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快適なアウトドアライフのために!アウトドアグッズの管理・収納術
かさばって場所を取りがちなグッズを効率良く片付ける方法を伝授します。
栗原晶子|Akiko Kurihara
2022年6月19日
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。
また、エンタメ好きとして演劇や映画に関するライティングも手がけています。
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。... もっと見る
昨今のアウトドア人気は一過性のブームにとどまらず、さまざまなスタイルで気軽に始められる趣味・レジャーとして定着しています。関連用品の種類も増え、アウトドアギアの収納に困っているという声もよく耳にします。
この記事では、アウトドア用品の管理と収納のポイントについてご提案します。
この記事では、アウトドア用品の管理と収納のポイントについてご提案します。
リーダー(責任者)を明確にする
家族や友人同士で楽しむ機会の多い、アウトドアアクティビティ。とくに、キャンプやグランピングは、道具やファッションなど関連するものの種類が多く、選ぶのも楽しいですよね。ついあれこれ購入したくなってしまいますが、家族共通の趣味だからといって、それぞれが自由にアイテムを購入してしまっては、管理が行き届かなくなってしまいます。
購入にあたっては、誰がリーダー(責任者)になるのかを明確にしましょう。例えば、キャンプグッズなら父、ファッションなら母、というように、家族の中でリーダーを分けてもいいですね。この場合のリーダーは、会社やグループ、組織のリーダーと同じ考え方です。予算管理から収納場所の把握、メンテナンスルールまで、購入前から購入後までの責任を持つ必要があります。アウトドア用品は比較的大きなサイズの道具も多いので、勢いで購入するのを防ぐためにも、この方法はオススメです。
家族や友人同士で楽しむ機会の多い、アウトドアアクティビティ。とくに、キャンプやグランピングは、道具やファッションなど関連するものの種類が多く、選ぶのも楽しいですよね。ついあれこれ購入したくなってしまいますが、家族共通の趣味だからといって、それぞれが自由にアイテムを購入してしまっては、管理が行き届かなくなってしまいます。
購入にあたっては、誰がリーダー(責任者)になるのかを明確にしましょう。例えば、キャンプグッズなら父、ファッションなら母、というように、家族の中でリーダーを分けてもいいですね。この場合のリーダーは、会社やグループ、組織のリーダーと同じ考え方です。予算管理から収納場所の把握、メンテナンスルールまで、購入前から購入後までの責任を持つ必要があります。アウトドア用品は比較的大きなサイズの道具も多いので、勢いで購入するのを防ぐためにも、この方法はオススメです。
収納場所の決め方①玄関収納
アウトドア用品の収納場所として、もっとも選ばれやすいのは玄関まわりです。シューズクロークにあらかじめ靴以外のものを収納できるスペースを設けていれば、そこを活用してもいいでしょう。
アウトドアアクティビティが新たな趣味として加わった場合は、すでにスペースが埋まってしまっているというケースもあるかもしれません。その場合には、これまで使っていたけれど最近は使わなくなったレジャー用品がないか要チェックです。アウトドア派になったことで履かなくなった靴もあるのではないでしょうか。今、必要なものを収納するために、現役ではなくなったものとの入れ替えを積極的に行いましょう。
シューズクロークのアイデアをもっと見る
アウトドア用品の収納場所として、もっとも選ばれやすいのは玄関まわりです。シューズクロークにあらかじめ靴以外のものを収納できるスペースを設けていれば、そこを活用してもいいでしょう。
アウトドアアクティビティが新たな趣味として加わった場合は、すでにスペースが埋まってしまっているというケースもあるかもしれません。その場合には、これまで使っていたけれど最近は使わなくなったレジャー用品がないか要チェックです。アウトドア派になったことで履かなくなった靴もあるのではないでしょうか。今、必要なものを収納するために、現役ではなくなったものとの入れ替えを積極的に行いましょう。
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そのまま収納できるコンテナBOXなどを使ってもいいですし、車に積む際に使うアウトドア用のバッグやケースがあれば、その中に入れて保管するのもオススメです。
購入時に、収納の観点から形状を選ぶことも重要です。玄関収納のサイズ(幅や奥行)をしっかりメモして買い物しましょう。
購入時に、収納の観点から形状を選ぶことも重要です。玄関収納のサイズ(幅や奥行)をしっかりメモして買い物しましょう。
収納場所の決め方②納戸・廊下収納
廊下収納や階段下収納、納戸などに、“とりあえず”でアウトドア用品をしまっているお宅も多いのでは?
煩雑になりがちな収納スペースこそ、定位置管理が大切。ある程度のスペースを確保し、風通しのよい環境をつくることが必要です。
例えば、アウトドア用品専用の簡易棚を置いて、そこにはほかのものは置かないというルールにしてみましょう。そうすることによって出し入れがしやすくなり、アウトドアアクティビティを快適に楽しむ頻度が上がるはずです。
納戸・廊下収納のアイデアをもっと見る
廊下収納や階段下収納、納戸などに、“とりあえず”でアウトドア用品をしまっているお宅も多いのでは?
煩雑になりがちな収納スペースこそ、定位置管理が大切。ある程度のスペースを確保し、風通しのよい環境をつくることが必要です。
例えば、アウトドア用品専用の簡易棚を置いて、そこにはほかのものは置かないというルールにしてみましょう。そうすることによって出し入れがしやすくなり、アウトドアアクティビティを快適に楽しむ頻度が上がるはずです。
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庭やベランダに収納スペースを設けているお宅もあるかもしれません。収納場所の確保の仕方は戸建住宅と同様ですが、共同住宅の場合は、ベランダに大型の荷物を置くことは非常時の避難経路確保の観点から禁止されている場合もありますので、一時置きのまま過ごすことがないように心がけましょう。
すばやいメンテナンスが必須
キャンプやバーベキューから帰宅した後はぐったり。片付けは後回しにしてしまうこともあるでしょう。外で使うものですから、汚れや湿気はつきものですが、そのままにするとカビが発生したり、ダメージを与えてしまいます。それぞれの取扱説明書をよく読んで、帰宅後すぐに取り掛かりましょう。
出発前は積極的に出したり運んだりするのに、帰宅後のメンテナンスはいつもほかの人任せ、なんていうことにならないように気をつけてくださいね。片付けのための時間も踏まえてタイムスケジュールを組むことも大切です。
キャンプやバーベキューから帰宅した後はぐったり。片付けは後回しにしてしまうこともあるでしょう。外で使うものですから、汚れや湿気はつきものですが、そのままにするとカビが発生したり、ダメージを与えてしまいます。それぞれの取扱説明書をよく読んで、帰宅後すぐに取り掛かりましょう。
出発前は積極的に出したり運んだりするのに、帰宅後のメンテナンスはいつもほかの人任せ、なんていうことにならないように気をつけてくださいね。片付けのための時間も踏まえてタイムスケジュールを組むことも大切です。
レンタルや設備を賢く利用する
道具のメンテナンスも含めてトータルでアウトドアを楽しむことをお伝えしてきましたが、初めから「できそうもないな……」と思う人には、レンタル品を利用するほうが向いているかもしれません。
アウトドア用品のレンタルは、使い終わったままの状態で返却OKの場合もあります。また、グランピングやバーベキュー場など、手ぶらで楽しめる施設も増えていますので、自分たちのスタイルに合わせて、賢くサービスを利用しましょう。
道具のメンテナンスも含めてトータルでアウトドアを楽しむことをお伝えしてきましたが、初めから「できそうもないな……」と思う人には、レンタル品を利用するほうが向いているかもしれません。
アウトドア用品のレンタルは、使い終わったままの状態で返却OKの場合もあります。また、グランピングやバーベキュー場など、手ぶらで楽しめる施設も増えていますので、自分たちのスタイルに合わせて、賢くサービスを利用しましょう。
アウトドア用品を日常使いする
アウトドア用品を宝の持ち腐れにしないためには、思い切って日常使いする方向へ、シフトチェンジしましょう。アウトドア用品は、災害時にも活躍するアイテムとして注目されています。むしろ普段使いしておけば、緊急時にもすぐに使えるのでオススメです。また、「いきなりキャンプ場に持って行ったら、うまく使いこなせない!」ということがないように、事前に一度ご家庭で使ってみるというのもいいですね。
ただし、室内での使用に不向きなものもありますので、取り扱いルールはくれぐれも遵守してください。
アウトドア用品を宝の持ち腐れにしないためには、思い切って日常使いする方向へ、シフトチェンジしましょう。アウトドア用品は、災害時にも活躍するアイテムとして注目されています。むしろ普段使いしておけば、緊急時にもすぐに使えるのでオススメです。また、「いきなりキャンプ場に持って行ったら、うまく使いこなせない!」ということがないように、事前に一度ご家庭で使ってみるというのもいいですね。
ただし、室内での使用に不向きなものもありますので、取り扱いルールはくれぐれも遵守してください。
食品のローリングストックをアウトドアで活用する
災害時にも役立つ食品の保管方法として、使いながら管理する“ローリングストック”が注目されています。賞味期限も意識した食品の定期的な見直しを、キャンプやピクニックなどと組み合わせて行ってみましょう。缶詰、レトルト、乾物などを利用したキャンプ飯のレシピも充実していますので、こうした食品をアウトドアを楽しむ際に積極的に活用するといいでしょう。
食べてみて、口に合うか合わないかを試しておくだけでも、有事の際の負担を軽減できるといわれています。趣味やレジャーを、暮らしの知恵に結び付けておくことは、とても意味のあることと言えるでしょう。
災害時にも役立つ食品の保管方法として、使いながら管理する“ローリングストック”が注目されています。賞味期限も意識した食品の定期的な見直しを、キャンプやピクニックなどと組み合わせて行ってみましょう。缶詰、レトルト、乾物などを利用したキャンプ飯のレシピも充実していますので、こうした食品をアウトドアを楽しむ際に積極的に活用するといいでしょう。
食べてみて、口に合うか合わないかを試しておくだけでも、有事の際の負担を軽減できるといわれています。趣味やレジャーを、暮らしの知恵に結び付けておくことは、とても意味のあることと言えるでしょう。
アウトドアブームによって、関連グッズはフリーマーケットサイトや買取専門店でも数多く扱われています。賢くお得に手に入れる術はたくさんありますが、手放す際には、取り扱いが多い分、値がつきにくいというデメリットも。勢いで買ったもののうまく使いこなせないとなると、家の中の収納を圧迫してしまいますので、自分たちのスタイルをしっかりと見極め、賢くアウトドアアクティビティを楽しみましょう。
お家の片付けを整理収納のプロに依頼してみませんか?こちらで専門家を探せます。
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