ご縁があって1階店舗付き住宅の建築設計をお願いしました。
計画が持ち上がったのは昭和の終わりでした。
思い起こせば、建築のお話や相談をさせて戴く中で、「設計はもちろんの事、建築が終わって建物が
竣工してからの方が建築士とはより深いお付き合いになります。」とおっしゃったのです。建築する
費用を始めとして色んなノウハウが必要となります。私にとって全ての事が初めてで、不安が募るば
かりでしたが、この言葉を聞いたとき、心穏やかになりホッとし安堵いたしました。
そしてコロナ禍の中、不安な日常が続いていますが、感染防止の一つとして空気の流れを作る事が
一番良いとの事。我が家は如何かと見ますと、しっかりと空気の流れがあるではありませんか!法令
で決まっている事項は色々とありますが、それに加えて細かいところまで行き渡った設計を、今に及
んで知ることとなり、非常に嬉しくなりました。
建築にあたり、施主として無理難題を申しました。素人的発想で、今思い返すと恥ずかしい限りです。が、それを誠実に受けとり汲みとってくださり、それを図面で表現し、建築という具体化した物
に表して下さり今に至ってます。
申し加えておきますと、阪神淡路大震災も難なく乗り越えました。我が家ではけが人は無しでした。
建物ももちろん無事でした。
それは、35年という長い月日が証明してくれた信頼関係の存在が証明された様に思います。
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