来春リフォームを計画している。居住地域が東北地方(寒冷地)のため、暖房手段としてエアコンをサブ暖房、メイン暖房に床暖房か、もしくはペレットストーブのどちらにしようか迷っている。初期コスト、ランニングコスト、メンテナンスコスト、それから冬期間の湿度調整はどうすれば良いのか良い方法が有ればアドバイスがほしい。参考まで、我が家のLDKの広さは18畳になります。
KA TO様 はじめまして!栃木県のマルモコハウスの渡辺と申します。
寒冷地でのリフォームをご検討されているという事で、ご参考までにアドバイスさせて頂きます。
まず、部屋の快適性(暖かさや涼しさの適正な温度をキープという意味での)の確保について大切な要素として、
1、部屋そのものの断熱性能
2、熱源のエネルギー効率
3、運転に関する手間とランニングコスト
この三点が非常に大切です。
まず「1、部屋そのものの断熱性能」という点ですが、部屋そのもの断熱性能が悪いとどんなに部屋を暖めても、どんどん熱が漏れ出してしまいますので、運転コストがかさむだけでなく、内側の床・壁・天井から外部の熱(冷気も含めて)が輻射熱として入ってしまったりするので、なかなか暖かいという実感を得る事が出来ません。
相談を拝見するに、床暖房も検討されている事から、ある程度内部の改修も前提としてありそうにお見受けしますので、可能であれば、床・壁・天井の断熱をまずはご検討ください。
あと、必ずやって頂きたいのが、窓廻りの断熱です。
現在アルミのサッシ枠が入っておられるようであれば、内窓をいれるか、サッシそのものを交換されると、飛躍的に断熱効率はあがります。
次に、「2、熱源のエネルギー効率」という点です。世界中で一番エネルギー効率のよい熱源はヒートポンプ!つまりはエアコンです。
これについては、断熱がある程度できている前提ではありますが、24時間使いぱなしでも、正直電気代大きくは変わりません。停電時のリスクという点では、ペレットストーブも、エアコンも床暖房も、電気が来ないと使えない点では、同等になります。という事で、主たる空調として考えるべきは、エネルギー効率という点ではエアコンを設定し、必要な部位に床暖房を足すというイメージが、ランニングコストについては抑制できるのではないでしょうか?
最後に「3、運転に関する手間とランニングコスト」という点です。ペレットストーブはの場合、ペレットを常にストックする必要がありますし、ペレットストーブの特性上、電動部分があるので、10から15年で買い替えが来ます。
床暖房も同じく設置後、機械のメンテナンスや埋め込み熱源の交換が必要となってきます。
以上3点を総合してお勧めするのは、
「部屋そのものの断熱性能のUP」
「エアコンを主体として床暖房で足元のカバー」
です。
ちなみに、現在は部屋の湿度管理を結構しっかりやってくれるエアコンもあります。
過失は、やりすぎると、カビや結露のもとにもなりますし、加湿器は月一回くらい洗浄をしないと、加湿器自体からカビが発生して、結果カビの胞子を部屋中に湿気と共にまき散らす、といった最悪の事態も発生しますので、十分お気を付けください。
下記に、お勧め資材のリンクも入れさせて頂きますので、ご参考までにご覧ください。
長文失礼しました。
1、エアコン
http://www.daikinaircon.com/roomaircon/products/r_series/index.html
弊社でも採用率の高い、ダイキンのうるさら
水を入れることなく、加湿が出来る唯一の商品です。
2、床暖房
http://sumai.panasonic.jp/water/hpyukadan/02mech/
お勧めはパナソニックに限らずですが、仕上げ材と分離されているユニットをお勧めします。
メンテナンスやリフォームが出来る仕様です!
3、断熱材
https://www.isover.co.jp/products/lambda_34
https://www.isover.co.jp/products/yuka_top_120
安定のグラスウール
発がん性や、リサイクル可能な建材として、安全性・性能の安定性はナンバーワンです!
脱衣所にぴったりの暖房器具を探しています
Q
四畳半ぐらいの細長い台所の壁
2/24 戸建フルリノベーション完成現場見学会@大田区東矢口
家を建てる時に最も気をつけるべき点は?
マルモコハウス
関連するディスカッション
脱衣所にぴったりの暖房器具を探しています
Q
四畳半ぐらいの細長い台所の壁
Q
2/24 戸建フルリノベーション完成現場見学会@大田区東矢口
Q
家を建てる時に最も気をつけるべき点は?
Q