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カフェスタイルのインテリアをつくる8つのヒント
「好きなインテリアは?」という質問の答えに、必ずといってよいほど出てくるカフェスタイル。取り入れるだけでカフェらしい雰囲気になるアイテムから「カフェ」をテーマにデザインされた家まで、カフェスタイルインテリアのヒントと事例を集めました。
小川のぞみ
2016年8月17日
ライター/ホームステージャー。日本・湘南エリアからアメリカ・カリフォルニア生活を経て、再び湘南エリアに在住(現在、高断熱・高気密の長期優良住宅に居住中)。カタログやメディアへのライティング、インテリアや整理収納のアドバイス、住宅購入相談やホームステージング(家具に関してのご相談やコーディネート)に取り組む。
ライター・コピーライター歴は10年以上。ウェブサイトや雑誌、ECサイトや通販誌、カタログや広告媒体(商業施設の冊子やポスター、大手企業発行の会報誌など)を担当。分野は、住宅、インテリア、教育、ファッション、ランジェリー、インタビュー取材など。企画からの参画やスタイリスト経験も多数。
ライター/ホームステージャー。日本・湘南エリアからアメリカ・カリフォルニア生活を経て、再び湘南エリアに在住(現在、高断熱・高気密の長期優良住宅に居住中)。カタログやメディアへのライティング、インテリアや整理収納のアドバイス、住宅購入相談やホームステージング(家具に関してのご相談やコーディネート)に取り組む... もっと見る
自宅にいながらにしてカフェのようなくつろぎが得られる「カフェスタイル」のインテリアが人気です。そのテイストはさまざまですが、あなたが自宅に作るとしたら、どんなカフェスタイルにしますか? インダストリアル? ヴィンテージ? ブルックリン? それともウッディなオリジナルテイストでしょうか?
この記事では、加えるだけでカフェテイストが生まれる便利なアイテムから、カフェ風コーナー作りの実例、カフェがテーマの海外の家まで、幅広くご紹介します。
カフェ風インテリアの写真を見る
この記事では、加えるだけでカフェテイストが生まれる便利なアイテムから、カフェ風コーナー作りの実例、カフェがテーマの海外の家まで、幅広くご紹介します。
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1. 置くだけでカフェスタイルになるチェア
ダイニングに採用するだけで一気にカフェスタイルにーーという便利なチェアがこちら。フランス発〈トリックス〉社の《Aチェア》です。
世界中のカフェやオフィスで使われ続けているタイムレスなデザインで、木のテーブルによく映えます。室内でもテラスにいる気分になれる椅子です。
ダイニングに採用するだけで一気にカフェスタイルにーーという便利なチェアがこちら。フランス発〈トリックス〉社の《Aチェア》です。
世界中のカフェやオフィスで使われ続けているタイムレスなデザインで、木のテーブルによく映えます。室内でもテラスにいる気分になれる椅子です。
軽く丈夫なスチール素材なので、キッチンの近くに置いても大丈夫。キッチンアイランドに並べて一直線にテーブルを置くダイニングスタイルにも向いています。
室内はもちろん、屋外でも使えるので、アウトドアリビングでも活躍。スタッキング収納ができる点も便利です。
室内はもちろん、屋外でも使えるので、アウトドアリビングでも活躍。スタッキング収納ができる点も便利です。
2. インダストリアルなハイスツール
ダイニングはもちろん、キッチン前のカウンターにインダストリアルなメタル製のスツールを置くとカフェ気分が盛り上がります。ホワイトが基調の内装なら、空間をピリリと引き締める効果も狙えます。
ダイニングはもちろん、キッチン前のカウンターにインダストリアルなメタル製のスツールを置くとカフェ気分が盛り上がります。ホワイトが基調の内装なら、空間をピリリと引き締める効果も狙えます。
ウッド×スチールのハイスツールも、カフェらしい気分が出るアイテム。
普段はディスプレイ感覚でLDKの隅に置いておき、来客時には自分用チェアとして使う、という使い方もありえます。
普段はディスプレイ感覚でLDKの隅に置いておき、来客時には自分用チェアとして使う、という使い方もありえます。
3. 黒板とレンガを組み合わせる
カフェスタイルと一目で分かるのが、ブルックリン風のカフェを連想させる黒板とレンガのコーディネートです。
黒板塗料で壁を塗ってDIYするのもおすすめですし、黒板シートを張った上にステッカーを貼るというテクニックならかっこいい文字や絵を描く自信がなくても大丈夫。
カフェスタイルと一目で分かるのが、ブルックリン風のカフェを連想させる黒板とレンガのコーディネートです。
黒板塗料で壁を塗ってDIYするのもおすすめですし、黒板シートを張った上にステッカーを貼るというテクニックならかっこいい文字や絵を描く自信がなくても大丈夫。
コーヒーの道具を雑多に並べてもサマになるのは、温かみのあるレンガの壁のおかげです。黒板にチョークでメニューを書けば、まさに今どきのカフェ空間に。
4. ペンダントライトを名脇役に
ペンダントライトをテーブルに合わせて並べれば、本格的なカフェスタイルに。こちらの部屋は、ランプ風のライトとイームズのチェアの組み合わせでレトロな空間が完成しています。
ペンダントライトをテーブルに合わせて並べれば、本格的なカフェスタイルに。こちらの部屋は、ランプ風のライトとイームズのチェアの組み合わせでレトロな空間が完成しています。
ダイニングの照明をペンダントライトにすれば、テーブルまわりに視線が集まり、カフェスタイルを強調できます。
こちらの部屋は、前述の《Aチェア》とエイジング加工のテーブルをあわせて、ナチュラル、ヴィンテージ、インダストリアル、コンテンポラリーをほどよく組み合わせたバランスのいいスタイルです。
こちらの部屋は、前述の《Aチェア》とエイジング加工のテーブルをあわせて、ナチュラル、ヴィンテージ、インダストリアル、コンテンポラリーをほどよく組み合わせたバランスのいいスタイルです。
5. グリーンをフォーカルポイントに
最近のカフェ空間に欠かせないのが観葉植物などのグリーンです。存在感のある大きな鉢を一つ取り入れるだけで、LDKの印象が大きく変わります。
室内向けの植物は、写真のように、直射日光ではない窓ごしの光、もしくはレースのカーテンごし程度の光を好むものが多いです。
最近のカフェ空間に欠かせないのが観葉植物などのグリーンです。存在感のある大きな鉢を一つ取り入れるだけで、LDKの印象が大きく変わります。
室内向けの植物は、写真のように、直射日光ではない窓ごしの光、もしくはレースのカーテンごし程度の光を好むものが多いです。
6. カフェ道具を集めたコーナーづくり
カフェ道具を目立つところにディスプレイし、キッチンのサブコーナーにするのも1つの方法。カフェスタイルと見せる収納を兼ねたコーナー作りの参考例です。
カフェ道具を目立つところにディスプレイし、キッチンのサブコーナーにするのも1つの方法。カフェスタイルと見せる収納を兼ねたコーナー作りの参考例です。
カフェ道具を常に見せっぱなしにはしたくないという方には、扉付きのキッチンキャビネットの中にコーナーをしつらえて、開けたときだけカフェ道具が見える、というスタイルがおすすめです。
7. 窓際にカフェコーナーをつくる
ピクチャーウィンドウの前にテーブルとベンチを造り付けた、カフェコーナー。こもり感と開放感を両立した空間は、まるでお店の個室のようです。
ピクチャーウィンドウの前にテーブルとベンチを造り付けた、カフェコーナー。こもり感と開放感を両立した空間は、まるでお店の個室のようです。
窓辺にテーブルとチェアを置くだけでも、カフェコーナーに。これなら、大掛かりなリノベーションをしなくても実践できます。テーブルに小さな植物を置くと、よりカフェらしいくつろぎが。
8.カフェのような家を目指してみる
新築やリフォームのときに、思い切って「カフェみたいな家」をオーダーするというのもいいかもしれません。
上の写真は、2015年にオーストラリア建築賞(住宅増改築部門賞)を受賞した家。家族はもちろん、友人たちや近所のコミュニティともつながる間口の広いデザインが現代的です。木製スクリーンも美術館のカフェのよう。
Houzzツアー: 近所の人や友だちが集い楽しく語らう「カフェのような家」
新築やリフォームのときに、思い切って「カフェみたいな家」をオーダーするというのもいいかもしれません。
上の写真は、2015年にオーストラリア建築賞(住宅増改築部門賞)を受賞した家。家族はもちろん、友人たちや近所のコミュニティともつながる間口の広いデザインが現代的です。木製スクリーンも美術館のカフェのよう。
Houzzツアー: 近所の人や友だちが集い楽しく語らう「カフェのような家」
室内には、半屋外のような気持ちのよいダイニングキッチンが。キッチンとカウンターが一体化したようなデザインとオープンカフェのような空間が、カフェのようなくつろぎと語らいの時間を約束してくれます。
カフェ風インテリアについて、専門家のアドバイスが必要?インテリアデザイナー・コーディネーターはこちらから探せます
カフェ風インテリアについて、専門家のアドバイスが必要?インテリアデザイナー・コーディネーターはこちらから探せます
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