家具の最新トレンド【ハイポイントマーケット2022】
米ノースカロライナ州ハイポイントで今秋行われた家具見本市。そこで見つけたトレンドは、スパイシーカラー、光沢のあるメタル素材、伝統的なフォルムでした。
ホームインテリアの世界では、ここ数シーズン、ナチュラルな質感、丸みを帯びたフォルム、サステナブルな素材、暖色系の家具が主流となっています。その傾向が今シーズンも続いていますが、より新しい仕上げ、シルエットや素材、ディテールが追求されています。
今回は、ノースカロライナ州で2022年10月22日〜26日に開催された、米国家具業界最大級のイベント、ハイポイント・マーケットで、Houzzのアメリカ編集チームが見つけた、2023年によく目にするであろう、家具のトレンドをご紹介します。
今回は、ノースカロライナ州で2022年10月22日〜26日に開催された、米国家具業界最大級のイベント、ハイポイント・マーケットで、Houzzのアメリカ編集チームが見つけた、2023年によく目にするであろう、家具のトレンドをご紹介します。
グラファイトカラーの張地で制作されたEthnicraft社のN701ソファ
2. サステナビリティ
自然とは切っても切り離せないテーマであるサステナビリティは、今回のハイポイント・マーケットでも(ヨーロッパの秋のデザインフェアでも同様に)ホットなトピックでした。単にリサイクル可能な素材を使うだけでなく、循環型の(廃棄物の埋め立てを回避する)生産プロセスや、再生プラスチックや布の端切れなどの廃棄物をアップサイクルした製品をアピールする企業が多く見られました。
例えば、Ethnicraft社の新しいグラファイトカラーの張地は、ファッション業界から回収されたリサイクルコットンで作られています。Four Hands社のブラジリアンスタイルのラウンジチェアには、通常なら廃棄される「完璧に不完全な」レザーが張られています。また、同社のFiqaという革新的なリサイクル可能な屋内外用生地は、従来の機能性ファブリックよりも環境に配慮したものです。一方、Zuiver社は、おもちゃ工場から出たプラスチックの端材を使った、カラフルなテラゾー風の屋内外用サイドテーブル、Victoriaを提案しています。
2. サステナビリティ
自然とは切っても切り離せないテーマであるサステナビリティは、今回のハイポイント・マーケットでも(ヨーロッパの秋のデザインフェアでも同様に)ホットなトピックでした。単にリサイクル可能な素材を使うだけでなく、循環型の(廃棄物の埋め立てを回避する)生産プロセスや、再生プラスチックや布の端切れなどの廃棄物をアップサイクルした製品をアピールする企業が多く見られました。
例えば、Ethnicraft社の新しいグラファイトカラーの張地は、ファッション業界から回収されたリサイクルコットンで作られています。Four Hands社のブラジリアンスタイルのラウンジチェアには、通常なら廃棄される「完璧に不完全な」レザーが張られています。また、同社のFiqaという革新的なリサイクル可能な屋内外用生地は、従来の機能性ファブリックよりも環境に配慮したものです。一方、Zuiver社は、おもちゃ工場から出たプラスチックの端材を使った、カラフルなテラゾー風の屋内外用サイドテーブル、Victoriaを提案しています。
Cicil社のウール製ラグ
天然素材を現地で責任を持って調達し、その素材を使った昔ながらの手仕事も、この秋の重要なトレンドとして浮上しました。合成染料や有害化学物質を一切使わず、カロライナ州で美しいラグを製造する今回マーケットに初参加したCicil社は、東海岸にある複数の農家組合からウールを調達しています。また、その他多くの家具メーカーも、責任を持って調達したアメリカ産の木材や伝統的な継ぎ手を新しいデザインに採用していることをうたっています。
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1年中快適に過ごせるラグの選び方
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Four Hands社の卓球台
多目的に使える住まい
コロナ禍、住まいには「仕事場」、「遊び場」、「リフレッシュの場」としての、新たな使命が課せられました。そして、社会生活が再開されても、住まいにこれらの役割が求め続けられるなか、家具メーカーは多目的でモジュール化された製品を提供することで、その要請に応えています。
今回の見本市で見られた面白い変化としては、ショールームの至る所で豪華なゲームテーブルが展示されていたことです。Four Hands社は、マグネットで取り外し可能なネットを備えた卓球台兼ダイニングテーブルや、木目を生かした木材やエイジングしたアイアンとアルミニウムでできたフットボールテーブルなど、ゲームテーブルのコレクションを展示していました。 Eichholtz社がファッションデザイナーのフィリップ・プレインと組んだ新しいコレクションには、白い人工大理石とゴールドを使った華やかな卓球台兼ダイニングテーブルも含まれています。その他、チェス盤の天板や引き出し式のドリンクホルダーなどを備えた、サイドテーブルやオケージョナルテーブルもたくさん見かけました。
多目的に使える住まい
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Eichholtz社の椅子Novelle
2. フォルム
丸みを帯び、ふかふか感がある
包み込むように、有機的で丸みを帯びた形状は、会場で最も人気のあるシルエットで、キルティングやチャンネルステッチで仕上げられているものが多く見られました。(なかにはフロアに敷かれているものもありました。上の写真で紹介したCicil社の曲線的なラグを参照)
今シーズンは、「チューブ」という楽しいフォルムがトレンドの中のトレンドとしてトップに浮上しました。ラウンジチェア、ソファ、照明、アクセントピースなどがこの形状を利用し、ショールームの展示に1970年代や80年代のポストモダンのテイストを添えていました。
2. フォルム
丸みを帯び、ふかふか感がある
包み込むように、有機的で丸みを帯びた形状は、会場で最も人気のあるシルエットで、キルティングやチャンネルステッチで仕上げられているものが多く見られました。(なかにはフロアに敷かれているものもありました。上の写真で紹介したCicil社の曲線的なラグを参照)
今シーズンは、「チューブ」という楽しいフォルムがトレンドの中のトレンドとしてトップに浮上しました。ラウンジチェア、ソファ、照明、アクセントピースなどがこの形状を利用し、ショールームの展示に1970年代や80年代のポストモダンのテイストを添えていました。
Four Hands社の椅子Halston
ラウンジ風で、色っぽい
ミッドセンチュリーの影響が色濃く残る見本市でしたが、何人かのデザイナーは「もう飽きた」と感じているようです。
それに応えるかのように、見慣れたヨーロッパ、スカンジナビア、アメリカのミッドセンチュリーモダンのシルエットの他に、セクシーなブラジルのミッドセンチュリー風アイテムが登場しました。リッチで官能的なレザー、赤みがかったダークウッド、手作業で制作・組み立てをおこなったディテール、そして低く構えたフォルムが特徴です。
ラウンジ風で、色っぽい
ミッドセンチュリーの影響が色濃く残る見本市でしたが、何人かのデザイナーは「もう飽きた」と感じているようです。
それに応えるかのように、見慣れたヨーロッパ、スカンジナビア、アメリカのミッドセンチュリーモダンのシルエットの他に、セクシーなブラジルのミッドセンチュリー風アイテムが登場しました。リッチで官能的なレザー、赤みがかったダークウッド、手作業で制作・組み立てをおこなったディテール、そして低く構えたフォルムが特徴です。
Kelly Hoppen x Caracoleのサイドテーブル
彫刻的
今シーズン、メーカーのコレクションに登場した家具は、余白の空間や素材の限界、アシンメトリーを生かした機能的なモダン彫刻のようなデザインが多くありました。
また、前述のように、サイドテーブルはデザイナーが素材やフォルムに工夫を凝らすのに最適なアイテムであるためか、秋のマーケットではひときわ存在感を放っていました。
伝統的
柱やドレープ、アーチなど、クラシック建築の特徴を取り入れたオーダーメイドの家具が、今シーズンのショールームで新たにトレンドとなりました。非常にフォーマルでありながら、アンティークの複製というよりは、未来志向な印象を与えるアイテムが目立ちました。
とはいえ、トラディショナルな家具やアンティークの需要も引き続き高いようです。
What’s New in Contemporary Furniture and Design for 2022
彫刻的
今シーズン、メーカーのコレクションに登場した家具は、余白の空間や素材の限界、アシンメトリーを生かした機能的なモダン彫刻のようなデザインが多くありました。
また、前述のように、サイドテーブルはデザイナーが素材やフォルムに工夫を凝らすのに最適なアイテムであるためか、秋のマーケットではひときわ存在感を放っていました。
伝統的
柱やドレープ、アーチなど、クラシック建築の特徴を取り入れたオーダーメイドの家具が、今シーズンのショールームで新たにトレンドとなりました。非常にフォーマルでありながら、アンティークの複製というよりは、未来志向な印象を与えるアイテムが目立ちました。
とはいえ、トラディショナルな家具やアンティークの需要も引き続き高いようです。
What’s New in Contemporary Furniture and Design for 2022
Baker社のThe Thomas Pheasant 2022年コレクション
クラシカル
柱やドレープ、アーチなど、クラシック建築の特徴を取り入れたオーダーメイドの家具が、今シーズンのショールームで新たにトレンドとなりました。非常にフォーマルでありながら、アンティークの複製というよりは、未来志向な印象を与えるアイテムが目立ちました。
とはいえ、トラディショナルな家具やアンティークの需要も引き続き高いようです。
クラシカル
柱やドレープ、アーチなど、クラシック建築の特徴を取り入れたオーダーメイドの家具が、今シーズンのショールームで新たにトレンドとなりました。非常にフォーマルでありながら、アンティークの複製というよりは、未来志向な印象を与えるアイテムが目立ちました。
とはいえ、トラディショナルな家具やアンティークの需要も引き続き高いようです。
Rifle Paper社による York社向け壁紙Bramble
3. パターンとテクスチャ
花柄 繊細な花や熱帯の葉、サンゴなど、自然からインスピレーションを得たパターンへの関心は衰える気配がなく、トレンドを繰り返すなかでフォークロア調の花柄が新たに注目を集めています。
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Loloi x Chris Loves Juliaのラグ Humphrey
メンズスーツ柄
花柄の人気は衰えることはありませんが、新たに存在感を獲得しようとしているトレンドもあります。
見本市で目にしたシャープなデザインの中には、ツイード、ピンストライプ、格子柄など、メンズスーツの柄を取り入れたものもありました。
ブークレ素材ははまだ多くのショールームに残っているものの、すでにピークに達しているようで、次のトレンドとしてはツイードがくると思われます。
メンズスーツ柄
花柄の人気は衰えることはありませんが、新たに存在感を獲得しようとしているトレンドもあります。
見本市で目にしたシャープなデザインの中には、ツイード、ピンストライプ、格子柄など、メンズスーツの柄を取り入れたものもありました。
ブークレ素材ははまだ多くのショールームに残っているものの、すでにピークに達しているようで、次のトレンドとしてはツイードがくると思われます。
Moe’sのTowerダイニングテーブル。天板は大理石。
4. 素材と仕上げ
ストーン(石)
ここ数シーズン、ストーンは単体のアイテムとして、またアクセントとなる素材として、存在感を放ってきました。しかし、今シーズンは、クールなカララ大理石に代わり、大胆で強い筋の立ったクリーム、黒、鮮やかな色の大理石やトラバーチンが登場しました。
ダイニングテーブルの写真を見る
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ストーン(石)
ここ数シーズン、ストーンは単体のアイテムとして、またアクセントとなる素材として、存在感を放ってきました。しかし、今シーズンは、クールなカララ大理石に代わり、大胆で強い筋の立ったクリーム、黒、鮮やかな色の大理石やトラバーチンが登場しました。
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Arteriors社のダイニングテーブルReuben
木材
近年は明るい色味の木材が主流でしたが、今回の見本市で目立った傾向は、よりダークで温かみのある木材。樹種や仕上げのバリエーションも増えています。
ホワイトオークやウォールナットに加え、ヨーロッパのアンティークにインスパイアされたパインや、アメリカ北東部のメープルも見られました。また、美しい木肌や寄木細工が、伝統的なデザインからコンテンポラリーなデザインまで、さまざまな場面で復活しています。
また、木目を生かしたカラーステインや仕上げ(いぶし加工、木目を際立たせるセルーシングなど)も目立ちました。珪化木も登場しました。
写真はArteriors社のガラス製シャンデリア。照明を中心に、着色、うねり、泡入りのガラスも人気を集めています。
木材
近年は明るい色味の木材が主流でしたが、今回の見本市で目立った傾向は、よりダークで温かみのある木材。樹種や仕上げのバリエーションも増えています。
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また、木目を生かしたカラーステインや仕上げ(いぶし加工、木目を際立たせるセルーシングなど)も目立ちました。珪化木も登場しました。
写真はArteriors社のガラス製シャンデリア。照明を中心に、着色、うねり、泡入りのガラスも人気を集めています。
BDI社のコレクションTanamiからサテンブラックのサイドボード
光沢のある金属
家具や仕上げ材は全体的に温かみを増していて、照明や金物の仕上げ、家具のアクセントとしては、磨き仕上げ、あるいはアンティーク仕上げの真鍮が取りざたされていました。
ショールームではそれほど多くは見かけませんが、暖色系素材の人気が上昇していることから、銅やローズゴールドのアクセントが再び登場するのでは?と、会場にいたトレンド予測の専門家たちは話していました。
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光沢のある金属
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Regina Andrew社の椅子Bethany
パンチの効いたパステルカラー この秋、多くのショールームでアクセントカラーに使われたのは、前述のピスタチオに加えて、素材感やデニム仕上げを加えたライトブルーでした。蛍光色に近い鮮やかな色との組み合わせが最も新鮮でしたが、単体でもとても素敵でした。
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Sherwin-Williams社が選んだ2023年のカラーはピンク・ブラウン系のRedend Point
バラ色と秋色
今回の見本市では、外の木々の色づきとともに、ショールーム内も秋色で埋めつくされました。ゴールド、ディープレッド、クミン、バーガンディなど、温かみのあるアースカラーやスパイシーな色合いが、会場の布地の装飾品を彩っていました。
同じように人気があったのは、砂漠をイメージしたカラーパレットです。塗料メーカーSherwin-Williams社の2023年の色・ピンクブラウン系のRedend Pointは、ローズ、モーブ、テラコッタのアースカラーが、この色のトレンドを決定づけた完璧な例と言えるでしょう。
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バラ色と秋色
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テーマ
1. 自然
パンデミックが始まって以来、デザイン界に大きな影響を与えている自然。家具業界でも、形やパターン、プロセスに至るまで、あらゆる場面で「自然」がテーマとして登場し続けています。
アースカラー、ナチュラルな質感、自然からインスピレーションを得たパターン、ソフトで有機的な形状や素材は、依然として主流となっています。例えば、ここ数年注目されている編み目のデザインがお好きな方は、今もなお人気ですのでご安心ください。照明や家具のコレクションでよく見られる竹や籐をはめ込んだデザインに加え、今回の見本市では、籐製の照明やアクセサリー、木を編んだ前板を備えたドレッサーや飾り棚が新たに登場しました。
似たようなトレンドは後述しますが、家具業界では自然が最大のミューズであることに変わりないというところがポイントです。