Houzz スタイル事典:エクレクティック
多様なスタイルのアイテムの組み合わせを楽しむのが、エクレクティックスタイル。日本語にすれば「折衷スタイル」ということになります。異なるテイストを合わせてもセンスよくまとめるコツをご紹介します。
Lisa Frederick
2015年7月30日
どんなスタイル?:エクレクティックスタイルは、バランスをとるのが得意。教科書どおりのルールにとらわれず、古いものと新しいもの、東洋と西洋、贅沢と質実さ、派手なものと地味なものを取り混ぜる。住む人が大好きなものや、ユニークな掘り出し物を集めた空間は、まさに住む人自身を表現したようなインテリアです。
でも、何でもありというわけではありません。これもあれもそれも……と見境なく部屋に詰め込んでしまっては、ただのめちゃくちゃな寄せ集め。自由にできる余地が大きいのがエクレクティックスタイルの魅力ですが、それだけに注意も必要です。対比による美しさがカオスに変わってしまう微妙なポイントを見極めることが必要なのです。
どんな効果が?:上手なエクレクティックインテリアというのは、住む人のユニークなセンスを堂々と表現しながらも、基本は良質なデザインとしての良さを備えています。気に入ったものを取り入れることができるので、ひとつの様式や時代に絞る必要はないし、うまくルールをすり抜けているような気がして、なんだか得した気分になりませんか?
こんな人におすすめ:セール品の服を組み合わせて素敵なコーディネートを作るのが得意。iTuneのお気に入りもクラシックからレゲエからロックまでと多彩。揃いの家具だとなんだか落ち着かない。よく優柔不断だといわれる。純血種の犬は美しいけれど、ついつい雑種に心をひかれる。
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フレンチカントリー/インダストリアル/ミッドセンチュリーモダン/ジャパニーズ/コテージ/トラディショナル/ラスティック/アールデコ/コースタル/レトロ/ミニマリスト/コンテンポラリー
でも、何でもありというわけではありません。これもあれもそれも……と見境なく部屋に詰め込んでしまっては、ただのめちゃくちゃな寄せ集め。自由にできる余地が大きいのがエクレクティックスタイルの魅力ですが、それだけに注意も必要です。対比による美しさがカオスに変わってしまう微妙なポイントを見極めることが必要なのです。
どんな効果が?:上手なエクレクティックインテリアというのは、住む人のユニークなセンスを堂々と表現しながらも、基本は良質なデザインとしての良さを備えています。気に入ったものを取り入れることができるので、ひとつの様式や時代に絞る必要はないし、うまくルールをすり抜けているような気がして、なんだか得した気分になりませんか?
こんな人におすすめ:セール品の服を組み合わせて素敵なコーディネートを作るのが得意。iTuneのお気に入りもクラシックからレゲエからロックまでと多彩。揃いの家具だとなんだか落ち着かない。よく優柔不断だといわれる。純血種の犬は美しいけれど、ついつい雑種に心をひかれる。
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スタイルの鍵:秩序あるミスマッチ
エクレクティックスタイルは、伝統なんて気にせず、コントラストからエネルギーを生み出します。ポイントは、空間全体でまとまりが生まれるようにある程度共通する部分を作ること。こちらのダイニングエリアでは、テーブルからアートのフレーム、シャンデリアまで、色のトーンを限定してかすかに光沢のある素材感で統一しています。椅子もふたつとして同じデザインのものはないけれど、力強いシルエットが共通項で、サイズも近いものを選んでいます。
やってみよう:組み合わせの美学をマスターするには、とにかく実践してみること。いくつか空間の中心的存在になるようなマストアイテムを配置し、そこにラグやアート、照明、アクセントなどを足しながら試してみましょう。明るい色と暗い色、粗削りな素材とつややかな素材、素朴さとエレガンス――でも、共通項をつくることも忘れずに。そして、必要な時にはためらわずに間引くこと。気に入ったものを全部ひとつの部屋に詰め込むことは不可能です。
ちょうどいいバランスができたら、直感的にわかるはず。もし不安なら、部屋の写真を1枚撮ってみて。そして少し時間を置いてから見てみましょう。どこか浮いている部分はありませんか?調和を崩している要素があれば取り除いて、もう1度写真を撮ってみましょう。
エクレクティックスタイルは、伝統なんて気にせず、コントラストからエネルギーを生み出します。ポイントは、空間全体でまとまりが生まれるようにある程度共通する部分を作ること。こちらのダイニングエリアでは、テーブルからアートのフレーム、シャンデリアまで、色のトーンを限定してかすかに光沢のある素材感で統一しています。椅子もふたつとして同じデザインのものはないけれど、力強いシルエットが共通項で、サイズも近いものを選んでいます。
やってみよう:組み合わせの美学をマスターするには、とにかく実践してみること。いくつか空間の中心的存在になるようなマストアイテムを配置し、そこにラグやアート、照明、アクセントなどを足しながら試してみましょう。明るい色と暗い色、粗削りな素材とつややかな素材、素朴さとエレガンス――でも、共通項をつくることも忘れずに。そして、必要な時にはためらわずに間引くこと。気に入ったものを全部ひとつの部屋に詰め込むことは不可能です。
ちょうどいいバランスができたら、直感的にわかるはず。もし不安なら、部屋の写真を1枚撮ってみて。そして少し時間を置いてから見てみましょう。どこか浮いている部分はありませんか?調和を崩している要素があれば取り除いて、もう1度写真を撮ってみましょう。
スタイルの鍵:繰り返し
色でも形でも表面の仕上げでも、視覚的な反復があればエクレクティックな部屋にもリズムが生まれます。例えばこちらのリビングエリアは、よく見ると長方形が繰り返されています。窓、フレームに入ったアート、コーヒーテーブル、ヴィンテージのカフェ看板。そして、アクセントアイテムに使われている鮮やかな黄色は、部屋の中心的存在であるチェストの色を反復しています。
やってみよう:まず、空間をまとめる存在としていくつか基本アイテムを選び、部屋の構造をじっくり見てみましょう。何か繰り返せる要素はありませんか?例えば、大きな丸いオットマンとアイリーン・グレイのサイドテーブルという組み合わせがあるなら、円形のモチーフを取り入れてみる。丸い鏡、ヴィンテージの学校用時計、デコレーションボールなどを使って、さらに対照的な形のものをいくつか置いてバランスをとれば、魅力的な取り合わせが出来上がり。
色でも形でも表面の仕上げでも、視覚的な反復があればエクレクティックな部屋にもリズムが生まれます。例えばこちらのリビングエリアは、よく見ると長方形が繰り返されています。窓、フレームに入ったアート、コーヒーテーブル、ヴィンテージのカフェ看板。そして、アクセントアイテムに使われている鮮やかな黄色は、部屋の中心的存在であるチェストの色を反復しています。
やってみよう:まず、空間をまとめる存在としていくつか基本アイテムを選び、部屋の構造をじっくり見てみましょう。何か繰り返せる要素はありませんか?例えば、大きな丸いオットマンとアイリーン・グレイのサイドテーブルという組み合わせがあるなら、円形のモチーフを取り入れてみる。丸い鏡、ヴィンテージの学校用時計、デコレーションボールなどを使って、さらに対照的な形のものをいくつか置いてバランスをとれば、魅力的な取り合わせが出来上がり。
スタイルの鍵:サイズ・比率・構成
この3つの基本概念はどんなスタイルの空間にも大切ですが、たくさんの要素が混在するエクレクティックスタイルでは特に重要です。基本的なポイントをしっかり守ることで、部屋の中にあるそれぞれの要素を全体と調和させることにつながります。こちらのリビングエリアも、ちょっと間違えばガレージセール会場のようになってしまいそうですが、よく見ると実にうまくバランスが取られていることに気付くはず。ドラマチックなカーテンも肉感的なソファも、ぶつかり合うことなくそれぞれ個性が生きているし、コーヒーテーブルと朝食用テーブルは邪魔にならない程度のちょうどいい存在感をプラス。部屋にあふれるアートや装飾品も、ひとつとして適当に選ばれているものはありません。
やってみよう:エクレクティックな部屋に新しいものを追加するなら、前もって全体との関係性を考えて。ほかの物を圧倒してしまう存在感では?広いスペースのなかで目立たなくなってしまったり、逆に周囲が狭苦しくなってしまうことは?そんな時はほかの部屋で置き場所を見つけてあげましょう。
この3つの基本概念はどんなスタイルの空間にも大切ですが、たくさんの要素が混在するエクレクティックスタイルでは特に重要です。基本的なポイントをしっかり守ることで、部屋の中にあるそれぞれの要素を全体と調和させることにつながります。こちらのリビングエリアも、ちょっと間違えばガレージセール会場のようになってしまいそうですが、よく見ると実にうまくバランスが取られていることに気付くはず。ドラマチックなカーテンも肉感的なソファも、ぶつかり合うことなくそれぞれ個性が生きているし、コーヒーテーブルと朝食用テーブルは邪魔にならない程度のちょうどいい存在感をプラス。部屋にあふれるアートや装飾品も、ひとつとして適当に選ばれているものはありません。
やってみよう:エクレクティックな部屋に新しいものを追加するなら、前もって全体との関係性を考えて。ほかの物を圧倒してしまう存在感では?広いスペースのなかで目立たなくなってしまったり、逆に周囲が狭苦しくなってしまうことは?そんな時はほかの部屋で置き場所を見つけてあげましょう。
スタイルの鍵:テクスチャーを重ねて
エクレクティックな空間に深みを感じさせるのが素材感。こちらのリビングルームでは、ほとんどすべてのもので異なるテクスチャーを取り入れています。粗いサイザルの敷物の上には使い込んだ感のあるオリエンタルラグを重ね、床やモールディングには温かみのある木材、重厚なアップホルスタリ―とつややかなデスク。さまざまなテクスチャーが集まって見る人の感触に訴えかけ、肌で感じる空間を作り出しています。
やってみよう:これは簡単。「反対物の法則」に従いましょう。つやのあるものがあれば、マットなものを取り入れる。金属には木を、プラスチックには陶器を、なめらかなシルクには粗い麻布を合わせてみる。目だけではなく手も使って、異なる素材感が生み出す効果を感じながら部屋作りを。
エクレクティックな空間に深みを感じさせるのが素材感。こちらのリビングルームでは、ほとんどすべてのもので異なるテクスチャーを取り入れています。粗いサイザルの敷物の上には使い込んだ感のあるオリエンタルラグを重ね、床やモールディングには温かみのある木材、重厚なアップホルスタリ―とつややかなデスク。さまざまなテクスチャーが集まって見る人の感触に訴えかけ、肌で感じる空間を作り出しています。
やってみよう:これは簡単。「反対物の法則」に従いましょう。つやのあるものがあれば、マットなものを取り入れる。金属には木を、プラスチックには陶器を、なめらかなシルクには粗い麻布を合わせてみる。目だけではなく手も使って、異なる素材感が生み出す効果を感じながら部屋作りを。
背景はすっきりと
エクレクティックなインテリア作りは、ディナーパーティーの席決めをするのにも似ているかも? 例えば、おしゃべり好きなお客さんを隣同士にするのではなく、間の席に物静かなタイプの人を座らせる。同じように、印象の強いユニークな調度品がいくつも同居するこのスタイルでは、壁、床、窓といった背景はシンプルに抑えて、うるさくならないように。
やってみよう:迷ったら背景にはニュートラルを選ぶのが安全です。エクレクティックな部屋なら、純白の壁を選べばまず間違いありません。でも白じゃあまりにつまらない、というなら、シャモワ(黄色がかったブラウン)やスモーキーなグレー、薄いブルーを。それでも物足りないという人は、部屋にある色の中からひとつ選んで、それをアクセントウォールか天井に使ってみて。または、壁にアートをたくさん飾ったり、カラフルなカーテンやラグを使うのも手です。これならすぐに取り入れられて、模様替えも簡単にできますね。
エクレクティックなインテリア作りは、ディナーパーティーの席決めをするのにも似ているかも? 例えば、おしゃべり好きなお客さんを隣同士にするのではなく、間の席に物静かなタイプの人を座らせる。同じように、印象の強いユニークな調度品がいくつも同居するこのスタイルでは、壁、床、窓といった背景はシンプルに抑えて、うるさくならないように。
やってみよう:迷ったら背景にはニュートラルを選ぶのが安全です。エクレクティックな部屋なら、純白の壁を選べばまず間違いありません。でも白じゃあまりにつまらない、というなら、シャモワ(黄色がかったブラウン)やスモーキーなグレー、薄いブルーを。それでも物足りないという人は、部屋にある色の中からひとつ選んで、それをアクセントウォールか天井に使ってみて。または、壁にアートをたくさん飾ったり、カラフルなカーテンやラグを使うのも手です。これならすぐに取り入れられて、模様替えも簡単にできますね。
スタイルの鍵:色と柄にはまとまりをもたせて
パレットにある色を好きなように使っていい、とも言えるのがエクレクティックインテリア。鮮やかなシトラスカラーを淡いパステルと組み合わせたり、あらゆる濃淡のグリーンを集めてみたり、黒と白だけにしたり。同じように柄も、ストライプとフローラルと波型模様を同時に使ってもOK。「常識はずれ」ですって?そんな意見はどこ吹く風です。
やってみよう:しかし、です。しかし、なんといっても効果的な配色じゃないと意味がありません。好きな色を残らず使ったり、制限なく柄を重ねていけば収集がつかなくなること間違いなし。例えば、こちらのベッドルームでは派手なプリントのカバーリングからジグザグ模様のラグまで盛りだくさんですが、ここに柄物のウォールペーパーを加えたり、色鮮やかな絵を飾ることを想像してみてください。頭痛がしてきそうですよね?この部屋では、強い色味とモチーフを限定的に使うことで、空間を華やかにしながらも圧迫感を感じさせないのです。
パレットにある色を好きなように使っていい、とも言えるのがエクレクティックインテリア。鮮やかなシトラスカラーを淡いパステルと組み合わせたり、あらゆる濃淡のグリーンを集めてみたり、黒と白だけにしたり。同じように柄も、ストライプとフローラルと波型模様を同時に使ってもOK。「常識はずれ」ですって?そんな意見はどこ吹く風です。
やってみよう:しかし、です。しかし、なんといっても効果的な配色じゃないと意味がありません。好きな色を残らず使ったり、制限なく柄を重ねていけば収集がつかなくなること間違いなし。例えば、こちらのベッドルームでは派手なプリントのカバーリングからジグザグ模様のラグまで盛りだくさんですが、ここに柄物のウォールペーパーを加えたり、色鮮やかな絵を飾ることを想像してみてください。頭痛がしてきそうですよね?この部屋では、強い色味とモチーフを限定的に使うことで、空間を華やかにしながらも圧迫感を感じさせないのです。
スタイルの鍵:予想外のアクセント
古びたサイドボードとオリエンタルラグとヴィンテージ広告ポスターの相性がいいインテリアなんて、エクレクティックスタイルのほかに考えられませんよね。驚きを感じさせることこそ、このスタイルの面白さ。さあ、あなた自身のパーソナリティを表現してみてください。去年インドに旅行した時の思い出の品をディスプレイしたり、好きなバンドの昔の色あせたコンサートポスターを飾ったり、子供時代のおもちゃ箱を本棚にしたっていいでしょう。
やってみよう:とはいえ、気を付けない奇抜になりすぎてしまう危険も。ヴィンテージ自転車の隣には古い歯科治療用の椅子、その隣にはサーフボード、その隣には……なんていうのはやりすぎです。すごく変わったアイテムは文章でいうとビックリマークだと考えましょう。節度を持って使うこと。また、変わったものでも、シンプルで品のあるアレンジを少し加えるだけで、エキセントリックな魅力を失うことなくワンランク上の仕上がりに。
古びたサイドボードとオリエンタルラグとヴィンテージ広告ポスターの相性がいいインテリアなんて、エクレクティックスタイルのほかに考えられませんよね。驚きを感じさせることこそ、このスタイルの面白さ。さあ、あなた自身のパーソナリティを表現してみてください。去年インドに旅行した時の思い出の品をディスプレイしたり、好きなバンドの昔の色あせたコンサートポスターを飾ったり、子供時代のおもちゃ箱を本棚にしたっていいでしょう。
やってみよう:とはいえ、気を付けない奇抜になりすぎてしまう危険も。ヴィンテージ自転車の隣には古い歯科治療用の椅子、その隣にはサーフボード、その隣には……なんていうのはやりすぎです。すごく変わったアイテムは文章でいうとビックリマークだと考えましょう。節度を持って使うこと。また、変わったものでも、シンプルで品のあるアレンジを少し加えるだけで、エキセントリックな魅力を失うことなくワンランク上の仕上がりに。
スタイルの鍵:仲間外れは目立たせる
幅広い時代のデザインを織り交ぜるエクレクティックインテリアなので、すごく気に入ったアイテムがあるけど、どうもほかの部分としっくりこない、ということもあるでしょう。そんなときは周りとなじませようとするのではなく、いちばん目立つ場所に置いてしまいましょう。変わり種だからこそお気に入りのはず。個性を隠すのではなく最大限に生かしましょう。
やってみよう:このテクニックは使いすぎないことが大切。こちらのベッドルームの黄緑色のチューリップチェアも、部屋の主役だからこそ成功しています。もしも部屋じゅうが同じくらい個性の強いものばかりだったら行き過ぎになるでしょう。主役選びに困ったら、巡回させるという手もあります。自慢のアルネ・ヤコブセンのエッグチェアをしばらく置いたら、次はゼブラ柄のアップホルスタリ―を施したアンティークチェア、と言う具合です。
教えてHouzz:
あなたが考えるエクレクティックなスタイルは? コメント欄で教えてください。
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やってみよう:このテクニックは使いすぎないことが大切。こちらのベッドルームの黄緑色のチューリップチェアも、部屋の主役だからこそ成功しています。もしも部屋じゅうが同じくらい個性の強いものばかりだったら行き過ぎになるでしょう。主役選びに困ったら、巡回させるという手もあります。自慢のアルネ・ヤコブセンのエッグチェアをしばらく置いたら、次はゼブラ柄のアップホルスタリ―を施したアンティークチェア、と言う具合です。
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モノも出逢いだなぁと感じたり、話しかけてみたり。
なんとなく居心地良いまとまり感ができてきたのは、そこにストーリーを加えたからかも知れません。
この記事の考え方に励まされた気がしました。ありがとうございます。