自然体でシンプル。ジャパンディなインテリアを手軽に取り入れるポイント
海外だけでなく日本国内でもいま注目度が急上昇中の、和と北欧が融合したスタイル。取り入れるなら意識しておきたい要素をご紹介します。
sayaka_sumiyoshi
2021年5月25日
日本と北欧には「シンプルで質素を好む」「使いやすいものを長く使う」「自然素材の経年変化を楽しむ」など、暮らしの価値観に共通する部分があります。
そんな日本と北欧のインテリアを融合した「ジャパンディ」と呼ばれるインテリアスタイルが、ここのところ注目を集めています。今回は、日本の住まいにもなじみやすいこのスタイルの要素を、手軽に取り入れるためのポイントをチェックしてみましょう。
そんな日本と北欧のインテリアを融合した「ジャパンディ」と呼ばれるインテリアスタイルが、ここのところ注目を集めています。今回は、日本の住まいにもなじみやすいこのスタイルの要素を、手軽に取り入れるためのポイントをチェックしてみましょう。
1. ジャパンディに欠かせない、ナチュラルな木の質感
日本と北欧のデザインに共通するのが、木目や木そのものの質感を生かしたデザインです。しかし、ログハウスのような荒々しい質感は不要です。
オークやビーチ、タモなど、柔らかい色合いの木をそのまま使うことで、自然と深呼吸したくなるような、ナチュラルな空間になります。
日本と北欧のデザインに共通するのが、木目や木そのものの質感を生かしたデザインです。しかし、ログハウスのような荒々しい質感は不要です。
オークやビーチ、タモなど、柔らかい色合いの木をそのまま使うことで、自然と深呼吸したくなるような、ナチュラルな空間になります。
2. 家具やインテリアは最小限にする
日本と北欧のデザインの共通点に『シンプルで機能的であること』が挙げられます。必要最低限の家具を置き、余白を多めにとっています。気持ちよく風が抜けるようなイメージで家具を配置すると良いでしょう。
Houzzでインテリアの専門家を探す
日本と北欧のデザインの共通点に『シンプルで機能的であること』が挙げられます。必要最低限の家具を置き、余白を多めにとっています。気持ちよく風が抜けるようなイメージで家具を配置すると良いでしょう。
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3. 直線を意識する
直線で構成された空間も、ジャパンディの特徴の一つです。装飾のないシンプルな空間だと、少し殺風景で寂しいな、と感じる場合は、格子や幾何学的な模様をプラスして、変化をつけると良いでしょう。
直線で構成された空間も、ジャパンディの特徴の一つです。装飾のないシンプルな空間だと、少し殺風景で寂しいな、と感じる場合は、格子や幾何学的な模様をプラスして、変化をつけると良いでしょう。
4. グレーやグレージュで引き締める
ジャパンディなインテリアでは、色数は抑え、自然な色合いでまとめ、派手で目立つ色は用いない方が粋です。
壁や天井の白、床や家具の木そのものの色や木目の質感に、グレーやグレージュなど少し強めの色をアクセントに入れるようにしましょう。
ジャパンディなインテリアでは、色数は抑え、自然な色合いでまとめ、派手で目立つ色は用いない方が粋です。
壁や天井の白、床や家具の木そのものの色や木目の質感に、グレーやグレージュなど少し強めの色をアクセントに入れるようにしましょう。
5. 自然光を取り込んで明るい室内に
日本も北欧も、自然光を大切にします。大きな窓のある部屋なら問題ありませんが、そうでない場合でも、内装に明るい色を選んだり、なるべく窓からの光を遮らない家具の配置を工夫したり、カーテンで上手に光を拡散させたりすることで、明るい室内を実現できます。
こだわりの和モダンインテリアをつくるヒント
日本も北欧も、自然光を大切にします。大きな窓のある部屋なら問題ありませんが、そうでない場合でも、内装に明るい色を選んだり、なるべく窓からの光を遮らない家具の配置を工夫したり、カーテンで上手に光を拡散させたりすることで、明るい室内を実現できます。
こだわりの和モダンインテリアをつくるヒント
6. 照明計画は北欧に学ぼう
照明の考え方は「必要なところに必要な明かりを」という北欧スタイルをお手本にしましょう。
天井のシーリングライトで空間全体を隅々まで明るくしてしまわず、人が集まるダイニングテーブルの上やソファ周辺に光だまりを作ったり、部屋のコーナーにフロアライトを置いて、壁から優しい光を反射させると、空間に奥行きが生まれ、シンプルなインテリアが引き立ちます。
照明の考え方は「必要なところに必要な明かりを」という北欧スタイルをお手本にしましょう。
天井のシーリングライトで空間全体を隅々まで明るくしてしまわず、人が集まるダイニングテーブルの上やソファ周辺に光だまりを作ったり、部屋のコーナーにフロアライトを置いて、壁から優しい光を反射させると、空間に奥行きが生まれ、シンプルなインテリアが引き立ちます。
無理なく自然体で暮らせるジャパンディスタイル
ジャパンディなインテリアの特徴を7つご紹介しました。シンプルに心地よい暮らしを追求したら自然とジャパンディになっていた、という方も多いかもしれません。日本の住空間と日本人のライフスタイルにマッチしやすいこのスタイルを取り入れ、リラックスできる空間を作ってみてください。
北欧スタイルの住まいの写真を見る
和モダンスタイルの住まいの写真を見る
ジャパンディなインテリアの特徴を7つご紹介しました。シンプルに心地よい暮らしを追求したら自然とジャパンディになっていた、という方も多いかもしれません。日本の住空間と日本人のライフスタイルにマッチしやすいこのスタイルを取り入れ、リラックスできる空間を作ってみてください。
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ジャパンデイという言葉は初めて知りました。勉強になります。
あっ、ジャパンディでした。
ちなみに
ちなみにですが、家具のカリモクさんが協力した
最新のジャパンディ住宅ではダークウッドを使用
しています。
AZABU RESIDENCE
KEIJI ASHIZAWA & NORM ARCHITECTS
https://www.karimoku-casestudy.com/jp/case_studies/azabu-residence/