前面道路側に向かってバルコニーを大きく引き出して、空中に庭のような場所をつくっている。 そこはプライバシーやセキュリティが配慮された６．５畳分のスペースで、アウトドアダイニングを楽しんだり、植物を並べたり、夜風にあたりながらビールを飲んだり、天気のいい日にイスを出して読書したり、多用途に使える。その下に、建主の愛車をちょうど収めることもできる。 外部階段で直にアクセスするバルコニーは玄関ポーチを兼ねていて、そこから1階のホール・ダイニング・リビングへと徐々に下りながら空間が連続している。すべて合わせると３１畳の広さで、一番奥のリビングの天井高さは３．１mになる。 １階から２階は、本棚や収納スペースを備えた階段室を介して斜めに吹き抜けている。家全体がスキップフロアで繋がっていて、建主家族４人が互いの気配を感じられると同時に、２階個室に設けた内装ガラス窓の開閉で居心地を調整できる構成になっている。 敷地は間口が６m、面積が３０坪で、周囲には似た土地が並んでいた。法的条件からするとそこに建つ住宅のアウトラインも必然的に周囲と似たものになる状況だが、バルコニーには自由度が残されていたため、その作り方によって敷地と住宅の長所を最大限に引き出したいと考えた。 前面道路の向かいには植栽が整った低層の老人ホームがあり、敷地から見ると空への抜けが気持ち良い。したがって引き出したバルコニー腰壁の高さを先端で１．１mまで徐々に下げて開放感を持たせつつ、向かいの植栽を借景することにした。老人ホームは建ったばかりなのでしばらく風景は変わらないはずで、それは建主がこの敷地を購入した理由のひとつでもあった。竣工後から、さっそく様々な植物がバルコニーに持ち込まれていて、賑やかな雰囲気が生まれつつある。 １階は両脇に隣家が迫っているが、２階は隣家の屋根越しに日当たりがよく、そこから吹き抜けを伝って１階に柔らかな光が届く。窓を開ければ風が１階から２階へと通り抜けてゆく。吹き抜けの純度を高めるために、２階を支える見え掛かりの柱を取りやめて、代わりに鉄骨階段で支える構造としている。 内装は外装と連続感を持たせつつ、タイル・木・セメント系・塗装・リノリウムなどの素材を床・壁・天井で使い分けている。建主が素材選びに熱心だったこともあり、組み合わせの検討は念入りに行った。全体としてはシンプルで統一的な印象でありながら、各部に着目すると実は様々な表現や使い方が見えてくる、そんな奥行きを感じられる空間になればと考えた。 もっとも検討に時間をかけた外壁は質感のあるセメント系素材で包むように仕上げ、「引き出して」いる部分を異素材の塗装で切り替えている。 切り替え部分はシャープに見せるために既製品を使わず、工事現場で職人と相談して板金で専用に製作した。 アウトラインを街並みに馴染ませながら、独自の住み心地と存在感を持たせようと試みている。

View from South
デンバーにある中くらいなコンテンポラリースタイルのおしゃれな家の外観 (混合材サイディング、下見板張り) の写真

Lake Side Facade
ミルウォーキーにあるラグジュアリーなコンテンポラリースタイルのおしゃれな家の外観 (混合材サイディング、ウッドシングル張り) の写真

rear off addition with redwood siding, cement panels, and standing seam metal roof
サンフランシスコにある高級な小さなモダンスタイルのおしゃれな家の外観 (混合材サイディング) の写真

This residence is a study in simplicity; designed to maximize views and while creating a strong connection to the site.
他の地域にある高級な中くらいなミッドセンチュリースタイルのおしゃれな家の外観 (混合材サイディング、縦張り) の写真

デヴォンにあるコンテンポラリースタイルのおしゃれな家の外観 (混合材サイディング) の写真

土地探しからセットでリガードに依頼されたSさんご夫婦。2人の実家がある八王子市内で、「緑が多く駅近なエリア」という条件で見つけ出した理想的土地。ファサードは極力開口部の数を抑え、スタイリッシュな印象に。一部にあしらった羽目板のデザインがアクセントになっています。
東京都下にあるお手頃価格の中くらいなインダストリアルスタイルのおしゃれな家の外観 (混合材サイディング) の写真

非日常を味わう暮らし 今回の計画は、滋賀県長浜市の分譲地の一画にある角地の敷地、周囲はほぼ同時期に建てられた住宅街で本敷地は分譲地の入り口付近にある。クライアントの要望は、開放的で明るく非日常を感じることのできる暮らしであった。 そこで、外観は分譲地の入り口付近の角地ということと、要望にもあった非日常を感じる暮らしということもあり、白とグレーを基調とし、開口部を大胆にとった印象的な外観とした。 建物を印象づけることにより日常から非日常へ自然と意識させるデザインとなっている。 周囲からは、程よくプライバシーを確保できるよう中庭空間をもうけた。 内部の計画は、南面に大きく開けたリビングスペースを設け奥に入ればプライバシー空間となっており外に向かって開放的で明るい空間が広がっている。天井高もオープンスペースに行くほど高くなるよう設計し、より広がりを感じることができる。 オープンスペースとプライベートスペースを空間として分けることにより、日常では味わうことのできないゆったりとした空間となっている。 内部空間のしつらえは、グレーのモノトーンで配色を抑え、タイルやセラミック素材を使い 落ち着きのある空間とした。 日々の生活に追われた日常の生活と、旅行などで感じることのできる非日常のリラックス した空間、現状、なかなか外出することもできない時代のなかで、住居部分に非日常を感じゆったりと過ごすことのできる空間を設けることで、より豊かに暮らすことのできる住宅となった。

デンバーにある高級な中くらいなコンテンポラリースタイルのおしゃれな家の外観 (混合材サイディング、下見板張り) の写真

Front entry alcove.
バンクーバーにあるビーチスタイルのおしゃれな家の外観 (混合材サイディング、混合材屋根、ウッドシングル張り) の写真

他の地域にあるモダンスタイルのおしゃれな家の外観 (混合材サイディング、縦張り) の写真

Exposed steel beam entry with horizontal wood siding of random sizes and depths and stucco combination for a nice modern palette of mixed materials. http://ZenArchitect.com

ブリスベンにあるお手頃価格のコンテンポラリースタイルのおしゃれな家の外観 (混合材サイディング、縦張り) の写真

Loft-style addition to accommodate multi-generational living.
バンクーバーにあるビーチスタイルのおしゃれな家の外観 (混合材サイディング、混合材屋根、ウッドシングル張り) の写真

The clients wanted to renovate and add to their newly purchased home. Their goal was to modernize and enhance the street presence and interior planning and finishes to suit their needs. A new, partially submerged garage was added which created a sunny rooftop patio level with the new open plan living, dining and kitchen area. A master suite, guest suite, and media room were included in the new layout.

前面道路側に向かってバルコニーを大きく引き出して、空中に庭のような場所をつくっている。 そこはプライバシーやセキュリティが配慮された６．５畳分のスペースで、アウトドアダイニングを楽しんだり、植物を並べたり、夜風にあたりながらビールを飲んだり、天気のいい日にイスを出して読書したり、多用途に使える。その下に、建主の愛車をちょうど収めることもできる。 外部階段で直にアクセスするバルコニーは玄関ポーチを兼ねていて、そこから1階のホール・ダイニング・リビングへと徐々に下りながら空間が連続している。すべて合わせると３１畳の広さで、一番奥のリビングの天井高さは３．１mになる。 １階から２階は、本棚や収納スペースを備えた階段室を介して斜めに吹き抜けている。家全体がスキップフロアで繋がっていて、建主家族４人が互いの気配を感じられると同時に、２階個室に設けた内装ガラス窓の開閉で居心地を調整できる構成になっている。 敷地は間口が６m、面積が３０坪で、周囲には似た土地が並んでいた。法的条件からするとそこに建つ住宅のアウトラインも必然的に周囲と似たものになる状況だが、バルコニーには自由度が残されていたため、その作り方によって敷地と住宅の長所を最大限に引き出したいと考えた。 前面道路の向かいには植栽が整った低層の老人ホームがあり、敷地から見ると空への抜けが気持ち良い。したがって引き出したバルコニー腰壁の高さを先端で１．１mまで徐々に下げて開放感を持たせつつ、向かいの植栽を借景することにした。老人ホームは建ったばかりなのでしばらく風景は変わらないはずで、それは建主がこの敷地を購入した理由のひとつでもあった。竣工後から、さっそく様々な植物がバルコニーに持ち込まれていて、賑やかな雰囲気が生まれつつある。 １階は両脇に隣家が迫っているが、２階は隣家の屋根越しに日当たりがよく、そこから吹き抜けを伝って１階に柔らかな光が届く。窓を開ければ風が１階から２階へと通り抜けてゆく。吹き抜けの純度を高めるために、２階を支える見え掛かりの柱を取りやめて、代わりに鉄骨階段で支える構造としている。 内装は外装と連続感を持たせつつ、タイル・木・セメント系・塗装・リノリウムなどの素材を床・壁・天井で使い分けている。建主が素材選びに熱心だったこともあり、組み合わせの検討は念入りに行った。全体としてはシンプルで統一的な印象でありながら、各部に着目すると実は様々な表現や使い方が見えてくる、そんな奥行きを感じられる空間になればと考えた。 もっとも検討に時間をかけた外壁は質感のあるセメント系素材で包むように仕上げ、「引き出して」いる部分を異素材の塗装で切り替えている。 切り替え部分はシャープに見せるために既製品を使わず、工事現場で職人と相談して板金で専用に製作した。 アウトラインを街並みに馴染ませながら、独自の住み心地と存在感を持たせようと試みている。

名古屋にあるモダンスタイルのおしゃれな家の外観 (混合材サイディング、長方形) の写真

他の地域にある低価格の小さな北欧スタイルのおしゃれな家の外観 (混合材サイディング、縦張り) の写真

Arrowhead One Community mid development view over Arrowhead Lake featuring solar panel roofs.
他の地域にある高級なモダンスタイルのおしゃれな家の外観 (混合材サイディング) の写真