11月の歳時記と暮らしのカレンダー
11月に入るとすぐに立冬、今年も残すところあと2ヶ月です。インテリアの冬支度や年末年始を視野に入れた準備を始めましょう。
ブラッキン・ヘザー
2018年11月1日
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
著書「ふつうの住まいでかなえる外国スタイルの部屋づくり(文藝春秋)
Interior decoration and storage space planning in Tokyo, Japan. English/Japanese bilingual, with interior design and decoration experience in Europe and Japan.
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
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秋がいっそう深まり、冬の気配も感じ始める11月。寒さや乾燥も本格的になる季節なので、体調にも気をつけながら家まわりの冬支度を始めたいものです。紅葉がピークを迎え、休日も多い1ヶ月なので、ぜひこの季節の素晴らしさを満喫したいですね。忙しくなる12月はすぐそこ。今のうちにリラックスしながら、徐々に年末に向けて準備を整えていきましょう。
11月7日〜21日は「立冬」
一年を24等分した日本の暦「二十四節気」で 「霜降」の次の節気は「立冬」。今年は11月7日から22日です。「立」は新しい季節になることを表しますが、立春、立夏、立秋に続き、立冬は冬の気配が満ちてくる節目。木の葉も落ち、朝夕は冷え込み、ますます日の短さを実感する頃です。
江戸時代には「亥の月の亥の日」が「こたつ開きの日」とされていました。旧暦では月や日にも十二支が当てはまり、10月が亥(いのしし)の月で、新暦ならほぼ1ヶ月後の11月。いのししがいると火災を逃れられるといわれ、防災を祈ってこの日にこたつを使い始めたのが由来だそうです。今年最初の「亥の月亥の日」は11月2日で、次が11月15日。まだこたつや暖房機を出していない人はこの日に出すとよいのでは。
一年を24等分した日本の暦「二十四節気」で 「霜降」の次の節気は「立冬」。今年は11月7日から22日です。「立」は新しい季節になることを表しますが、立春、立夏、立秋に続き、立冬は冬の気配が満ちてくる節目。木の葉も落ち、朝夕は冷え込み、ますます日の短さを実感する頃です。
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こたつと言えば思い浮かぶのがみかん。みかんが店頭に並ぶのもこの季節です。こたつに入ってみかんを食べるのは日本人にとって冬の小さな幸せのひととき。免疫力をアップするビタミンCが豊富なため、冬にぜひ毎日食べたい果物です。
晩秋の11月は、冬の走りの食べ物が楽しめる時期です。11月6日は北陸のかにの解禁日。また、11月7日は「鍋の日」なのはご存じでしたか。食品メーカーにより「いい(11)なべ(7)」の語呂合わせと、立冬の始まりが多い11月7日に決められたようです。今年の初鍋はどんな具材のお鍋にしましょうか?
晩秋の11月は、冬の走りの食べ物が楽しめる時期です。11月6日は北陸のかにの解禁日。また、11月7日は「鍋の日」なのはご存じでしたか。食品メーカーにより「いい(11)なべ(7)」の語呂合わせと、立冬の始まりが多い11月7日に決められたようです。今年の初鍋はどんな具材のお鍋にしましょうか?
11月22日〜12月6日は「小雪」
少しずつ寒さが増し、地域によっては雪が降り始めますが、まだそれほど多くない時期がこの「小雪(しょうせつ)」。冷たい北風が吹いて木の葉を払い落とし、景色も一段と冬らしくなってきます。
この時期の旬の野菜はお鍋に欠かせない白菜。霜に当たると葉の糖分が増しておいしくなります。晩秋から冬にかけてはりんごも旬。栄養豊富で、「一日一個のりんごで医者いらず」というイギリスのことわざもあります。我が家でもこれを信じ、秋冬は毎朝りんごを食べることを習慣にしています。
少しずつ寒さが増し、地域によっては雪が降り始めますが、まだそれほど多くない時期がこの「小雪(しょうせつ)」。冷たい北風が吹いて木の葉を払い落とし、景色も一段と冬らしくなってきます。
この時期の旬の野菜はお鍋に欠かせない白菜。霜に当たると葉の糖分が増しておいしくなります。晩秋から冬にかけてはりんごも旬。栄養豊富で、「一日一個のりんごで医者いらず」というイギリスのことわざもあります。我が家でもこれを信じ、秋冬は毎朝りんごを食べることを習慣にしています。
11月3日は文化の日
「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として定められた文化の日は、明治天皇の誕生日として昭和初期に「明治節」として祝日になったそうです。この日皇居では、文化の発展に功績のあった方々に文化勲章が授与されます。この日の意味を意識して美術館めぐりをしたり、日本の古くからの文化や習慣の大切さについて、もう一度考えてみる一日にするのはいかがでしょう。
「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として定められた文化の日は、明治天皇の誕生日として昭和初期に「明治節」として祝日になったそうです。この日皇居では、文化の発展に功績のあった方々に文化勲章が授与されます。この日の意味を意識して美術館めぐりをしたり、日本の古くからの文化や習慣の大切さについて、もう一度考えてみる一日にするのはいかがでしょう。
アートに親しむ秋
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋のほか「芸術の秋」も忘れてはいけません。11月はアート系の展覧会も多く開催されます。そんな季節はぜひ、家の中でもアートを楽しみましょう。好きな絵やポスター、お気に入りのオブジェを部屋に飾れば、芸術の秋らしいフォーカルポイントに。また、フラワーアレンジメントやクリスマスリース作りなど、家で楽しめる趣味をスタートするにもよい季節です。友達とちょっとした手作りを楽しむティーパーティーも、楽しい秋の日の過ごし方になるでしょう。
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11月15日は七五三
将軍家の子どもの健康を祈うため、関東地方で始まった七五三。地域や家庭によって少しずつ異なりますが、今では子どもたちが無事に成長したことに感謝し、今後の幸福を祈って神社へ「七五三詣」を行う習慣として定着しました。一般的な参拝日は11月15日ですが、休日ではないため、親の仕事の都合や神社の混雑を避けて別の日に参拝する家庭も増えてきました。
数え年で祝うか、満年齢で祝うかは、地域や神社、家庭の考え方にもよりますが、大事なのはその日の主役の子どもと家族が、無理なく楽しみながら祝うことです。
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数え年で祝うか、満年齢で祝うかは、地域や神社、家庭の考え方にもよりますが、大事なのはその日の主役の子どもと家族が、無理なく楽しみながら祝うことです。
11月23日は勤労感謝の日
「勤労を尊び、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」趣旨で制定された祝日ですが、農業国家である日本では古くから、その年の豊かな収穫を神様に感謝する新嘗祭がこの日に行われてきました。
今年は金曜日にあたり、三連休になります。日頃の忙しさを忘れ、机から離れて気分をリフレッシュしませんか。秋の景色を楽しみに小旅行に出かけたり、家でのんびり過ごしたり。デジタルデトックスをするよいきっかけにもなります。
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来年の手帳やカレンダーを新調
翌年の予定も少しずつ入る頃。そろそろ2019年の手帳やカレンダーを用意しましょう。家で使うカレンダーはインテリアに合わせてちょっとこだわってみませんか? アートやポスター感覚で大きめのを壁に飾ったり、ブラックボードやホワイトボードを使った手作りカレンダーも温かみがあり、家族で共有できます。インテリアとなじむデザインを選びましょう。
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新しいカレンダーを、壁を飾るインテリアとして選ぼう
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冬支度をスタートする
11月に入ったら、冬支度も本格的に進めたいものです。暖房の準備、ストーブを使っている人は灯油や薪の準備を。空気が乾燥してきますし、インフルエンザも流行し始めるので、しまっていた加湿器や空気清浄機を出して、しっかり掃除してから使いましょう。
厚手のカーテンに取り替えることで断熱効果が上がり、消費電力の削減にもつながります。部屋の温度を保つためには、夕方以降の冷え込む時間にはカーテンは隙間なくしっかり閉める習慣もつけましょう。 また、暖色は体感温度を3度上げるといわれるため、秋冬の模様替えでは赤やオレンジ、ブラウンなど温かみのある色のカーテンを取り入れてみてはいかがでしょう。
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秋冬こそ楽しみたいキャンドル
寒い時期の夜に何よりもほっとさせてくれるのは、やわらかな灯りです。部屋のキャンドルを使って深まっていく秋の夜を楽しみませんか。秋冬のインテリア、そして近年、多くの人たちの暮らしのテーマとなる「ヒュッゲ」にも欠かせないアイテムです。
最近では本物の炎そっくりのLEDキャンドルもよく見かけるようになりました。これなら火を使うのが不安な場合も安心です。
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キャンドルで楽しむ冬時間
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エントランスも秋らしく
ハロウィンが終われば、次の大きなイベントはクリスマス。クリスマスリースを飾るにはまだ早いと思うなら、クリスマスシーズンが始まるまでの間、秋のリースを飾ってみませんか? 季節の花やドライフラワー、紅葉を思わせる色の温かみのあるリースが素敵です。
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DIY: 秋から冬に楽しむナチュラルリースの作り方
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年末に向けて片付けや整理整頓を
12月に入れば、クリスマスや年末年始の準備で一気に忙しくなります。師走の忙しさを軽減するために、今月からできることを少しずつ進めていきましょう。大きなことはできなくても、チェックリストの作成、12月の予定を組んだり、片付けや整理を徐々に始めると、スムーズに年末の準備を進められます。
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紅葉を楽しむとともに、きれいな落ち葉を踏みながらの散歩も、晩秋ならではの楽しみです。最近では落ち葉を掃き集めて焚き火をする光景もあまり見られなくなりましたが、本格的な冬が来る前に、落ち葉掃除は済ませたいものです。玄関周りはもちろん、外の配管の詰まりの原因になる落ち葉や枯れ葉もしっかり取り除きましょう。
雪の多い地域では雪かきの道具などの準備は完璧にされていると思いますが、普段それほど降雪が多くないエリアでも、いつ大雪が降るかわかりません。基本的な準備をしておくのがおすすめです。玄関周りの雪かき用のスコップのほか、突然の停電に備えての非常用品の確認も、一緒にしておくとよいでしょう。
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