【2019年】日本のHouzzユーザーが選んだ人気写真:玄関編
2019年、日本のHouzzユーザーが最も多くアイデアブックに保存した、人気写真ベスト10を空間別にご紹介します。今回は「玄関」編です。
Houzz Japan
2019年12月11日
Houzz Japan 公式アカウント
ベスト10に入った作品のうち、上位4件がシューズクロークを備えた玄関でした。クロークでなくてもすっきりとした大容量の収納は今年も人気です。もう1つ、今年の特徴としてあげられるのは庭の存在。玄関に入ってから、または入る手前に色づく樹木や坪庭が配置されるなど、外部を取り入れた玄関が4件ランクインしています。
*この記事は、2018年1月〜2019年11月15日までにアップロードされた写真のうち、2019年1月〜11月15日までの間に日本のHouzzユーザーがアイデアブックに保存した写真のデータに基づいています。
*この記事は、2018年1月〜2019年11月15日までにアップロードされた写真のうち、2019年1月〜11月15日までの間に日本のHouzzユーザーがアイデアブックに保存した写真のデータに基づいています。
10位 葉山の閑静な住宅街に建てられた終の住処。玄関を入ると正面に北中庭が臨め、自然光をたっぷりと取り込んでいます。こちらは神奈川県の北村建築工房のプロジェクト。フローリングはミャンマーチーク、天井は吉野スギ、造作家具はアメリカンチェリーで統一され、味わい深い木の佇まいが落ち着いた雰囲気をつくります。
8位 築23年RC造4階建ての2階部分のリノベーションプロジェクト。大阪府の一級建築士事務所シンクスタジオが手がけました。アールがかかった折り上げ天井の凹み部分に間接照明を入れて視線を誘導することで面積以上の広がりを持たせています。住まい手の「ホテルのようにすっきりとした空間に」という要望も壁面収納でしっかりと叶えています。
7位 長野県の4D studio Naganoが手がけたプロジェクト。この玄関は中二階に位置し、1階・2階どちらからもアクセスしやすい大容量のクローゼットを備えています。家全体を白・黒・木で統一し、正面のピクチャーウィンドウに視線が抜けるため、とてもすっきりとした空間に仕上がっている好例です。
6位 一幅の日本画のように美しい坪庭の見える玄関。茨城県のNIDO一級建築士事務所が手がけました。通るたびに季節の移ろいを感じられ、住まい手だけでなく来客の心も和ませてくれる清涼感のある空間です。
5位 建屋の内部に位置する坪庭と造作の玄関ドアが美しい玄関アプローチ。滋賀県のALTS DESIGN OFFICEのプロジェクトです。坪庭と和室はガラス一枚で隔てられ、さらにガラス一枚を隔てて外部テラスにつながるため、玄関アプローチから田園風景が臨めます。外を感じられる空間は家の随所に設けられ、居心地の良さをつくっています。
4位 埼玉県で家づくりを手がける市理が手がけた家族4人のための新築プロジェクト。カリフォルニアスタイルとブルックリンのカフェスタイルという好みの異なる夫妻のテイストをミックスしつつ、子育て中の収納と動線の悩みを解決してくれる機能的な玄関です。子供たちのランドセルやコート類も収納できるため、急な来客があっても安心。玄関タイルはブラック系のタイルで引き締めています。
3位 雪国・福井県の大町ハウジングの玄関が3位にランクイン。こちらも厚手のコート類をしっかりできるシューズクロークを備えています。クロークの半分がタイル貼りなので雪道を歩いた濡れた靴でも安心です。壁の一部に壁紙を使い、アクセントにしているのもポイントです。
2位 シューズクロークにも高窓を配置し、自然光を取り入れた玄関。埼玉県のアーキ・モーダ 一級建築士事務所が手がけました。手すりも取り付けられ、住まい手や来客への配慮が感じられる機能的な空間です。
1位 岐阜県のWORKS・WISEが手がけた玄関が1位を獲得しました。玄関には、やはりシューズクローク。さらに横にウォークインクローゼットと洗面所、と続きます。帰宅後すぐに着替えて、手洗いができ、キッチンへとつながる動線になっています。飴色の玄関扉、ヘリンボーン張りの床、濃淡のある板張り天井と木の魅力を味わえる玄関です。
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