キッチンをきれいに保つ7つの片付け・収納ルール
整理収納アドバイザーのキッチンがいつもきれいなのはなぜ? キッチンのお掃除が簡単になる方法をご紹介します。
年末年始は何かと忙しく、友達を招いてのパーティーや親族の集まりもあります。そんな季節は特に、使い易くて散らかりにくいキッチンがベストです。そのためには今からものを減らしてキッチン収納を見直し、一年中すっきりとした空間を目指しましょう。
まずは、キッチンを片付けて道具や食器をすぐに手に取れるよう収納を見直します。すると、使った後にしまう作業がとても楽になり、散らかりにくくなります。では具体的に収納の見直しポイントをご紹介します。
全体量を見直す
日頃何気なく使っているフライパン、鍋、菜箸類は、気がつくと増えてしまいがち。いつもの調理に本当に必要かを検討し、多いなら思い切って処分しましょう。
日頃何気なく使っているフライパン、鍋、菜箸類は、気がつくと増えてしまいがち。いつもの調理に本当に必要かを検討し、多いなら思い切って処分しましょう。
「兼用」を増やして物を減らす
調理道具や食器類は、収納スペースに余裕がなければ、代用できないかを検討しましょう。「大は小を兼ねる」で料理を大皿で出すようにすればお皿の数を減らせます。ミキサー、ジューサー、フードプロセッサーのように同じような用途で使う道具は、どれかひとつにしぼるのも手です。
調理道具や食器類は、収納スペースに余裕がなければ、代用できないかを検討しましょう。「大は小を兼ねる」で料理を大皿で出すようにすればお皿の数を減らせます。ミキサー、ジューサー、フードプロセッサーのように同じような用途で使う道具は、どれかひとつにしぼるのも手です。
道具は使う場所に収納
道具はここと決めて、すべてを一ヵ所に収納しているなら、水回りで使うものはシンク下の引き出し、コンロで使うものはコンロの上に吊り下げるなど、使う場所の近くに収納し直します。スペースに限りがあるなら使用頻度の低い道具は、少し離れたところにしまい、普段使う道具が一番使いやすくなる工夫を。
道具はここと決めて、すべてを一ヵ所に収納しているなら、水回りで使うものはシンク下の引き出し、コンロで使うものはコンロの上に吊り下げるなど、使う場所の近くに収納し直します。スペースに限りがあるなら使用頻度の低い道具は、少し離れたところにしまい、普段使う道具が一番使いやすくなる工夫を。
食材の収納場所を見直す
食材については、賞味期限をチェックします。そして、期限切れを見つけたときは、それがなぜ過ぎてしまったかを考えましょう。例えば、買ったのを忘れていた場合は、しまい方を変える必要があります。時間がなく調理ができなかった食材は、今の生活スタイルには合わないかもしれません。
食材については、賞味期限をチェックします。そして、期限切れを見つけたときは、それがなぜ過ぎてしまったかを考えましょう。例えば、買ったのを忘れていた場合は、しまい方を変える必要があります。時間がなく調理ができなかった食材は、今の生活スタイルには合わないかもしれません。
食材のなかでも傷みやすい食材は見える収納がおすすめ。見えないところにあると、気がつくとカビてしまったり、腐ってしまったりするので、かごやザルのように風通しのいいものを活用して、できるだけ目の届くところに置きます。
ストック食材や災害用の保存食品は、いつも食べるものに厳選します。食べ慣れなかったり、調理が難しかったりするなら保存には適しません。いつも好んで食べるものであれば、作り方や食べ方も熟知しています。災害で不便が生じる時でも、簡単に食べられるでしょう。食材の収納場所の見直しは食品ロスを防ぐうえに余分な出費を防ぎます。
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アクションは簡易に
出しっぱなしを防ぐために、「出す」と「しまう」を簡単にします。ポイントは、アクションが少なく体に負担がないことです。ゴールデンゾーンといわれる腰から目の高さに一番よく使うものを収納し、重たいものは下、軽いものは上にしましょう。
出しっぱなしを防ぐために、「出す」と「しまう」を簡単にします。ポイントは、アクションが少なく体に負担がないことです。ゴールデンゾーンといわれる腰から目の高さに一番よく使うものを収納し、重たいものは下、軽いものは上にしましょう。
同じ種類の食材や食器を棚に収納するときは、横に並べず、手前から奥に並べます。奥に違う種類があると、それを取るのにアクションが増えてしまいます。また、違う種類の食器を重ねるなら、2種類が理想です。
キッチンシンク周りはすっきりと
シンク周りは、置かない工夫をします。ものがなければ、それだけ掃除が楽なので、きれいな状態が保てます。
シンク周りは、置かない工夫をします。ものがなければ、それだけ掃除が楽なので、きれいな状態が保てます。
スポンジや洗剤のホルダー、三角コーナーは、それ自体を定期的に掃除しなくてはならないので、思い切って使わないのもいいでしょう。自立するスポンジや三角コーナー用不織布もあります。さらに三角コーナーは、使用済みのビニール袋、牛乳パックや新聞紙で代用もできます。このように少しの片付けが必要なシステムにすると常にきれいな状態を保てます。また、シンクに捨てる場所を作らないのもおすすめ。シンクにあるとなんでも簡単に捨ててしまいますが、あえて不便にすると捨てることへ意識が向き、廃棄を減らすきっかけになります。
キッチンのゴミ箱置き場、どこにする?新築やリフォームの際、真剣に検討を
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コンロ周りも物を置かない
コンロの周りは油がはねやすく、調理器具や調味料は置いておくとすぐにベトベトに。掃除を楽にするにはやはり周りには置かないのがベストです。使用頻度の高いフライパンや鍋、砂糖や塩などの調味料以外は、できるだけ扉のある場所にしまいましょう。
コンロの周りは油がはねやすく、調理器具や調味料は置いておくとすぐにベトベトに。掃除を楽にするにはやはり周りには置かないのがベストです。使用頻度の高いフライパンや鍋、砂糖や塩などの調味料以外は、できるだけ扉のある場所にしまいましょう。
調理道具や食器・食材が片付けやすく、すっきりしたキッチンであれば、作業もはかどります。人数が増えた時でもスムーズに使えますし、掃除も楽なので、きれいなキッチンを保てます。
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