庭をよく観察しながら梅雨を乗り切ろう!【6月のガーデニング】
お庭のトラブルが増える梅雨がやってきました。上手に対策をして乗り切りましょう!
気持ちの良い季節が過ぎ、雨の多い梅雨がやってきました。湿度の高いじめじめとした気候は、植物のトラブルを引き起こしてしまいます。梅雨はガーデニングの難所の一つ。うまく乗り切って、元気に夏を迎えましょう!
肥料
開花し続けているものは2週間に一度程度肥料を与えましょう。開花が終わった植木などには、緩効性の肥料を与えます。
高温多湿に弱いものは、肥料を与えるとうまく吸収できずに肥料焼けを起こしてしまうこともあるので、施肥は行わないようにします。
開花し続けているものは2週間に一度程度肥料を与えましょう。開花が終わった植木などには、緩効性の肥料を与えます。
高温多湿に弱いものは、肥料を与えるとうまく吸収できずに肥料焼けを起こしてしまうこともあるので、施肥は行わないようにします。
蒸れ対策
葉が茂りすぎて風通しが悪くなっていると、梅雨時は株の内側が蒸れて病害虫の発生原因となります。枝はが混みあっている部分は、間引いて風通しを確保することが病害虫の発生予防となります。
過湿に弱いものは泥ハネを嫌うので、株元をマルチングして泥ハネを予防しましょう。
Houzzで造園・ガーデニングの専門家を探す
葉が茂りすぎて風通しが悪くなっていると、梅雨時は株の内側が蒸れて病害虫の発生原因となります。枝はが混みあっている部分は、間引いて風通しを確保することが病害虫の発生予防となります。
過湿に弱いものは泥ハネを嫌うので、株元をマルチングして泥ハネを予防しましょう。
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畑
大体の夏野菜は5月までに植え付けを完了しますが、ゴーヤやエダマメなどは6月中旬頃まで植え付け可能です。
梅雨の時期は生育が鈍りますが、梅雨明けからは一気に夏野菜が成長して収穫が始まります。生りはじめの野菜は後の実を充実させるためにも、あまり大きくさせすぎずに早めの収穫を心がけましょう。放っておくと新しい芽がどんどん伸びていきますが、わき芽かきや摘心なども忘れずに行いましょう。
大体の夏野菜は5月までに植え付けを完了しますが、ゴーヤやエダマメなどは6月中旬頃まで植え付け可能です。
梅雨の時期は生育が鈍りますが、梅雨明けからは一気に夏野菜が成長して収穫が始まります。生りはじめの野菜は後の実を充実させるためにも、あまり大きくさせすぎずに早めの収穫を心がけましょう。放っておくと新しい芽がどんどん伸びていきますが、わき芽かきや摘心なども忘れずに行いましょう。
この時期の一年草
春の花を楽しめるのは長くても梅雨まで。今月は夏の花への植え替え時期です。夏の花は今から秋口まで楽しめます。
ジニアやペチュニアなどは花色も豊富で、イメージにあった苗が見つかるはずです。開花しているものは、雨が当たると花が傷みやすく汚くなってしまうので、こまめに花がら摘みを行うようにしましょう。
春の花を楽しめるのは長くても梅雨まで。今月は夏の花への植え替え時期です。夏の花は今から秋口まで楽しめます。
ジニアやペチュニアなどは花色も豊富で、イメージにあった苗が見つかるはずです。開花しているものは、雨が当たると花が傷みやすく汚くなってしまうので、こまめに花がら摘みを行うようにしましょう。
植木
多湿による蒸れに注意しましょう。枝葉が混みあっている場合は、透かし剪定を行って風通しを確保するようにします。
この時期は常緑樹の剪定適期です。生垣などは芽吹き前に剪定をしていても、枝が伸びて形が乱れてくる頃です。一度この時期に刈り込みをすると良いでしょう。
多湿による蒸れに注意しましょう。枝葉が混みあっている場合は、透かし剪定を行って風通しを確保するようにします。
この時期は常緑樹の剪定適期です。生垣などは芽吹き前に剪定をしていても、枝が伸びて形が乱れてくる頃です。一度この時期に刈り込みをすると良いでしょう。
病害虫
湿度の高いじめじめとした天気は病害虫が発生しやすくなります。
カビが原因のうどんこ病や灰色かび病などは特に梅雨時に多くなります。病気の症状を見つけたら、発病した部分は取り除き、薬剤を散布しましょう。枯れた葉やしおれた花にも病原菌が付着していることがあるので、花がら摘みなどをこまめに行ってキレイな状態を保つと予防になります。
湿度の高いじめじめとした天気は病害虫が発生しやすくなります。
カビが原因のうどんこ病や灰色かび病などは特に梅雨時に多くなります。病気の症状を見つけたら、発病した部分は取り除き、薬剤を散布しましょう。枯れた葉やしおれた花にも病原菌が付着していることがあるので、花がら摘みなどをこまめに行ってキレイな状態を保つと予防になります。
害虫はアブラムシやナメクジなどの被害が多くなります。葉が食べられていたり、フンが落ちていたりしたら、どこかに虫が隠れているはずです。葉の裏までよく見て、見つけたら捕殺するか薬剤で対応しましょう。チャドクガやイラガなど有毒の害虫の場合、抜けた毛が皮膚についても痒みや痛みが出ます。見つけた場合は無闇に触らず、長袖で体を保護して対処するように気を付けましょう。植木だけでなく草花もよく観察して、被害が大きくなる前に早期発見を心がけましょう。
多年草
大きく株が茂っているようなものは、蒸れないように葉を整理して風通しを良くするようにします。過湿には気を付けて、土の状態を確認しながら水やりをしましょう。開花している株は2週間に一度程度肥料を与えます。
初夏を彩るアガパンサスが美しい時期です。じめじめとした梅雨に爽やかなブルーの花が気持ちを明るくしてくれます。花が無い葉だけの時期でも活躍してくれるアガパンサスはおすすめの多年草です。
大きく株が茂っているようなものは、蒸れないように葉を整理して風通しを良くするようにします。過湿には気を付けて、土の状態を確認しながら水やりをしましょう。開花している株は2週間に一度程度肥料を与えます。
初夏を彩るアガパンサスが美しい時期です。じめじめとした梅雨に爽やかなブルーの花が気持ちを明るくしてくれます。花が無い葉だけの時期でも活躍してくれるアガパンサスはおすすめの多年草です。
観葉植物
室内で育てている観葉植物も、風通しが悪いと調子が悪くなりがちです。閉め切っている部屋はなるべく換気して空気を入れ替えるようにしましょう。換気が難しい場所では、サーキュレーター等で空気を循環させます。エアコンの風は葉が乾燥して傷むので、直接当てないようにしてください。
観葉植物は過湿に弱いものが多いので、土が乾きにくいこの時期は根腐れに注意しましょう。土を触って湿っているようなら、水やりの必要はありません。
室内で育てている観葉植物も、風通しが悪いと調子が悪くなりがちです。閉め切っている部屋はなるべく換気して空気を入れ替えるようにしましょう。換気が難しい場所では、サーキュレーター等で空気を循環させます。エアコンの風は葉が乾燥して傷むので、直接当てないようにしてください。
観葉植物は過湿に弱いものが多いので、土が乾きにくいこの時期は根腐れに注意しましょう。土を触って湿っているようなら、水やりの必要はありません。
芝生
生育が旺盛になってきます。2週間に一度程度の頻度で芝刈りを行います。芝刈り後の刈りカスは、多湿の時期はそのままにしておくと病気の原因となるので、熊手などで刈りカスを取り除きましょう。エアレーションで排水性を高めるのも病害虫予防になります。
雨が続くようなら水やりの必要はありませんが、土が乾燥しているようなら水やりを行います。葉が丸まって黒っぽくなっていたら水が足りないサインなので、よく観察するようにしましょう。
雨が多いと庭仕事のタイミングが掴みにくいですが、トラブルは毎日の観察で防ぐことができます。なるべく庭に出て、健やかな庭を保ちましょう。
庭づくり・植物の記事を読む
生育が旺盛になってきます。2週間に一度程度の頻度で芝刈りを行います。芝刈り後の刈りカスは、多湿の時期はそのままにしておくと病気の原因となるので、熊手などで刈りカスを取り除きましょう。エアレーションで排水性を高めるのも病害虫予防になります。
雨が続くようなら水やりの必要はありませんが、土が乾燥しているようなら水やりを行います。葉が丸まって黒っぽくなっていたら水が足りないサインなので、よく観察するようにしましょう。
雨が多いと庭仕事のタイミングが掴みにくいですが、トラブルは毎日の観察で防ぐことができます。なるべく庭に出て、健やかな庭を保ちましょう。
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雨が多く、土が乾くのに時間がかかるようになります。乾いていないのに水やりをしてしまったり、逆に乾かしすぎてしまったりと水やりのタイミングが掴みにくい時期です。土を見るだけでなく、触って湿り具合を確認しましょう。新しく植えたもの以外は、庭植えのものには基本的に水やりは必要ありません。
過湿を嫌う植物は、鉢植えで管理しているものは軒下に移動させて雨よけをすると安心です。