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目隠し&インテリアのアクセントになる、間仕切り素材のバリエーション
空間を圧迫感なく軽やかに区切り、インテリアに変化をつけてくれる間仕切りのアイデア集です。
Motoko Sasaki
2015年11月19日
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni booksの編集も担当。
Houzz contributor, Editor and Writer of Books and Magazine in JAPAN.Specialty is Interior,Lifestyle,Cooking,Handmade,Travel,Fasion.....and more.and,I'm staying in Netherlands and Belgium every year.I published the Netherlands and Belgium guide book.
【Book】2015/『Holland Short Trip オランダ・ショート・トリップ』(スペースシャワーブックス) 2011 /『Belgium Bruxelles Promnade Classique ベルギー・ブリュッセル クラシックな街歩き』(産業編集センター) 2009 /『Holland Travel Book オランダ・トラベル・ブック』(現マイナビ、元東京地図出版)
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni... もっと見る
見せたくないものを隠したり、ひとつの空間をふたつに分けたりするとき、間仕切りは有効です。閉めておけばすっきり、開ければ広々と部屋が使えるので、マンションなどではLDKとつながるもうひと部屋との間に、可動式の間仕切りを設置してある例も少なくありません。日本の家では古くから、襖(ふすま)と簾(すだれ)で部屋を仕切ってきましたが、今の時代はガラスや木、布、籐など素材もいろいろ。ただの間仕切りではなく、インテリアのスパイス的な存在として楽しめるものが増えています。壁よりも開放感があり、視線を楽しませてくれる間仕切りを、インテリアに取り入れてみましょう。
絶妙な隙間が圧迫感のない間仕切りに
床から天井まで、細い板を等間隔に並べた間仕切りは、軽やかな印象。隙間から向こう側が見えますが、そのさじ加減も絶妙です。色のあるものを置いても、ほどよくカバーしてくれるので、真っ白な空間を邪魔しません。
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床から天井まで、細い板を等間隔に並べた間仕切りは、軽やかな印象。隙間から向こう側が見えますが、そのさじ加減も絶妙です。色のあるものを置いても、ほどよくカバーしてくれるので、真っ白な空間を邪魔しません。
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光や空気を通すストリングカーテン
細い糸をたくさん垂らしたようなデザインのストリングカーテンは、空気や光を通しながら視線をさえぎることができるのが魅力。どこからでも出入りできるので、使い勝手も◎。
細い糸をたくさん垂らしたようなデザインのストリングカーテンは、空気や光を通しながら視線をさえぎることができるのが魅力。どこからでも出入りできるので、使い勝手も◎。
カーテンは、光の透過を楽しめる生地を選ぶ
いちばん身近な間仕切りは布のカーテンです。シンプルなだけに、生地選びがポイント。織りやデザインに特徴のあるものを選べば、光が透ける様子も楽しめます。
いちばん身近な間仕切りは布のカーテンです。シンプルなだけに、生地選びがポイント。織りやデザインに特徴のあるものを選べば、光が透ける様子も楽しめます。
ナチュラルテイストのインテリアには自然素材が似合う
幅が狭い簾のような天然素材の間仕切りを天井から下げた間仕切り。すべてを開けたときはコンパクトになるので、空間が広く感じます。カーテンとお揃いの素材を使えば統一感が出ますね。
幅が狭い簾のような天然素材の間仕切りを天井から下げた間仕切り。すべてを開けたときはコンパクトになるので、空間が広く感じます。カーテンとお揃いの素材を使えば統一感が出ますね。
アクセントカラーは閉めたときに本領発揮
可動式の仕切り戸は、思い切って黄色やブルーなど鮮やかな色に。向こう側から見ると、戸を閉めたときに色が出てくるので、インテリアの印象ががらりと変わります。戸の裏と表で色を変えてもいいですね。
可動式の仕切り戸は、思い切って黄色やブルーなど鮮やかな色に。向こう側から見ると、戸を閉めたときに色が出てくるので、インテリアの印象ががらりと変わります。戸の裏と表で色を変えてもいいですね。
色で遊ぶガラスの間仕切り
格子状の戸にガラスをはめこんだ間仕切り。ところどころに赤や黄色のガラスをはめてステンドグラスのようなデザインにしています。ドアの赤や、家のあちこちに使われている色を組み込んでいるので、家にしっくりなじんでいます。
格子状の戸にガラスをはめこんだ間仕切り。ところどころに赤や黄色のガラスをはめてステンドグラスのようなデザインにしています。ドアの赤や、家のあちこちに使われている色を組み込んでいるので、家にしっくりなじんでいます。
バスルームにはすりガラスをチョイス
ガラスは、水や湿気に強いのでバスルームとの仕切りに最適な素材。さらに、すりガラスは視線をうまくシャットアウトしてくれます。このガラスが移動式になってもいいですね。
ガラスは、水や湿気に強いのでバスルームとの仕切りに最適な素材。さらに、すりガラスは視線をうまくシャットアウトしてくれます。このガラスが移動式になってもいいですね。
ガラスブロックは間仕切りの優秀アイテム
古いマンションの外観などによく使われているガラスブロックを部屋の間仕切りに使うアイデア。なるほど、ガラスの独特のゆがみから向こうが見えず、光は100%透けるという理想的なアイテムです。この部屋の畳と板の床も素敵です。
古いマンションの外観などによく使われているガラスブロックを部屋の間仕切りに使うアイデア。なるほど、ガラスの独特のゆがみから向こうが見えず、光は100%透けるという理想的なアイテムです。この部屋の畳と板の床も素敵です。
ガラス窓をつけて空間をつなぐ
こちらは個室ですが、間仕切りとしても真似できそうなアイデアなのでご紹介。普通の白い壁ではなく、ガラス窓を設置することで空間に広がりが出ます。見えないものを壁で隠しつつ、圧迫感なく仕切ることができます。
こちらは個室ですが、間仕切りとしても真似できそうなアイデアなのでご紹介。普通の白い壁ではなく、ガラス窓を設置することで空間に広がりが出ます。見えないものを壁で隠しつつ、圧迫感なく仕切ることができます。
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