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冬はほっこり。北欧スタイルのホワイトインテリア
ホワイトインテリアに温もりを加え、ヒュッゲな雰囲気を作り出すには?Houzzでみつけた北欧スタイルの実例から学んでみましょう!

ブラッキン・ヘザー
2021年12月13日
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
著書「ふつうの住まいでかなえる外国スタイルの部屋づくり(文藝春秋)
Interior decoration and storage space planning in Tokyo, Japan. English/Japanese bilingual, with interior design and decoration experience in Europe and Japan.
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
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日が短く、寒い北欧の暮らしから冬のインテリアについて学べることがたくさんあります。最近、日本でも検索ワードやSNSで人気の「ホワイトインテリア」も、ベースは北欧とも言えるでしょう。日が短いからこそ、北欧の人々は白をベースになるべく部屋に明るさを取り入れるように心がけています。
平面的に見えがちの白い部屋に欠かせないのが、立体感を出してくれる素材や陰影、さりげないアクセントカラーです。冬のホワイトインテリアで注目したいのが「温もり」です。
平面的に見えがちの白い部屋に欠かせないのが、立体感を出してくれる素材や陰影、さりげないアクセントカラーです。冬のホワイトインテリアで注目したいのが「温もり」です。
温もりのあるアイテムを重ねる
夏のホワイトインテリアといえば、さらっとした涼しげなイメージが一般的ですが、冬のホワイトはそれとは対照的にあったか素材やレイヤリングが特徴です。テキスタイルを通して質感を加えることで空間に心地よさ、そして温もり溢れたインテリアにつながります。
ソファやいすにたっぷりのクッション、そしてとくに冬に欠かせないのがブランケット。くるまって寛げるぐらいの大きさのものを無造作にソファにかけてレイヤーを出しましょう。
夏のホワイトインテリアといえば、さらっとした涼しげなイメージが一般的ですが、冬のホワイトはそれとは対照的にあったか素材やレイヤリングが特徴です。テキスタイルを通して質感を加えることで空間に心地よさ、そして温もり溢れたインテリアにつながります。
ソファやいすにたっぷりのクッション、そしてとくに冬に欠かせないのがブランケット。くるまって寛げるぐらいの大きさのものを無造作にソファにかけてレイヤーを出しましょう。
ホワイトファーで冬の心地よさを
冬の代表的なテクスチャーといえばファー。フェイクファーやシープスキンをソファーやアームチェアにさりげなくかけるだけで部屋が一気にほっこりと温まった雰囲気に。ファーをかけると、ダイニングの椅子も座り心地良さそうですね。
冬の代表的なテクスチャーといえばファー。フェイクファーやシープスキンをソファーやアームチェアにさりげなくかけるだけで部屋が一気にほっこりと温まった雰囲気に。ファーをかけると、ダイニングの椅子も座り心地良さそうですね。
または、テレワークで1日の大半を過ごすデスクの椅子に、フェイクファーを取り入れてみてはいかがでしょう?椅子にかけてその上に座るのはもちろん、膝掛けとしても使ったり、これからの季節に合わせてデスクエリアも快適に過ごせるためにぜひ工夫を。
寒い日に、心も身体もあたためるフェイクファーのある部屋
寒い日に、心も身体もあたためるフェイクファーのある部屋
もこもこ感たっぷりのチャンキーニット
数年前からヒットしている極太の糸でざっくりと編んだチャンキーニット。見ているだけで体がぽかぽかしてきます。一枚あれば、ソファや椅子のレイアリングにかなりインパクトが出ます。同じ白でも、フェイクファーやベルベットなど、同じ白でも異なる素材のクッションと合わせて奥深さを出しましょう。
Houzzでインテリアの専門家を探す
数年前からヒットしている極太の糸でざっくりと編んだチャンキーニット。見ているだけで体がぽかぽかしてきます。一枚あれば、ソファや椅子のレイアリングにかなりインパクトが出ます。同じ白でも、フェイクファーやベルベットなど、同じ白でも異なる素材のクッションと合わせて奥深さを出しましょう。
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オーバーサイズラグを敷く
冬には欠かせない、足元を温めてくれるラグ。とくに寒い季節に取り入れたいのが毛足の長いタイプです。
スペースがあればぜひ大きめなラグを。ソファも心地良さそうですが、ふわふわのラグでごろごろと過ごすのも気持ち良さそうですね。
実例に学ぶ!おしゃれで合わせやすいラグの選び方、置き方のコツ
冬には欠かせない、足元を温めてくれるラグ。とくに寒い季節に取り入れたいのが毛足の長いタイプです。
スペースがあればぜひ大きめなラグを。ソファも心地良さそうですが、ふわふわのラグでごろごろと過ごすのも気持ち良さそうですね。
実例に学ぶ!おしゃれで合わせやすいラグの選び方、置き方のコツ
温かみのある色をアクセントにプラス
真っ白の中ではどの色でも引き立ちますが、寒い冬には暖色系を少しだけ足すことで部屋の雰囲気一気に温まります。少しくすんだブラウンやベージュ、オレンジは落ち着いた、大人のインテリアにぜひ取り入れたい色です。
真っ白の中ではどの色でも引き立ちますが、寒い冬には暖色系を少しだけ足すことで部屋の雰囲気一気に温まります。少しくすんだブラウンやベージュ、オレンジは落ち着いた、大人のインテリアにぜひ取り入れたい色です。
間接照明をコーナーに
間接照明で陰影をつけて立体感を出しましょう。コーナーにスタンドを置いたり、大きな観葉植物をライトアップするなど、柔らかな灯りはで癒しの空間をつくりあげてくれます。
冬の部屋を彩るインテリアとしての灯り
間接照明で陰影をつけて立体感を出しましょう。コーナーにスタンドを置いたり、大きな観葉植物をライトアップするなど、柔らかな灯りはで癒しの空間をつくりあげてくれます。
冬の部屋を彩るインテリアとしての灯り
壁にもテクスチャーを
壁に飾ってあるのは、鳥の羽でつくったアフリカの民族衣装であるジュジュハット。丸い形やふわっとした羽の質感が真っ白な壁に温もりを与えてくれています。普段、アートや写真を飾っている壁を、冬の間は質感を活かしたアイテムを飾るのも部屋の雰囲気を大きく変えてくれます。
壁に飾ってあるのは、鳥の羽でつくったアフリカの民族衣装であるジュジュハット。丸い形やふわっとした羽の質感が真っ白な壁に温もりを与えてくれています。普段、アートや写真を飾っている壁を、冬の間は質感を活かしたアイテムを飾るのも部屋の雰囲気を大きく変えてくれます。
手作りでさらに温もりを
外の自然と触れ合う機会も少なくなる冬は家の中に積極的に自然のものを取り入れましょう。植物はもちろん、木の枝1本でも様々な楽しみ方があります。おうちの中で過ごす時間が長くなる今、ちょっとした手作りプロジェクトを楽しんでみませんか?
木の枝にフェアリーライトを巻き付けただけの間接照明兼、ウォールアートがベッド上の素敵なアイキャッチになっています。
寒い季節は、北欧のあったかインテリアを楽しもう
外の自然と触れ合う機会も少なくなる冬は家の中に積極的に自然のものを取り入れましょう。植物はもちろん、木の枝1本でも様々な楽しみ方があります。おうちの中で過ごす時間が長くなる今、ちょっとした手作りプロジェクトを楽しんでみませんか?
木の枝にフェアリーライトを巻き付けただけの間接照明兼、ウォールアートがベッド上の素敵なアイキャッチになっています。
寒い季節は、北欧のあったかインテリアを楽しもう
季節の植物や自然のものを取り入れる
実もの、枝ものの素朴なしつらいで冬らしさを表現を。シンプルなアレンジほど、白い背景にまるでシルエットのように美しく映えます。
実もの、枝ものの素朴なしつらいで冬らしさを表現を。シンプルなアレンジほど、白い背景にまるでシルエットのように美しく映えます。
冬はやっぱりキャンドル
北欧の「ヒュッゲ」な雰囲気を出す最大な要素がキャンドルライトでしょう。真っ白なお部屋の中に輝くキャンドルの炎こそ、寒い日に気持ちを安らぎを与えてくれます。主役はあくまでもキャンドルライトそのものであり、キャンドルスタンドはごくシンプルなものを選ぶのが北欧式。おうちにあるものでの簡単なアレンジしてみてはいかがでしょう。
最近では本物の炎のような温かみのあるLEDキャンドルも人気あります。小さなお子さんがいるお宅や、火を使うのにちょっとためらいのある方にはぜひおすすめです。
キャンドルで楽しむ冬時間
北欧の「ヒュッゲ」な雰囲気を出す最大な要素がキャンドルライトでしょう。真っ白なお部屋の中に輝くキャンドルの炎こそ、寒い日に気持ちを安らぎを与えてくれます。主役はあくまでもキャンドルライトそのものであり、キャンドルスタンドはごくシンプルなものを選ぶのが北欧式。おうちにあるものでの簡単なアレンジしてみてはいかがでしょう。
最近では本物の炎のような温かみのあるLEDキャンドルも人気あります。小さなお子さんがいるお宅や、火を使うのにちょっとためらいのある方にはぜひおすすめです。
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