認知症の家族を家で介護するとき、知っておきたい9つのこと
5年前から認知症の父を自宅で介護してきた著者が、 認知症患者とその家族が心穏やかに思い出を紡いでいくための家づくりの工夫を共有してくれました。
Shana Levy McCracken
2017年6月2日
大切な家族がアルツハイマー病などの認知症にかかったとき、介護するのは簡単なことではありません。私自身、5年前に父親が認知症と診断されてからの生活は、思っていた以上にたいへんでした。初めのうち、父は身の回りのことは自分で行い、食事やちょっとした気晴らしや娯楽を提供してもらうサービスだけを受けていました。やがて、さらに細やかなケアが必要になったため、私の家で日中過ごしてもらうようになり、デイケアを受けるようになりました。デイケア滞在以外の時間をどうするのか、父が過ごしやすいよう家に手を入れるまでどう対処するかなど、思案した時期もありました。
この経験を通して、私は介護者のための研修を受け、介護に関する情報を集め、父にとっても、また、私と夫にとっても快適な空間づくりを学んでいきました。今の時代、私と似た状況に置かれた人はたくさんいるはずです。そこで、私が気づいたことをみなさんと共有できればと考えました。
もちろん、認知症といってもさまざまですし、病気によってさまざまなステージがあります。私が紹介するヒントは、今すぐ読者のみなさんの役に立たないかもしれませんが、もしかしたら、1年後、2年後に役立つかもしれません。もちろん、まったく合わないものもあるかもしれません。試行錯誤を重ねて、自分に合った方法を見つけてみてください(役立つ情報があれば、コメント欄で教えていただけるとありがたいです)。介護する家族にできることは、日々変化していく状況に対応していくことです。
この経験を通して、私は介護者のための研修を受け、介護に関する情報を集め、父にとっても、また、私と夫にとっても快適な空間づくりを学んでいきました。今の時代、私と似た状況に置かれた人はたくさんいるはずです。そこで、私が気づいたことをみなさんと共有できればと考えました。
もちろん、認知症といってもさまざまですし、病気によってさまざまなステージがあります。私が紹介するヒントは、今すぐ読者のみなさんの役に立たないかもしれませんが、もしかしたら、1年後、2年後に役立つかもしれません。もちろん、まったく合わないものもあるかもしれません。試行錯誤を重ねて、自分に合った方法を見つけてみてください(役立つ情報があれば、コメント欄で教えていただけるとありがたいです)。介護する家族にできることは、日々変化していく状況に対応していくことです。
1. 家はすっきり片づけておく
認知症患者となった家族の面倒をみるとき、本人がケガをしないよう介護者が気をつけることは当然ですが、いちばん大切なのは情緒を安定させることです。そのためにはまわりの環境にある刺激を減らすのもひとつの方法です。落ち着いた環境は落ち着いた心につながり、ごちゃごちゃと不快な状況が減れば、本人にとっても家族にとっても負担が減ります。
2. 明かりを調整する
ジョアン・コーニグ・コステ『アルツハイマーのための新しいケア』はおすすめしたい参考書です。この本の中で、著者は妻が認知症患者となった高齢の夫婦のエピソードを紹介しています。ある日、夫は不安をかかえつつも、家にゲストを招きました。すると、しばらくして、妻がなぜか感情をコントロールできない状態に陥り、激昂してしまったため、会は早めにお開きとなり、ゲストにも帰ってもらうはめになりました。
しかし、このあとの夫の行動は見事でした。妻の立場になってみようと、来客中に妻が座っていた場所に自分も座ってみたのです。すると部屋の向こうの窓から光がまぶしすぎるくらい差し込んでいました。認知症であるため、問題の原因もわからず、助けてほしいと伝えることもできなかった妻がその苦痛を示すには、感情を爆発させる以外、方法がありませんでした。この一件のあと、夫は妻が不快にならないよう、彼女がいる場所の明るさを調整する心配りをするようになったとのことです。
認知症患者となった家族の面倒をみるとき、本人がケガをしないよう介護者が気をつけることは当然ですが、いちばん大切なのは情緒を安定させることです。そのためにはまわりの環境にある刺激を減らすのもひとつの方法です。落ち着いた環境は落ち着いた心につながり、ごちゃごちゃと不快な状況が減れば、本人にとっても家族にとっても負担が減ります。
2. 明かりを調整する
ジョアン・コーニグ・コステ『アルツハイマーのための新しいケア』はおすすめしたい参考書です。この本の中で、著者は妻が認知症患者となった高齢の夫婦のエピソードを紹介しています。ある日、夫は不安をかかえつつも、家にゲストを招きました。すると、しばらくして、妻がなぜか感情をコントロールできない状態に陥り、激昂してしまったため、会は早めにお開きとなり、ゲストにも帰ってもらうはめになりました。
しかし、このあとの夫の行動は見事でした。妻の立場になってみようと、来客中に妻が座っていた場所に自分も座ってみたのです。すると部屋の向こうの窓から光がまぶしすぎるくらい差し込んでいました。認知症であるため、問題の原因もわからず、助けてほしいと伝えることもできなかった妻がその苦痛を示すには、感情を爆発させる以外、方法がありませんでした。この一件のあと、夫は妻が不快にならないよう、彼女がいる場所の明るさを調整する心配りをするようになったとのことです。
もうひとつ、明るさと関係する症状に「夕暮れ症候群(日没症候群)」と呼ばれる症状があります。夕方になると不安や落ち込みが表れる現象です。非常によくみられる症状で、認知症患者本人にとっても、支えるまわりの人にとってもつらいものになりえます。
この症状に家庭で対処する場合、ブラインドやカーテンを追加したり、家具を動かして座っている本人の後ろに窓がくるようにするのも一つの方法です。夕方から夜にかけて、照明を明るくすることで夕暮れ症候群の症状を抑えられる場合があります。いくつかの照明にタイマーをセットしておけば、毎日時間がきたら電気をつけて回る必要もなくなります。明るさの変化が毎日一定になるという点でもよい方法です。
この症状に家庭で対処する場合、ブラインドやカーテンを追加したり、家具を動かして座っている本人の後ろに窓がくるようにするのも一つの方法です。夕方から夜にかけて、照明を明るくすることで夕暮れ症候群の症状を抑えられる場合があります。いくつかの照明にタイマーをセットしておけば、毎日時間がきたら電気をつけて回る必要もなくなります。明るさの変化が毎日一定になるという点でもよい方法です。
3. 不快な雑音はなくす、防ぐ
部屋を片付けるのと同じように、日常生活の「音の環境」を整えることも大切です。ラジオの音やウィンドチャイムの音など、健常者には心地よい音、気にならない音も、認知症患者にとっては、そうとは限りません。感覚への負荷となり、苦痛に感じる可能性があります。最初に述べたとおり、大切なのは認知症患者である家族の心を穏やかにする、安らかな環境づくりです。
認知症患者にとっては、まさに「少ないほどいい(Less is more)」。家族にとっては退屈すぎるくらいのシンプルな環境かもしれませんが、しばらくは音楽はオフにして、ウインドチャイムもしまっておきましょう。郵便配達員や近所の人が通りかかると飼い犬が吠えるような場合は、ブラインドを下ろす、家具の配置を変えるなどして、犬が吠えにくい環境にします。
都市部に住んでいて、自分ではどうにもならない大きな音(救急車のサイレンなど)がたびたび聞こえる環境なら、ホワイトノイズ発生装置で気になる音を遮断する方法もあります。
4. アラームをつける
徘徊はよくみられる行動の1つで、大きな危険を伴う場合があります。父の場合は、交通量の多い交差点の真ん中から電話をかけてきたことがありました。家へ帰るどころか、道路を渡って安全な場所へ行くことさえできず、立ちつくしていたのです。
こうした恐ろしい事態を避けるためには、家族が気づかない間に患者が一人で家を出ようとしたら知らせてくれるシステムを取り入れるのがおすすめです。踏むとアラームが鳴る玄関マットなど、対策システムも市販されています。でも、例えば玄関のドアに鈴をつけるなど、簡単なしかけを自分でつくるだけでも十分です。クリスマスツリーのオーナメントのベルだって、立派なシステムに負けない役目を果たすでしょう。
ベルの音が聞こえたら、一緒に外へ出て歩くか、さりげなく別のことに関心を向けてあげましょう。
部屋を片付けるのと同じように、日常生活の「音の環境」を整えることも大切です。ラジオの音やウィンドチャイムの音など、健常者には心地よい音、気にならない音も、認知症患者にとっては、そうとは限りません。感覚への負荷となり、苦痛に感じる可能性があります。最初に述べたとおり、大切なのは認知症患者である家族の心を穏やかにする、安らかな環境づくりです。
認知症患者にとっては、まさに「少ないほどいい(Less is more)」。家族にとっては退屈すぎるくらいのシンプルな環境かもしれませんが、しばらくは音楽はオフにして、ウインドチャイムもしまっておきましょう。郵便配達員や近所の人が通りかかると飼い犬が吠えるような場合は、ブラインドを下ろす、家具の配置を変えるなどして、犬が吠えにくい環境にします。
都市部に住んでいて、自分ではどうにもならない大きな音(救急車のサイレンなど)がたびたび聞こえる環境なら、ホワイトノイズ発生装置で気になる音を遮断する方法もあります。
4. アラームをつける
徘徊はよくみられる行動の1つで、大きな危険を伴う場合があります。父の場合は、交通量の多い交差点の真ん中から電話をかけてきたことがありました。家へ帰るどころか、道路を渡って安全な場所へ行くことさえできず、立ちつくしていたのです。
こうした恐ろしい事態を避けるためには、家族が気づかない間に患者が一人で家を出ようとしたら知らせてくれるシステムを取り入れるのがおすすめです。踏むとアラームが鳴る玄関マットなど、対策システムも市販されています。でも、例えば玄関のドアに鈴をつけるなど、簡単なしかけを自分でつくるだけでも十分です。クリスマスツリーのオーナメントのベルだって、立派なシステムに負けない役目を果たすでしょう。
ベルの音が聞こえたら、一緒に外へ出て歩くか、さりげなく別のことに関心を向けてあげましょう。
5. 家のなかに居場所をつくる
座ってぼんやり過ごしたりまどろんだりできる専用の場所を用意してあげましょう。横になれる寝椅子なら完璧ですが、居心地のいい椅子とオットマン、またはソファーでも十分です。大事なのはいつも変わらないこと。行けばいつでもそこに戻ることができて、心地よく過ごせる場所であることです。
専用のくつろぎスポットをつくる場所については、落ち着かない場所を避け、目の届くところを選びます。そうすれば本人はゆったりとリラックスできますし、家族の邪魔にもなりませんし、安全を見守るのも楽です。
近くにコーヒーテーブルやサイドテーブルを用意して、本人が楽しめるものをひとつふたつ置いておきます。私の父の場合、道具類の写真がたくさん載った本と、ムビラと呼ばれるアフリカの小さな指ピアノがお気に入りアイテムでした。患者さんそれぞれに好みがあるはずです。いろいろ試すのは大切ですが、あまりたくさんの物を押しつけないこと。すっきりした空間をキープすることも忘れずに。
座ってぼんやり過ごしたりまどろんだりできる専用の場所を用意してあげましょう。横になれる寝椅子なら完璧ですが、居心地のいい椅子とオットマン、またはソファーでも十分です。大事なのはいつも変わらないこと。行けばいつでもそこに戻ることができて、心地よく過ごせる場所であることです。
専用のくつろぎスポットをつくる場所については、落ち着かない場所を避け、目の届くところを選びます。そうすれば本人はゆったりとリラックスできますし、家族の邪魔にもなりませんし、安全を見守るのも楽です。
近くにコーヒーテーブルやサイドテーブルを用意して、本人が楽しめるものをひとつふたつ置いておきます。私の父の場合、道具類の写真がたくさん載った本と、ムビラと呼ばれるアフリカの小さな指ピアノがお気に入りアイテムでした。患者さんそれぞれに好みがあるはずです。いろいろ試すのは大切ですが、あまりたくさんの物を押しつけないこと。すっきりした空間をキープすることも忘れずに。
6. 家の外にも居場所を用意する
屋外にも安全に過ごせる場所を設けて、外の空気や鳥のさえずり、晴れた日の暖かな日ざしを楽しめるようにしてあげましょう。まわりが垣根や塀などで囲まれた場所を選び、ここも出入口に鈴などをつけるとよいでしょう。全面的に日があたるよりは、日なたと日陰の両方がある方が望ましいです。木陰やパラソルの下に椅子やベンチを置くと良いでしょう。
1、2年前、父が外に行くときには、眺めて楽しめるよう雑誌をわたしました。今は病状が進行して、刺激になるようなものはあまり必要としませんし、くつろげる椅子とお気に入りのパナマ帽さえあれば、裏庭で半時間かそれ以上満足そうに座っています。うとうとすることも多いので、私も自分の携帯電話でタイマーをセットしておくようになりました。そうすれば父が外にいるのを忘れてずっと一人にしてしまった、なんてこともありません。
屋外にも安全に過ごせる場所を設けて、外の空気や鳥のさえずり、晴れた日の暖かな日ざしを楽しめるようにしてあげましょう。まわりが垣根や塀などで囲まれた場所を選び、ここも出入口に鈴などをつけるとよいでしょう。全面的に日があたるよりは、日なたと日陰の両方がある方が望ましいです。木陰やパラソルの下に椅子やベンチを置くと良いでしょう。
1、2年前、父が外に行くときには、眺めて楽しめるよう雑誌をわたしました。今は病状が進行して、刺激になるようなものはあまり必要としませんし、くつろげる椅子とお気に入りのパナマ帽さえあれば、裏庭で半時間かそれ以上満足そうに座っています。うとうとすることも多いので、私も自分の携帯電話でタイマーをセットしておくようになりました。そうすれば父が外にいるのを忘れてずっと一人にしてしまった、なんてこともありません。
7. 不必要なラグは置かない
つまずいて転倒する危険性がありますし、ラグやカーペットはいろいろと問題の種になりがちです。健常者には思いもよらないかもしれませんが、認知症のためにラグを穴と勘違いしてしまい、よけて歩いたり飛び越えようとしたり、前で立ち尽くしてしまったりすることがあるのです。ですから、置かない方がよいでしょう。
どうしても置かなければならない場合は、床との色のコントラストが低いものにします(濃い色の床なら濃いトーンのラグ、明るい色の床なら明るいトーンのラグ)。
つまずいて転倒する危険性がありますし、ラグやカーペットはいろいろと問題の種になりがちです。健常者には思いもよらないかもしれませんが、認知症のためにラグを穴と勘違いしてしまい、よけて歩いたり飛び越えようとしたり、前で立ち尽くしてしまったりすることがあるのです。ですから、置かない方がよいでしょう。
どうしても置かなければならない場合は、床との色のコントラストが低いものにします(濃い色の床なら濃いトーンのラグ、明るい色の床なら明るいトーンのラグ)。
8. 清潔な着替えをいつも用意しておく
本人を気まずい気持ちにさせないため、また介護する家族がスムーズに対処するため、着替えはすぐに出せるように用意しておきます。パンツ1本と下着2~3枚は必須、加えて、靴下とシャツ1~2枚もあるとよいでしょう。
たんすの引き出しの一つを着替え専用の場所に決めておけば、家族の衣類にまぎれることはありません。着替えが必要な事態が起きたときに、家族の服を犠牲にしたり、着替えが必要な本人を待たせたまま、洗った服のなかをあわてて探したりといったこともありません。
さっと着替えを済ませられれば、本人にも満足してもらえるはずです。記憶が抜け落ちてしまう障害に少しだけ救われる点があるとすれば、ちょっとした災難があっても当人は短時間のうちに忘れてしまい、いつまでも恥と思って気にやむことは少ないこと、といえるかもしれません。
本人を気まずい気持ちにさせないため、また介護する家族がスムーズに対処するため、着替えはすぐに出せるように用意しておきます。パンツ1本と下着2~3枚は必須、加えて、靴下とシャツ1~2枚もあるとよいでしょう。
たんすの引き出しの一つを着替え専用の場所に決めておけば、家族の衣類にまぎれることはありません。着替えが必要な事態が起きたときに、家族の服を犠牲にしたり、着替えが必要な本人を待たせたまま、洗った服のなかをあわてて探したりといったこともありません。
さっと着替えを済ませられれば、本人にも満足してもらえるはずです。記憶が抜け落ちてしまう障害に少しだけ救われる点があるとすれば、ちょっとした災難があっても当人は短時間のうちに忘れてしまい、いつまでも恥と思って気にやむことは少ないこと、といえるかもしれません。
9. 写真を通じて過去の記憶をなぞる
私の家では、昔のものから最近のものまでたくさんの家族写真を廊下に飾っています。初めは父の気分を害さないだろうかと懸念しました。家族の写真を見ても名前を思い出せないことに気づいたり、大切な人がこの世にいないことを思い出して悲しむのでは、と思ったのです。
でも、実際はその反対でした。父はよろこんで廊下に並んだ写真をじっくりながめ、懐かしい当時の記憶を思い出しているのです。父は短期記憶(新しい記憶)が定着しづらいため、私の家へ来るたびにここで写真をながめるのを楽しんでいて、1日に何度かながめていることもあります。
私の家では、昔のものから最近のものまでたくさんの家族写真を廊下に飾っています。初めは父の気分を害さないだろうかと懸念しました。家族の写真を見ても名前を思い出せないことに気づいたり、大切な人がこの世にいないことを思い出して悲しむのでは、と思ったのです。
でも、実際はその反対でした。父はよろこんで廊下に並んだ写真をじっくりながめ、懐かしい当時の記憶を思い出しているのです。父は短期記憶(新しい記憶)が定着しづらいため、私の家へ来るたびにここで写真をながめるのを楽しんでいて、1日に何度かながめていることもあります。
1990年代はじめの頃の著者の父、ウォルター・“ゼヴ”・レヴィー。
Photo by Shana Levy McCracken
父が昔の写真を見て過ごすのが好きだとわかったので、私はさらに写真を飾りました。最近飾ったのは、1990年代はじめの、まだ元気に生活していたころの父のスナップ写真です。これを見て父の気分が明るく穏やかになればいいなと思っています。
もし、家の中に今も大切な写真を飾っているなら、片付けずに、反応や影響を見極めましょう。今は写真を飾っていないなら、本人が楽しんでながめられる場所にまとめて飾ってみてください。家のあちこちに飾るよりは、一ヵ所にまとめるのをおすすめします。そうすると視覚的なうるささが最小限に抑えられますし、家族も一緒に楽しめる場所を1ヵ所に絞れます。
Continue to capture new memories as well. One day, you’ll treasure this challenging but special time you had with your loved one, and you’ll be glad you took steps to make it as enjoyable as it could be for you both.
新しい記憶、新しい思い出も写真に残していきましょう。苦労もありますが、大切な家族と一緒に過ごした特別な時間は、いずれあなたにとってかけがえのない思い出になります。ともに過ごす時間を、家族みんなで楽しいものにしようとがんばってよかった――そう思えるときがきっとくるはずです。
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キッチン/バス・トイレ/ベッドルーム/リビング/ダイニング/庭・アウトドア/ベビー・キッズルーム/書斎・ホームオフィス/収納・クローゼット/エクステリア(外観)/地下室/玄関/ガレージ・物置小屋/ホームジム/ホームバー/ホームシアター/ファミリールーム/サンルーム/廊下/ランドリールーム/階段/ワインセラー/プール/庭/テラス・中庭/ポーチ・ベランダ/デッキ
教えてHouzz
介護をしやすくするために家の中やまわりで改善したことを教えてください。
Photo by Shana Levy McCracken
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もし、家の中に今も大切な写真を飾っているなら、片付けずに、反応や影響を見極めましょう。今は写真を飾っていないなら、本人が楽しんでながめられる場所にまとめて飾ってみてください。家のあちこちに飾るよりは、一ヵ所にまとめるのをおすすめします。そうすると視覚的なうるささが最小限に抑えられますし、家族も一緒に楽しめる場所を1ヵ所に絞れます。
Continue to capture new memories as well. One day, you’ll treasure this challenging but special time you had with your loved one, and you’ll be glad you took steps to make it as enjoyable as it could be for you both.
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私は福祉住環境コーディネーターをしていますので、こういった問題に対応していく際にはポイントとして、環境の変化にうまく対応する事ができないので、混乱させないように家具の配置換えなど急激な変化は避ける。
幻覚などの元となる為、床や壁紙などは無地のものを使用する。
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