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【3月のガーデニング】植物の動きが活発に。春の庭を楽しもう
ようやく春めいてくる3月。少しずつ芽吹く植物達を楽しみながら、庭仕事をしましょう。

長い冬が終わり、ガーデニングが一番楽しめる春がやってきます!日がぐんと長くなり、日中はのびのびと外で過ごせるような日も多くなってくる時期です。外を見渡せば、膨らんだ植物の芽や花の蕾が見付けられるはずです。植物の動きが活発になり、わくわくするこの季節の庭仕事をご紹介します。(作業内容は温暖地を目安としています。)
水やり
3月に入ると土の乾きが早くなってきます。新芽が伸びるタイミングで水切れをさせないように注意しましょう。土の状態を見て、乾いていたらたっぷりと与えます。3月はまだ夜間に冷え込むことも多いので、水やりは午前中から昼頃までには終わらせましょう。
庭植えの植木には基本的に水やりの必要はありませんが、植えたばかりのものは水切れしやすいので、土が乾いていたら水を与えるようにします。
3月に入ると土の乾きが早くなってきます。新芽が伸びるタイミングで水切れをさせないように注意しましょう。土の状態を見て、乾いていたらたっぷりと与えます。3月はまだ夜間に冷え込むことも多いので、水やりは午前中から昼頃までには終わらせましょう。
庭植えの植木には基本的に水やりの必要はありませんが、植えたばかりのものは水切れしやすいので、土が乾いていたら水を与えるようにします。
肥料
植物の動きが活発になる時期。花を咲かせているものは肥料を切らさないように施肥を行います。多年草や植木の花を咲かせ終わったものはお礼肥として緩効性肥料を施し、株に栄養を与えます。
2月までに植木などに寒肥を与えていない場合は、 3月の早い段階で寒肥を施します。寒さに弱く室内で管理している植物には肥料はまだ要りません。
植物の動きが活発になる時期。花を咲かせているものは肥料を切らさないように施肥を行います。多年草や植木の花を咲かせ終わったものはお礼肥として緩効性肥料を施し、株に栄養を与えます。
2月までに植木などに寒肥を与えていない場合は、 3月の早い段階で寒肥を施します。寒さに弱く室内で管理している植物には肥料はまだ要りません。
防寒資材の撤去
3月中旬頃には寒さはひと段落。防寒資材は順に撤去し、植物をよく日に当てるようにしましょう。
寒さに弱く、室内で冬越しさせていた鉢などは、まだ夜間の気温低下には注意が必要です。日中のみ外に出すようにして、気温が下がる時は室内に戻す方が安心です。植物にダメージを与える遅霜には十分注意してください。
Houzzで造園・ガーデニングの専門家を探す
3月中旬頃には寒さはひと段落。防寒資材は順に撤去し、植物をよく日に当てるようにしましょう。
寒さに弱く、室内で冬越しさせていた鉢などは、まだ夜間の気温低下には注意が必要です。日中のみ外に出すようにして、気温が下がる時は室内に戻す方が安心です。植物にダメージを与える遅霜には十分注意してください。
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畑<移植栽培の種まき>
暖かくなってくる3月は育てられる野菜が増えてきます。まだまだ気温の変化は激しいので、焦って早く蒔きすぎないよう、蒔くタイミングを守るようにしましょう。
気温の変化に弱い野菜は、ポットに種を蒔いて、苗としてある程度育ててから畑に植える移植栽培が適しています。
ピーマンやキュウリ、トマトなどが3月下旬から種をまけます。室内で管理するか、ビニールや不織布でトンネルを作って保温し、適温を保つようにします。ポットで育てた苗は、5月頃に畑へ定植できるようになります。
暖かくなってくる3月は育てられる野菜が増えてきます。まだまだ気温の変化は激しいので、焦って早く蒔きすぎないよう、蒔くタイミングを守るようにしましょう。
気温の変化に弱い野菜は、ポットに種を蒔いて、苗としてある程度育ててから畑に植える移植栽培が適しています。
ピーマンやキュウリ、トマトなどが3月下旬から種をまけます。室内で管理するか、ビニールや不織布でトンネルを作って保温し、適温を保つようにします。ポットで育てた苗は、5月頃に畑へ定植できるようになります。
畑<直播>
移植に弱い根菜類は、ポットで育苗せずに、直接畑に種を蒔く直播で育てます。3月はカブやニンジンの種まきが可能です。寒さに当たるとトウ立ち(花芽がついてしまうこと。野菜の食味が落ちる原因となる)してしまう可能性があるので、ビニールなどでトンネルを作り、保温を行うようにします。
気温の上昇とともに、少しずつトンネルをあけて気温が上がり過ぎないように気をつけましょう。
移植に弱い根菜類は、ポットで育苗せずに、直接畑に種を蒔く直播で育てます。3月はカブやニンジンの種まきが可能です。寒さに当たるとトウ立ち(花芽がついてしまうこと。野菜の食味が落ちる原因となる)してしまう可能性があるので、ビニールなどでトンネルを作り、保温を行うようにします。
気温の上昇とともに、少しずつトンネルをあけて気温が上がり過ぎないように気をつけましょう。
この時期の一年草
冬の花というイメージが強いパンジーやビオラですが、3月からは花の数が増え、より一層美しくなります。どんどん花が咲くので、肥料が切れないように施肥を行いましょう。長く楽しむためには、こまめな花がら摘みも重要です。
そろそろ園芸店でも様々な開花株が並ぶ時期です。購入してすぐ庭に植えることもできますが、気温が上がり凍結の心配が無くなってから行うと安心です。ソメイヨシノが咲き始めるタイミングが目安となります。
冬の花というイメージが強いパンジーやビオラですが、3月からは花の数が増え、より一層美しくなります。どんどん花が咲くので、肥料が切れないように施肥を行いましょう。長く楽しむためには、こまめな花がら摘みも重要です。
そろそろ園芸店でも様々な開花株が並ぶ時期です。購入してすぐ庭に植えることもできますが、気温が上がり凍結の心配が無くなってから行うと安心です。ソメイヨシノが咲き始めるタイミングが目安となります。
植木
新芽が動き始める頃です。今まで眠っていた植木がどんどん変化していく様子を見ていると、新しい季節を感じてわくわくしてきますね。
3月下旬頃から害虫の動きが活発になってきます。開き始めたばかりの新梢や新芽にアブラムシがつくことがあるので、よく観察して早期発見・早期対処を心がけましょう。害虫を発見した場合は殺虫剤を利用するか、捕殺します。
新芽が動き始める頃です。今まで眠っていた植木がどんどん変化していく様子を見ていると、新しい季節を感じてわくわくしてきますね。
3月下旬頃から害虫の動きが活発になってきます。開き始めたばかりの新梢や新芽にアブラムシがつくことがあるので、よく観察して早期発見・早期対処を心がけましょう。害虫を発見した場合は殺虫剤を利用するか、捕殺します。
落葉樹は今まさに芽吹こうとしているタイミング。植わっている樹木を掘り上げる移植は避けましょう。すでに根鉢が作られている植木の植え込みは適期です。芽吹きの時期は水をたくさん必要とします。植え込み後は十分に水を与え、乾燥しないようにしましょう。
暖かくなってくると、常緑樹の剪定の適期となります。すでに花芽が出来ている樹木(ツツジやシャクナゲ)は花後まで剪定を待つか、どうしても剪定をしたい場合は全ての枝を切り詰めないようにすれば、花数は減りますが開花を楽しめます。
暖かくなってくると、常緑樹の剪定の適期となります。すでに花芽が出来ている樹木(ツツジやシャクナゲ)は花後まで剪定を待つか、どうしても剪定をしたい場合は全ての枝を切り詰めないようにすれば、花数は減りますが開花を楽しめます。
多年草
球根植物が順に花を咲かせていく時期です。花が咲き終わったものにはお礼肥として緩効性肥料を施しましょう。花が終わった株は球根に栄養を蓄え始めます。花は切っても葉は切らずにとっておいて、よく日に当てるようにします。
根だけで越冬する宿根草類は、新芽が伸び始める時期です。古い葉が残っている場合は、新芽の邪魔にならないように整理しておきましょう。
常緑性多年草の株分けや移植、新しい苗の植え付けの適期です。凍結の心配が無くなる頃に行いましょう。
球根植物が順に花を咲かせていく時期です。花が咲き終わったものにはお礼肥として緩効性肥料を施しましょう。花が終わった株は球根に栄養を蓄え始めます。花は切っても葉は切らずにとっておいて、よく日に当てるようにします。
根だけで越冬する宿根草類は、新芽が伸び始める時期です。古い葉が残っている場合は、新芽の邪魔にならないように整理しておきましょう。
常緑性多年草の株分けや移植、新しい苗の植え付けの適期です。凍結の心配が無くなる頃に行いましょう。
観葉植物
中旬頃までは、まだ夜間の冷え込みに注意して、置き場所に気を付けてください。水やりもまだ多くは必要としません。過湿に気を付けて、土が乾いてから与えるようにします。
徒長を防ぐため、少しずつ日光に当てる時間を伸ばしていきたい時期です。冬の間室内に入れていた鉢は、葉焼けに気を付けながら、レースのカーテン越しなどから日に当てるようにしていきます。
長い冬を終えてようやく春めいてくる3月。やることも徐々に増えていきますが、毎日新しい発見が見つかるはずです。ガーデニングシーズンのスタートを楽しみましょう!
庭づくり・植物の記事を読む
中旬頃までは、まだ夜間の冷え込みに注意して、置き場所に気を付けてください。水やりもまだ多くは必要としません。過湿に気を付けて、土が乾いてから与えるようにします。
徒長を防ぐため、少しずつ日光に当てる時間を伸ばしていきたい時期です。冬の間室内に入れていた鉢は、葉焼けに気を付けながら、レースのカーテン越しなどから日に当てるようにしていきます。
長い冬を終えてようやく春めいてくる3月。やることも徐々に増えていきますが、毎日新しい発見が見つかるはずです。ガーデニングシーズンのスタートを楽しみましょう!
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