リノベーションをするとなったら、心がけておくべき11のこと
リフォームやリノベーションにありがちなことをあらかじめ心得ておけば、 不安をおさえてスムーズにプロジェクトを進められます。
Anne Higuera CGR, CAPS
2023年7月5日
リフォームやリノベーションをする、と決意した場合、それが初めて、あるいは大がかりなものは初めてという場合には、少し不安にかられるかもしれません。最終的なコストはいくらぐらいになるのか、時間はどのくらいかかるのか、などなど、リノベ後の家への期待と膨らみかねない予算への不安の間で、心配になるのも無理のないことです。
不安なことも楽しいことも含めて、リノベーション中に起こりがちなことをあらかじめ知っておけば、そんな心配も多少は軽くできるかもしれません。
不安なことも楽しいことも含めて、リノベーション中に起こりがちなことをあらかじめ知っておけば、そんな心配も多少は軽くできるかもしれません。
1. 粉塵、ほこり
どんなに注意深く防塵対策をしても、リノベーションをしている部屋から離れていても、細かなちりやほこりを完全に防ぐことは難しいもの。でも、できるだけ抑える方法はいくつかあります。まず、できれば、リノベーションする場所を密閉性の高い仮設間仕切りで囲い、しっかりと密閉してしまうこと。また、現場以外の部屋では、空気清浄装置を使えばほこりを除去できます。暖房するときは、できれば暖炉は使わないこと。または、現場を循環する空気が家の中の他の空間に流れないよう完全にブロックすること。そうしないと、作業現場で出た粉塵をほかのエリアへ拡散させてしまうことに。また、暖炉を使う場合は、換気の業者に見てもらい、ダクトをふさいでも暖炉がちゃんと使えるか確認してください。
2. 騒音
騒音は絶え間なく聞こえてきます。のこぎりの金属音、石膏ボード研磨機の引っかき音、ネイルガンで釘を打ち込む音、コンプレッサーのうなる音が始終聞こえて、心休まる静かな時間はほとんどありません。お昼寝は別の場所を探したほうがいいでしょうし、仕事場がリノベーション現場からよっぽど離れていない限り、家で仕事をするのは無理だと心得たほうがよいでしょう。「それほどひどくはならないのでは?」と思うなら、実際にリノベーション工事をしているお宅をのぞいてみてください。確かにそうかも、と納得するはずです!
どんなに注意深く防塵対策をしても、リノベーションをしている部屋から離れていても、細かなちりやほこりを完全に防ぐことは難しいもの。でも、できるだけ抑える方法はいくつかあります。まず、できれば、リノベーションする場所を密閉性の高い仮設間仕切りで囲い、しっかりと密閉してしまうこと。また、現場以外の部屋では、空気清浄装置を使えばほこりを除去できます。暖房するときは、できれば暖炉は使わないこと。または、現場を循環する空気が家の中の他の空間に流れないよう完全にブロックすること。そうしないと、作業現場で出た粉塵をほかのエリアへ拡散させてしまうことに。また、暖炉を使う場合は、換気の業者に見てもらい、ダクトをふさいでも暖炉がちゃんと使えるか確認してください。
2. 騒音
騒音は絶え間なく聞こえてきます。のこぎりの金属音、石膏ボード研磨機の引っかき音、ネイルガンで釘を打ち込む音、コンプレッサーのうなる音が始終聞こえて、心休まる静かな時間はほとんどありません。お昼寝は別の場所を探したほうがいいでしょうし、仕事場がリノベーション現場からよっぽど離れていない限り、家で仕事をするのは無理だと心得たほうがよいでしょう。「それほどひどくはならないのでは?」と思うなら、実際にリノベーション工事をしているお宅をのぞいてみてください。確かにそうかも、と納得するはずです!
3. 部屋のようすが一変する瞬間
これは人によってさまざま。例えばセンスの悪いビニール製の床を剥がしたとき。考え抜いて選んだバックスプラッシュのタイルを貼り終えたとき。石膏ボードを入れて仕上げが見えてきたとき。あるいは作業がすべて終わってほっとしたときにようやく、という場合もあるかもしれません。
4. ため息をつきたくなるとき
とにかく早く終わってほしい、と思うとき。次から次へと決断を下すのに疲れたとき。どんどん予算が増えていくとき。工事のために他人がたくさん家の中にいる状態に疲れたとき。でもリノベーションに伴う疲れはずっと続くわけではなく、工事が終われば消えるもの。それまでの辛抱だと思って乗りきりましょう。
これは人によってさまざま。例えばセンスの悪いビニール製の床を剥がしたとき。考え抜いて選んだバックスプラッシュのタイルを貼り終えたとき。石膏ボードを入れて仕上げが見えてきたとき。あるいは作業がすべて終わってほっとしたときにようやく、という場合もあるかもしれません。
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とにかく早く終わってほしい、と思うとき。次から次へと決断を下すのに疲れたとき。どんどん予算が増えていくとき。工事のために他人がたくさん家の中にいる状態に疲れたとき。でもリノベーションに伴う疲れはずっと続くわけではなく、工事が終われば消えるもの。それまでの辛抱だと思って乗りきりましょう。
5. 予想外の事態
例えばこんなことがあるかもしれません。アスベストが出てきた、壁や天井を開けたら変則的な構造になっていた、やっつけ仕事の怪しい配線が出てきた、妙な配管が見つかった、などなど、予期しないサプライズが待ち受けています。あなたも依頼した施工業者さんにとって笑えない事態であることも。予算とスケジュールを組むときは、想定外の事態が起こりうることをあらかじめ計算に入れておけば、そういうことが起こってもあわてずにすみます。
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6. 変更指示
想定外の事態と切り離せないのが「変更指示書」。当初の契約内容より2パーセント以上コストが上がる、新たな許可がいる、そのため工期が遅れるといった事態になったとき、作業の変更内容と理由、施工完了予定、最終的な予算を文書化した書面です。施主自身が途中で追加や変更を希望した場合に用意することもあります。例えば途中で「イタリア製の高価なタイルを入れたい」と思いついた場合も、変更指示書の出番。施主と施工業者の双方がサインし、それぞれが1部ずつ保管しておきます。
7. 予算オーバー分の現金が必要に
予算どおりに進んだとしても、大金がかかるのですから不安になるのも当然です。普段から10万円単位の支払いには慣れている、という人でも、大規模なリノベーションならさらに1桁か2桁増えることを想定しなくてはいけません。途中で変更指示が入るなどしてコストがかさんでいけば、不安は増していきます。不測の事態に備えて、少なくとも当初予算の1割分は余分の現金を手元に持っておくと、そうした不安とストレスは減らせます。さらに安心したければ予算の2割の額を用意しておきましょう。
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8. 工期の遅れ
天候不順、施工業者の体調不良、作業車両の故障、1ヵ月ちょっとで工場から届くはずの蛇口部品が2ヵ月かかったーー。最初にスケジュールを組むときは、施主も施工業者も「世界は予定どおりに動くもの」と考えているかもしれませんが、現実はそうではありません。それを頭に入れておけば、予定に多少のずれが生じても柔軟に対応できます。
9. 選択と決断の連続
コンセントの差込口をどこに取り付ける? シャワーヘッドの高さはどのくらいにする? キャビネットの取っ手はどこに付ける? 素材はオイル仕上げのブロンズ? クロム? ニッケル? 仕上げは光沢、それともマット? 考えるだけでくらくらしますが、リノベーションの最中は、日々こうした決断に追われるものだと覚悟しておきましょう。それがいやなら、建築家におまかせするのも手。何にせよ、ライセンスがあり、保険にも加入しているまっとうな業者を選ぶことが、最初の決断になります。
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10. ゴール目前にもう一山
あともう少しで完成、というところで、難題がひとつふたつ浮上する場合も。届いた照明器具が壊れていたとか、仕上げ用タイルが割れていたとか。大事なのは、たとえ少し余分な時間がかかっても、細かな部分まできちんと完成させることです。
11. パーティでお祝い!
リノベーション工事が完成したら、ぴかぴかに生まれ変わったキッチンやリビングを人に見せたくなるかもしれません。施主の中には、友人だけでなく、リノベーションを手がけてくれた建築家や工務店の人を招いてパーティを開く人も。きれいになった家で、みんなが楽しく過ごしているのを見て過ごすのは、最高の経験になるはずです。
教えてHouzz
リノベーションを体験した方、これから家づくりをする方へ、コメント欄にアドバイスをしてください。
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