DIY:多肉植物と流木で簡単につくるインテリア小物
海岸で見つけた流木に、かわいい多肉植物を植えて、見た目も楽しいインテリア小物をつくりましょう。
roxannekimperez
2017年5月4日
色とりどりの多肉植物をきれいな流木に植えれば、自然の美しさを家の中、テーブルの上でも楽しめるインテリア小物に。しかもこの飾り、長持ちするアイテムです。写真は、海岸で見つけた流木にエキゾチックな多肉植物とエアプランツのチランジアを植えて作ったもの。作り方は以下にご紹介します。週末やお休みに、流木のミニガーデンを作ってみてはいかがでしょう?
Photos by Beki Dawn Photography
Photos by Beki Dawn Photography
材料
- 流木(よく乾燥した自然の流木は、ふつうの木材よりも軽く、虫がつく心配もありません)。平らなところに置いたときにすわりのよいものを探しましょう。
- 多肉植物(セダム、エケベリア、クラッスラなど)。私は直径5センチのポット(種苗店で手に入るいちばん小さいサイズ)に入った苗を使いました。切り枝を使う場合は、茎の長さが5cm以上あるものを選びましょう。
- チランジア(お好みで)
- 多肉植物やサボテン用の培養土、またはパーム用土(ブロック状になっているので、戻すのに必要なだけの水を加えます)
- 水苔
道具
作業前の準備として、乾燥した水苔をバケツに入れた水に5~10分ほど浸したあと、余分な水を絞り出します。
- 電気ドリル
- いろいろな刃径のドリルビット。5cmのものがおすすめ(多肉植物の苗ポットのサイズに合わせるため)
- 木製またはプラスチック製の箸
- マスク
- 作業用手袋
- バケツ
作業前の準備として、乾燥した水苔をバケツに入れた水に5~10分ほど浸したあと、余分な水を絞り出します。
穴を開けるまえに、種類の違う多肉植物を苗ポットのまま流木の大きさと形にあわせて並べ、仕上がりをイメージします。元からある窪みを活かして、できるだけ自然に見えるようにしましょう。
並べ方が決まったら、流木の上で苗ポットの底を鉛筆でなぞって穴を空ける場所に印をつけます。流木にドリルでゆっくり深さ5cmくらいの穴を開けます。くれぐれも貫通してしまわないように気をつけて。続けてすべての穴を開けます。
並べ方が決まったら、流木の上で苗ポットの底を鉛筆でなぞって穴を空ける場所に印をつけます。流木にドリルでゆっくり深さ5cmくらいの穴を開けます。くれぐれも貫通してしまわないように気をつけて。続けてすべての穴を開けます。
すべての穴の底に、培養土かヤシ殻を敷きます。
多肉植物を苗ポットから慎重に取り出して、穴に植えます。切り枝を使う場合は、茎の長さが5cmくらいあることを確認しましょう。これだけあれば植えるのに十分です。
できれば、発根促進用の植物ホルモン剤やシナモンパウダーを切り口につけておきます。
できれば、発根促進用の植物ホルモン剤やシナモンパウダーを切り口につけておきます。
ほかの穴にも多肉植物を植えていきます。
多肉植物と土の間にはすき間ができています。
ここに湿らせておいた水苔を小さくちぎったものを、箸を使って押し込みます。多肉植物がしっかり安定するまで続けましょう。
はみ出した水苔は、切り取るか中に押し込むようにして、外から見えないようにします。より自然に見える方が好みならそのままにするのも良いでしょう。
ここに湿らせておいた水苔を小さくちぎったものを、箸を使って押し込みます。多肉植物がしっかり安定するまで続けましょう。
はみ出した水苔は、切り取るか中に押し込むようにして、外から見えないようにします。より自然に見える方が好みならそのままにするのも良いでしょう。
すべて収まったら、たっぷり水をかけて、流木の中の土に水を行き渡らせます。希釈した有機肥料を使うのもおすすめですが、なくても構いません。
多肉植物がしっかり植わっていれば、それ以上固定する必要はありません。新しい土に根が張れば、垂直に吊るすこともできます。
多肉植物がしっかり植わっていれば、それ以上固定する必要はありません。新しい土に根が張れば、垂直に吊るすこともできます。
写真の流木のアレンジメントは、室内にも戸外にも似合いますし、普通のフラワーアレンジメントよりずっと長持ちします(私の多肉植物は、最小限の世話と水だけで半年以上、元気に生きています)。多肉植物が育って窮屈になったら、取り出して地面に植えてもOKです。
ガーデンパーティー、新築祝い、誕生パーティー、ハンギング栽培、ベランダガーデニング、壁面緑化、家や庭のアップサイクルプロジェクトなどさまざまな場面に、ぴったりなアレンジメントです。
教えてHouzz
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