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アメリカに行ったら訪ねてみたい。フランク・ロイド・ライトの名作住宅
アメリカにあるライトの住宅建築のうち、Houzzに詳しい訪問記があるものをまとめました。
Houzz Japan
2018年10月2日
Houzz Japan 公式アカウント
近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライト。帝国ホテルや山邑太左衛門邸など、日本にも作品を残している建築家ですが、出身地であるアメリカには数々の名作住宅があります。北米を訪れる機会があったら訪れてみたいライトの住宅建築。Houzzに詳しい訪問記があり、見学者を受け入れているものをご紹介します。
落水荘
(ペンシルバニア州ミルラン)
「史上最高のアメリカ建築」といわれる滝の上にせり出した住宅です。ピッツバーグのデパートのオーナーだったエドガー・カウフマンのために1930年代に設計された週末住宅で、ライトにとっての晩年の傑作かつ代表作です。
詳しい記事はこちら:
絶対に知っておきたい名作モダン住宅:フランク・ロイド・ライトの落水荘
(ペンシルバニア州ミルラン)
「史上最高のアメリカ建築」といわれる滝の上にせり出した住宅です。ピッツバーグのデパートのオーナーだったエドガー・カウフマンのために1930年代に設計された週末住宅で、ライトにとっての晩年の傑作かつ代表作です。
詳しい記事はこちら:
絶対に知っておきたい名作モダン住宅:フランク・ロイド・ライトの落水荘
ホリーホック・ハウス
(カルフォルニア州ロサンゼルス)
1919年から、ライトがロサンゼルスで手がけた最初の作品。カリフォルニア・モダニズムの先駆的存在とされています。高い建築的価値が認められていますが、施主はこの家に満足せず、一度もここで暮らしませんでした。施主は1927年には公共公園として使ってほしい、と周囲の土地もあわせてロサンゼルス市に寄贈したそうです。
詳しい記事はこちら:
ドローンがとらえたライトの名作〈ホリーホック邸〉の全貌
フランク・ロイド・ライトの名作住宅ホリーホック・ハウスの見学ツアーが再開
(カルフォルニア州ロサンゼルス)
1919年から、ライトがロサンゼルスで手がけた最初の作品。カリフォルニア・モダニズムの先駆的存在とされています。高い建築的価値が認められていますが、施主はこの家に満足せず、一度もここで暮らしませんでした。施主は1927年には公共公園として使ってほしい、と周囲の土地もあわせてロサンゼルス市に寄贈したそうです。
詳しい記事はこちら:
ドローンがとらえたライトの名作〈ホリーホック邸〉の全貌
フランク・ロイド・ライトの名作住宅ホリーホック・ハウスの見学ツアーが再開
自邸兼スタジオ
(イリノイ州オークパーク)
1888年、若きライトが家族とともに暮らすために購入した土地に建てた家。1898年には事務所も追加されました。水平ラインを強調する「プレーリースタイル」が確立されたのもこのころです。しかし1909年、ママー・チェニーとヨーロッパに駆け落ちしたライトは二度とここに戻ることはありませんでした。
詳しい記事はこちら:
名作住宅:フランク・ロイド・ライトの自邸兼スタジオ
(イリノイ州オークパーク)
1888年、若きライトが家族とともに暮らすために購入した土地に建てた家。1898年には事務所も追加されました。水平ラインを強調する「プレーリースタイル」が確立されたのもこのころです。しかし1909年、ママー・チェニーとヨーロッパに駆け落ちしたライトは二度とここに戻ることはありませんでした。
詳しい記事はこちら:
名作住宅:フランク・ロイド・ライトの自邸兼スタジオ
タリアセン
(ウィスコンシン州のスプリング・グリーン)
ママーとの駆け落ちの後、シカゴに戻れなくなったライトはウィスコンシン州の中南部にある丘陵地帯に住まい兼スタジオを建てました。ここで、今日まで続く建築塾、タリアセン・フェローシップが誕生しました。また、落水荘やグッゲンハイム美術館などの20世紀を代表する傑作建築が設計されました。
詳しい記事はこちら:
名作建築:フランク・ロイド・ライトの田園の事務所兼自邸《タリアセン》をたずねて
(ウィスコンシン州のスプリング・グリーン)
ママーとの駆け落ちの後、シカゴに戻れなくなったライトはウィスコンシン州の中南部にある丘陵地帯に住まい兼スタジオを建てました。ここで、今日まで続く建築塾、タリアセン・フェローシップが誕生しました。また、落水荘やグッゲンハイム美術館などの20世紀を代表する傑作建築が設計されました。
詳しい記事はこちら:
名作建築:フランク・ロイド・ライトの田園の事務所兼自邸《タリアセン》をたずねて
タリアセン・ウェスト
(アリゾナ州スコッツデール)
砂漠にあるライトの冬の家兼建築スタジオ兼学校。大部分は、ライトとともに建築と建設を学ぶため授業料を払って滞在していた、タリアセン・フェローシップの若いアプレンティスたちが手作業で作作ったそうです。ソロモン・R・グッゲンハイム美術館やマリン郡庁舎といった名建築の設計もここで行われました。
詳しい記事はこちら:
フランク・ロイド・ライトの建築と思想が今も息づく《タリアセン・ウェスト》をたずねて
(アリゾナ州スコッツデール)
砂漠にあるライトの冬の家兼建築スタジオ兼学校。大部分は、ライトとともに建築と建設を学ぶため授業料を払って滞在していた、タリアセン・フェローシップの若いアプレンティスたちが手作業で作作ったそうです。ソロモン・R・グッゲンハイム美術館やマリン郡庁舎といった名建築の設計もここで行われました。
詳しい記事はこちら:
フランク・ロイド・ライトの建築と思想が今も息づく《タリアセン・ウェスト》をたずねて
ローゼンバウム邸
(アラバマ州フローレンス)
ライトが中流階級のために考案した「ユーソニアン住宅」と言われるスタイルの住宅。1939年に設計され、1940年に建てられました。リビングスペースには壁一面のガラス扉があり、中庭に出られるようになっています。現代の私たちが好むような、裸足で過ごせる気楽なライフスタイルを彷彿とさせる雰囲気がある住宅です。
詳しい記事はこちら:
フランク・ロイド・ライトの「ユーソニアン住宅」の傑作《ローゼンバウム邸》
(アラバマ州フローレンス)
ライトが中流階級のために考案した「ユーソニアン住宅」と言われるスタイルの住宅。1939年に設計され、1940年に建てられました。リビングスペースには壁一面のガラス扉があり、中庭に出られるようになっています。現代の私たちが好むような、裸足で過ごせる気楽なライフスタイルを彷彿とさせる雰囲気がある住宅です。
詳しい記事はこちら:
フランク・ロイド・ライトの「ユーソニアン住宅」の傑作《ローゼンバウム邸》
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