリーンのチェア。Houzzのロゴと、素敵な窓辺のシーンを描いてくださったのは、チョークレタリングを中心としたアートで人気のデザインユニット「Paint & Supply」の土堤内祐介さんと井澤卓さん。注目のショップの看板やインテリア、イベントでのライブペイントなども手がけ、話題になっています。チョークだけで描いた、ハンドメイドの温かな味わいが、訪れたお客様、そしてスタッフの目を和ませてくれています。
グリーンのアームチェアは、イタリアの家具デザイナーユニット「DESIGN OF LOVE」のチェア「LITTLE QUEEN OF LOVE」。本社パロアルト、そしてロンドンのHouzzオフィスでもエントランスのアイコンになっているチェアです。訪れた方はぜひ座っていってくださいね。
チョークボードペイントは「カラーワークス」の「KAKERU PAINT」のダーリングレー。ペイントすればそこが黒板になってしまうという便利な塗料です。
チョークボードのあるインテリアの特集記事はこちら:
おしゃれなインテリアのキーアイテム! チョークボードペイントでつくる遊び心のある空間
ブラックボードのあるインテリア
グリーンのアームチェアは、イタリアの家具デザイナーユニット「DESIGN OF LOVE」のチェア「LITTLE QUEEN OF LOVE」。本社パロアルト、そしてロンドンのHouzzオフィスでもエントランスのアイコンになっているチェアです。訪れた方はぜひ座っていってくださいね。
チョークボードペイントは「カラーワークス」の「KAKERU PAINT」のダーリングレー。ペイントすればそこが黒板になってしまうという便利な塗料です。
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おしゃれなインテリアのキーアイテム! チョークボードペイントでつくる遊び心のある空間
ブラックボードのあるインテリア
すべての空間がひと続きでつながっている、専有面積448.7平方メートルのオフィス。たくさんの方に楽しく使っていただける、オープンなコミュニケーションを目指しているHouzzとしては、このオフィスの開放的でフラットなスタイルはある意味、私たちのあるべきソーシャルプラットフォームの姿を具現化した空間といえるかもしれません。写真はデスクエリアに隣接する、オープンなフリーエリア。お客様との打ち合わせや少人数のスタッフミーティング、ちょっとした息抜きなど思い思いの目的で自由に使っています。
ウッドフローリングの素材はラバーウッド材。デスクエリアと個室以外はすべてこの素材の床に。非常に限られた時間のなか、夜までかかって工事をしてくださったのは、SUWA architects+engineersの皆さんでした。
その廊下もウッドフローリング張りに。廊下はかなり広めで、両側は白い壁です。アットホームなウェルカムムードを出すために、このスペースはさらなる工夫のしがいがありそうです。
廊下の活用アイデアについての記事はこちら:
廊下や階段の踊り場などのスペースは、インテリアを楽しめる絶好の空間
収納に、ワークスペースに、廊下をもっと活用しよう
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現状では、この廊下の壁の一角にスタッフが友人や家族と写っている写真を飾っています。スペースはまだまだあるので、今後はプロの方々の作品などを展示するギャラリーのように使っていけるといいね、と話しています。
家族写真を飾るアイデアについての記事はこちら:
家族写真をセンスよく飾るには?
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廊下からメインの部屋に行く途中に、2つの個室があります。こちらはカンファレンスルーム。ジャパンチームの定例ミーティングや、世界のHouzzスタッフとのビデオ会議の会場となり、またお客様とこちらで面会することもあります。壁は一面だけ、Houzzグリーンでペイントしてアクセントウォールにしました。「カラーワークス」の永井絵美理さんがオリジナルペイント塗料「Hip」全1488色の中から選んでくださった、ぴったりのトーンのグリーンです(Hipエッグシェル7185A Broadleaf)。
ペイントのアクセントウォールについての記事はこちら:
色のパワーを生かした背景、ぺイントでつくるアクセントウォール
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もう1つの個室は、ジャパニーズルーム。純和室ではなく、海外の人がイメージする“逆輸入のジャパニーズスタイル”といった雰囲気に。床材はカーペットタイルですが、色選びと張り方で少し和のイメージになりました。6畳ほどの小さな部屋ですが、ここは靴を脱いで上がるルールになっています。集中して作業をしたい人は、この部屋にこもってドアを閉めます。ドアの外に靴が脱いである時は、誰かがこの部屋で作業に没頭しているしるしです(このときも、必死に作業中だった人を追い出して撮影したため、思い切り仕事途中の状況となっています…)。
“逆輸入のジャパニーズスタイル”についての記事はこちら:
あなたのインテリアスタイルは?:ジャパニーズスタイル
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こちらはデスクエリアの手前にあるインナーガーデン。鮮やかなグリーンの人工芝に飛び石を並べ、小さな禅庭風にしました。施工をしてくださったSUWA architects+engineersのアドバイスで、杉材でつくったプランターにトクサを植え、デスクエリアとの間を区切るパーティション代わりに。トクサは、そのシンプルな垂直ラインがモダンな建物に似合い、イームズなども好んで使った植物だったとか。そんなストーリーも意識して、中央にはフィリップ・スタルクとKartellのコラボレーションによる「マスターズ」チェアを。ダイニングチェアの名作シェルチェア(by チャールズ&レイ・イームズ)、セブンチェア(by アルネ・ヤコブセン)、チューリップアームチェア(by エーロ・サーリネン)のアウトラインを重ね合わせた背のデザインです。
すでにお気づきかもしれませんが、Houzz オフィスには、あちこちにアヒルがいます。サーファーやお医者さんなどコスプレ好きのアヒル、海外から連れてこられた民族衣装を着たアヒルもいて、各スタッフのデスクやPCまわりに鎮座しています。
一部をはがして、Houzz グリーンと白のカーペットタイルをプラスし、ロゴを意識したリズミカルな形に配置したただけで、とてもオリジナルな雰囲気になりました。デスクエリアは日常忙しく働く場所なので少し殺風景ではありますが、このフロアのアクセント模様と、窓の上のアーティフィシャルグリーンで、堅かった雰囲気が少しやわらぎました。
デスクエリアとフリーエリアをゆるやかに区切る2本の柱は、全面をチョークボードペイントに(こちらも「KAKERU PAINT」のダーリングレー)。オフィスを開放してのイベント「Open Houzz」などの際には、ウェルカムボードとしての役目も果たします。普段は営業チームのTo Doリストや落書きなどで埋め尽くされています。
仕事に疲れたら、すぐ隣にプレイスペースがあるのは、きっといいことですよね。天井から吊り下げられたハンギングチェアに座って資料を読むと、ひととき気分転換になることは確かです。そして奥の壁にはボルダリングが。でも、席を立っていきなり壁を登り出すスタッフは…、今のところいないようです。
このスペースにはグリーンのヨガマットも用意してあって、インストラクターの方を呼んでヨガの夕べも始まっています。仕事時間とリフレッシュ時間のバランスを、みんなで模索中です。
ボルダリングの壁があるお宅の記事はこちら:
玄関でボルダリングができる、趣味を楽しむ家
このスペースにはグリーンのヨガマットも用意してあって、インストラクターの方を呼んでヨガの夕べも始まっています。仕事時間とリフレッシュ時間のバランスを、みんなで模索中です。
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プレイスペースの隣にバースペース、そしてダイニングスペースと、ウッドフローリングでつながったフリーエリアは、片側がほぼ全面窓になった明るく開放的な空間です。
窓が大きいので採光は申し分ないのですが、オフィスなので目に優しいライトで全体を明るく照らしたいと考えました。照明については、馬場美次デザイン室さんとコヤマケンタロウデザイン事務所さんに、まだからっぽだったオフィスに足を運んでいただき、貴重なアドバイスをいただきました。
窓が大きいので採光は申し分ないのですが、オフィスなので目に優しいライトで全体を明るく照らしたいと考えました。照明については、馬場美次デザイン室さんとコヤマケンタロウデザイン事務所さんに、まだからっぽだったオフィスに足を運んでいただき、貴重なアドバイスをいただきました。
バーカウンターは、このオフィスに私たちの前に以前入っていた会社が置いていったものを引き継いで使っています。コーヒーやお茶の用意はこちらで。そしてここにはいつもなぜか、グリーンのボトルのハートランドビールとワイン数本と、ワイングラスがスタンバイしています。いつでもパーティが始められるというわけです。
バーカウンターのアイデアについての記事はこちら:
コーヒーショップスタイルのバーカウンターをキッチンに取り入れる12のアイデア
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ダイニングテーブル上とバーカウンター上の照明は、ディクラッセの「Orland-big pendant lamp」。鳥の巣のような形のペンダントランプに、フェイクグリーンの葉っぱを巻きつけたデザインで、灯すと木洩れ日のような影ができて素敵です。窓の外の自然の緑や窓辺に飾ったミニ盆栽、苔玉と一緒に、ピースフルなグリーンのハーモニーを奏でています。
初めてこのオフィスに足を踏み入れた時、この外の緑の美しさに目を奪われました。植えられているのは、楼蘭つつじなど日本の植物です。ちょっと禅庭的な雰囲気を借景として楽しめることも、テーマカラーであるナチュラルなリーフグリーンが窓の外にあふれていることも、Houzz Japanオフィスにぴったりの環境だと思いました。
ダイニングテーブル越しにリビングスペースを見るとこんな感じです。正面の白い壁は、イベントやセミナーの際には映写スクリーンに早変わり。ソファの横にある小さな白いデスクのあるあたりが、エディトリアルチームの仕事場です。はい、実は今もここでこの記事を書いています!
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オフィスを完成させるまで多くの方にサポートしていただき、チーム一同とても感謝しております。これからもHouzzサイトと同様に益々オフィスも進化させていけたらと思います。今後ともHouzzをどうぞよろしくお願いいたします!
遊び心いっぱいのオフィスですね。仕事を楽しむ。というコンセプトを感じます。クリエイティビティと遊びは一心同体のような気がします。