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家族の新生活をラクにする整理収納術
整理収納アドバイザーが、家族の新生活をサポートしてくれる整理整頓のポイントを紹介します。子供にばかり目がいきがちですが、自身も子育て中の上原さんがアドバイスする最大のポイントとは?

nananohana
2018年3月30日
キッチン、ダイニング、リビングなどの生活空間をトータルプロデュースしています。
生活にちょっとした幸せを届けられるようなサポーターを目指してます。
使いやすいキッチンや落ち着けるダイニング作りのお手伝いから、楽しい食事やテーブルコーディネートのアイデアをご提案します。キッチン整理の際の、まだ使えるあまり食材を、持ち寄ってみんなで作って食べるといったサルベージ・パーティの企画開催も行っています。
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お子さんが幼稚園や保育園、そして学校に通い始めたり、新たなチャレンジをしたりと、生活に変化のある春。新しい生活に慣れるまでは何かとバタバタしてしまいがち。少しでも時間に余裕をつくるには、生活の中の優先順位を考えて、それに合った整理収納を実践することがポイントです。できるだけ負担を減らして新生活を楽しみましょう。今回は、朝の準備をスムーズにする収納法やストレスを減らすことができる整理収納についてご紹介します。
子供ができることを増やす
幼稚園や保育園が始まると、朝食準備に加え、お弁当や着替えを用意したり、授業やイベントで使うものを用意したりと、何かと忙しくなるもの。そんなとき、子供が少しでも自分で用意をしてくれると、朝の準備に余裕が持てます。子供の目につく場所にわかりやすく、かばん、帽子、靴などをアイテムごとに分け、自分でできる収納に。ワンアクションで出し入れが可能なことが大切です。こちらは、階段が椅子の代わりになり、幼い子供でも腰を掛けて靴を履けるので、とても便利です。
幼稚園や保育園が始まると、朝食準備に加え、お弁当や着替えを用意したり、授業やイベントで使うものを用意したりと、何かと忙しくなるもの。そんなとき、子供が少しでも自分で用意をしてくれると、朝の準備に余裕が持てます。子供の目につく場所にわかりやすく、かばん、帽子、靴などをアイテムごとに分け、自分でできる収納に。ワンアクションで出し入れが可能なことが大切です。こちらは、階段が椅子の代わりになり、幼い子供でも腰を掛けて靴を履けるので、とても便利です。
すべての園グッズを収納するスペースがない場合は、これだけはという優先順位を決めます。例えば、かばんや帽子の収納スペースを、身長に合わせて玄関につくってもよいでしょう。
園や学校によっては、毎日の服選びが必要になります。クローゼットも、身長に合わせて、ひと目でわかる収納を心がけましょう。服を重ねすぎず、1日分の服をセットしてしまえば、子供にとっては選びやすく、自分で着てくれます。
忙しい朝のストレスを減らす
春からお弁当持参の場合、朝の忙しい時間のなかでなるべく短時間で作りたい、と誰もが思うでしょう。まずはキッチンの収納を見直すことです。毎回使うフライパンやボウルなどを、少ないアクションで取り出せるか、ほとんど使っていない調理器具はないか、などを検討して、すっきりとしたキッチンにすることが肝心。いつも使う道具は、シンク上に見せる収納にすると、すぐに使えてアクション数を減らせます。ただ、散らかった印象をなくして統一感を出すためには、全体のバランスを考え、色や素材を揃える必要があります。
春からお弁当持参の場合、朝の忙しい時間のなかでなるべく短時間で作りたい、と誰もが思うでしょう。まずはキッチンの収納を見直すことです。毎回使うフライパンやボウルなどを、少ないアクションで取り出せるか、ほとんど使っていない調理器具はないか、などを検討して、すっきりとしたキッチンにすることが肝心。いつも使う道具は、シンク上に見せる収納にすると、すぐに使えてアクション数を減らせます。ただ、散らかった印象をなくして統一感を出すためには、全体のバランスを考え、色や素材を揃える必要があります。
次に家にあるお弁当グッズをチェックし、毎朝使うものだけを、動線を考えて使いやすい位置に収納します。例えば、毎日お弁当という子供の使用頻度の高いものだけ、キッチンカウンターの収納や吊り戸棚など、手の届きやすい場所にしまいます。運動会や親子遠足などで使う使用頻度の低いものは、必ずしもキッチンにしまう必要はありません。お弁当で使うピックや仕切り用カップ、包む布や保冷バックなどもセットにして収納すると、手間が省けて時短になります。
朝の身支度ではありませんが、毎朝子供が遊んだものの片付けに困っている場合は、普段使うお気に入りの絵本やおもちゃをいくつかキッチンの近くに収納してみましょう。そうすると遊ばせながら朝の準備ができ、遊び終わった後もすぐに片付けることができます。ポイントは、数を限定して、定期的に入れ替えること。
園や学校の生活が始まり、洗濯物が増える場合、まずは洗濯機まわりの、洗剤や柔軟剤、ハンガーや洗濯バサミが使いやすい場所にあるかを見直します。来客の目の届かないプライベート空間であれば、写真のようにハンガーの収納場所をいつも使う物干し竿に出しておく方法があります。この場合は、ハンガーの定位置が物干し竿ということになりますが、色や素材を統一することで、ハンガーが出ているという印象を和らげてくれます。
こちらの写真は、普段隠してしまいがちな洗濯グッズを使いやすく、しかも素敵に見せている好例です。洗濯を干して、取り込んで、アイロンを掛けるという作業を同じ場所ででき、しかも使った道具をその場にしまえるので、とても時短になり便利です。
新生活がスタートしたあとを想定
次は、春の新生活をよりスムーズに送るため、また新しい環境でのストレスを減らすために、ぜひおすすめしたい整理収納についてご紹介します。
次は、春の新生活をよりスムーズに送るため、また新しい環境でのストレスを減らすために、ぜひおすすめしたい整理収納についてご紹介します。
最近では、リビングやダイニングで学校の宿題や勉強をする子が増えています。まず、よく使用する場所の近くに文房具の収納場所を決めます。さらに鉛筆や消しゴム、ハサミやテープなどがひと目でわかるように、定位置を決めて収納することが重要です。
後回しになってしまいがちな、下着や靴下などの収納も見直します。まずはゴムが伸びていないか、穴が開いていないかなどをチェックし、1週間の洗濯回数や着替えの回数から必要枚数を考え、着替える場所に収納。家族のものを1つの収納家具、もしくは収納場所にしまう場合、背の順に収納場所を決めると、子供が自分で収納しやすく、着替えやすくなります。
何よりもまず大人から
新生活というと、見守る大人より子供の生活を整えることを考えてしまいますが、実は子供だけではうまくいきません。大人がバタバタしていては、子供はなかなか新しい生活に馴染めず、忘れ物をしてしまったり、体調を崩したりしがち。大人は時間に余裕を持って、心にゆとりを持って接することを心がけましょう。大人の朝の身支度を短時間で済ませられるよう、身だしなみコーナーの収納を整理し直し、使っていなかったものや肌に合わないものは、思い切って処分します。
新生活というと、見守る大人より子供の生活を整えることを考えてしまいますが、実は子供だけではうまくいきません。大人がバタバタしていては、子供はなかなか新しい生活に馴染めず、忘れ物をしてしまったり、体調を崩したりしがち。大人は時間に余裕を持って、心にゆとりを持って接することを心がけましょう。大人の朝の身支度を短時間で済ませられるよう、身だしなみコーナーの収納を整理し直し、使っていなかったものや肌に合わないものは、思い切って処分します。
実は、薬の収納も大切です。新しい生活が始まると慣れないところでつまずいて、軽い怪我をしたり、ストレスから頭痛や腹痛を起こしたりすることも。そのためにも薬の収納を確認します。期限切れの薬はないか、絆創膏や消毒液は足りているかをチェックして、必要なものだけをわかりやすく収納しましょう。
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