北村建築工房
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つなぐいえ

メガホンのような扇状の異形の土地に建つパッシブデザインを考えたお宅です。
小道のようなアプローチを抜け、ペレットストーブを配した大きな玄関土間、そこにつながる伸びやかな吹き抜けのあるリビングダイニング、そして程良い大きさの庭とウッドデッキという構成が特徴の、外部と内部が穏やかにつながった木成りの家です。アースカラーの落ち着いた外観や足触りのよい吉野杉の床、窓辺の障子など、どこかなつかしく優しい雰囲気を醸し出しています。また、植栽の配置や目線の抜けなど、窓から見える風景にも気を配り、敷地を生かした気持ちの良い空間づくりに努めました。
大事な構造体には紀州山長商店の樹齢60年生の杉柱や桧土台を採用し、壁や屋根も通気工法としているので、家全体が調湿性の高い呼吸のできる住まいとなっています。
また、パッシブソーラーシステム「そよ風」も搭載して、室内の空気を淀みなく循環させて、家じゅうの温度を一定に保って快適に暮らす工夫をしています。また日射遮蔽等のパッシブデザインを考えた省エネ重視の次世代省エネ住宅です。
プロジェクトの竣工年/制作年: 2012
国: 日本