常備しておきたい、さりげなく思いを伝える “心づかいアイテム”
メールやSNSでメッセージを送るのが当たり前になった今だからこそ、手書きのカードや小さなギフトともに伝えられるメッセージはとても贅沢なものに思えます。そんな心づかいのために家にストックしておきたいアイテムを集めてみました。
ブラッキン・ヘザー
2016年6月22日
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
著書「ふつうの住まいでかなえる外国スタイルの部屋づくり(文藝春秋)
Interior decoration and storage space planning in Tokyo, Japan. English/Japanese bilingual, with interior design and decoration experience in Europe and Japan.
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
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最近ではすっかり、スマートフォンやパソコンを通して、メールやアプリやSNSでお誕生日やお祝いのメッセージを送る時代となってしまいました。自分の手で手紙を書いたり、バースデーカードを贈る機会が減ってしまったのと同時に、人からいただくのも珍しいことになってしまったのは、アナログ時代に育った私としてはちょっとさびしく、悲しいなと思っています。でもそれだけに、たまに手書きのお手紙をいただくと、ものすごくうれしくなるのも確かです。昔ではかなり当たり前だったことなのに、今、そんなお手紙やカードを受け取ると、「この人は、私のことを想いながらわざわざ手紙を書いてくれたんだ」と感動してしまうのです。
今回は、お手紙だけではなく、他人へのちょっとした心づかいのために、家に常備しておくと役立つアイテムをリストアップしてみました。
今回は、お手紙だけではなく、他人へのちょっとした心づかいのために、家に常備しておくと役立つアイテムをリストアップしてみました。
- 気の利いたメッセージをタイミングよく贈るために
急に思い出しても必ずしもすぐには買いに行けないバースデーカードやグリーティングカード。予備のカードを必ず数枚、家に置いています。子供用と、男性に合うもの、女性に合うものなど、いくつかバリエーションがあれば、どんなシチュエーションでもすぐに対応できます。私はそんなカードを、使わなくなった大きめのシステム手帳のポケットファイルに保管しています。バラバラにならずサイズもちょうどよく、いつでもここを見れば必ず必要なものが見つかる、安心ファイルです。
レターセット、ポストカード
最近、手紙を書く回数もかなり減りましたが、借りた本をお返しするときや、プレゼントを贈るときにはやはりちょっとしたお手紙を添えたいですよね。そのためにレターセットやポストカードをストックしておくと便利です。
万年筆や筆ペン、良質のペンを使えば、さらに見た目の印象も変わってきます。たまに書くお手紙は、ぜひ筆記用具にもこだわってみませんか?
最近、手紙を書く回数もかなり減りましたが、借りた本をお返しするときや、プレゼントを贈るときにはやはりちょっとしたお手紙を添えたいですよね。そのためにレターセットやポストカードをストックしておくと便利です。
万年筆や筆ペン、良質のペンを使えば、さらに見た目の印象も変わってきます。たまに書くお手紙は、ぜひ筆記用具にもこだわってみませんか?
きれいな切手
手紙やカードを送るなら、郵送用の切手も必要であることは言うまでもありません。手紙用とハガキ用とひと通り持っていると便利です。私は毎年、余ったり印刷ミスしたりした年賀状を、郵便局で82円切手と取り替えてもらっています。年賀状を買いすぎたり、ミスが多いのか、結構な数の切手になるんですよね(笑)。でも、その後は郵便局へ行く手間も省け、とても助かっています。
また、日本の郵便局では、季節ごとの花や風景や郷土色豊かなデザインの記念切手、お子さんが喜ぶようなキャラクター切手も発行しているので、ぜひそれにも注目して切手を選びましょう。海外の友達には日本の景色や「浮世絵シリーズ」など、日本の香り豊かなタイプを選ぶといつも喜ばれます。
手紙やカードを送るなら、郵送用の切手も必要であることは言うまでもありません。手紙用とハガキ用とひと通り持っていると便利です。私は毎年、余ったり印刷ミスしたりした年賀状を、郵便局で82円切手と取り替えてもらっています。年賀状を買いすぎたり、ミスが多いのか、結構な数の切手になるんですよね(笑)。でも、その後は郵便局へ行く手間も省け、とても助かっています。
また、日本の郵便局では、季節ごとの花や風景や郷土色豊かなデザインの記念切手、お子さんが喜ぶようなキャラクター切手も発行しているので、ぜひそれにも注目して切手を選びましょう。海外の友達には日本の景色や「浮世絵シリーズ」など、日本の香り豊かなタイプを選ぶといつも喜ばれます。
- 手土産やお礼、お返しをスマートに渡すために
急なお返しなどが必要になったときのため、気軽なギフトをいくつか置いておくと便利です。もちろん買いすぎは禁物ですが、常に2〜3個ほど家にあれば、何かの折に困らずに、お礼やお祝いもタイミングよく素早くできるでしょう。
食品は避け、誰にでも喜ばれ、使ってもらえそうなものがベスト。香りのよいソープ、キャンドルやキャンドルホルダー、素敵なハンドタオルなどはいかがでしょう。また、私がいただいて意外とうれしかったのが、箱に入った素敵なレターセットです。今回ご紹介している “心づかいアイテム” のひとつでもありますし、自分でお礼状を書くときにもとても役立ちました。
急に近所のお友達におよばれされたときなどに、手土産として便利なのがワイン。夏の暑い時期はさわやかな白やスパークリングが喜ばれます。手土産用に2〜3本、お気に入りの「ハウスワイン」を常備しておくと便利ですよ。しばらくお誘いがなくても、家で飲めますしね(笑)。夏なら出かける3〜4時間ほど前に冷蔵庫に入れて、保冷剤と一緒にクーラーバッグで運べば、着いた頃にもよい具合に冷えているでしょう。
きれいな封筒、マルチパーパスのポチ袋
便箋やカードと同様に、きれいな封筒やポチ袋もさまざまな使い道があるのであるととても便利。ポチ袋はお年玉だけに限らず、何かの際に借りたり、立て替えてもらったお金を包んでお返しができ、ちょっとしたお礼をさりげなく手渡ししたいときに大変役立つので、季節を問わない柄やシンプルな無地のものも持っているといいでしょう。ちなみに「ポチ袋」とは、明治時代、芸妓さんにちょっとしたお祝儀を入れるための袋として使われていたことからのこの名が。ほんの気持ちだけの「これっぽっち」のご祝儀を「ポチ」と呼ばれるようになったと言われています。
お札の枚数が多めのときには、ポチ袋ではなくしゃれた封筒に入れるなど、ちょっとした気配りも大切です。
便箋やカードと同様に、きれいな封筒やポチ袋もさまざまな使い道があるのであるととても便利。ポチ袋はお年玉だけに限らず、何かの際に借りたり、立て替えてもらったお金を包んでお返しができ、ちょっとしたお礼をさりげなく手渡ししたいときに大変役立つので、季節を問わない柄やシンプルな無地のものも持っているといいでしょう。ちなみに「ポチ袋」とは、明治時代、芸妓さんにちょっとしたお祝儀を入れるための袋として使われていたことからのこの名が。ほんの気持ちだけの「これっぽっち」のご祝儀を「ポチ」と呼ばれるようになったと言われています。
お札の枚数が多めのときには、ポチ袋ではなくしゃれた封筒に入れるなど、ちょっとした気配りも大切です。
- 心をこめた手作りを贈るために
お店のラッピングではいまいち味気ないと思ったことはありませんか? そんなときのために、素敵なラッピングペーパーやリボン、袋などを用意しておくのがおすすめ。手作りのギフトを包むときにも便利です。ラッピングが苦手でも、今は袋状のものなど、たくさん種類もあるので、簡単にプレゼントを包むことができます。それに多少下手でも、自分で包んだことできっと相手にも温かい気持ちが伝わるものです。
マスキングテープ
さまざまな色や柄の楽しいマスキングテープが人気を集めています。使い道がたくさんある、万能なマスキングテープは、気に入ったものを何種類か家に置いておくと、何かと便利なアイテムです。
たとえば、ラッピングペーパーがないときに、プレーンな紙袋にマスキングテープを貼って、オリジナルデザインを作ってみてはいかがでしょう?
さまざまな色や柄の楽しいマスキングテープが人気を集めています。使い道がたくさんある、万能なマスキングテープは、気に入ったものを何種類か家に置いておくと、何かと便利なアイテムです。
たとえば、ラッピングペーパーがないときに、プレーンな紙袋にマスキングテープを貼って、オリジナルデザインを作ってみてはいかがでしょう?
タグ、ひも、ラッピンググッズ
また、タグや麻ひも、リボンなどもあれば、家にあるちょっとした小物や、庭で摘んだ葉っぱや花を使って、素敵な手作りラッピングをすることもできます。心のこもったオリジナルラッピングは、大いに喜ばれるはずです。
また、タグや麻ひも、リボンなどもあれば、家にあるちょっとした小物や、庭で摘んだ葉っぱや花を使って、素敵な手作りラッピングをすることもできます。心のこもったオリジナルラッピングは、大いに喜ばれるはずです。
上質な紙でカードを手作り
和紙や、余った壁紙など、さまざまな質感の上質な紙類を使って、手作りカードも作れます。
私も時々、家のリフォームの際に使ったイギリス製の壁紙をとっておいて、適度な大きさに切り、二つ折りにしてカードを作り、中に和紙を挟んでメッセージを書いたりすることもあります。紙としては見た目も質感もまったく異なるのですが、コントラストがおもしろく、また、イギリスと日本の血の混じった私自身の個性を出す、ちょっとしたこだわりでもあります。
和紙や、余った壁紙など、さまざまな質感の上質な紙類を使って、手作りカードも作れます。
私も時々、家のリフォームの際に使ったイギリス製の壁紙をとっておいて、適度な大きさに切り、二つ折りにしてカードを作り、中に和紙を挟んでメッセージを書いたりすることもあります。紙としては見た目も質感もまったく異なるのですが、コントラストがおもしろく、また、イギリスと日本の血の混じった私自身の個性を出す、ちょっとしたこだわりでもあります。
素敵なデザインの箱
ラッピングが苦手な人には、デザインのよい箱という、もうひとつの選択肢があります。こんな箱なら、そのままシンプルにリボンや麻ひもを巻くだけで、十分立派でセンスのよい贈り物になりますね。手作りのお菓子を入れるのにもぴったりです。
器用な方であれば、空き箱をきれいなラッピングペーパーなどの紙でカバーするのも、オリジナリティがあって喜ばれるでしょう。箱そのものがギフトになりそうですね。
箱ならその後、再利用もできます。その人がまた別の人へのプレゼントボックスにしたり、または小物入れとして家で使うこともできるのではないでしょうか。
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外国の方にカードを送るときは、日本的なデザインの切手を使うようにしています。スキヤキやラーメン、寿司や桜といった切手は常時揃えていて、友達から届くその国らしいデザインの切手を私も楽しみにしています。
akiwatanabeさん、スキヤキやラーメン、お寿司の切手、いいですね!今は海外でも和食ブームとなっているのでとても喜ばれると思います!