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ダクトレール照明を使ったおしゃれなインテリア
照明でインテリアの雰囲気を変えてみたいなら、自由度の高いダクトレール照明はおすすめです。
杉田真理子
2019年2月15日
レール上であれば、自由な位置に照明を取り付けられるダクトレール。位置だけでなく、照明の形やデザイン、光の当たり方など、アレンジの幅が広いのが特徴的です。Houzzのおしゃれな事例から、ダクトレール照明を上手く取り入れるヒントを見つけてみてください。
ダクトレール照明とは?
別名ライティングレールとも呼ばれるダクトレールは、レール上に電流が流れているバー状の照明器具を指します。このレール上であれば、ペンダントライトやスポットライトを、どこの位置にも取り付けて使用できます。以前は店舗やオフィス、カフェ、舞台などで使用されていましたが、近年はその実用性とデザインの幅の広さから、一般家庭でも広く使用されるようになってきました。
別名ライティングレールとも呼ばれるダクトレールは、レール上に電流が流れているバー状の照明器具を指します。このレール上であれば、ペンダントライトやスポットライトを、どこの位置にも取り付けて使用できます。以前は店舗やオフィス、カフェ、舞台などで使用されていましたが、近年はその実用性とデザインの幅の広さから、一般家庭でも広く使用されるようになってきました。
家庭でも簡単に取り付けられるのが嬉しい
レールを天井に取り付ける、というと大掛かりな作業を想定しまうかもしれませんが、ダクトレールの取り付けは非常に簡単で、工事も必要ありません。ほとんどの家庭には、「シーリング」や「ローゼット」と呼ばれる電気配線のための器具が設置されていますが、ここに市販の簡易取付ダクトレールを取り付けるだけ。ダクトレールは軽量なこともあり、電気工事を行うことなく、自身で気軽に取り付けが可能なのです。
レールを天井に取り付ける、というと大掛かりな作業を想定しまうかもしれませんが、ダクトレールの取り付けは非常に簡単で、工事も必要ありません。ほとんどの家庭には、「シーリング」や「ローゼット」と呼ばれる電気配線のための器具が設置されていますが、ここに市販の簡易取付ダクトレールを取り付けるだけ。ダクトレールは軽量なこともあり、電気工事を行うことなく、自身で気軽に取り付けが可能なのです。
配置場所やレールの長さを自由自在にアレンジ
簡単に取り付けが可能なダクトレールは、各家庭に合わせて自由な配置が可能です。2本を並べて並列させることも可能ですし、十字型、四角型、L字型、コの字型の他、カーブのあるダクトレールを使って、流線型の配置も可能です。長い場合は、好みの長さに合わせてカットして使いましょう。電源さえ確保できれば壁や柱にも取り付けが可能なので、カフェやホテルなどのドラマチックな照明使いに挑戦できます。
簡単に取り付けが可能なダクトレールは、各家庭に合わせて自由な配置が可能です。2本を並べて並列させることも可能ですし、十字型、四角型、L字型、コの字型の他、カーブのあるダクトレールを使って、流線型の配置も可能です。長い場合は、好みの長さに合わせてカットして使いましょう。電源さえ確保できれば壁や柱にも取り付けが可能なので、カフェやホテルなどのドラマチックな照明使いに挑戦できます。
好きなデザインの照明を好きなだけアレンジ
照明を取り付ける際は、ダクトレール1本あたりの最大ワット数に気をつけましょう。例えば、1本の1500Wまでのダクトレールを使う場合、この最大量内であれば、好きな照明をいくつも並べて配置することが可能です。
一般的な電球は、25W、40W、50W、60W、100Wと明るさによってワット数が違います。電球のワット数の合計がダクトレールのワット数の範囲内になるように気をつければ、自由なアレンジができることが分かります。
照明を取り付ける際は、ダクトレール1本あたりの最大ワット数に気をつけましょう。例えば、1本の1500Wまでのダクトレールを使う場合、この最大量内であれば、好きな照明をいくつも並べて配置することが可能です。
一般的な電球は、25W、40W、50W、60W、100Wと明るさによってワット数が違います。電球のワット数の合計がダクトレールのワット数の範囲内になるように気をつければ、自由なアレンジができることが分かります。
ペンダントライトとスポットライトを効果的に使用しよう
ダクトレールにはつり下げ式のペンダントライトやスポットライトがおすすめです。
ペンダントライトは、ペンダントのように吊り下げられている照明のこと。電球が丸出しのデザインや、シェードが付いているものなど様々なスタイルのものがあり、光のあたり方も異なるので、好みに合わせた雰囲気づくりができます。
ダクトレールにはつり下げ式のペンダントライトやスポットライトがおすすめです。
ペンダントライトは、ペンダントのように吊り下げられている照明のこと。電球が丸出しのデザインや、シェードが付いているものなど様々なスタイルのものがあり、光のあたり方も異なるので、好みに合わせた雰囲気づくりができます。
一方で、舞台照明などで頻用されるスポットライトは、特定の場所に集中して強い光を当てる照明です。自由な角度で光を当てられるため、狙った位置に効率よく光を集められます。複数使いをすると、部屋の様々な位置に光が差し込み、それが重なり合うことで、ダイナミックな雰囲気を醸し出すのも特徴です。
ダクトレールのバーもインテリアの一部に
既製品は白と黒のダクトレールですが、天井にバーレールを通すことで目立ってしまうのがネックだという人もいるでしょう。しかし、昨今人気のインダストリアルインテリアでは、あえて隠さないむき出しの配管やバーレールは、スタイリッシュなデザインとして積極的に取り入れられています。
この事例は、天井から釣り下がるダクトレールと同じく天井吊りのハンガーレールを採用するなど、むき出しのスタイルを上手く楽しんでいます。
また、ダクトレールはコンクリートの天井や壁とも相性が非常に良いので、インダストリアルでタフなスタイルが好きな方にはぴったりの照明器具といえるでしょう。
既製品は白と黒のダクトレールですが、天井にバーレールを通すことで目立ってしまうのがネックだという人もいるでしょう。しかし、昨今人気のインダストリアルインテリアでは、あえて隠さないむき出しの配管やバーレールは、スタイリッシュなデザインとして積極的に取り入れられています。
この事例は、天井から釣り下がるダクトレールと同じく天井吊りのハンガーレールを採用するなど、むき出しのスタイルを上手く楽しんでいます。
また、ダクトレールはコンクリートの天井や壁とも相性が非常に良いので、インダストリアルでタフなスタイルが好きな方にはぴったりの照明器具といえるでしょう。
シェード付きの大きめの照明で雰囲気づくり
カウンターやテーブルの上にペンダントライトを配置することで、食卓を華やかに演出できます。照明の種類や個数を調整したり、カウンターやテーブルから照明までの高さも、好みに合わせて調整したりしてみましょう。
シェード付きの大きめの照明を、天板近くに低めに設置するのも効果的です。照明の影がテーブルに落ちて、ムーディーな雰囲気を作り出せます。
カウンターやテーブルの上にペンダントライトを配置することで、食卓を華やかに演出できます。照明の種類や個数を調整したり、カウンターやテーブルから照明までの高さも、好みに合わせて調整したりしてみましょう。
シェード付きの大きめの照明を、天板近くに低めに設置するのも効果的です。照明の影がテーブルに落ちて、ムーディーな雰囲気を作り出せます。
ダクトレールはおしゃれなインテリアへの第一歩
ダクトレールには、インテリアに取り入れるメリットが沢山あります。レイアウトや照明の強さを調整しやすいダクトレールは、空間やライフスタイルに合わせて非常にカスタマイズしやすい選択肢といえるでしょう。
これまでご説明したように、取り付けが非常にシンプルなのも嬉しいポイント。また、ペンダントライトやスポットライトは様々な種類が発売されているため、照明を選ぶ選択肢が広がり、お好みのデザインに合わせて思い通りの雰囲気を実現できます。その他にも、ダクトレールから植物を吊るしてみたりと、装飾のアレンジ幅が広がるのも、ダクトレール照明の強みです。
来たる春に合わせてインテリアの照明もアップデートしたいと思っているなら、試してみてはいかがでしょうか。
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ダクトレールには、インテリアに取り入れるメリットが沢山あります。レイアウトや照明の強さを調整しやすいダクトレールは、空間やライフスタイルに合わせて非常にカスタマイズしやすい選択肢といえるでしょう。
これまでご説明したように、取り付けが非常にシンプルなのも嬉しいポイント。また、ペンダントライトやスポットライトは様々な種類が発売されているため、照明を選ぶ選択肢が広がり、お好みのデザインに合わせて思い通りの雰囲気を実現できます。その他にも、ダクトレールから植物を吊るしてみたりと、装飾のアレンジ幅が広がるのも、ダクトレール照明の強みです。
来たる春に合わせてインテリアの照明もアップデートしたいと思っているなら、試してみてはいかがでしょうか。
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