シニア世代が豊かに過ごすためのインテリアのヒント10
プレシニア世代から考えたい、50代以降の暮らしを快適にする住まい。高齢者が心地よく過ごせるインテリアデザインと部屋作りを考えてみました。
Nayo Suzuki
2023年2月3日
ライター&エディター。建築・インテリアを学んだ後、インテリアデコレーターとして働きながら、インテリアのライター業をスタート。現在はライター&エディター業に専念し、雑誌のインテリアページ、カタログ、書籍などを手がける。趣味はインテリアとアート鑑賞。
ライター&エディター。建築・インテリアを学んだ後、インテリアデコレーターとして働きながら、インテリアのライター業をスタート。現在はライター&エディター業に専念し、雑誌のインテリアページ、カタログ、書籍などを手がける... もっと見る
年齢を経るごとに、若い頃ほど身体が思うように動かなくなり、動作もゆるやかになるなどの身体的な変化は訪れてはくるものの、現代のシニア世代は総じて元気である。家族構成が変わったり、家で過ごす時間が長くなったりなどのライフスタイルの変化もあるだろう。そんなアクティブなシニア世代が暮らす家とインテリアはどうあるべきか? 50代以降の世代にとっての快適なインテリアと部屋作りについて、この分野に詳しい3人のインテリアデザイナーにお話を伺った。
住まいの見直しはいつから考える?
シニア世代のライフスタイルにふさわしい住環境は、いつ頃から考え始めればよいのだろうか?「シニア世代になったときにどうありたいか、どう暮らしていたいか。お金や健康のことなど、50歳を過ぎた頃から大いに考えてみることをおすすめします」と語るのは、〈一般社団法人ケアリングデザイン〉の代表理事も務める〈小野意匠計画〉の小野由記子さん。「50歳くらいで考え始め、セミナーに参加するなどしていろいろな情報を入手し、60歳くらいで具体的なアクションを起こすのが理想的ではと思います」。早めにプランし、投資することが幸せなシニアライフへの近道だ。
ここからは、今すぐに取り組めることから、リフォームやリノベーションを考慮に入れた見直しまで、ヒントにしたい10項目をご紹介する。
シニア世代のライフスタイルにふさわしい住環境は、いつ頃から考え始めればよいのだろうか?「シニア世代になったときにどうありたいか、どう暮らしていたいか。お金や健康のことなど、50歳を過ぎた頃から大いに考えてみることをおすすめします」と語るのは、〈一般社団法人ケアリングデザイン〉の代表理事も務める〈小野意匠計画〉の小野由記子さん。「50歳くらいで考え始め、セミナーに参加するなどしていろいろな情報を入手し、60歳くらいで具体的なアクションを起こすのが理想的ではと思います」。早めにプランし、投資することが幸せなシニアライフへの近道だ。
ここからは、今すぐに取り組めることから、リフォームやリノベーションを考慮に入れた見直しまで、ヒントにしたい10項目をご紹介する。
1. 元気の出る明るい色を使う
「シニアといえば落ち着いた渋い色調が好みと思われがちですが、住まいの空間はフレッシュで温かみのある、元気が出る色合いにしてみてはいかがでしょう」と語るのは、高齢者住宅のインテリアに詳しい〈Color Design Firm〉の網村眞弓さん。「若い頃と違って、いつも活動的でいられませんし、物も見えにくくなります。長く過ごすリビングなどの空間には、明るくソフトなトーンがおすすめです」。視力が衰えてきたら、明度の高い色を用いるのはおすすめだとか。光を受けて周囲の細かい物も比較的見やすくなり、太陽光が室内に回りやすくなるので、気分的にも元気になれる。
「シニアといえば落ち着いた渋い色調が好みと思われがちですが、住まいの空間はフレッシュで温かみのある、元気が出る色合いにしてみてはいかがでしょう」と語るのは、高齢者住宅のインテリアに詳しい〈Color Design Firm〉の網村眞弓さん。「若い頃と違って、いつも活動的でいられませんし、物も見えにくくなります。長く過ごすリビングなどの空間には、明るくソフトなトーンがおすすめです」。視力が衰えてきたら、明度の高い色を用いるのはおすすめだとか。光を受けて周囲の細かい物も比較的見やすくなり、太陽光が室内に回りやすくなるので、気分的にも元気になれる。
大学講師も務めるインテリアデザイナー、〈MATSU.COMing〉の松本佳津さんも「眼の衰えによる見えにくさをカバーできるよう、コントラストを若干強めにしたり、あえて元気が出るビビッドな色をポイントにするのはよい方法です」と語る。写真は松本さんが手掛けた事例で、子世帯と同居するために、6畳の部屋をお母様専用の部屋にリノベーションしたケース。ここでは、赤系のデザイン性の高い海外製の壁紙を1面だけに貼っている。「赤は空間がパッと明るくなり、見るだけで元気が湧いてくる色。落ち着いたトーンの深い色を選ぶことで、家具にもなじみやすくなります」。
ただし、光を取り入れようとするあまり、真っ白な壁にするのは避けた方がよいそう。「真っ白すぎる壁は緊張感をもたらすので、ほんの少し黄みや赤みを帯びた白を選び、ソフトなトーンで仕上げるといいと思います。軒や壁などに、明度の高い薄いピンクを使用するのもおすすめです。窓からの光がやわらかなピンクを帯びるので、顔色のくすみが和らぎ、表情も明るく健康的に映りますよ」と網村さん。「もちろん『ダークなトーンの方が落ち着く』という方はそちらを。長年培ってきた好みを尊重することも肝要です」。
2. 肌触りのよい、温かみのある素材を選ぶ
素材では、漆喰や木などの自然素材を上手に使いたい。「漆喰は調湿や抗菌の効果、揮発性有機化合物の吸着・分解機能もあり、テクスチャーや仕上げによって、和洋どちらにもなじむのも魅力」と網村さんは言う。「年齢を経ると、靴を履くときや歩くときに、周囲にあるものに手を添える機会も多くなります。そんなときに金属素材だと冷たくヒヤッとして、つかんだり触れたりするのに躊躇してしまいます。インテリアとしても硬質で冷たいメタルより、温かみがあってやわらかな木が適しています。「うっかりぶつかって怪我をすることのないよう、なるべく角ばっていない、シャープでないものがいいですね」。
シニア向けの家の素材や家具選びについて、松本さんは「長い人生の最高潮の時期を過ごすにふさわしく、特に肌に触れるものには上質なものをおすすめしています。たとえば椅子の張り地やベッドリネン、取っ手の形状などです」と語る。
素材では、漆喰や木などの自然素材を上手に使いたい。「漆喰は調湿や抗菌の効果、揮発性有機化合物の吸着・分解機能もあり、テクスチャーや仕上げによって、和洋どちらにもなじむのも魅力」と網村さんは言う。「年齢を経ると、靴を履くときや歩くときに、周囲にあるものに手を添える機会も多くなります。そんなときに金属素材だと冷たくヒヤッとして、つかんだり触れたりするのに躊躇してしまいます。インテリアとしても硬質で冷たいメタルより、温かみがあってやわらかな木が適しています。「うっかりぶつかって怪我をすることのないよう、なるべく角ばっていない、シャープでないものがいいですね」。
シニア向けの家の素材や家具選びについて、松本さんは「長い人生の最高潮の時期を過ごすにふさわしく、特に肌に触れるものには上質なものをおすすめしています。たとえば椅子の張り地やベッドリネン、取っ手の形状などです」と語る。
3. 安全対策もデザインの一部に
シニア向け住宅では、来るべきときに備えて、玄関や廊下、トイレなどに手すりを設置するか、将来的に設置できるようにしておくことも必要になる。小野さんが手掛けた写真の事例では、洗面ボウルに付いているタオル掛けがトイレの手すりとしての役目も果たす。「これ見よがしな手すりではなく、こんなさりげなさをシニアのためのインテリアデザインで大切にしています」と小野さん。
シニア向け住宅では、来るべきときに備えて、玄関や廊下、トイレなどに手すりを設置するか、将来的に設置できるようにしておくことも必要になる。小野さんが手掛けた写真の事例では、洗面ボウルに付いているタオル掛けがトイレの手すりとしての役目も果たす。「これ見よがしな手すりではなく、こんなさりげなさをシニアのためのインテリアデザインで大切にしています」と小野さん。
網村さんはこうアドバイスする。「日本の住宅の玄関は上がり框(かまち)があり、段差のあるケースがほとんどです。ベンチを設けるほか、今すぐにではなくても、将来的に手すりを付けられるように壁に下地を入れておくのもいいですね。最近では柄物の素敵な壁紙がたくさんあります。手すりを取り付けるための下地の補修や壁紙の張り替え工事の際に、手すりの上下で異なる壁紙を貼ってみるのもおすすめです。手すりを見切り材に見立てた、安全かつ温かみのある、シニアに優しいインテリアが実現します」。
4. 高齢者は家具や建具のディテールにも配慮を
家具選びの観点も少し変わってくる。「引き手やつまみはつかみやすく、握りやすいことが大切です」と網村さん。「重量のある食卓の椅子は、座るたびに引き出すのが大変で負担になります。座が回転して座りやすく、肘掛が袖に引っ掛からないなど、扱いやすく握りやすいものがよいでしょう。また、引き出しや建具にはソフトクローザー(急に閉まらないように調整する専用の金具)をつけ、わずかな力で動作できるようにしておくこともおすすめです」。
家具選びの観点も少し変わってくる。「引き手やつまみはつかみやすく、握りやすいことが大切です」と網村さん。「重量のある食卓の椅子は、座るたびに引き出すのが大変で負担になります。座が回転して座りやすく、肘掛が袖に引っ掛からないなど、扱いやすく握りやすいものがよいでしょう。また、引き出しや建具にはソフトクローザー(急に閉まらないように調整する専用の金具)をつけ、わずかな力で動作できるようにしておくこともおすすめです」。
5. 室内外も部屋どうしも、行き来しやすく
「シニア向けの家では、家の中と外、そして部屋どうしのアクセスがスムーズになるように設計することが大切です」と小野さん。室内のプランニングに関しては、寝室とトイレやお風呂などの水回りの距離を近くすることも、大切なポイントだ。
「シニア向けの家では、家の中と外、そして部屋どうしのアクセスがスムーズになるように設計することが大切です」と小野さん。室内のプランニングに関しては、寝室とトイレやお風呂などの水回りの距離を近くすることも、大切なポイントだ。
上の2枚は、小野さんが手掛けたシニア向けのリノベーション事例。LDKの横に寝室を配置し、間をモダンな障子で仕切っている。開ければ広々としたひとつの空間として使うこともできる。普段は開けて、来客時には閉めてしまえば視線も気にならない。閉めたときでも、障子ならやわらかい雰囲気となり、窓のない寝室に障子越しの温かい光を感じられる。「何かしら、伝統的な和の要素を取り入れることも心がけています。落ち着くことはもちろん、そこで暮らす私たち日本人がきれいに見えると思います」。
6. 間接照明を基本とし、「グレア」を避ける
ダイニングテーブルや机の上など直接光が必要な場所を除き、間接照明を基本にする。小野さんによると「シニア世代で最も避けなければならないのはグレア(まぶしさ)で、夕食後から就寝まで、少しずつ照度を下げていけるよう調光できるようにしておくのもおすすめ」だとか。
松本さんが手掛けた先の寝室の例でも、照明はまぶしくないよう、天井に向けた間接照明をベッド上の壁上部に設置している。
ダイニングテーブルや机の上など直接光が必要な場所を除き、間接照明を基本にする。小野さんによると「シニア世代で最も避けなければならないのはグレア(まぶしさ)で、夕食後から就寝まで、少しずつ照度を下げていけるよう調光できるようにしておくのもおすすめ」だとか。
松本さんが手掛けた先の寝室の例でも、照明はまぶしくないよう、天井に向けた間接照明をベッド上の壁上部に設置している。
7. シニアのキッチンは、サイズや動線をコンパクト化する
シニア世帯は自宅で食事を摂る機会も増えてくる。家にいる時間が長いからこそ、お気に入りの使いやすいキッチン&ダイニングで食事を楽しみたいもの。夫婦2人、もしくは1人で、作りながら食事を楽しめるよう、キッチンとダイニングの距離をコンパクトに縮めてプランニングすると、動線も短くなり使いやすい。
写真は小野さんが手掛けた、ダイニングテーブルをキッチンのカウンターとつなげて、キッチンとダイニングとの距離をギュッと短かくした例。コンロやシンクの付いた後ろのキッチンカウンター部分とは高さを変え、ダイニングテーブルの高さに合せたカウンター兼テーブルは、座っても作業ができるシニアに優しいデザイン。家庭で和洋中とさまざまな料理を作る日本人の食生活に合わせたキッチンだ。「少し雑然としているくらいでも、素敵なキッチンになれば、といつも考えてデザインしています」と小野さん。
シニア世帯は自宅で食事を摂る機会も増えてくる。家にいる時間が長いからこそ、お気に入りの使いやすいキッチン&ダイニングで食事を楽しみたいもの。夫婦2人、もしくは1人で、作りながら食事を楽しめるよう、キッチンとダイニングの距離をコンパクトに縮めてプランニングすると、動線も短くなり使いやすい。
写真は小野さんが手掛けた、ダイニングテーブルをキッチンのカウンターとつなげて、キッチンとダイニングとの距離をギュッと短かくした例。コンロやシンクの付いた後ろのキッチンカウンター部分とは高さを変え、ダイニングテーブルの高さに合せたカウンター兼テーブルは、座っても作業ができるシニアに優しいデザイン。家庭で和洋中とさまざまな料理を作る日本人の食生活に合わせたキッチンだ。「少し雑然としているくらいでも、素敵なキッチンになれば、といつも考えてデザインしています」と小野さん。
8. 人が自然と集まるしかけをつくる
小野さんの手掛けた写真の事例では、玄関を入るとすぐ右側に和室が配置されている(写真手前)。反対側の靴箱の横には木製の板を設置し、靴を履いたり脱いだりするためのベンチとして使えるよう配慮されている(写真正面)。またここは、季節のあしらいを飾る場としての役目も果たす。和室にはモダンかつ機能的な墨色の樹脂製の畳を敷いた。LDKへと続く廊下には扉があり、閉めれば奥の様子は見えない。「友人や家族、地域の人が出入りしやすく、人が集まりやすいプランにすることも大切です」と小野さん。和室は、廊下の扉を閉めることで生活空間であるLDKを隠しつつ、ご近所の人達が気軽に立ち寄れる場として使用できる。また写真正面のベンチや和室への上がり框に腰かけて、玄関先でのお喋りを楽しんだり、和室で仲間とともに趣味に興じたりもできる。
「独居の方が増えていますが、やはり『人を呼びたくなる家』になるよう心がけています」と松本さんも言う。
小野さんの手掛けた写真の事例では、玄関を入るとすぐ右側に和室が配置されている(写真手前)。反対側の靴箱の横には木製の板を設置し、靴を履いたり脱いだりするためのベンチとして使えるよう配慮されている(写真正面)。またここは、季節のあしらいを飾る場としての役目も果たす。和室にはモダンかつ機能的な墨色の樹脂製の畳を敷いた。LDKへと続く廊下には扉があり、閉めれば奥の様子は見えない。「友人や家族、地域の人が出入りしやすく、人が集まりやすいプランにすることも大切です」と小野さん。和室は、廊下の扉を閉めることで生活空間であるLDKを隠しつつ、ご近所の人達が気軽に立ち寄れる場として使用できる。また写真正面のベンチや和室への上がり框に腰かけて、玄関先でのお喋りを楽しんだり、和室で仲間とともに趣味に興じたりもできる。
「独居の方が増えていますが、やはり『人を呼びたくなる家』になるよう心がけています」と松本さんも言う。
9. 想い出と楽しく暮らす
「年齢を重ねると物も増えていきます。想い出の品や好きな物をを断捨離するのでもしまい込むのでもなく、ビルトインで収納し、ダウンライトをつけて美しく見せ、楽しむコーナーづくりをするのはいかがでしょう」と網村さん。仏壇をニッチに納めることもできるそう。「目線の高さにお仏壇が置けるので、床に座り込んで拝む必要がなくなり、腰やひざの負担減になります。インテリアとしても美しくなじみますよ」。
「年齢を重ねると物も増えていきます。想い出の品や好きな物をを断捨離するのでもしまい込むのでもなく、ビルトインで収納し、ダウンライトをつけて美しく見せ、楽しむコーナーづくりをするのはいかがでしょう」と網村さん。仏壇をニッチに納めることもできるそう。「目線の高さにお仏壇が置けるので、床に座り込んで拝む必要がなくなり、腰やひざの負担減になります。インテリアとしても美しくなじみますよ」。
10. 大切なのはその人らしさ
「最も気をつけているのは『その人らしさ』。住まいはパーソナルなものですから、一般論でおすすめするのではなく、住み手の方が心地よく、ワクワクと楽しめるようなインテリアを提案するようにしています」と松本さんは語る。写真は、住み手の奥様が大好きな沖縄の海をイメージしたニュアンスのあるモザイクタイルをキッチンの壁面に張った例。奥様のいちばんのお気に入りの場所になったそう。
「最も気をつけているのは『その人らしさ』。住まいはパーソナルなものですから、一般論でおすすめするのではなく、住み手の方が心地よく、ワクワクと楽しめるようなインテリアを提案するようにしています」と松本さんは語る。写真は、住み手の奥様が大好きな沖縄の海をイメージしたニュアンスのあるモザイクタイルをキッチンの壁面に張った例。奥様のいちばんのお気に入りの場所になったそう。
「シニア向けの住宅を考えるにあたっては、何よりも空間が素敵で、その方に合っていることがいちばん大切。そのためにはご自身が、またはご夫婦がどう暮らしていきたいかをじっくり考えてみることが必要です」と小野さんも言う。自分のニーズがはっきりしたら、思いきってめりはりをつけた空間をつくるのも楽しく暮らすコツ。陶芸が好きなら、リビングの広さを削ってでも作業場をつくってしまうとか、音楽が好きならリビングをオーディオルームにしてしまうとか。若い頃は忙しくてできなかった夢、自己実現を叶えられる時間や心の余裕が持てるのも、シニア世代の醍醐味だ。
「シニア世代は、住まいが自分を幸せにしてくれるのを知っているはず。家にいる時間が長くなるからこそ、そこを楽しく、素敵に快適にすることが、健康に暮らすことにもつながると思います」と小野さん。お気に入りのものに囲まれた自分の家で、一日でも長く健康で楽しく暮らすことは、誰もが描く理想の姿だ。そのためには早い段階でもう一度「自分はどう暮らしていきたいのか」を見つめ直し、行動を起こすことが大切だと言える。
家、そしてインテリアは住み手の日々の生活の積み重ね。手すりを付けたり、段差をなくすなどのハード面の快適さも必要だが、まずはそこでどんな暮らしをしたいのか、 ソフト面を早い時期からじっくり考えてみることも、来るべき老後を楽しく暮らすために重要なことだろう。
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>これ見よがしな手すりではなく、こんなさりげなさを
>シニアのためのインテリアデザインで大切にしています
大事ですね。 家人が玄関で靴を履きながらよろけるのを見て
「手摺とか要る?」と聞いたら、「要らない」の即答でした。
いかにもお年寄りっぽいものは敬遠されます。
ところで、お写真を拝見していると、ダウンライトやシーリン
グライトがたくさん登場します。 電球交換が大変ですね。