不思議な植物、エアプランツの魅力
土を必要としない謎めいた植物「エアプランツ」。手入れは楽? どう飾るのがおしゃれ? その正体と魅力に迫ります!
園芸店はもちろん、近頃は雑貨店でも目にすることがあるエアプランツ。これって本物? 生きてるの? なんて声も聞こえてきそうですが、正真正銘生きている植物です。作り物だと思われてもおかしくない不思議な質感とユニークなフォルム。土も鉢も必要ない、ちょっぴり奇妙なこの植物は、その特性を生かしインテリアで大活躍してくれます。エアプランツの基礎知識から管理、インテリアへ取り入れるアイデアをご紹介します。
水やりの仕方
エアプランツは生きている植物なので、もちろんお世話をしてあげないと枯れてしまいます。
空気中の水を吸収するとはいえ、水やりは必要。自生地では霧がたちこめるほど湿度が高い場所で生活しているので、日本では空気中の水だけでは足りません。水やりは一週間に一度程度、株全体に霧吹きで水をかけます。中心部に水が溜まっていると腐ってしまうことがあるので、水が残っていたらしっかりと水を切るようにしましょう。
水やりをすっかり忘れてしまったり、空調で乾燥が著しいときにはソーキングを行いましょう。ソーキングとは、エアプランツの株全体を6時間程、どぼんと水に沈めて水やりを行うことです。水から出した後は腐らないように水を切り、風通しの良いところで乾かしましょう。
エアプランツは生きている植物なので、もちろんお世話をしてあげないと枯れてしまいます。
空気中の水を吸収するとはいえ、水やりは必要。自生地では霧がたちこめるほど湿度が高い場所で生活しているので、日本では空気中の水だけでは足りません。水やりは一週間に一度程度、株全体に霧吹きで水をかけます。中心部に水が溜まっていると腐ってしまうことがあるので、水が残っていたらしっかりと水を切るようにしましょう。
水やりをすっかり忘れてしまったり、空調で乾燥が著しいときにはソーキングを行いましょう。ソーキングとは、エアプランツの株全体を6時間程、どぼんと水に沈めて水やりを行うことです。水から出した後は腐らないように水を切り、風通しの良いところで乾かしましょう。
置く場所
直射日光が当たらない明るい場所が良いでしょう。直射日光が当たる場所や、暗すぎる場所では枯れてしまいます。
また、湿度の高い場所を好むので、空調の風が直接当たる場所は避けましょう。しかし、風通しが悪い場所も嫌いますので、ある程度空気の動きがある場所が良いです。寒さに弱いので、真冬の窓際などは注意が必要。
水やりと置く場所を間違えなければ、枯れてしまうことはないでしょう。小さなエアプランツも、お世話をしているとどんどん大きくなっていきます。上手に育てれば花が咲くことも。エアプランツの花が咲くと、特別感がありとてもうれしい気持ちになれますよ。
エアプランツの基本を知ったところで、インテリアにかっこよく取り入れるアイデアをご紹介していきます。
直射日光が当たらない明るい場所が良いでしょう。直射日光が当たる場所や、暗すぎる場所では枯れてしまいます。
また、湿度の高い場所を好むので、空調の風が直接当たる場所は避けましょう。しかし、風通しが悪い場所も嫌いますので、ある程度空気の動きがある場所が良いです。寒さに弱いので、真冬の窓際などは注意が必要。
水やりと置く場所を間違えなければ、枯れてしまうことはないでしょう。小さなエアプランツも、お世話をしているとどんどん大きくなっていきます。上手に育てれば花が咲くことも。エアプランツの花が咲くと、特別感がありとてもうれしい気持ちになれますよ。
エアプランツの基本を知ったところで、インテリアにかっこよく取り入れるアイデアをご紹介していきます。
吊るして飾る
①葉の形状を生かす
土が必要無いため、吊るして飾りやすいのがエアプランツの特徴です。自生している場合でも、木の上など高いところにいるため、植物にとっても自然な場所と言えるでしょう。
画像の右側に、白っぽい葉を長く垂らしているエアプランツがあります。このエアプランツの名前はウスネオイデスと言います。葉が長く伸びていくため、吊るして飾るのが最も適した方法です。
①葉の形状を生かす
土が必要無いため、吊るして飾りやすいのがエアプランツの特徴です。自生している場合でも、木の上など高いところにいるため、植物にとっても自然な場所と言えるでしょう。
画像の右側に、白っぽい葉を長く垂らしているエアプランツがあります。このエアプランツの名前はウスネオイデスと言います。葉が長く伸びていくため、吊るして飾るのが最も適した方法です。
吊るして飾る
②照明と組み合わせる
まるで電球の中にすっぽりと納まってしまったような、目を引く個性的な飾り方です。テラリウム用のガラスを使い吊るしています。まるで小宇宙が部屋の中にいくつも浮かんでいるような、不思議な光景が出来上がりです。キレイな砂利等と組み合わせても良いですね。ガラスの容器は園芸店や雑貨店で手に入れることができます。
②照明と組み合わせる
まるで電球の中にすっぽりと納まってしまったような、目を引く個性的な飾り方です。テラリウム用のガラスを使い吊るしています。まるで小宇宙が部屋の中にいくつも浮かんでいるような、不思議な光景が出来上がりです。キレイな砂利等と組み合わせても良いですね。ガラスの容器は園芸店や雑貨店で手に入れることができます。
壁を飾る
①絵画のように
壁に飾るのも土が必要ではないエアプランツならでは。額縁をエアプランツやモスで飾り付ければ、生きた絵画をインテリアに取り込めます。エアプランツは葉が白っぽく見えるものや、赤みを帯びているもの、緑が濃いもの等、様々な色合いがあります。エアプランツを絵の具のように使い、自分だけの作品を作ってみてはいかがでしょうか?
エアプランツはワイヤーを使って固定しましょう。コルクボードを用いると作成しやすいです。
①絵画のように
壁に飾るのも土が必要ではないエアプランツならでは。額縁をエアプランツやモスで飾り付ければ、生きた絵画をインテリアに取り込めます。エアプランツは葉が白っぽく見えるものや、赤みを帯びているもの、緑が濃いもの等、様々な色合いがあります。エアプランツを絵の具のように使い、自分だけの作品を作ってみてはいかがでしょうか?
エアプランツはワイヤーを使って固定しましょう。コルクボードを用いると作成しやすいです。
壁を飾る
②ウッドと組み合わせて
エアプランツは木と相性抜群。特に流木のようなジャンクな風合いのものとぴったりです。趣のある立派なオブジェの完成です。エアプランツは少しの傾きで表情が大きく変わります。エアプランツと木をよく見て、ここぞ! という場所を見極めましょう。
②ウッドと組み合わせて
エアプランツは木と相性抜群。特に流木のようなジャンクな風合いのものとぴったりです。趣のある立派なオブジェの完成です。エアプランツは少しの傾きで表情が大きく変わります。エアプランツと木をよく見て、ここぞ! という場所を見極めましょう。
壁を飾る
③シンプルに植物を生かして
小さなエアプランツホルダーを利用したものです。余計な装飾が無い分、エアプランツの個性的なフォルムが最も生かされる飾り方です。この商品は海外のものですが、身近にあるもので代用したり、手作りすることもできそうです。
③シンプルに植物を生かして
小さなエアプランツホルダーを利用したものです。余計な装飾が無い分、エアプランツの個性的なフォルムが最も生かされる飾り方です。この商品は海外のものですが、身近にあるもので代用したり、手作りすることもできそうです。
テーブルを飾る
①キャンドルホルダーを使って
来客時にテーブルを花で飾るのもいいですが、さり気なくエアプランツを飾るのはいかがでしょうか?人とは違うセンスをアピールすることができそうですね。つるっとしたかわいらしい小鳥とエアプランツのギャップが目を引く、魅力的なアレンジのアイデアです。
①キャンドルホルダーを使って
来客時にテーブルを花で飾るのもいいですが、さり気なくエアプランツを飾るのはいかがでしょうか?人とは違うセンスをアピールすることができそうですね。つるっとしたかわいらしい小鳥とエアプランツのギャップが目を引く、魅力的なアレンジのアイデアです。
テーブルを飾る
③砂を使って寄せ植えのように
エアプランツと砂を使って、小さな箱庭を作るのもおすすめのアイデア。まるで砂漠のような、違う惑星のような、不思議な世界が生まれそう。砂のほかにも、貝殻や石など、アイデア次第で材料はたくさん思いつきます。
エアプランツはずっと湿っていると腐ってしまうため、砂は支えるために使うと考え、砂が湿るような水やりはしないように注意してください。
③砂を使って寄せ植えのように
エアプランツと砂を使って、小さな箱庭を作るのもおすすめのアイデア。まるで砂漠のような、違う惑星のような、不思議な世界が生まれそう。砂のほかにも、貝殻や石など、アイデア次第で材料はたくさん思いつきます。
エアプランツはずっと湿っていると腐ってしまうため、砂は支えるために使うと考え、砂が湿るような水やりはしないように注意してください。
エアプランツは他の植物ではできないようなさまざまな飾り方が楽しめる、とてもインテリア向きの植物です。難しそうに見えますが、意外とどんなスタイルにも馴染む使いやすい植物です。ぜひ一度挑戦してみてください! インテリアの幅が広がるはずです。
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エアプランツを育ててみたいと思いますか?
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エアプランツという名前は俗称で、本当の名前はチランジア(パイナップル科)と言います。森林や砂漠に自生し、樹木や岩石に着床して空気中の水分や雨を葉から吸収して生活しています。この奇妙な姿と特徴的な生活様式は過酷な環境に適応するための戦略というわけです。この生活様式からエアプランツと呼ばれるようになりました。
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