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衣替えをしない整理収納方法とは? 暮らしやすい家をめざして
季節の変わり目の衣替えは家族がいればなおさら大仕事です。衣替えをしなくて済む収納方法を試してみませんか?
nananohana
2021年6月11日
キッチン、ダイニング、リビングなどの生活空間をトータルプロデュースしています。
生活にちょっとした幸せを届けられるようなサポーターを目指してます。
使いやすいキッチンや落ち着けるダイニング作りのお手伝いから、楽しい食事やテーブルコーディネートのアイデアをご提案します。キッチン整理の際の、まだ使えるあまり食材を、持ち寄ってみんなで作って食べるといったサルベージ・パーティの企画開催も行っています。
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我が家には広い収納スペースがあるわけではありませんが、私自身、衣替えはほとんどしません。ではどのようなプロセスを踏めば限られた収納スペースでも衣替えをしなくて済むのか、実際に我が家の収納方法の写真も混ぜてご紹介していきます。
「衣替えいらず」は3ステップで
まず、自分や家族のライフスタイルと向き合います。次にその生活の中で、実際に着ている服、似合っている服はどれか確認します。
そして、実際に使うときを考えて適した場所に収納し、スペースが足りなければ、適正量を見直すと衣替えいらずの収納となります。それでは具体的な方法をみていきましょう。
まず、自分や家族のライフスタイルと向き合います。次にその生活の中で、実際に着ている服、似合っている服はどれか確認します。
そして、実際に使うときを考えて適した場所に収納し、スペースが足りなければ、適正量を見直すと衣替えいらずの収納となります。それでは具体的な方法をみていきましょう。
使うか使わないかで分類する
整理収納の基本は、まず使うものと、使わないものを分類することです。「いる、いらない」で分けるのではなく、使っているかどうかで分類します。
例えば、礼服やスーツなど、年に一度でも使う服は、「使う服」として分類します。分類に迷ったときは、過去一年間に着ているかで考えます。まったく着ていない服は、今後も着る可能性が低いでしょう。それでも手放せないなら、もう一度袖を通し、今の自分に似合うかどうかで判断します。
Houzzで片付け・収納アドバイザーを探す
整理収納の基本は、まず使うものと、使わないものを分類することです。「いる、いらない」で分けるのではなく、使っているかどうかで分類します。
例えば、礼服やスーツなど、年に一度でも使う服は、「使う服」として分類します。分類に迷ったときは、過去一年間に着ているかで考えます。まったく着ていない服は、今後も着る可能性が低いでしょう。それでも手放せないなら、もう一度袖を通し、今の自分に似合うかどうかで判断します。
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収納場所を決める
洋服は日頃の行動を考えて収納する場所を決めます。朝起きてすぐに着替えるなら、寝室に洋服を収納しましょう。そうすれば時間のない朝でも、朝起きて寝室を出るときには、着替えが完了しています。寒い季節ならなおさら、さっと着替えられます。
洋服は日頃の行動を考えて収納する場所を決めます。朝起きてすぐに着替えるなら、寝室に洋服を収納しましょう。そうすれば時間のない朝でも、朝起きて寝室を出るときには、着替えが完了しています。寒い季節ならなおさら、さっと着替えられます。
仕事が忙しかったり共働きだったりすると、短時間で洗濯から収納までパパッと済ませたいでしょう。そんな人には、ランドリースペースの近くに衣類を収納することをおすすめします。ただ、ランドリースペースまで服を取りに行く必要があるので、家族の同意が必要になるかもしれません。
使いやすくおしゃれな洋服収納のアイデア
使いやすくおしゃれな洋服収納のアイデア
子供服の収納場所
幼少期は大人が用意をしてあげるので、管理する人にとって便利な方法でよいですが、成長して自分で用意をするようになったら、子どもが寝る場所の近くに収納するのがポイント。我が家では、学校の準備をするときに、次の日に着る服も用意し、いつも枕元に置いて寝ています。
幼少期は大人が用意をしてあげるので、管理する人にとって便利な方法でよいですが、成長して自分で用意をするようになったら、子どもが寝る場所の近くに収納するのがポイント。我が家では、学校の準備をするときに、次の日に着る服も用意し、いつも枕元に置いて寝ています。
下着やパジャマの収納場所
お風呂上がりに下着やパジャマをすぐ着る人は、洋服と同じところに収納するのではなく、脱衣所に収納すると便利です。寒い季節のお風呂上がりに履く厚手の靴下やガウンなども、一緒にしまいましょう。
お風呂上がりに下着やパジャマをすぐ着る人は、洋服と同じところに収納するのではなく、脱衣所に収納すると便利です。寒い季節のお風呂上がりに履く厚手の靴下やガウンなども、一緒にしまいましょう。
服の収納方法
最近人気のかける収納は、たたむ作業がいらないのでとても効率的です。ただしこの方法は、アウターだけでなくインナーなどもかけるため、かなり大きな収納スペースが必要になります。
上の写真のように、かける収納とたたむ収納を組み合わせる人もいるでしょう。このとき引き出しは、アイテム別に立てて収納しましょう。開けたときに、所有枚数や何を持っているか一目瞭然になります。服を立てて収納すると倒れやすいので、仕切りとしてブックエンドを使う人もいますが、引き出す方向に対して垂直に立てて並べると、仕切りがなくても倒れづらくなります。
最近人気のかける収納は、たたむ作業がいらないのでとても効率的です。ただしこの方法は、アウターだけでなくインナーなどもかけるため、かなり大きな収納スペースが必要になります。
上の写真のように、かける収納とたたむ収納を組み合わせる人もいるでしょう。このとき引き出しは、アイテム別に立てて収納しましょう。開けたときに、所有枚数や何を持っているか一目瞭然になります。服を立てて収納すると倒れやすいので、仕切りとしてブックエンドを使う人もいますが、引き出す方向に対して垂直に立てて並べると、仕切りがなくても倒れづらくなります。
子供服の収納方法
子供服は、アイテム別に立てて、さらに色別に並べ替えます。こうすると服のアイテムや枚数を把握できます。子供が成長して自分で服を用意するようになったら、収納スペースに余裕をもたせ、一目で何があるかわかるようにしてあげます。
また、我が家では洋服を購入するときにテイストやカラーを限定しています。お出かけのときに、家族みんなの色のトーンが合わせやすいという利点があるからです。家族が多いと、色味やトーンがバラバラの服を着ているより、トータルでコーディネートされているほうがおしゃれに見えますし、印象もよくなります。出かける前のバタバタしているときでも、子供に服の用意を安心して任せられます。
子供服は、アイテム別に立てて、さらに色別に並べ替えます。こうすると服のアイテムや枚数を把握できます。子供が成長して自分で服を用意するようになったら、収納スペースに余裕をもたせ、一目で何があるかわかるようにしてあげます。
また、我が家では洋服を購入するときにテイストやカラーを限定しています。お出かけのときに、家族みんなの色のトーンが合わせやすいという利点があるからです。家族が多いと、色味やトーンがバラバラの服を着ているより、トータルでコーディネートされているほうがおしゃれに見えますし、印象もよくなります。出かける前のバタバタしているときでも、子供に服の用意を安心して任せられます。
アウター収納
アウターは、着る場所を考えて玄関近くのクローゼットに収納するか、使用頻度を考慮し、寝室のクローゼットに収納します。季節外の服は、繰り返し使える布製のカバーをかければ、埃をかぶることもありません。
アウターは、着る場所を考えて玄関近くのクローゼットに収納するか、使用頻度を考慮し、寝室のクローゼットに収納します。季節外の服は、繰り返し使える布製のカバーをかければ、埃をかぶることもありません。
子供のアウター収納は、自分でしまえるように背の高さに合わせてあげると便利です。背の高さに合わせられないのであれば、アウター収納専用の踏み台を用意してあげましょう。
適正量を考える
分類をして、収納場所を決めてもしまいきれないときは、適正量を見直しましょう。適正量は、一定の基準があるわけではなく、その人のライフスタイルや価値観などで変化するものなので、自分に合った合理的な適正量を考えることが大切です。例えば、一週間に洗濯をする頻度や着用の頻度で決定します。
分類をして、収納場所を決めてもしまいきれないときは、適正量を見直しましょう。適正量は、一定の基準があるわけではなく、その人のライフスタイルや価値観などで変化するものなので、自分に合った合理的な適正量を考えることが大切です。例えば、一週間に洗濯をする頻度や着用の頻度で決定します。
しかし、ライフスタイルや価値観にもとづいて自分で判断するのは、とても難しく、時間や労力がかかります。まずは、収納スペースに入る分を自分の適正量と決め、その限られたスペースの中で、自分のライフスタイルに最適な洋服を、優先順位をつけて収納してみてください。それでも難しいときは、整理収納のプロに相談に乗ってもらう方法もあります。
収納スペースと折り合いをつけて自分の適正量がわかると、その後の整理収納がとても簡単になります。洋服だけでなく、ほかのスペースの収納にも同じ考え方を応用できるので、収納に頭を悩ませているなら、一度自分の適正量を把握してみましょう。
収納スペースと折り合いをつけて自分の適正量がわかると、その後の整理収納がとても簡単になります。洋服だけでなく、ほかのスペースの収納にも同じ考え方を応用できるので、収納に頭を悩ませているなら、一度自分の適正量を把握してみましょう。
子供服の適正量
子供服は、成長とともにすぐに着れなくなります。そのため、1日に何回も着替えるような時期以外は、最小限の量にしたいものです。我が家では、最小限は1週間分と決めて収納し、そのあと収納スペースの余白をみて買い足すか考えます。
子供服は、成長とともにすぐに着れなくなります。そのため、1日に何回も着替えるような時期以外は、最小限の量にしたいものです。我が家では、最小限は1週間分と決めて収納し、そのあと収納スペースの余白をみて買い足すか考えます。
服のレンタル
収納家具が小さく、どうしても自分に合った適正量の服が収納できない場合、かさばるコートや冠婚葬祭用の服などは、レンタルしてもよいでしょう。
収納家具が小さく、どうしても自分に合った適正量の服が収納できない場合、かさばるコートや冠婚葬祭用の服などは、レンタルしてもよいでしょう。
服のリサイクル
思い切って手放すと決めても捨てるのは忍びないと思うなら、服のリサイクルに出しましょう。最近ではリサイクルショップだけでなく、新品を扱う洋服屋さんが古着を回収してくれます。ショップの商品券と交換してくれるところもあります。お買い物に行くついでに持っていけるように、古着専用のバッグを用意しておきましょう。
収納・片付け・家事の記事をもっと読む
思い切って手放すと決めても捨てるのは忍びないと思うなら、服のリサイクルに出しましょう。最近ではリサイクルショップだけでなく、新品を扱う洋服屋さんが古着を回収してくれます。ショップの商品券と交換してくれるところもあります。お買い物に行くついでに持っていけるように、古着専用のバッグを用意しておきましょう。
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