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バルコニーの床にもこだわりを!取り入れるコツとおすすめの床材
一番身近な外空間であるバルコニー。床のデザインを変えるだけで、より楽しめる空間をつくることができますよ。
sayaka_sumiyoshi
2022年8月11日
「バルコニーやテラスをもっと活用したい!」と思ったときに、気になるのがバルコニーの床デザイン。無機質なコンクリートの床のままでは、なかなかバルコニーインテリアにこだわろうという気持ちも湧かないかもしれません。
既存のバルコニーの床に置いて使うウッドデッキやタイル、人工芝等は、施工も撤去も簡単で、マンションでも気軽に取り入れられます。この記事では、これらを使ったバルコニー床のデザインのコツをご紹介します。
既存のバルコニーの床に置いて使うウッドデッキやタイル、人工芝等は、施工も撤去も簡単で、マンションでも気軽に取り入れられます。この記事では、これらを使ったバルコニー床のデザインのコツをご紹介します。
1.好みのスタイルに合う素材を選ぶ
ウッドデッキ、タイル、人工芝……。どんな素材を選べば良いか迷った時には、バルコニーをどんな空間に仕上げたいかイメージして、デザイン性重視で選んでみましょう。
ウッドデッキ、タイル、人工芝……。どんな素材を選べば良いか迷った時には、バルコニーをどんな空間に仕上げたいかイメージして、デザイン性重視で選んでみましょう。
一般的に、ウッドデッキは優しくナチュラルなスタイルに、タイルはモダンなスタイルによく合います。タイルでもテラコッタなどの温かみのある色や質感のものを選べば、柔らな雰囲気とすることもできるでしょう。人工芝なら、バルコニーを庭のように楽しむこともできますよ。
2.室内の床と色を揃えて、空間を広く見せる
色選びで迷った際におすすめなのが、室内の床とバルコニーの床の色を揃える方法です。室内から見たときに外まで同じ床が伸びているように感じられるので、空間を広く見せる視覚的効果が得られます。
色選びで迷った際におすすめなのが、室内の床とバルコニーの床の色を揃える方法です。室内から見たときに外まで同じ床が伸びているように感じられるので、空間を広く見せる視覚的効果が得られます。
ウッドデッキの場合、貼る方向を室内のフローリングと揃えると、より室内との繋がりをもたせることができます。
タイルであれば、大きめのタイルの方が目地が少なく、ゆったりした印象になります。
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タイルであれば、大きめのタイルの方が目地が少なく、ゆったりした印象になります。
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また、室内はフローリングで外はタイル、という組み合わせのように素材が異なっていても、近い色合いを選ぶことで、広がりを感じさせることができます。完全に同じ色にするのは難しいので、あまり神経質に考えすぎず、似たような色を選んでみてください。
3.DIYするなら、あらかじめ施工性もチェックする
タイルだけでなく、ウッドデッキや人工芝にもジョイント式のものがあり、DIYでも簡単に施工できます。
ジョイント式の場合、カットしてピッタリのサイズにすることは難しいので、事前にサイズをしっかり図って、隙間がどのくらい空くのか確認しておきましょう。
タイルだけでなく、ウッドデッキや人工芝にもジョイント式のものがあり、DIYでも簡単に施工できます。
ジョイント式の場合、カットしてピッタリのサイズにすることは難しいので、事前にサイズをしっかり図って、隙間がどのくらい空くのか確認しておきましょう。
人工芝ならロール式もおすすめです。バルコニーのサイズに合うものを選び、余分な部分はカットすることで、隙間なく敷き詰めることも可能です。その際、排水のための溝は塞がないように注意しましょう。
風でめくれる場合は、端を重いもので抑えると良いでしょう。鉢植えなどがあれば更に素敵なバルコニーになりますが、難しい場合は水を入れるタイプの重しが便利でおすすめです。
風でめくれる場合は、端を重いもので抑えると良いでしょう。鉢植えなどがあれば更に素敵なバルコニーになりますが、難しい場合は水を入れるタイプの重しが便利でおすすめです。
マンションのバルコニーは共用部に当たるので、大規模改修時などは、バルコニーに置いてあるものを全て撤去する必要がある場合もあります。
定期的なメンテナンスや、撤去時のことも考えて取り入れたほうが良いでしょう。また、普段から使用が禁止されている場合もありますので、あらかじめ確認しておくと安心です。
定期的なメンテナンスや、撤去時のことも考えて取り入れたほうが良いでしょう。また、普段から使用が禁止されている場合もありますので、あらかじめ確認しておくと安心です。
インテリアにこだわる際、見落とされがちなバルコニーの床。実際には、室内からもよく見えています。無機質なコンクリートからこだわりの床に変わると、室内で過ごす気分も変わるはずですよ。
バルコニーの床にこだわって、外でも、そして中からも楽しめる空間をつくってみませんか?
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