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「これでいい!」と思える、無理のない片付けのポイント
SNSや雑誌に載っている素敵なお宅のように完璧に片付けられなくて、自己肯定感が低くなっている?自分のペースで、楽な気持ちで片付けを続けるコツをご紹介します。
栗原晶子|Akiko Kurihara
2021年12月6日
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。
また、エンタメ好きとして演劇や映画に関するライティングも手がけています。
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。... もっと見る
片付けのゴールとはなんでしょう? 実は片付けにゴールはありません。そして正解もありません。なのに、正解を求めて時には片付けがうまくいかないことで、自分にダメ出しをしたり、思い詰めてしまう人がいます。
自分の家のこと、日々の暮らしの一番近い部分にあることだからこそ、「これでいい」と思える片付け基準を知りましょう。
自分の家のこと、日々の暮らしの一番近い部分にあることだからこそ、「これでいい」と思える片付け基準を知りましょう。
ざっくりでいい
片付け=整えることと捉えている人は少なくありません。もちろん、家の中のものが整えられていれば、見た目がよく、清々しく感じられますが、きちんと整えられていなければ片付いている家とは言えないとは思わなくてOK。
例えば用途に合わせて使いやすい位置に配置したボックスの中は、極端に取り出しにくいのでなければざっくりでもかまいません。出し入れの多いものをきちんと並べて入れないといけないというルールにすると、それが億劫になって別の場所で山になっていたり、元の場所に戻しにくくなってしまいます。
洗濯ものをきちんと畳んで立つように並べなくてはいけないと思い込んでいる人は、いっそのことハンガーにかけたまま収納する方法を選べばいいのです。
片付け=整えることと捉えている人は少なくありません。もちろん、家の中のものが整えられていれば、見た目がよく、清々しく感じられますが、きちんと整えられていなければ片付いている家とは言えないとは思わなくてOK。
例えば用途に合わせて使いやすい位置に配置したボックスの中は、極端に取り出しにくいのでなければざっくりでもかまいません。出し入れの多いものをきちんと並べて入れないといけないというルールにすると、それが億劫になって別の場所で山になっていたり、元の場所に戻しにくくなってしまいます。
洗濯ものをきちんと畳んで立つように並べなくてはいけないと思い込んでいる人は、いっそのことハンガーにかけたまま収納する方法を選べばいいのです。
捨てなくてもいい
捨てなければ片付かないと考え、それが辛くてなかなか片付けられないという人もいます。そんな人は「捨てなくてもいい」と考えてください。
ではどうするか?目の前の片付かないものをわけましょう。種類、所有者、使うタイミング、使う場所、さまざまな基準でわけてみます。
使うものではなく飾るものの場合は?今、飾りたいもの、季節に合わせて飾りたいもの、この先飾る予定はないもの、などの基準でわけます。
捨てなくてもいいと一度自分にメッセージした上でわければ、案外もう手放してもいいかと割り切れるものも出てくることがあります。迷うものは、一時保留扱いにして、一か所に集めておきましょう。
捨てなければ片付かないと考え、それが辛くてなかなか片付けられないという人もいます。そんな人は「捨てなくてもいい」と考えてください。
ではどうするか?目の前の片付かないものをわけましょう。種類、所有者、使うタイミング、使う場所、さまざまな基準でわけてみます。
使うものではなく飾るものの場合は?今、飾りたいもの、季節に合わせて飾りたいもの、この先飾る予定はないもの、などの基準でわけます。
捨てなくてもいいと一度自分にメッセージした上でわければ、案外もう手放してもいいかと割り切れるものも出てくることがあります。迷うものは、一時保留扱いにして、一か所に集めておきましょう。
リセットはマイペースでいい
片付けは日々の積み重ね、毎日キレイにしておかなくてはならないと思い込んでいる人もいるかもしれません。ライフスタイルはさまざまです。小さいお子さんがいて片付けに手が回らない、平日は帰宅時間が遅いので週末しか片付け出来ない、さまざまな理由が考えられますが、リセットはあくまでも自分のライフスタイルを考慮してマイペースで進めればいいのです。
自分の現状と出来そうなペースを一度じっくり考えてみましょう。ペースがつかめれば、片付けていない自分を責めたりする必要もなくなります。肩の力を抜いて、自分の片付けペースをつかみましょう。
Houzzで片付け・収納アドバイザーを探す
片付けは日々の積み重ね、毎日キレイにしておかなくてはならないと思い込んでいる人もいるかもしれません。ライフスタイルはさまざまです。小さいお子さんがいて片付けに手が回らない、平日は帰宅時間が遅いので週末しか片付け出来ない、さまざまな理由が考えられますが、リセットはあくまでも自分のライフスタイルを考慮してマイペースで進めればいいのです。
自分の現状と出来そうなペースを一度じっくり考えてみましょう。ペースがつかめれば、片付けていない自分を責めたりする必要もなくなります。肩の力を抜いて、自分の片付けペースをつかみましょう。
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あるものを再利用してもいい
収納用品がないと片付かない、と思っている人も多いですね。逆に収納用品があれば片付くと思い、収納用品を先に買い込んだまま着手出来ていない人もいるかもしれません。
収納はまず身の回りにあるものを使えばいいのです。例えば紙袋、空き箱や、通販で届いた段ボールでも大丈夫。もちろん以前購入して使いきれていない収納用品があれば、それで代用しましょう。
大切なのは、まずモノを混在させずに分けて収納し、そこから出し入れする習慣を作ること。それが出来た上で例えばリビング周りは、色や素材が揃った収納用品でまとめたい、など、希望や理想が見えてきたら、スペースをしっかり把握した上でサイズを確認しながら収納用品を手に入れていきましょう。
収納用品がないと片付かない、と思っている人も多いですね。逆に収納用品があれば片付くと思い、収納用品を先に買い込んだまま着手出来ていない人もいるかもしれません。
収納はまず身の回りにあるものを使えばいいのです。例えば紙袋、空き箱や、通販で届いた段ボールでも大丈夫。もちろん以前購入して使いきれていない収納用品があれば、それで代用しましょう。
大切なのは、まずモノを混在させずに分けて収納し、そこから出し入れする習慣を作ること。それが出来た上で例えばリビング周りは、色や素材が揃った収納用品でまとめたい、など、希望や理想が見えてきたら、スペースをしっかり把握した上でサイズを確認しながら収納用品を手に入れていきましょう。
「すごい!」と言っていい
片付けは出来て当たり前と誰よりも自分で思い込んでいるかもしれません。または、家族や周りの人にそう刷り込まれてきたのではないでしょうか。出来て当たり前のことだとしても、出来たことは「すごい」と言っていいのです。「今日もサクッとキッチン周りを片付けた、すごい!」、「お風呂を出る時にお風呂場をきれいにした、すごい!」いつものことであってもすごいと言っていいのです。
家族同士でも、「すごい!」と褒めあったり、「ありがとう」と感謝し合うことで、当たり前が価値のあることにワンランクアップするはずです。
片付けは出来て当たり前と誰よりも自分で思い込んでいるかもしれません。または、家族や周りの人にそう刷り込まれてきたのではないでしょうか。出来て当たり前のことだとしても、出来たことは「すごい」と言っていいのです。「今日もサクッとキッチン周りを片付けた、すごい!」、「お風呂を出る時にお風呂場をきれいにした、すごい!」いつものことであってもすごいと言っていいのです。
家族同士でも、「すごい!」と褒めあったり、「ありがとう」と感謝し合うことで、当たり前が価値のあることにワンランクアップするはずです。
誰かと比較しなくていい
世の中に数多ある素敵なお部屋、片付いた家、収納テクニックを見ては、自分は出来ていないと思っていませんか? リセットはマイペースでいいとお伝えしたように、誰かと比較して落ち込む必要はありません。
もちろんお手本にしたり、真似してみるのも片付けに取り組むモチベーションになる場合がありますからOK。でも、キレイに整った写真や動画を見たとしても、それはその人の暮らしのほんの一コマです。比較して落ち込んだり、自分には無理だとあきらめる必要はありません。
世の中に数多ある素敵なお部屋、片付いた家、収納テクニックを見ては、自分は出来ていないと思っていませんか? リセットはマイペースでいいとお伝えしたように、誰かと比較して落ち込む必要はありません。
もちろんお手本にしたり、真似してみるのも片付けに取り組むモチベーションになる場合がありますからOK。でも、キレイに整った写真や動画を見たとしても、それはその人の暮らしのほんの一コマです。比較して落ち込んだり、自分には無理だとあきらめる必要はありません。
「これでいい」と一度自分にGOサインを出せば、出来ないとか面倒だと思っていた片付けへのハードルは低くなります。ひょっとしたら片付けられない自分のことが嫌いだと思っていた人もそのループから抜けられるはず。マイペースでいきましょう。
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