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英国の庭から学ぶ、庭を縁取る10のアイデア
庭を美しく縁取るガーデンエッジのバリエーションを、イギリスの庭の実例を通じて見ていきましょう。
Amanda Pollard
2022年3月23日
ご自身の庭をどのように縁取ってみたいですか?いくつかの方法がありますが、庭のスタイルと、花壇の形によってどれが一番適しているかが変わってきます。
歩道とフラットになるようにレンガを並べる
花壇を縁取る良い方法の一つが、レンガを使うことです。滑らかな見た目に仕上げるには、地面とフラットになるようにレンガを並べます。芝生の隣にボーダーガーデン(境栽花壇)がある場合、芝刈り機の刃が難なく上を通ることができるので特に効果的です。
写真のようなレンガの並べ方をすると、植栽と歩道の間に少し間隔が空くため、花は歩道の邪魔をすることなく、レンガに重なることができます。
レンガを使えば、安価で花壇を縁取ることができます。レンガをきれいな仕上がりで並べるにはには、造園の専門家に頼むのが一番です。
花壇を縁取る良い方法の一つが、レンガを使うことです。滑らかな見た目に仕上げるには、地面とフラットになるようにレンガを並べます。芝生の隣にボーダーガーデン(境栽花壇)がある場合、芝刈り機の刃が難なく上を通ることができるので特に効果的です。
写真のようなレンガの並べ方をすると、植栽と歩道の間に少し間隔が空くため、花は歩道の邪魔をすることなく、レンガに重なることができます。
レンガを使えば、安価で花壇を縁取ることができます。レンガをきれいな仕上がりで並べるにはには、造園の専門家に頼むのが一番です。
またはレンガで舗装を強調してみる
この写真のように、レンガを地面より高く並べることもできます。この小さな壁は空間に面白みを添え、植物の重なりを魅力的に見せてくれます。
この方法は花壇やパティオの境界を示すのに有効ですが、芝生の端を綺麗に保つためにハサミや草刈機が必要になることをお忘れなく。
この写真のように、レンガを地面より高く並べることもできます。この小さな壁は空間に面白みを添え、植物の重なりを魅力的に見せてくれます。
この方法は花壇やパティオの境界を示すのに有効ですが、芝生の端を綺麗に保つためにハサミや草刈機が必要になることをお忘れなく。
レンガを斜めに積む
レンガをギザギザに並べて縁取れば、遊び心が加わり、コテージガーデン風のナチュラルな仕上がりにすることができます。
このギザギザの表現は、溝に沿ってレンガを斜めに並べて作ります。エッジをもっと頑丈にしたい場合、基礎をコンクリートでつくることをお勧めします。
Houzzで日本の造園の専門家を探す
レンガをギザギザに並べて縁取れば、遊び心が加わり、コテージガーデン風のナチュラルな仕上がりにすることができます。
このギザギザの表現は、溝に沿ってレンガを斜めに並べて作ります。エッジをもっと頑丈にしたい場合、基礎をコンクリートでつくることをお勧めします。
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“ロープ"を使う
ヴィクトリアン様式の、ロープのようなデザインをした見切り材を使った庭です。写真のようなタイプの素焼きの見切り材には、直線のものと曲線のものがあります。多くは地面の高さに芝刈り用の見切り(芝生側に突き出たへり)がついており、エッジの際まで芝刈りしやすくなっています。
ヴィクトリアン様式の、ロープのようなデザインをした見切り材を使った庭です。写真のようなタイプの素焼きの見切り材には、直線のものと曲線のものがあります。多くは地面の高さに芝刈り用の見切り(芝生側に突き出たへり)がついており、エッジの際まで芝刈りしやすくなっています。
枕木を重ねる
枕木は、以前からレイズドベッド(立ち上げ花壇)や階段をつくるのに人気ですが、庭の周囲にめぐらせて、ボーダーガーデンの縁取りとすることもできます。
写真では、直線状に二つの花壇が向かい合い、奥には小さめで変わった形の花壇が設えてあります。
新しい枕木はたくさんありますが、再利用されたものを購入する場合、化学製品で植物が痛めつけられないよう、未処理のものを購入してください。
枕木は、以前からレイズドベッド(立ち上げ花壇)や階段をつくるのに人気ですが、庭の周囲にめぐらせて、ボーダーガーデンの縁取りとすることもできます。
写真では、直線状に二つの花壇が向かい合い、奥には小さめで変わった形の花壇が設えてあります。
新しい枕木はたくさんありますが、再利用されたものを購入する場合、化学製品で植物が痛めつけられないよう、未処理のものを購入してください。
あるいは枕木をエッジに置いてみる
より彫刻的にみせるのであれば、この写真のような創造的な方法で庭を縁取ってみましょう。オーク材の枕木を縦に地面に埋め、花壇と芝生の間をギザギザのデザインで縁取ってくれています。
より彫刻的にみせるのであれば、この写真のような創造的な方法で庭を縁取ってみましょう。オーク材の枕木を縦に地面に埋め、花壇と芝生の間をギザギザのデザインで縁取ってくれています。
スチールで簡潔に
すっきりとした目立たないエッジにしたい場合は、この写真のような方法が理想的でしょう。スチールの見切り材を何本も地面に埋めていくことで、ボーダーガーデンと隣接する芝生や歩道との間に、控え目かつ耐久性のあるエッジをつくりだすことができます。
さまざまな種類がありますが、多くは簡単に地面に挿し込むことができるように下に鋭い杭が付いています。また、薄いスチールであれば、曲線状のボーダーガーデンに沿って変形させることもできます。
すっきりとした目立たないエッジにしたい場合は、この写真のような方法が理想的でしょう。スチールの見切り材を何本も地面に埋めていくことで、ボーダーガーデンと隣接する芝生や歩道との間に、控え目かつ耐久性のあるエッジをつくりだすことができます。
さまざまな種類がありますが、多くは簡単に地面に挿し込むことができるように下に鋭い杭が付いています。また、薄いスチールであれば、曲線状のボーダーガーデンに沿って変形させることもできます。
背景と連携する
この写真のようなモダンな屋外空間の場合は、見ためにまとまりを持たせると良いでしょう。その方法ひとつとして、見切り材を庭にある他の構造物と同じ色に塗ることが挙げられます。
エッジを木材、石、もしくはコンクリートでつくり、屋外用塗料を使って周囲の空間と調和させます。
ここでは、白いエッジが花壇の奥の明るい壁との繋がりをうみだし、植物を囲う印象的なフレームとなります。
この写真のようなモダンな屋外空間の場合は、見ためにまとまりを持たせると良いでしょう。その方法ひとつとして、見切り材を庭にある他の構造物と同じ色に塗ることが挙げられます。
エッジを木材、石、もしくはコンクリートでつくり、屋外用塗料を使って周囲の空間と調和させます。
ここでは、白いエッジが花壇の奥の明るい壁との繋がりをうみだし、植物を囲う印象的なフレームとなります。
岩のような壁をつくる
素朴で古典的なものがお好みであれば、石積みを試して見てください。
このような石壁をつくるには、石を密に積む必要があるため、技術が必要です。しかし、できあがったエッジは花壇に豊かな景色をもたらしてくれます。
素朴で古典的なものがお好みであれば、石積みを試して見てください。
このような石壁をつくるには、石を密に積む必要があるため、技術が必要です。しかし、できあがったエッジは花壇に豊かな景色をもたらしてくれます。
パティオの続き
このモダンな庭では、パティオに使われている石材を使用して、直線状の花壇に見事なエッジをつくりだしました。
同じ材料を使うという方法はシンプルかつ非常に効果的で、地面の高さに並んだ幅広のエッジは芝刈り機を使うという点でも実用的です。
庭・外構の記事をもっと読む
このモダンな庭では、パティオに使われている石材を使用して、直線状の花壇に見事なエッジをつくりだしました。
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