一級建築士事務所 暮らしと建築社

中津川K邸

中津川K邸

中津川市の郊外、木曽川に近い自然豊かな里山の風景が広がるエリアにあります。都市部からの移住で、田舎暮らしが満喫できる環境として敷地を選定しています。

背景のかつて丘だった痕跡を残す周辺環境の森を活かし、シンプルな小屋として、周辺環境に溶け込む意匠・素材選定としている。コンパクトな平面に、収納をコアとした回遊できる動線を確保した平面プラン。在宅型のワークスタイルで仕事場を仕事部屋を用意しています。基本的にはワンルームの空間構成で、将来必要に応じて区切っていくという選択をしています。

南側がアクセスの道路のため、南側には駐車場とエントランスを配置し、建物自体で北側の庭の目隠しとして、プライベートな空間を確保しています。東側に一段下がって田んぼが広がり、近景から遠景までの眺望を確保できます。庭に連続するように薪ストーブのある土間を配置し生活の延長に庭の空間が連続するように意図しています。LDKから寝室までがL字の1空間で構成され、ロフトを含み切妻屋根で連続性のある空間を作っています。南側には採光と冬季の太陽光の熱を取り入れるための大きな窓を設けています。家全体で温度差の少ない温熱環境になるように配慮されています。

施工した田口建設は自社の製材所を持つビルダーであり、地元産の木材を利用した建物となっている。柱、梁、間柱、胴縁、下地材、外壁材と地域材の利用しています。地域材の利用は、地域経済の循環とエネルギーのロスが少なく、選択肢として有益なものとして考えています。


中津川K邸
竣工:2019年5月
建築面積:88.81m2
延床面積:112.41m2
施工:株式会社田口建設
設計:暮らしと建築社 須永次郎 須永理葉
撮影:上田宏
プロジェクトの竣工年/制作年: 2019