北村建築工房
28件のレビュー

馥郁の家

銭洗弁財天や佐助稲荷神社の観光客でにぎわう鎌倉市佐助の閑静な住宅街に建つ「馥郁(ふくいく)の家」。

馥郁とは「いい香りが漂っているさま」で、
「屋外では山の空気を感じながらデッキで食事を楽しみたいですし、庭に花やハーブを植えて彩りと香りを楽しみたい気持ちが、また大きく膨らみました。」という感想を頂いて決まった家の名前。漂ってくるお茶や食卓の香りに家族が集まってくる、そんな家族のための住まいです。

佐助の山々の緑を眺められるよう窓を配置し、できるだけ周囲からの視線は受けずに伸びやかに暮らせるよう配慮した、延床面積30坪のお宅です。

外観は、グレー系の塗壁をベースにサイドをシャープなガルバリウム鋼板立てハゼ葺きという組み合わせで、和モダンな鎌倉らしい落ち着いた佇まい。

1階は菓子製造許可も取得したアトリエは、絵画の工房やゲストルームとしての役割を兼ね、将来はご夫婦の寝室として平屋暮らしができるよう見据えています。

そして今回の大きな特徴の一つが、リビングとダイニングを階を分けて計画したところです。
1階のダイニングは上部吹抜けからあたたかい陽の光がふりそそぎ、外のデッキとつながる気持ちのいい空間。
2階のリビングは、遠くの景色を眺めながらプライベートな空間としてくつろげます。つかず離れずの距離感で、家族がそれぞれ快適な居場所で自分時間を楽しめます。

日差しや風や香りから季節を感じる「馥郁の家」、快適性と心地よさを兼ね備えた高性能住宅です。
プロジェクトの竣工年/制作年: 2022
国: 日本