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整理収納のプロが教える、上手なロフト収納のコツ
ロフトを収納スペースとして、もっと有効活用してみませんか?
栗原晶子|Akiko Kurihara
2022年10月10日
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。
また、エンタメ好きとして演劇や映画に関するライティングも手がけています。
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。... もっと見る
家を建てるとき、借りるとき、「収納スペースとしてあったらいいな」というリクエストの多いロフト空間。しかし、いざロフトを手に入れても、上手に使えていないというケースも少なくありません。
この記事では、雑然とした物置スペースになってしまいがちなロフトを、上手に活用するためのヒントをご紹介します。
この記事では、雑然とした物置スペースになってしまいがちなロフトを、上手に活用するためのヒントをご紹介します。
建築基準法により、天井高は1.4m、床面積はロフトがある階の2分の1未満に収めるというルールがあるので、自然とロフトの使い方は限定されてきます。やはり、収納スペースとしての利用がもっとも標準的な使い方となるでしょう。
しかし、階段やハシゴを使って上ること、そして天井が低いこともあり、収納するモノを選ぶ必要があります。
しかし、階段やハシゴを使って上ること、そして天井が低いこともあり、収納するモノを選ぶ必要があります。
ロフト収納におすすめのモノ
- 季節外や予備の寝具
- 生活品のストック(重くないモノ、温度の影響をあまり受けないモノ)
- 季節用品、イベント用品
- 思い出の品
ロフト収納におすすめの収納用品
- 中身が見えるタイプの収納ケース
- 紙製ボックス
- 組み立て式棚
普段使わないモノを収納するため、中身が見えるクリアやメッシュタイプの収納ケースがおすすめです。中身が見えないタイプのケースを使用する場合は、外側にラベリングをして、違う種類のモノを極力混在させないようにすれば、管理しやすくなるはずです。
組み立て式の棚には、用途によって、段を増やしたり幅を変えることのできるタイプを選ぶといいでしょう。
ロフトで組み立てたり解体することになることがほとんどですので、使用する場合は、一辺またはL字型での利用に留めましょう。
ロフトで組み立てたり解体することになることがほとんどですので、使用する場合は、一辺またはL字型での利用に留めましょう。
配置図を作成する
ロフトにモノを収納していく場合に活用したいのが配置図です。
とりあえずでモノを上にあげていくと、どこに何があるかわからなくなり、気づけば何年も使わないまま放置しているようなモノが増えてしまいます。配置図はホワイトボードとマグネットを使って、モノの位置を移動したら、すぐに書き換えられるといいですね。
配置図があれば、どこに何があるのか一目瞭然ですし、長らく使用していないモノや不用品の処分の見極めにも活用できます。
ロフトにモノを収納していく場合に活用したいのが配置図です。
とりあえずでモノを上にあげていくと、どこに何があるかわからなくなり、気づけば何年も使わないまま放置しているようなモノが増えてしまいます。配置図はホワイトボードとマグネットを使って、モノの位置を移動したら、すぐに書き換えられるといいですね。
配置図があれば、どこに何があるのか一目瞭然ですし、長らく使用していないモノや不用品の処分の見極めにも活用できます。
ゾーンを決めてラインを引く
配置図にも似ていますが、あらかじめロフト内をゾーンで区切る方法もあります。使う人別、用途別など、区切り方は暮らしに合わせて決めましょう。
ロフトの床にマスキングテープなどで区切っておけば、例えば季節が終わって戻す際にはそのゾーンへ戻せるようになりますので、手前から奥へ適当に押し込んでしまうことのないよう、意識することができます。
配置図にも似ていますが、あらかじめロフト内をゾーンで区切る方法もあります。使う人別、用途別など、区切り方は暮らしに合わせて決めましょう。
ロフトの床にマスキングテープなどで区切っておけば、例えば季節が終わって戻す際にはそのゾーンへ戻せるようになりますので、手前から奥へ適当に押し込んでしまうことのないよう、意識することができます。
とりあえずでロフトに保管するのをやめる
ロフト収納のNGワードは“とりあえず”です。いずれ処分する予定のモノや、誰かにあげる予定のモノなど、どうしてもロフトに置かなくてはならない場合は、一番手前に置くことをルールにしてください。
フリーマーケットに出すなら、専用のゾーンを設けて、そこからはみ出してしまう場合は、出品するしないに関わらず、モノの量を見直すタイミングにしましょう。
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ロフトは収納以外にも、お子さんの遊び場、趣味のスペース、コレクションスペースなど、アイデア次第でさまざまな使い方ができます。物置としてだけでなく、個性があるスペースとしても使用できるよう、家族の中でロフトの管理人を決めることも有効です。ぜひ、ご家族でロフトの使い方を見直してみてはいかがでしょう?
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